
Webエンジニアの年収【2026最新】|平均・年代別・スキル別も
ギークリーのデータによると、Webエンジニアの平均年収は自社開発で572万円、受託・SI案件で456万円と、開発形態によって100万円以上の開きが存在します。
「毎日の開発業務はハードなのに、給料が思うように上がらない」という悩みを抱える方は、本人の技量ではなく開発環境に原因があるかもしれません。
本記事では、自社データに基づく年代別・スキル別のリアルな年収相場と、自社開発企業へ移り年収を大幅に引き上げるロードマップを徹底解説します。
【この記事はこんな人におすすめ】
・Webエンジニアの最新年収について、自社開発と受託開発の違いを含めて詳しく知りたい方
・モダンな技術環境へ移行し、エンジニアとしての市場価値と安定性を同時に高めたい方
・転職経験が少なく、企業選びの基準や選考突破のための手順をマニュアルで確認したい方
この記事のまとめ
- Webエンジニアの平均年収は依頼元によって100万円以上異なる。
- 年収を上げるためには、まずは現在の市場価値の把握が必須。
- 今のスキルに合うキャリアパスの選択や転職によって、年収アップを実現できる可能性が高まる。
目次
Webエンジニアの平均年収・中央値・最高年収データ
厚生労働省のデータでは、Webエンジニアに近い「システムエンジニア(Webサービス開発)」の国内の就業者数は389,760人にのぼり、その平均年齢は37.1歳、平均年収は578.5万円です。
ここでは、実際の年収水準を、Geekly(ギークリー)のサービス利用者のデータをもとに解説します。
(参考:厚生労働省『job tag』)
- 【全体】年収水準(平均・中央・最高)
- 【年代別】年収推移
なお本記事では、Webエンジニアの年収情報として以下のデータをもとに解説します。
【調査対象】弊社をご利用いただいたIT業界にお勤めの転職希望の方
【対象人数】4,548名(有効回答のみ)
【調査期間】2025年6月1日~2026年5月31日
【調査方法】Web上のアンケートフォームへの入力
【全体】年収水準(平均・中央・最高)
自社製品を扱うWeb系SE・PGの平均年収は572万円で、SI・受託の456万円を約116万円上回っています。中央値でも120万円の差があり、自社製品に携わる人のほうが高い年収水準となりました。
自社製品の開発では、機能の実装だけでなく、サービスの企画や技術選定、設計、運用改善などを幅広く担当するケースがあります。事業成果への貢献が評価に反映されやすいポジションが含まれていることも、差が生じた一因として考えられるでしょう。
一方、SI・受託でも最高年収は1,200万円に達しています。大規模案件の設計やプロジェクト管理、顧客との要件調整を担える人材であれば、高年収を目指せる可能性があります。
最高年収は一部の事例であるため、自身の相場を考える際は平均年収だけでなく、実態に近い中央値もあわせて確認することが大切です。
【年代別】年収推移
年代別データを見ると、、年代が上がるにつれて平均年収が上昇する傾向が見られます。SI・受託では、20代の411万円から50代以上の641万円まで、平均年収が約229万円上昇しています。
年齢そのものが評価されているというよりも、経験を積むことで要件定義や設計、プロジェクト管理、技術選定といった高い責任を伴う業務を任されやすくなることが、年収上昇の背景にあると考えられます。
ただし、50代以上の自社製品の数値は、管理職やハイクラス人材など、限られた回答者の影響を受けている可能性があります。年齢だけで将来の年収を予測せず、担当工程や役割も含めて判断しましょう。
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Webエンジニアの条件別年収データ
Webエンジニアの年収は、勤務地や勤務先の企業規模によっても変わります。
- 【都道府県別】地域による年収の違い
- 【従業員数・資本金別】企業規模による年収の違い
ここでは、都道府県、従業員数・資本金の条件から年収の違いを確認します。
【都道府県別】地域による年収の違い
自社製品では東京都が585万円、大阪府が525万円となっており、都市部で比較的高い水準が見られます。
ただ、勤務地だけで年収が決まるわけではありません。フルリモート勤務が可能な求人であれば、地方に住みながら都市部の企業で働けるケースもあるため、勤務地とあわせて勤務形態や給与制度も確認しましょう。
【従業員数・資本金別】企業規模による年収の違い
従業員数別では、1,000~4,999人規模が471万円と最も高い結果になりました。
