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Salesforceエンジニアはやめとけと言われる理由は?年収や将来性についても解説

近年、企業のDX推進や、営業活動の効率化のためにSalesforceが導入される機会が増えています。自社で運用するために、Salesforceの導入や開発を行うSalesforceエンジニアの需要が増えています。しかし、「Salesforceエンジニアはやめたほうがいい」「Salesforceエンジニアはきつい!」などの意見もあります。本記事ではSalesforceエンジニアはやめとけと言われる理由だけでなく、年収や将来性についても解説します。

「Salesforceエンジニアはやめとけ」と言われる理由5つ

 

 

最新の技術を修得し続ける必要がある

 

統合CRMプラットフォームであるSalesforceは、さまざまな企業の営業活動の最適化や業務効率化を図るために、常に進化しています。

そのためSalesforceエンジニアは、予測型の生成AI機能のように最新技術を取り入れた機能やサービスに関する知識の修得を続けなければなりません。

日々更新されるIT技術に関する情報にアンテナを張り、情報収集を行い、業務に活かす取り組みを続けることは、最新技術に携わるエンジニアとして大きなやりがいである一方で、負担にもなりえます。

 

スキル習得の幅が広い

 

Salesforceのプロダクトは、基本機能を軸に業種ごとの拡張機を追加し、強化されています。

サービスや機能が幅広いため、エンジニアにも膨大な知識が求められる点が「Salesforceエンジニアはやめとけ」といわれる理由になっているようです。

Salesforceの代表的なプロダクトは以下の通りで、さらに業種ごとに特化したサービスも提供されています。

 

・Sales Cloud:営業支援・顧客管理のCRMソリューション
・Service Cloud:カスタマーサポート業務向けのソリューション
・Salesforce Platform:独自のアプリケーションを開発・実行・管理できるプラットフォーム

 

開発期間が短い案件が多い傾向に

 

Salesforceの大きな魅力の1つが、標準機能が充実しているため短期間で導入できる点です。

しかし実際は、顧客の課題を解決し要望に対応するために機能開発が必要となることもめずらしくありません。

顧客は短期間での導入をメリットとして期待しているため、開発期間が短く設定されることが多く、Salesforceエンジニアが激務になる傾向から「やめとけ」という意見が出ています。

 

仕事の負担が大きい

 

開発期間が短い案件が続くことは、エンジニアにとって大きな負担がかかります。

プレッシャーがかかり業務負荷が大きくなると、モチベーションの維持が困難になり、心身の健康に支障をきたす可能性もあるでしょう。

プロジェクトのスピード感にやりがいを感じる方でなければ、ストレスが重なり「しんどい」「つらい」と感じてしまいがちです。

 

システムの制約があり、使いづらい

 

さまざまな業務に役立つとされるSalesforceですが、システム制約により「使いづらい」という声も聞かれます。

特にサーバリソースの偏りを減らすうえで必要不可欠である「ガバナ制限」は、抵触すると一時的にAPI利用が制限されるなどデータ操作に影響が出る可能性がある設定です。

Salesforceエンジニアは、Apexコード、SOQLクエリ、APIリクエスト、ワークフローとプロセスの制限に留意しながら、ガバナ制限を回避する設計・開発を行わなければなりません。

 

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  • ご年齢:30代前半
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Aさんは元々Salesforceエンジニアとして運用保守に従事されていましたが、案件が変わることが多く、知見を活かして働けない、個人よりも切磋琢磨できる仲間・チームで成長していきたいというご意向があり転職活動を始めておりました。

 

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【あわせて読みたい】転職でキャリアアップに成功した事例はこちら⇓

 

 

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Salesforceエンジニアの年収

 

 

エンジニア職種の中でSalesforceエンジニアの年収は高い方だといわれています。

しかし業務内容が幅広く、どの業務を任されるか、どの範囲を任されるかによって年収差が大きいのが特徴です。

Salesforceの開発経験は必ずしも問われないため、Salesforce開発未経験者の場合は年収400万円〜450万円程度が相場でしょう。

一方でSalesforceの開発経験や関連アプリケーションについての知識を持っているエンジニアであれば、年収1,000万円以上も可能です。

この場合はプレイングマネージャーとしての職務期待が高い可能性もあります。

 

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Salesforceエンジニアの求人から見る職種

 

 

Salesforceエンジニアの求人案件にはどういった特徴があるのか、数多くの求人案件の中から3つを例にご紹介します。

※年収は想定年収であり、経験やスキルにより異なります。

 

ソフトウェア開発企業:350万円〜600万円

 

東京都内にあるソフトウェア開発企業におけるクライアント先へのSalesforce導入業務です。

これまで客先常駐で行っていた開発を自社で行うために、エンジニア人材を求めています。

この案件における必須条件は「開発実務経験」であり、Salesforceに限定していません。

何らかの開発に携わった経験があれば応募可能です。

また学歴も問わず、IT系の専門学校を出ている場合は加点要素となりえます。

応募のハードルが高くないため、他の案件と比べると想定年収はやや低めです。

しかし未経験者に対する教育体制が整っており、個々のレベルに合わせて成長できることがこの企業のアピールポイントです。

 

