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【クリエイター仕事図鑑】クリエイターにはどんな職種がある?仕事内容や必要なスキル、平均年収などまとめて紹介します!
クリエイターとは、企画力やアイデアを活かして制作する方を主に指します。一口にクリエイターと言ってもその種類は様々です。なんとなく「クリエイターになりたい!」と憧れを抱く人も多いのではないでしょうか。本記事ではクリエイターと呼ばれる仕事にはどんな種類があるのか解説します!
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目次
クリエイターとは?
クリエイターとは、自分の持っている能力やスキルを、目に見えるモノとして形にすることを仕事とする人のことです。
自信の価値観を表現するアーティスティックな作品を世に出すクリエイターもいれば、クライアントのニーズや目的に合わせたものをデザインにおとして形にするクリエイターもいます。
また、企画や現場の指揮を執るような監督ポジションもあれば、その脇で現場の細かな仕事を担当している人もクリエイターと言えます。
このように一概にクリエイターといってもその種類は様々です。
今回はそんなクリエイターの中でも、Web業界で活躍するクリエイターにスポットを当て「どんなクリエイター職種があるか」「どんな役割を担っているのか」ご紹介します。
【クリエイター職種図鑑】指揮・管理ポジション
Webプロデューサー
Webプロデューサーは、Webサイトの企画から制作・運営までのプロジェクト全体を統括する最高責任者です。
クライアントへニーズのヒアリングを行い、要件定義、企画書の作成、プレゼンなどの上流工程や進行管理などの役割を担います。
予算や納期の管理、プロジェクトメンバーの選定など、全体を俯瞰し会社の売上や目標達成に向けて事業を推進させていくこと、これがWebプロデューサーの仕事です。
クライアントから正確に要望を聞き出したり、現場のメンバーに的確な指示を伝えたりする場面が多いので、コミュニケーション能力やマネジメントスキルが必要となります。
平均年収 450万~700万円
Webディレクター
Webディレクターは、Webデザイナーやプログラマーなどの制作スタッフをまとめ、プロジェクトの進捗や品質管理などのディレクションを行う現場監督です。
メンバーの人選、制作スケジュールの調整・管理や制作物のクオリティチェックなどを担当します。
いくつかのプロジェクトを並行して指揮・管理することが多いため、効率よくプロジェクトを進め、問題が起きた際に瞬時に状況を判断する論理的思考力/問題解決能力が必要となります。
また、Webプロデューサーと比べてより現場のメンバーとのコミュニケーションが密になるため、円滑に仕事ができる環境を作るためのホスピタリティマインドも求められる仕事です。
平均年収 400万~650万円
アートディレクター
アートディレクターは、Webサイトや広告、雑誌、ゲームなどの制作でデザインの中心を担う責任者です。
クライアントやプロデューサーと企画の方向性やコンセプトを考えた後に、そこに合わせた視覚表現を考えデザイナーに伝達する役割を担います。
コンテンツのクオリティを一つ一つチェックし、統一感を整えてより完成度の高い作品を作っていく仕事です。
「アート」ディレクターと言われるだけあって、デザインやプログラミングの知識のみならず、写真や映像・フォントなどの知識や色彩感覚なども求められます。
平均年収 300万~550万円
【クリエイター職種図鑑】制作・デザインポジション
Webデザイナー
Webデザイナーは、Webページ制作にあたってデザインを担当する仕事です。
ホームページやサイトのコンセプトを考えたり、コンテンツのレイアウトや配色などを決めたりと、デザインに関する企画から構築まで幅広い業務に携わります。
また、「Photoshop」や「Illustrator」などのグラフィックソフトを使って、画像処理や写真加工をするのも仕事です。
直接ユーザーの目に留まる部分のデザインを任される仕事なので、常に見やすさを意識したUI/UXを考える必要があります。
先に挙げたような編集ソフトに加え、「jQuery」や「Javascript」など動的なページを作成できる技術を持っていると市場価値を上げることができるでしょう。
平均年収 300万~550万円
UIデザイナー
UIとは、ユーザーインターフェース=ユーザーが機械に触れる際に操作する部分のことを指します。
UIデザイナーとは、サイト設計の際に「コンテンツをどこに配置すればユーザーが閲覧しやすくなるか」など導線を考えてUIをデザインする仕事です。
「Photoshop」や「Illustrator」に加え、UI設計に特化した「Sketch」というソフトも身に着けておくと活躍の場が広がります。
また、実装面や、タップ・クリックなどの動的コンテンツの挙動などUXを考慮したデザインを生み出すスキルも必要です。
平均年収 350万~650万円
UXデザイナー
UXとは、ユーザーエクスペリエンス=サービスや製品を使用した際に得られる体験のことを指します。
UXデザイナーとは、「どうしたら使いやすいサイトになるか」などユーザーの快適さを考えて、画面や機能、操作方法をデザインする仕事です。
単純なUI・UXデザインに留まらず、クリックした後に現れる画面やシステムの反応・動きなども考慮したデザインが必要となります。
また、ユーザーの体験をデザインする仕事なので、心理学や人類学など様々な領域に対する知識を持つことも求められます。
平均年収 350万~650万円
フロントエンドエンジニア
フロントエンドエンジニアは、Webサイトやアプリ開発の中で利用者が直接触れる要素を担う技術者です。
企業によってはマークアップエンジニア・HTMLコーダーと呼び方を区分しているところもあります。「Javascript」や「CSS」などの知識やスキルの幅で異なってきます。
Webページをはじめ、画像素材の作成やデザイン設計など、Webデザイナーが考えたデザインをWebサイトに表示できる形にする仕事です。
先に挙げた言語に加え、「HTML5」や「React.js」などの技術や「Photoshop」「Illustrator」などのツールを扱うスキルは欠かせません。
平均年収 400万~800万円
HTMLコーダー
HTMLコーダーはフロントエンドと同じく、Webデザイナーが制作したサイトデザインを、Web上にコーディングしていくポジションです。
「HTML」や「CSS」などの言語を用いてコーディングするため、HTMLコーダー・Webコーダーと呼ばれています。
テキスト・文書に見出しやハイパーリンクなどのタグ付けを行ったり、サイト公開後に画像や原稿の修正などの更新・保守作業も仕事の一つです。
例えばブラウザはそれぞれCSSの表示に違いがあるため、どのブラウザでも正常にサイトが表示されるように、複数のブラウザに対応できる能力が必要です。
また、他職種とのやり取りをスムーズに行うためにも、「Javascript」や「PHP」などのプログラミング言語を覚えていると仕事の幅が大きく拡がります。
平均年収 300万~500万円
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最後に
Web業界で活躍するクリエイター職種について、お分かりいただけましたでしょうか。
クライアントの要望を企画としてメンバーに落とし込み「プロジェクト全体を管理する人」もいれば「企画をもとにデザインを考える人」「デザインを実際に画面上に表現していく人」など、仕事は様々です。
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