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ヘルステックの有名企業をご紹介!!注目のスタートアップ企業についてもIT専門エージェントがご紹介します!
新型コロナウイルスの流行や2025年問題によりヘルステック企業への関心と注目度は高まっています。今回はそのヘルステックに携わる注目企業をご紹介します!ヘルステックの市場規模や各社のイノベーティブかつニーズのあるサービスについてもご紹介します。
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目次
ヘルステックとは
健康(Health)とテクノロジー(Technology)を組み合わせた造語です。テクノロジーを活用して、疾病予防・診断・治療などの課題を解決するソリューションや企業を総称してヘルステックと呼びます。
コロナ禍を背景に、オンライン診療を中心としたヘルステックサービスなどが増加したことで、ヘルステック企業やサービスへの関心は高まっています。
ヘルステックが担う今後の医療
「2025年問題」という言葉を耳にしたことがある方は多いのではないでしょうか。国民の3人に1人が65歳以上、6人に1人が75歳以上になると言われている年が2025年です。
医療や介護などにおいて解決すべき課題として2025年問題はあげられています。また、コロナ禍において医療のひっ迫が起きていたことも問題としてあげられます。
これらの課題が提示されていることからわかるように、医療・介護従事者は現在も人手不足であり、上記のような問題に対応し続けることができないのが現状です。
ヘルステックは「2025年問題」や医療のひっ迫が起きてしまう現状の課題を解決する役割を担っています。
ヘルステックの市場規模
ヘルステックにニーズがあることは上述した日本の課題からも明らかです。
それに伴ってヘルステックの市場規模は年々増加しています。
2019年に発表された株式会社富士経済によるデータからは、2022年には3000億円ほどの市場規模になっていると予想されています。2017年から5年間で50%も増加するという見込みとなっています。(株式会社富士経済『ヘルステック・健康ソリューション関連市場の調査結果』より)
そこでここからは、急拡大するこのヘルステック市場でも注目すべき企業をご紹介します。
注目のヘルステック企業を紹介
株式会社メドレー
株式会社メドレーは日本最大級のオンライン診療システムである「CLINICSオンライン診療」 を中核とした医療プラットフォーム事業と、医療ヘルスケア分野における日本最大級の人材採用システム「ジョブメドレー」を中心とした人材プラットフォーム事業を展開しています。
適切な医療情報を自社ではっきりと定義し、総合的な医療情報サービスの構築とそのサービスを進化させ続けることを目指し、医療ヘルスケア分野が抱える課題の解決に取り組んでいます。
- 医療介護求人サイト「ジョブメドレー」
- クラウド診療支援システム「CLINICS」
- オンライン診療・服薬指導アプリ「CLINICS 」
- オンライン医療事典「MEDLEY」
- 薬局支援システム「Pharms」
- 老人ホーム・介護施設の検索サイト「介護のほんね」
エムスリー株式会社
エムスリー株式会社は日本最大級の医療従事者専用サイト「m3.com 」(エムスリー)をはじめとした、医療従事者のためのインターネットを活用した様々なサービスを提供しています。
インターネットを活用し、健康で楽しく長生きする人を1人でも増やし、不必要な医療コストを1円でも減らすということを目標に数多くの医療サービスを展開し、グローバル展開も積極的に行っています。
- 医療従事者専用サイト「m3.com 」
- プロモーション・マーケティング支援サービス「MR君・QOL君」
- 医師専用の求人サイト「m3.com CAREER」
- 薬剤師専用求人情報サイト「薬キャリ」
- 医師相談サイト「AskDoctors」
- 法人向け医療サポートサービス「M3PSP」
メドピア株式会社
メドピア株式会社は医師・薬剤師向けコミュニティサービスを中心とした「集合知プラットフォーム事業」、 薬局やクリニックが自らのCRMアプリを簡単に構築できる「プライマリケアプラットフォーム事業」、主に企業の人事部門や健康保険組合をクライアントに持つ「予防医療プラットフォーム事業」を展開しています。
徹底的に「医師」の目線に立ったサービスにこだわり、事業領域を拡大しています。
