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転職の入社日って自由に決められるの?内定から入社までの期間について解説します。
転職において多くの人が気にすることといえば、転職先への入社日です。内定を得られたとしても、入社日は自由に決めることができるのか不安に思っている人も多いはずです。特に在職中に転職活動をしている人にとってはかなり重要な部分です。今回はそんな多くの人が気になる内定から入社までの期間について解説します。
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目次
そもそも入社日は自由に決められる?
基本的には転職者から希望を出すことが可能
内定をもらって入社日を決めるまでが転職活動。入社日の交渉は多くの人が気にするポイントです。
内定をもらったとしても、人によって様々な準備をしなければならず、入社までに必要な期間もそれぞれです。
結論からいうと入社日は自分で決めることが可能です。
企業側も受け入れ準備があるのはもちろん、転職者自身にも準備が必要なことは理解しています。多くの場合は転職者の希望を尊重してくれます。
場合によっては会社から希望日を伝えられることも
とはいえ、すべての会社で入社日を自由に決められるわけではありません。場合によっては、面接の時点でいつ入社してほしいかを企業から伝えられることもあります。
研修の日程が既に決まっているといった理由が該当します。
とはいえあくまでも希望であるため、必ずしも守らなければいけないわけでもありません。
面接の際に企業側から質問が来た場合は、しっかり考えたうえで回答しましょう。
面接で入社日を聞かれたらどうする?
曖昧な回答はNG
最終面接の際には、いつから入社できるかを聞かれることが多いです。
入社日が自由に決められる会社は、この段階で入社日について情報を収集することがあります。
ここで一番重要なのは曖昧な回答だけはしないようにしましょう。
もしここで、全く分からない等の曖昧な回答をしてしまうと、企業側も入社日を決めるのが難しくなってしまいます。またそのような回答をすることで「この人は入社する気があるのか」と不安な印象を与えてしまいます。
具体的なことが決まっていないとしても、曖昧な回答はしないほうがおすすめです。
ある程度期間を設けた回答がおすすめ
では逆にどのような回答がベストか気になる人もいるはずです。
基本としてはある程度期間を設けるのがおすすめです。
だからといって、具体的な日にちなどは回答する必要はありません。何か月後というような、大まかな期間を回答するだけで十分です。
内定から入社までの期間については後ほど詳しく解説しますが、2か月から3か月とするとよいでしょう。そうすることで企業側も比較的応じやすくなり、転職者自身でも様々なことができる時間を確保することができます。
内定から入社までの期間はどのくらい?
2~3か月が妥当
2か月から3か月とするのは、退職交渉や引継ぎなどの手続きはそのくらいかかることが一般的なためです。
また、3か月後とすることは転職先の企業にとっても実は都合がよい可能性もあります。
企業によっては3か月毎の四半期ごとにスケジュールを分けている場合もあり、そのスケジュールに合わせやすくなるというメリットもあります。その間に会社でも迎え入れるための準備をするのです。
急な募集の場合は1か月以内
入社日を聞かれた場合の回答として2~3か月が良いとしましたが、時にはそれが命取りとなってしまう場合もあります。それは急募の場合です。
会社側から急募としている場合、一刻でも早くその会社に入社してほしいという願いが込められています。その場合で3か月と回答してしまうと、悪い印象を与えてしまうこともあります。
仮にもし内定を得られたとしても、入社日までの期間はどうしても短くなってしまいます。場合によっては、内定をもらった数日後に入社ということもあり得ます。
入社日が半年以上先、もしくはできるだけ早く入社したい場合には?
入社日は2か月から3か月後が妥当とはいったものの、都合よく転職活動が進むとは限りません。
長期スパンでの活動を考えている場合や、少しでも早く就業したい場合には、まずは転職エージェントに相談するのもおすすめ。
それぞれの入社希望タイミングに沿った活動のペースや方法を提案してくれます。
入社日について、企業への事前の根回しや、選考ペースが早い企業の求人の紹介といった対応もしてくれるでしょう。
入社日までに片づけておくべきこと
退職手続きを忘れずに
内定をもらったら、いよいよ入社に向けた準備の開始です。準備といっても具体的にすべきことは人それぞれです。
特に在職中に転職活動をしている場合は、入社日までに退職手続きをしましょう。併せて、役所などでの手続きも済ませておきましょう。
そして忘れてはいけないのが、退職日が決まったら転職先にその旨を伝えることです。そしてこのタイミングで、具体的な入社の日にちなどを伝えるようにしましょう。この段階を経て、正式に入社日が確定します。
場合によっては引っ越しなどの手続きも
退職手続きも大きな手続きですが、人によっては就業先の近くに引っ越さなければいけない、という場合もあります。そうなると当然引っ越しの手続きも必要になります。引っ越し先の住居の契約はもちろん、住所変更やライフラインの解約など、こちらもやるべき事は多くあります。
具体的な入社希望日を伝えるときは、そのことも視野に入れるようにしましょう。できれば引っ越しをする必要がある旨も併せて伝えることができれば、会社もわかってくれるはずです。
とにかく入社日を決めるときは、長すぎず短すぎず、ほんの少しの余裕を持たせて決めるのが重要です。
入社日って変更できる?
可能であることも多いができる限り守ろう
退職手続きがすんなり進めば問題ありませんが、そうもいかないこともあります。そして、それが原因で入社日をずらさなければいけない、という事態になることもあります。
例えば、上司に強く引き留められたことがきっかけで入社日に間に合わない、ということもよくあります。
入社日を変更できるかは会社にもよりますが、可能な限り守るようにしましょう。会社としても、その日に入社してくるという強い期待と信用をしているため、その期待を裏切るようなことはなるべく避けましょう。
やむを得ない場合は電話で
とは言っても、やむを得ない場合もあります。入社する日が遅れそうだなと思ったら、まずは早めに転職先の人にその旨を伝えましょう。
その際大事なのは、謝罪をしっかりするということです。先ほど述べた通り、なるべく変更は避けるべき事なので、どうしても変更しなければいけない場合は、まずしっかりと謝罪してから変更後の日程を言うようにしましょう。
また、その際の連絡方法もできれば電話でするようにしましょう。そのほうが謝罪の気持ちなどが伝わりやすいです。万が一電話がつながりにくい場合は、メールなどのほかの連絡手段を使うようにしましょう。
気まずさを避けるために
これから入社する企業に、入社日の変更をお願いするというのは気が重いもの。いきなりマイナスな印象を与えかねず、気まずさを感じる人もいることでしょう。
不安な人は、最初から転職エージェントを利用して転職活動を進めるのがおすすめです。
いざ入社日を変更しなければならなくなった場合でも、転職エージェントが企業との仲立ちをしてくれます。
入社日は余裕を持たせて決めよう
今回は転職の際の入社日について、入社までの期間や入社日の変更など、多くの人が疑問に思っていることを中心に解説しました。
会社側で延期する場合も
入社日の変更は転職者側の事情で変更することが多いのですが、まれに会社から延期を伝える場合もあります。最悪の場合、希望日を伝えたとしても入社日の連絡が来ない、ということもあります。
では内定をもらった後の連絡がこない場合、どうすればよいのでしょうか。
その場合はとにかくまずは連絡しましょう。内定をもらってから承諾するには期限があります。当然その期限を過ぎてしまった場合は内定が取り消しとなる場合もあります。
せっかくのチャンスを無駄にしないためにも、まずは連絡するということを意識しましょう。
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