ただし、規模が大きくなるほど一貫して年収が上がっているわけではありません。99人以下の自社製品企業でも466万円となっており、少数精鋭のスタートアップや専門性の高い企業が、高い報酬を提示している可能性があります。
資本金別では、5億円以上の企業がSI・受託で501万円となりました。
一方で、999万円以下の企業でも466万円企業規模となっており、平均年収には一定の関係が見られるものの、必ずしも大企業ほど年収が高いとは限りません。
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Webエンジニアのスキル・業態別年収データ
Webエンジニアは、保有している技術や勤務先の業態によって市場価値が変わります。
- 【言語別】扱うプログラミング言語による年収の違い
- 【業態別】自社開発・SIer・元請けによる年収の違い
言語別と業態別の年収を確認し、今後強化するスキルや転職先を考える際の参考にしましょう。
【言語別】扱うプログラミング言語による年収の違い
以下は、Web系エンジニアの主な言語別平均年収です。
| 言語 | 平均年収 |
| Scala | 759万円 |
| Objective-C | 648万円 |
| Go | 627万円 |
| Kotlin | 603万円 |
| Rust | 603万円 |
| Ruby | 588万円 |
| Swift | 582万円 |
| C/C++ | 564万円 |
| ASP | 554万円 |
| .NET | 541万円 |
| Python | 539万円 |
| TypeScript | 536万円 |
| SQL | 515万円 |
| Java | 510万円 |
| JavaScript | 505万円 |
| PHP | 501万円 |
参照:2025年6月1日~2026年5月31日にGeekly(ギークリー)のサービスをご利用いただいた方のアンケート結果
最も平均年収が高い言語はScalaの759万円です。次いでObjective-Cが648万円、Goが627万円となりました。
ScalaやGo、Rustなどは、処理性能や並行処理、バックエンド開発などの領域で使用されることがあります。習得者が比較的限られる技術と、設計・クラウド・大規模開発の経験を組み合わせている人が多いことも、高い平均年収につながっている可能性があります。
一方、Web開発で広く使用されるJavaScriptは505万円、PHPは501万円です。利用者が多い言語では、言語を扱えるだけでなく、フレームワークや設計、セキュリティ、クラウド運用などの周辺スキルが評価を左右します。
言語別の年収は、言語そのものの価値だけを表すものではありません。経験年数や役職、担当工程なども含まれた結果であるため、平均年収が高い言語に変更するだけで収入が上がるとは限らない点に注意しましょう。
【業態別】自社開発・SIer・元請けによる年収の違い
平均年収が最も高いのは事業会社の575万円です。客先常駐の487万円と比べて、約88万円高い結果となりました。
事業会社では、自社サービスの企画や技術選定、開発、運用改善まで継続的に関わる機会があります。売上や利用率、業務効率など、開発による成果を示しやすい点が評価につながる可能性があります。
社内受託の平均年収は499万円で、客先常駐を約12万円上回りました。受託開発でも、一次請けや元請けとして顧客と直接やり取りし、要件定義や設計を担当できる企業では、年収を上げやすいでしょう。
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ここまで紹介してきたデータはあくまで全体の傾向であり、実際の年収は経験やスキル、これまでのキャリアによって変わります。
まずは今の市場価値を把握して、年収アップの方法を決めましょう。
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Webエンジニアのおすすめ求人
Webエンジニアとして年収を上げるには、年収レンジだけでなく、担当工程や技術環境、働き方を確認することが大切です。
ここでは、Geekly(ギークリー)に掲載されているおすすめ求人をご紹介します。
Webエンジニアが年収を上げる方法
Webエンジニアが年収を上げるためには、大きく分けてスキルアップ、実力証明、環境を変えるの3つの方法があります。
- 自分のスキルレベルを把握して強化する
- Webエンジニアとして有益な資格を取得する
- スキルが評価される企業に転職する
以下、それぞれ解説します。
自分のスキルレベルを把握して強化する
自分のスキルレベルを確認する方法として、「ITスキル標準」があります。
