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SaaS企業の売上高・年収ランキング!将来性ある業界を徹底解説

SaaS業界は企業のDX化が追い風となって市場規模が拡大しており、勢いのある業界です。将来性がある業界として、転職を検討している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回はSaaS企業の売上高・年収ランキングTOP5や、SaaS業界の現在と今後の見込みを解説していきます。

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SaaS業界の売上高ランキング

 

 

SaaS業界全体の2023年の売上高は好調ですが、各企業の売上高はどうなっているのでしょうか?

最新のSaaS業界売上高ランキングを見てみましょう。

 

1位 Sansan

 

Sansanが売上高204億円で、1位となりました。

 

主要サービス

・名刺管理サービス「Sansan」

・インボイス管理サービス「Bill One」

・名刺アプリ「Eight」

 

売上高のポイント

2023年5月期第2四半期の決算によると、売上高は前年同期比23.5%増収しており、プロダクト別の売上高だと、Sansan/Bill One事業は23.0%の増収、Eight事業は26.6%の増収となりました。

収益は前年比20%以上で推移を続けています。

インボイス管理サービス「Bill One」の高成長が継続していることが要因となっています。

 

今後の戦略

Bill Oneは、「インボイス制度」「改正電子帳簿保存法」「デジタルインボイス」などの法改正等に対応しています。

企業のインボイス制度対応を後押しすることで、さらなる市場の開拓を目指します。

 

 

2位 サイボウズ

 

サイボウズが売上高184億円で、2位となりました。

 

主要サービス

・グループウェア「サイボウズ Office」「Garoon」

・ビジネスアプリ作成「kintone」

 

売上高のポイント

2023年12月期第1四半期では売上高は前年比16.9%増収でした。

「kintone」は、認知度向上を目的とした広告宣伝を積極的に実施しており、売上高が100億円を突破しました。

 

今後の戦略

kintoneで省庁の業務DXや情報共有の効率化を目指しています。

kintoneでの業務改善や組織運営メソッドを身につけ、省庁に戻った後に業務DXができるようにすることを目標として、2023年4月から省庁職員の出向をサイボウズが受け入れることになっています。

このような支援を通して、サービスの導入を進めています。

 

3位 ラクス

 

ラクスが売上高167億円で、3位となりました。(※クラウド事業のみの売上高)

 

主要サービス

・経費精算システム「楽楽精算」

・請求書発行システム「楽楽明細」

 

売上高のポイント

2023年3月期第3四半期のクラウド事業の売上高は、前年同期比34%の増収でした。

積極的な成長投資強化の効果で主要サービスの高成長が持続しており、サービス別の売上高は「楽楽精算」が33.7%の増収、「楽楽明細」が61.9%の増収となっています。

2023年前期経常は5%増益で着地しました。

2024年3月期月次売上高では、クラウド事業売上高は前年同月比135.6%です。

 

今後の戦略

当初4年間は売上高CAGR26%~30%を目指し、積極的な成長投資を実施し、最終年は経費の効率化を実施することで、純利益100億円以上を目指すとのことです。

 

 

4位 マネーフォワード

 

マネーフォワードが売上高156億円で、4位となりました。

 

主要サービス

法人向けバックオフィスSaaS「マネーフォワード クラウド」

 

売上高のポイント

2022年11月期決算によると、売上高は前年同期比で37%の増収でした。

売上規模の大きいBusinessドメインが前年同期比+48%と全体の売上高を牽引しており、クラウドサービスを上場企業から中堅企業・IPO準備企業まで幅広く導入してもらい、顧客基盤を構築できていることが増収の要因です。

 

今後の戦略

高いプロダクト開発力を活かし、中堅企業・IPO準備企業、上場企業など様々なステージの企業に対応するためにプロダクトラインナップを拡充していきます。

また、請求書データ化・支払い自動化、B2B決済(マネーフォワードビジネスカード)などサービスを拡大し、SaaS×FinTech領域を強化していく方針です。

 

5位 オービックビジネスコンサルタント

 

オービックビジネスコンサルタントが売上高153億円で、5位となりました。

 

主要サービス

業務クラウド「奉行クラウド」

 

売上高のポイント

2023年3⽉期 第3Q決算によると、前年同期比3%の減収となりました。

減収の要因は、会計ソフトウェアの「奉行8シリーズ」のサポート終了に伴い、バージョンアップ需要が減少しており、オンプレミスの売上が減少したことです。

一方で、オンプレミスのクラウドシフトにより、新規ソフトウェアの購入やクラウドへの移行が増加しているため、クラウド(SaaS、IaaS)は新規需要が増加しています。