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リーガルテック企業:450万円〜800万円

 

士業系サイト運営や各種契約サービスを行っている都内の企業です。

仕事内容はSalesforceの整備・改修や自動化による業務効率化です。また保守・運用の業務も行います。

Salesforceだけに特化するのではなく、他のシステムとの連携まで考える力が必要です。

そのため、Salesforceを1年以上扱った経験が求められますが、Salesforceの開発経験は必須ではありません。

エンジニアとしてのプログラミング実務経験と、業務においてAPIを扱うため、API連携の経験も求められます。

Salesforceエンジニアとしての業務幅は平均〜やや広めであり、想定年収はエンジニアの平均よりやや高い水準です。

学歴は不問であり、エンジニアとしての実務経験が有利に働く求人例です。

 

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有名ポータルサイト企業:500万円〜1,000万円

 

都内にある日本有数のポータルサイト企業でSalesforceの開発・運用と課題の抽出・機能追加を行います。

大企業ならではの膨大なデータは、適切に管理・使用することで真価を発揮します。

同社のSalesforceにおけるデータ管理の課題を抽出し、解決に必要な機能を開発・追加する能力が必要です。

学歴は不問ですが、Salesforceの開発に使うApexの経験が必須です。もちろんSalesforce運用経験(3年以上)も求められます。

スキルアップのためにかかる費用を補助する制度があり(2020年12月時点)、教育や育成にも力を入れている企業です。

想定年収は最高1,000万円ですが、教育コストがかかると判断されれば500万円からとなります。

経験が浅くても学習意欲が高く、成長を望んでいるエンジニアにおすすめの求人です。

 

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Salesforceエンジニアの将来性が高い理由

 

 

業界問わず導入企業が増えている

 

Salesforceの活用目的は「顧客管理」です。

企業にとって顧客は利益をもたらす存在であり、ITがいくら進化しても「人と人」の関係であることは変わりません。

ソフトな関係性をハードで支えることができるのがSalesforceの魅力でしょう。

その魅力は多様な業界での導入を広めています。

実際にビジネスアプリケーションシステムは様々ありますが、Salesforceは世界各国でシェアを獲得しており、導入コストが低いことから今後さらに普及が進むと予想できます。

導入だけでなくカスタマイズや保守の受注が見込めるため、Salesforceエンジニアの需要はさらに高まっていくでしょう。

 

【あわせて読みたい】株式会社日本総研 データ・情報システム本部(情報活用システム)SF活用グループの事業インタビューはこちら⇓

 

グローバルに利用されている

 

Salesforceの普及の背景には、導入事例が多いゆえの信頼度の高さがあるでしょう。

信頼されているからこそ多くの国や企業で導入が進み、その結果さらに信頼度を上げています。

導入を検討する企業にとっては、シェア率の高さはハードルを下げる要因になります。

グローバルに利用されているため、Salesforceエンジニアの活躍の場は今後も世界に広がっていくでしょう。

 

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Salesforceエンジニアの仕事内容

 

 

株式会社セールスフォース・ドットコムの「Salesforce」はクラウド型CRMの中でも高い注目を集めています。

大きな魅力はクラウドツールである点です。また拡張性が高く、それぞれの企業が自社に必要な機能を追加していくことができます。

その際に使用する開発言語ApexはSalesforce開発用スクリプトですが、Java等既存言語と類似しており習得難易度が低いのが特徴です。ここからは実際の仕事内容について解説します。

 

導入支援

 

Salesforceの拡張性の高さを活用できれば、顧客管理における課題を解決する最高のツールとして機能するでしょう。

反面、拡張性の高さを活かさずに「そこにある状態」で運用すると、不要なコストが発生することもあります。

そもそもどのような機能なら追加でき、どのような機能は削ることができるのかを知らなければSalesforceの運用は難しいでしょう。

Salesforceの運用に悩む企業を救うのが、Salesforceエンジニアによる導入支援です。

どういった機能があったら業務がスムーズになるかクライアントにヒアリングして業務内容を細かく聞き取り、追加すべき機能を提案するのもSalesforceエンジニアの役割です。

できる・できないを明確に判断できるエンジニアが求められます。

 

開発運用・機能追加

 

クライアント企業や自社において必要な機能をApexで開発し、Salesforceに組み込む作業です。

不要な機能が動き続けることで処理速度が低下する可能性があるため、機能の追加だけでなく使用しない機能を止めることもあります。

Salesforceが最も良い状態で稼働すれば、顧客管理は自ずとスムーズになります。

企業にはSalesforce以外にも様々な業務システムが導入されており、それらを連携させるのもSalesforceエンジニアの仕事です。

Salesforceだけでなく業務管理システムについての幅広い知識があると、Salesforceエンジニアとしての価値は上がるでしょう。

 