「ITスキル標準」とは経済産業省が発表しIPAが改定した、IT関連サービスの提供に必要な実務能力を明確化・体系化した指標であり、現在のスキルレベルと年収の関係・推移を知ることができる指標です。
ITスキル標準レベルが上がると年収が増加する傾向で、レベル1から3までは年収は緩やかに上昇し、レベル4から7では年収上昇率が高くなります。
Webエンジニアで1,000万円を目指すのであれば、レベル5が1つの目安になるでしょう。
Webエンジニアとして有益な資格を取得する
ITスキルや知識の客観的な証明には資格が効果的であるため、年収アップや転職に役立つ資格を7つ解説します。
応用情報処理技術試験
応用情報処理技術試験では、IT分野に関する実践的で応用的な知識が問われます。
経営戦略や方針など経営者視点の理解、課題を発見し自ら解決する力が試される内容で、エンジニアとして上流工程に携わるために必要なスキルも学べるため、プロジェクトリーダーなどの実務においても有益です。
ITを活用した戦略立案、システムの企画から運用に至るまで受験者に求められる技術水準は幅広く、実務経験を積んでいても入念な対策を行うことが推奨されます。
Webクリエイター能力認定試験
Webクリエイター能力認定試験では、Web開発に必要な各種プログラミング言語の概要やコーディングスキル、Webサイトの設計・レイアウト構成のような基礎知識が問われ、国際標準規格「W3C」に準拠したサイト作成ができるかどうかが1つの基準です。
既に実務経験が豊富な方にとってはソースコードへの理解の復習として、未経験者や初心者にとっては体系的な知識を身に付けるために役立ちます。
基本情報処理技術者試験
基本情報技術者試験は、必要な基礎知識を保有している証明としておすすめの資格の1つで、先述した応用情報処理技術試験は基本情報処理技術試験の上位資格にあたります。
上位指導者の考えを理解できる力が求められる応用レベルに対し、基本レベルでは上位指導者の指導のもと業務を行うことができるレベルが求められます。
IT全般に関する基本的な事項への理解、担当業務に応じた予測や分析、企画、提案、開発や運用に関する知識・技能が問われる試験です。
Ruby技術者認定試験
Rubyをベースにシステムを設計、開発、運用する能力が問われる試験であり、レベルに応じてSilverとGoldの2段階に分かれています。
Silverは初心者でも受験が可能な入門レベルで、Rubyの文法、組み込みライブラリ、オブジェクト指向プログラミングへの理解など、基本的な知識やスキルが問われます。Goldは実行環境や標準添付ライブラリなど、Silverより実践的な内容です。
Rubyは日本で開発されたため日本人にとっては比較的理解しやすく、学習に必要な情報収集の難易度も低いプログラミング言語です。
Javaプログラミング能力認定試験
Javaに関する基礎知識からオブジェクト指向への理解、アプリケーションプログラムを作成できる能力が認定される試験で、レベルに応じて1~3級の3段階に分かれています。
初心者向けの3級では、Javaに関する基本的な知識の保有と、簡単なプログラムが書ける能力が求められ、2級では小規模なプログラムを適切に書ける能力と、オブジェクト指向への一定の理解が必要です。
1級ではオブジェクト指向に基づく分析・設計能力、業務システムの流れを把握し、変更仕様に従ったプログラムの保守、またUMLの表記の基礎知識も求められます。
キャリアアップや年収アップを希望する場合は1級の取得を目指すと良いでしょう。
HTML5プロフェッショナル認定試験
Webシステムやアプリケーション開発におけるフロントエンドに必要な、HTML5、CSS3、JavaScriptのスキルを認定する試験で、レベルに応じて2段階に分かれています。
レベル1ではUXへの理解とWebコンテンツへの活用が、レベル2はJavaScriptを用いたグラフィックやアニメ制作のスキルが問われる内容です。
また、現在HTML5は「HTML Living Standard」へ呼称が変更になっているものの、出題範囲に影響を与える部分はほとんどなく、認定の価値に変わりはないため当試験で得られる知識・スキルは有効です。
システムアーキテクト試験
高度情報処理技術者試験の1つであり、システム開発における上流工程に携わるために必要な技術に加え、ビジネスに関する知識も問われる試験です。
システムアーキテクト試験の認定に有効期限はないものの、「有意性の期限」があります。認定の有意性を維持するためには認定日から5年以内に再認定、もしくはより上位の認定を5年以内に取得することが必要です。
認定を保有していることで、知識・スキルを最新の状態に保っていることの証明にもなります。
