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固定観念を捨て、まずはやってみる。 データ・情報システム本部(情報活用システム)SF活用グループが「アプリケーション構築・保守」に向き合う姿勢とは

シンクタンク・コンサルティング・ITソリューションの3つの機能を有する「日本総合研究所」「新たな顧客価値の創造」を基本理念とし、課題の発見、問題解決のための具体的な提案およびその実行支援を行っています。「ITソリューション」事業は、SMBCグループの事業戦略をITで実現し、新たな金融サービスを創出することで広く社会・経済に貢献することを目的としています。今回は、SMBCグループのSalesforceの企画から開発、保守を行う「データ・情報システム本部(情報活用システム)SF活用グループ」の森谷様、西條様よりグループの事業内容やミッション、大切にしている仕事の考え方、仕事の魅力について語っていただきました。是非ご覧ください。

森谷 茂樹様/情報活用/チーム長/JRI (moritani shigeki)

2008年日本総合研究所にキャリア入社。

言語書き換え、Oracle開発、Salesforce開発などのプラットフォームでの業務開発プロジェクトマネージャーを担当。大小さまざまな案件の構築、更改案件プロジェクトを遂行。

 

西條 裕樹様/情報活用/JRI (saijo yuki)

2022年日本総合研究所にキャリア入社。

Salesforce業務開発におけるプロジェクトマネージャーを担当。

現在、新規構築案件プロジェクトを遂行。

 

 

SMBCグループの”ITの中核”を担う日本総研「データ・情報システム本部(情報活用システム)SF活用グループ」が目指すところとは

 

 

―SF活用グループの事業内容とミッション、組織体制についてお聞かせください。

 

森谷さん:日本総合研究所はシンクタンク、コンサルティング、ITソリューションの3つの機能で構成されており、「データ・情報システム本部(情報活用システム)SF活用グループ(以下、SF活用グループ)」はITソリューションに属している本部です。

SF活用グループは2020年に新しく設立されたグループで、主にSMBCグループのSalesforce開発を担っています。具体的な業務内容としては法人向け(グループ会社、市場営業部向け、スタートアップ向けや海外向け)のCRMおよび SFA、法人向けの営業支援のシステム開発、またその保守を担当しています。

私たちはSMBCグループが掲げるミッションの早期実現に向けてシステム企画、開発、保守を通じて貢献するとともに、Salesforceのグループ利用、担当範囲の拡大を通して積極的な社内外での知名度向上を目指しています。
内製開発にも力を入れており、開発力を生かした上流工程領域への拡大を目指しております。

 

―2020年頃にできた新しいグループとのことですが、現在はどのような事業フェーズですか?

 

森谷さん:現在では何社かのSMBCグループの案件も担当するようになり、案件の規模・範囲ともに拡大しております。また、法人系CRMの発展を目指した新たなプロジェクトに構想段階から参画しております。

案件の範囲拡大とともに、現在はさまざまなプロジェクトが並行して進行しています。
20代の社員が多く在籍しているため、他の部署より平均年齢が若いという特徴があります。
一部の小規模案件では若手のうちから自身で要件定義からリリースまでを実施しています。徐々に経験する案件規模を拡大し、若手の内からでも大規模案件に携われるように開発スキルを高めています。

 

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グループ全体で”まずはやってみる”を貫くSF活用グループの仕事観

 

 

―SF活用グループが大切にしている仕事の考え方について教えてください。

 

森谷さん:データ・情報システム本部には「固定観念を捨てる」「正解がないならば、まずはやってみる」「仕事に壁を作らない」「オープンマインドに振る舞う」などの行動指針があり、SF活用グループでも行動指針に則って仕事をしています。

当部は情報系システムを扱っているため、お客さまが直接利用するサービスに影響することはあまりありませんが、見方を変えれば、チャレンジングなことに取り組みやすい環境といえるとも思っています。その利点を生かし、まずはいろいろなことにチャレンジし、実際に自分自身で確認して、評価するということを意識して業務に取り組んでいます。

例えば、グループの全体として若手が多いのですが、新しくシステムを作って、このプロジェクトのプロジェクトマネージャーをやってみたい、新しい部署で新しい仕事をしたいなど積極的に相談してくれるので、皆さんトライアンドエラーをしながらも、業務の幅が広がっていると思います。

自分がどのような立場で何に携わりたいかという思いをしっかり伝えることができれば、どんどん新しいことにチャレンジできる環境です。
西條さんは現場に携わっていて、どのように感じますか?