その影響もあり、2024年3月期は前期比5.8%増の167億円に伸びる見通しとなりました。

 

今後の戦略

改正電子帳簿保存法、インボイス制度対応による新規需要を取り込むことや、ペーパーレス化や電子化等によるDX需要を取り込み、さらに新規顧客を増やすことを目標としています。

 

 

 

SaaS業界大手企業の年収ランキング

 

 

SaaS業界の売上高TOP5の中で、年収はどれくらい違うのかを比較してみました。

SaaS業界の平均年収が608万円であるのに対し、どの企業の平均年収も高い水準といえます。

老舗で安定した基盤がある、オービックビジネスコンサルタントは特に年収が高いですが、その他の新規の企業も、売上高の増加に伴い、数年で大幅な年収アップをしています。

ここから、各企業ごとに年収の推移や求人情報を見ていきましょう。

 

1位 オービックビジネスコンサルタント

 

年収推移

 

売上高5位のオービックビジネスコンサルタントは、平均年収では702万円で1位となり、前年度比の増加率は+2%でした。

コロナ禍で営業活動が低調のため売上が下がり、2020年度の平均年収は700万円を切ったものの、徐々に売上が回復し、2021年度は再度700万円を超えました。

 

2位 マネーフォワード

 

年収推移

 

売上高4位のマネーフォワードは、平均年収では648万円で2位でした。

増加率は前年比で+5%と大幅にアップしています。

もともと堅調に推移していましたが、マーケティング強化やDX化の追い風もあり、2021年度は過去5年で一番高い平均年収となりました。

 

求人例(QAエンジニア)

<年収>

500〜1,100 万円

 

<仕事内容>

・機能要求やデザインのレビュー
・ベンダーコントロール
・品質分析、品質改善
・テストプロセス改善
・開発プロセス改善
・テスト計画/テスト設計・実行/不具合報告/リリース後確認
・業務効率改善
・E2Eテストの自動化 (実装・運用)

 

<望ましい業務経験>

・事業会社でのQA経験
・お客様品質を考えることができる
・開発者と品質の話ができる
・テストのプロセス・仕組み改善の経験

 

3位 Sansan

 

年収推移

 

売上高1位のSansanは、平均年収では640万円で3位となりました。

増加率は前年比+3%と大幅にアップし、過去4年で一番高い平均年収になりました。

 

※2017年は有価証券報告書がないため、データなしとなっています。

 

求人例(WEBアプリ開発エンジニア)

<年収>

784〜1,410 万円

 

<仕事内容>

インボイス管理サービス「Bill One」のWebアプリケーションエンジニアとして、プロダクトの価値を素早く、質の高い状態で世に届けるためのすべてのプロセスに携わります。

【開発環境】
フロントエンド:TypeScript、React
BFF:TypeScript、Express
サーバーサイド:Kotlin、Ktor
データベース:PostgreSQL
ソースコード管理:GitHub
インフラ:GCP(App Engine、Cloud Run、Cloud Functions、Cloud Tasksなど)

 

<望ましい業務経験>

・Webアプリケーション開発の経験
・各種クラウドサービス(AWS、GCP、Azureなど)を用いたアプリケーション開発の経験

 

4位 ラクス

 

年収推移

 

売上高3位のラクスは、平均年収では619万円で4位となりました。

増加率は前年比+2%で、2021年度は過去5年で一番高い平均年収となりました。

中途採用に力を入れており、事業の成長に伴う給与改定を実施するなど、働きやすい環境づくりに取り組んでいることが要因となっています。

 

求人例(インフラエンジニア)

<年収>

618〜929 万円

 

<仕事内容>

・新規機能サービスにおける企画/要件定義・設計
・新規サービス立ち上げ(労務系サービス)のインフラ要件定義、設計、テスト、構築
・各SaaSサービスのインフラ管理、運用保守
・社内の開発や検証環境の整備と安定提供
・その他、インフラ業務の効率化や改善

 

<望ましい業務経験>

・Linux(CentOS/Redhat系)サーバーおよび関連するNWの構築/管理経験
・プロジェクトマネジメントスキル(PMBOK)
・仮想化、クラウドに関するIT業界の流行の理解
・ITサービスマネジメントスキル(ITIL)