先ほどの「ITスキル標準」ではレベル4に該当するため、システムアーキテクト試験に合格することでWebエンジニアとしての年収アップに繋がります。
スキルが評価される企業に転職する
Webエンジニアで年収1,000万円を目指そうと考えた場合、保有するスキルが正当に評価される企業への転職も有効な手段の1つです。
たとえITスキル標準でレベル5に達していたとしても、所属する企業の業績や業界の市場規模、将来性といった外的要因によって年収1,000万円を得ることができないケースも存在します。
現在の自身の市場価値を正確に把握し、適性年収よりも低いようであれば、今よりもスキルが評価される企業へ転職することで年収アップが実現できるでしょう。
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Webエンジニアのキャリアパス例
ここでは、Webエンジニア向けに年収アップが期待できるキャリアパスを解説します。
5年後、10年後に実現したい年収水準をもとにキャリアの方向性を決めましょう。
プロジェクトマネージャー
Geekly(ギークリー)のデータでは、プロジェクトマネージャーの平均年収は700万円を超える水準であり、キャリアや実績次第ではより高年収を目指すことも可能です。
年収アップするには、業界への理解を深めて管理能力を磨き、課題解決をする能力を強化することに加え、プロジェクトマネージャー試験など関連資格の取得も効果的です。
プロジェクトマネージャーの仕事内容
プロジェクトマネージャーはプロジェクト全体の管理者として、進行、予算、品質、納期、成果物のクオリティに対して全責任を負います。
プロジェクトの舵取り役として立案からスタッフの采配、予算確保などを行いながら、クライアントやエンジニアなど様々な職種の関係者と綿密にやり取りし、プロジェクト成功までディレクションします。
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テックリード
テックリードの平均年収は500~770万円前後であり、エンジニア全体の平均年収と比較すると高い水準です。
エンジニアとしての技術スキル以外にも、チームをまとめるマネジメント力や決断力、コミュニケーション力などを高めることで年収アップに繋がります。
テックリードの仕事内容
テックリードの役割はプロジェクトチームを統率するリーダーであり、エンジニアが他部署や他の組織と連携を取る場合、間に立ってやり取りも行います。
設計業務に関するチームの意見をまとめ、優先順位を決定し設計業務におけるコード品質の維持・向上のためにメンバーをフォローするのもテックリードの仕事です。
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ITアーキテクト
ITアーキテクトの平均年収は600万円以上であり、年収アップを実現するためには実績を積み重ねることが有効です。特に大規模案件の上流工程、プロジェクトリーダーの実績などが評価されるでしょう。
また大手のSIerやITコンサルティング企業への転職も年収アップに効果的です。
ITアーキテクトの仕事内容
ITアーキテクトの役割はプロジェクトのシステム全般における責任者で、要件定義から実装までを担います。
専門分野ごとに3つに分けられ、1つ目は機能要件を満たすアプリケーションアーキテクチャ、2つ目はシステムやアプリの相互接続を担うインテグレーションアーキテクチャ、そして3つ目は非機能要件である基盤を作動させるインフラストラクチャーアーキテクチャです。
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転職のプロに相談してWebエンジニアとして年収を上げよう
Webエンジニアの平均年収は456万円ですが、保有スキルや経験、実績が年収に反映される職種であることから、スキルレベルを把握し強化することで大幅な年収アップも期待できます。
Webエンジニアとしてのスキルを客観的にアピールするためには、関連資格の取得が有効です。
または自身のスキルレベルから適性年収を把握し、正当に評価してもらえる企業へ転職することも年収を上げる方法の1つです。
「ITエンジニアとしてさらにキャリアアップしたい!」
「IT業界に転職してもっと年収を上げたい!」
「自分に合った環境で働きたい!」
IT・Web・ゲーム業界の転職に強い転職エージェントのGeekly(ギークリー)では、Webエンジニアの求人情報や企業の情報を多数保有しています。
現在の年収が適性か気になっている方や、キャリアアップ、年収アップを目指す方はぜひ一度お気軽にご相談ください。
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