 

西條さん:森谷さんの話にもあったように、グループ全員が行動指針にのっとって仕事をしている印象です。
SF活用グループ全体が、新しいことにチャレンジすることや、積極的かつ自律的に動き、前に進む意識が強い組織だと感じています。

 

もちろん、積極的に仕事を進めていても壁にぶつかることはたくさんあります。
うまくいかない時でも森谷さんをはじめ他の上長に気軽に相談できますし、チャレンジして失敗したとしても頭ごなしに否定することはせず、「なぜダメだったのか」を一緒に考えてフィードバックしていただけています。

 

失敗を糧に再チャレンジしてみようと思えるので、壁にぶつかっても前進できていると実感しています。
しっかりと自身で考えて提案を行えばユーザーも受け入れてくれることが多いため、チャレンジの余地が十分にあると感じています。
若いうちから提案の場数を踏める、チャレンジさせてもらえる機会が多いのは魅力だと思います。新しいことに対するチャレンジ(新規ツールを導入したい等)は、基本的に受け入れてくれるので、グループのモチベーションも高いと感じています。

 

森谷さん:SF活用グループは、自分からやりたいことを発信できる方が向いていると感じます。
提案していただいた内容が実現できそうか、予算はどれくらい必要かなど前向きに検討します。実施が決まった後も、グループ全体でサポートする体制が整っていますので安心して進められると思います。

 

また、当グループに限らず社内でもイノベーションコンテストやカイゼン&チャレンジなど、会社全体やより広い範囲の業務を対象に自分のやりたいことを提案する場もあります。

 

―SF活用グループならではの雰囲気や考え方など、貴グループらしさを感じるときはありますか?

 

 

森谷さん:SF活用グループは「まずはやってみよう」というメッセージを積極的に発信しているので、新しいことは若手社員を巻き込んで取り組んでいます。

提案が通らなかったとしても、どうしたら通るのかを考えていく姿勢を部署全体で大事にしているので、それが若手社員にも伝わり好循環を生んでいると感じています。

また、意見も言いやすい雰囲気のため、「どんどんこういうことをやった方が良い」とか、「これについてちょっと悩んでいるんですよね」など若手社員が相談しやすい環境を整えることを心がけています。

 

西條さん:「まずはやってみよう」というメッセージはグループに浸透していると感じます。

若手から要件定義といった上流工程から裁量を持って進められますし、最終的には上長の承認が必要ですが、大枠のプロセスが固まってしまえば、ある程度自由に要件調整ができます。

これは情報系システムの開発を担っているグループならではの強み、魅力だと思います。

また、新しいシステムやSalesforceの新しい機能を導入するなど裁量を持って要件定義を行うには、システムの理解が必要ですので、自己研鑽に励む方が多いです。

たとえば、Salesforceは社外研修の機会が多く、参加してインプットしたことをグループミーティングで共有するなど、個人だけでなくグループ全体で成長する意欲が高い組織だと感じます

 

―SMBCグループの”ITの中核”を担う立場として日々求められていると感じることはありますか?

 

森谷さん:私たちは、SMBCグループの情報系システムの開発、運用を行っていますが、実際にシステムを使用するユーザーはシステムの知見があるわけではありません。

そのため、システムのプロフェッショナルとしてユーザーの業務を理解し、的確な提案や必要な調整をするなど、橋渡し役を担うことが求められています。

プロジェクトを進めていく過程では、システムの要件がまとまらないケースや、プロジェクトマネージャーの意見とユーザーの意見が相反することもあります。

そのような時こそ、お互い納得感を持ってプロジェクトを進められるように、気持ちよく働けるように立ち回る能力もプロジェクトマネージャーに求められていると思います。

西條さんはどのように感じていますか?