- 医師専用コミュニティサイト「MedPeer」
- 医師専門求人情報ポータルサイト「MedPeer Career」
- 薬剤師専用コミュニティサイト「ヤクメド」
- かかりつけ薬局化支援サービス「kakari」
- クラウド型健康管理サービス「first call」
- 医師によるオンライン医療相談サービス「Lifelog Platform」
株式会社エス・エム・エス
株式会社エス・エム・エスは高齢社会が直面する「質の高い医療・介護サービスの提供が困難になる」「現役世代の負担がより深刻になる」「高齢社会の生活にまつわる困りごとの解決が困難になる」という社会課題に対して、「高齢社会×情報」を切り口として「介護」「医療」「ヘルスケア」「シニアライフ」の領域で、40以上のサービスを開発・運営しています。
- 介護職向け求人情報「カイゴジョブ」
- 介護事業者向け経営支援「カイポケ」
- 遠隔指導特定保健指導サービス「遠隔チャット指導」
- 企業の健康管理業務サポート「リモート産業保健」
- 介護で悩む人向けコミュニティ「安心介護」
- 医療従事者向け医療情報サービス「MIMS」
株式会社MICIN
株式会社MICINはオンライン診療サービス「curon(クロン)」をはじめとした、AIを活用したヘルスケア企業・団体向けオンライン医療事業、臨床開発デジタルソリューション事業、デジタルセラピューティクス事業等を展開しています。
「AIを用いて幅広くソリューションを」という企業が中心の中、「医療×AI」に注力している数少ない企業です。
- オンライン診療サービス「curon(クロン)」
- 薬局向けサービス「curonお薬サポート」
- 製薬マーケティング・メディカル支援サービス
- 臨床開発デジタルソリューション事業「MiROHA」
- デジタルセラピューティクス事業
ヘルステックスタートアップ・ベンチャー企業も注目されている
上述したように、世界的なコロナウイルスの流行で明らかになった医療課題や、日本では「2025年問題」があることなどから医療課題の解決はさらに重要視されています。
それらを解決していくためには紹介した企業のようにテクノロジーを活用したサービスが必要不可欠となっています。
しかしテクノロジーにはまだたくさんのソリューションがあり、これだけ注目されているヘルスケア業界では日本国内でも革新的なサービスを提供しているスタートアップやベンチャー企業にも注目が集まっています。
ヘルステックスタートアップ・ベンチャー企業紹介
株式会社KAKEHASHI
株式会社KAKEHASHIは患者満足と薬局の働き方改革を支援する薬局体験アシスタント「Musubi」(ムスビ)を展開するするスタートアップ企業です。
イノベーティブな調剤薬局向けシステムを提供することを起点として、医療機関間の連携、医療費の増大、医療の質の不透明性などといった医療的課題の解決に向けて事業を展開しています。
【GeeklyReview】KAKEHASHIの口コミを見る
Ubie株式会社
Ubie株式会社は医療現場の働き方改革を実現する「AI問診ユビー」と生活者向けに「ユビーAI受診相談」を提供するスタートアップ企業です。
病院向け問診サービスでトップシェアを誇り、問診時間が従来の3分の1に短縮されたという事例もあるほどの画期的なサービスを展開しています。
株式会社FiNC Technologies
株式会社FiNC Technologiesは予防ヘルスケア×AI(人工知能)に特化したヘルステックベンチャー企業です。
スマートフォン向けヘルスケアアプリ「FiNC」、健康・美容商品に特化したECサイト「FiNC MALL」の開発、運営をするなど、ヘルスケア領域におけるイノベーションを創出しています。
【GeeklyReview】FiNC Technologiesの口コミを見る
まとめ
社会課題でもある現代の医療課題に対して重要な役割を担うヘルステック企業は、コロナ禍においても注目されました。2025年問題も、迫っていることから更に今後も注目されることが考えられます。
IT・Web・ゲーム業界専門エージェントであるギークリーではヘルステック企業に関してもご紹介させていただいております。
今回紹介させていただいた企業様以外にも是非知っていただきたいヘルステック企業や、ヘルステックサービスを提供している企業様は多数ございます。
ヘルステック企業の求人情報に関して情報収集をお考えの際は是非ギークリーをご利用ください。