 

5位 サイボウズ

 

年収推移

 

売上高2位のサイボウズは、平均年収では611万円で5位となりました。

2020年度に600万円を突破し、2021年度も増加率が前年比+2%となり、大幅に年収がアップしました。

 

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SaaS業界の今と未来

 

 

SaaS業界全体の2021年の売上高は、前年比+29.1%と増加傾向にあり好調な業界ですが、現状のSaaSの普及率は8%程度とそこまで高くありません。

今後、世界と同水準の普及率23.7%となった場合、日本のSaaS市場規模は2.6兆円程度まで引き上げられる可能性があり、まだまだポテンシャルのある市場と言えるでしょう。

また、2020年のテレワークに伴うクラウド利用の増加、2021-2022年のDXや業務効率化の推進が追い風となり、さらなる普及が見込まれます。

 

参考:One Capital『SaaS 特化の独立系 VC、One Capital が「Japan SaaS Insights 2022」を公開

 

 

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SaaS業界に転職するには

 

 

SaaSの開発を担っているのは、どんなエンジニアなのでしょうか?

SaaS業界で活躍しているエンジニアのと求められる経験について解説します。

 

Webエンジニアに求められる経験

 

Webエンジニアは、ブラウザで見るWEBサイトの構築をしたり、Webサービスに必要なアプリケーションやシステムの設計/開発を行うエンジニアです。

SaaSのデザインを部分を担うフロントエンド開発や、システム構築を担うバックエンド開発を担当します。

 

 

Webサービス、システムの開発、運用経験

Webサービス、システムの開発、運用を、フロントエンド、バックエンド双方で経験していると良いでしょう。

開発言語の例としては、C#、Java、JavaScript、Kotlin、Python、Go、Node.js、Scalaなどが挙げられます。

 

クラウドサービスを用いた開発経験

AWS/GCPなどの主要なクラウドサービスを用いて、システムの設計や開発を実施した経験があると良いでしょう。

直近、企業ではオンプレミスからクラウドに開発環境を変更していたり、オンプレミスとクラウドを併用していることが多いため、オンプレミスだけではなくクラウドでの開発に慣れておくことが望ましいです。

 

インフラエンジニアに求められる経験

 

インフラエンジニアは、SaaSの運用の根幹となる、データベースやネットワークの構築に特化したエンジニアです。

 

 

サーバー・ネットワークの構築経験

Linuxサーバの構築(物理サーバ、仮想サーバ)、Linuxサーバのネットワーク構築、Linux を用いた Web アプリケーション環境の運用経験があると良いでしょう。

 

クラウドサービスを用いた開発経験

AWSやGCPなどの大手クラウドサービスを利用した、システム開発、インフラ構築経験が求められることが多いです。

直近は開発環境のクラウドへの移行が増加しているため、開発環境をオンプレミスからクラウドに変更した経験も活かせるでしょう。

 

QAエンジニアに求められる経験

 

QAエンジニアは、完成した製品が仕様に沿っているか、ユーザーが使用できる状態になっているかの確認をおもに担当するエンジニアです。

製品状態をチェックするだけではなく、テスト結果の分析や開発者へのフィードバックも行う点が特徴です。

 

 

Webサービス、システムの開発、運用経験

QAエンジニアは、設計されたプログラムを正常に起動させるために、不具合などを改修する作業も伴います。

そのため、サービスを開発・設計した実務経験があることで、製品の最適化に取り組むことができます。

 

テスト設計、テストケース作成経験

Webまたはスマートフォンアプリでのテスト経験が求められます。

内容としては、製品の品質確認、不具合状況分析/管理、品質課題の抽出/改善提案、テストの自動化・効率化の推進の経験が活かせます。

 

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SaaS業界への理解を深め、転職しよう

 

 

本記事では、SaaS企業の売上高や年収、求められるスキルについて解説しました。

SaaS業界は、テレワークに伴うクラウド利用の増加や、DXや業務効率化の推進が追い風となり、さらなる普及が見込まれる業界です。

成長業界で働いてみたいと感じた方は、転職エージェントへの相談から始めることもおすすめです。

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この記事の監修者

ギークリーメディア編集部

主にIT・Web・ゲーム業界の転職事情に関する有益な情報を発信するメディアの編集部です。転職者であれば転職市場や選考での対策、企業の採用担当者様であればIT人材の流れ等、「IT業界に携わる転職・採用」の事情を提供していきます。

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