 

西條さん:私もユーザーの業務を理解したうえで、要件調整、要件定義、提案をしていますが、すべてのステークホルダーの合意を得るのは難しいと感じつつも、当社に求められている点だと思います。

若手から多くの方と関わりながら複数プロジェクトを推進できるのは当社の魅力だと感じます。

一方、ユーザーやベンダーなど複数の関係者が、どうしたらお互いに気持ちよく仕事ができるのか、どのように立ち振る舞えばよいのかを常に考えてプロジェクトを完遂させることを意識しています。

 

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プロジェクトマネージャーとして”やりたいこと”に取り組める「SF活用グループ」の魅力

 

 

―SF活用グループでプロジェクトマネージャーとして「アプリケーション構築・保守」に携わることの魅力を教えてください。

 

森谷さん: SF活用グループは、業務を通して技術者のキャリアもプロジェクトマネージャーのキャリアも積めるため、自分の経験値を高められます。

Salesforceの開発に技術者として携わることができ、プロジェクトマネージャーとして大きな案件に携わることもできます。また、内製開発の規模も徐々に大きくなっているため、やりたいことがかなえやすい環境だと思います。

数十億規模の案件もあれば小さい案件もあるため、多種多様な規模の案件に携わる機会があります。

また、ユーザーとコミュニケーションが取りやすい点も魅力に感じています。
Salesforceの画面を見ながらユーザーと認識を合わせてシステムを作れるため満足度が高いシステムを作りやすいです。

 

西條さん:森谷さんがおっしゃるように、実際に画面を見せながらの開発が可能となるため、よりユーザーの要件にマッチしたシステム開発が可能だと実感しています。

また、業務要件次第ではありますがローコード開発を取り入れることもありますし、小規模案件であればアジャイル開発の手法を取り入れたシステム開発を行うなど、若手のうちからさまざまな工程を経験できます。

このように多様なことに携われるので、自分のキャリアを広げられます。選択肢が多いからこそ、自分自身と向き合って「今後どのようなキャリアを歩みたいのか」を考えることが重要だと思います。

入社時にやりたい仕事が言語化できていなくても、さまざまな仕事に関わることで自分に向いている仕事を見極められます。模索しながら自分が目指したい姿に近づくことができ、さらにキャリアを積める点はとても魅力的だと思います。

 

―プロジェクトマネージャーとしてステップアップを感じる瞬間はどのような時ですか?

 

西條さん:要件調整やプロジェクトを推進していくうえでの利害調整ができたときです。

プロジェクトマネージャーになりたての頃は、右も左も分からない状態で要件調整をしてしまったため、後になって問題が判明したことや、調整がうまくいかなかったこともあったのですが、複数のプロジェクトに携わるうちに、ユーザーも納得した状態で要件調整や利害調整ができるようになったため、自分の成長、ステップアップを感じました。

また、プロジェクトが完遂した後に、ユーザーから「システムリリースしてくださり、ありがとうございます。とても使いやすいです」という感想をいただいた時は、プロジェクトマネージャーをやって良かったと心底感じた瞬間ですね。

 

―SF活用グループのプロジェクトマネージャーで活躍し、輝いている方はどのような方ですか?

 

森谷さん:能動的に動ける人、やりたいことを周りに発信できる人だと思います。
そのような方は仕事が次々に舞い込んで来ますし、ステップアップもしていて、仕事の幅が広がっている印象があります。自分で考え、周囲に論理的に説明し行動に移せる人が輝いていると思います。
他には、積極的に相談できる人も活躍していますね。自分ひとりだけの力でできることは限界がありますし、全てのことを理解することは難しいので、自分の殻に閉じこもらないことが成長、活躍につながっていると感じています。

実際に西條さんもさまざまな人に相談しながら仕事を進めているので、すごく良いなと感じています。

 

西條さん:ありがとうございます。やはり自分だけで仕事はできないので、周りの協力をいただきながら課題に対してベストプラクティスを見つけ出してプロジェクトを推進させられる人は活躍されていると思います。

 

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最後に、貴社SF活用グループにご興味をお持ちの方にメッセージをお願いします。

 

 

森谷さん:周りの人と協力して仕事をしたい方、挑戦できる環境を利用して主体的にいろいろな仕事をしてくださる方と一緒に働きたいです。

いろいろやってみたい方であれば、私たちもサポートしがいがあると思っています。
また、若手が多い環境なので、背中を見せてくださるような中堅の方にもぜひ来ていただきたいです。

 

西條さん:周囲のメンバーと切磋琢磨できる環境ですので、自己研鑽をひたむきに頑張れる方は活躍できます。若手のうちから大きな仕事を任されるようになるため、臆せずチャレンジできる方にとっても成長できる良い環境だと思います。

 

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この記事の監修者

ギークリーメディア編集部

主にIT・Web・ゲーム業界の転職事情に関する有益な情報を発信するメディアの編集部です。転職者であれば転職市場や選考での対策、企業の採用担当者様であればIT人材の流れ等、「IT業界に携わる転職・採用」の事情を提供していきます。

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