保守

 

Salesforceのプラットフォームには様々な業務アプリを取り込むことができます。

アプリや機能が増えればデータも増え、トラブルが起きる前に適宜メンテナンスが必要です。

Salesforceエンジニアはシステムの保守管理も行います。

また運用のサポートやカスタマイズの提案といったコンサルティングに近い業務を行うケースもあり、幅広い知識が必要です。

 

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転職が有利になるSalesforce認定資格

 

 

Salesforceエンジニアへの転職では必ずしも資格は必要ありません。

しかし資格を有していることで基礎的な知識やスキルを持っている証明になります。

また基礎的な資格であっても難易度が高いため、上位資格を有していればアピールポイントになりうるでしょう。

 

資格の種類が多い

 

Salesforceエンジニアの資格は基本資格と上位資格を合わせて28種類あります。

求人票を見ても分かる通り、データの取り扱いやコンサルタントとしての役割まで幅広いのがSalesforceエンジニアの特徴です。

 

・CRM管理者 コンサルタント
・開発者 アプリケーション構築者 アーキテクト
・マーケター コンサルタント

 

大きく分けると上記の3つに区分されます。

Salesforceエンジニアとしての方向性を検討する際は、区分ごとの資格の種類を見てみるとヒントが掴めるでしょう。

 

転職求人における扱い

 

Salesforceエンジニアの求人において資格保有を必須とする案件は多くありません。

資格について書かれている場合「Salesforce関連の資格保有者歓迎」という記載が多く見られることから分かるとおり、資格よりも実務経験とその中で磨いたスキルが重視される傾向です。

ただしSalesforceの認定テクニカルアーキテクトのように世界に数百人しか取得者がいないような資格もあります。

こうした資格を持つ希少な人材は引く手あまたであり、高収入が狙えるでしょう。

Salesforceの資格はクライアントからの信頼につながるため、入社後の資格取得を推奨している企業もあります。

 

【あわせて読みたい】Salesforce認定資格で有利に転職する方法はこちらから⇓

 

キャリアの相談をしてみる

 

 

Salesforceエンジニア転職に求められるスキル

 

 

プログラミングスキル・開発経験

 

Salesforceエンジニアには、一般的なプログラマーやエンジニアが持ち合わせるスキルプラスアルファで専門性の高いスキルが求められます。

例えばクライアント企業が求める新しい機能の追加や、既存のシステムとSalesforceを連携するためには開発スキルが必要です。

独自のプログラミング言語であるApexを用いますが、JavaやC#といったApexに近い言語は最低限習得しておきましょう。

また必須ではないものの、やはりSalesforceの開発実務を経験している人材は有利です。

 

アルゴリズム・データ構造に関する知識

 

Salesforceエンジニアが行うシステム開発には、アルゴリズムやデータ構造の知識が役立ちます。

プログラミングの際に最適なアルゴリズムを用いることや、構造化されたデータのための領域であるデータベースの整理ができるからです。

分かりやすいコードが記述できるだけでなく、不具合発生時の原因究明にもこれらのスキルが必要になります。

 

UI/UXに関する知識・スキル

 

エンドユーザーであるクライアント企業が利用する画面の開発も担うため、UI/UXスキルも必要です。

ユーザー視点はヒアリングや要件定義のフェーズから求められます。

UI/UXの知識・スキルがあれば、機能追加や改修においても役立つでしょう。

 

コミュニケーションスキル

 

Salesforceエンジニアは機能を追加するだけでなく「必要な機能」を考えるのも仕事です。

クライアント企業が何を求めているのか詳細に聞き出すために、コミュニケーション能力が求められます。

単なる対人スキルの高さではなく、相手の意図を汲み取る力が必要です。

輪郭がはっきりとしない要望を明確な機能として提案する力を身につけましょう。

 

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転職を成功させるならIT特化の転職のプロに相談

 

 

Salesforceエンジニアの仕事内容は幅広いため、技術力以外にも必要とされる能力があります。

またSalesforce開発未経験でも応募できるため、エンジニアとしての実務経験があればぜひ転職の候補に入れたい職種です。

Salesforceエンジニアとして転職を成功させたい方は、ぜひ転職エージェントにご相談ください。

スキルや経験を存分に生かしてSalesforceエンジニアへの転職を成功させましょう。

 

IT・Web・ゲーム業界の転職に強い転職エージェントのGeekly(ギークリー)では、求人情報や企業の情報を多数保有しているだけでなく、転職活動全般のサポートも行っています。

Salesforceエンジニアの仕事に興味がある方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

 

まずはキャリアの相談をしてみる

この記事の監修者

【国家資格保有】キャリアアドバイザー 小峰涼平

5年間インフラエンジニアとして新規顧客提案や既存顧客への提案〜運用保守業務を経験。業務を行う中で人材業界へ興味を持ち、22年1月国家資格キャリアコンサルタントを取得。現在、資格を活かしキャリアアドバイザーとしてエンジニアの転職支援を行っております。

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