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Web制作会社の注目企業10選!事業内容や年収、転職するポイントを解説します

Web業界でキャリアを築いている方にとって、次の転職で自社サービスに携わるか、クライアントのサービスに携わるか悩む方もいるのではないでしょうか。Web制作会社は多種多様なサービス制作に携わることができるため、スキルの幅を広げられるメリットがあります。今回は、Web制作会社で注目の企業と平均年収、転職するコツを解説します。

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Web制作会社 注目企業10選

 

 

チームラボ株式会社

 

事業内容

チームラボ株式会社は、主にデジタルコンテンツの制作事業を行う企業です。最新のテクノロジーで大規模なシステム開発やプロダクトの制作、都市計画や建築空間設計などにも携わっています。

特にデジタルアートによる空間演出が楽しめる「チームラボプラネッツ」「チームラボボタニカルガーデン」は有名であり、同社の象徴的事業といえるでしょう。

手掛けるサービスは多様でWeb制作、アプリデザインだけにとどまらず、インフラ構築などにも至ります。

 

平均年収

チームラボ株式会社の平均年収は職種によっても変わりますが、およそ450万円です。

職種別で見てみるとWebアプリエンジニアは360〜700万円、UIデザイナーなどは350〜700万円となっています。

 

フェンリル株式会社

 

事業内容

フェンリル株式会社はUXリサーチ・デザイン事業を行っています。自社が展開するプロダクトであるウェブブラウザ「Sleipnir」、デザインレビューツール「Brushup」を開発・提供している企業です。

その他にもスマートフォンアプリの共同開発事業も行っており、特に検索アプリやニュースアプリのようなユーティリティ系を強みとしていますが、航空業界、鉄道業界、ゲーム業界、テレビ業界などあらゆる業種のアプリも手掛けています。

 

平均年収

フェンリル株式会社の平均年収はおよそ538万円といわれています。職種別では社内SEは350〜650万円Webエンジニアは320〜600万円ほどとなっています。

 

株式会社ビットエー

 

事業内容

株式会社ビットエーの主な事業内容はデジタルパートナー事業です。Webサイトの制作・運用・グロースのための企画・設計・実装など、クライアントの事業課題を解決するためサイト施策の手段を提供します。

事業戦略からWebサイトの制作・運用、ビックデータの活用施策の検討や実装までを手掛ける企業です。

社内の分断を解消する目的で開発された社内コラボレーション創出ツール「ourly profile(アワリープロフィール)」(現ourly株式会社)は同社が公開しています。

 

平均年収

株式会社ビットエーの平均年収は602万円ほどです。職種別ではUIリードデザイナーは500〜800万円、Webデレクター500〜800万円となっています。

 

株式会社SunAsterisk

 

事業内容

株式会社SunAsteriskは現在4ヶ国、6都市にて1800名以上のクリエイター、エンジニアが在籍するデジタル・クリエイティブスタジオを運営しています。

大手のみならず、ベンチャー企業の新規事業立ち上げサポートとスタートアップスタジオ、プロフェッショナルなICT人材の育成・仲介を通した、産業のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進が主な事業です。これまでに250社の企業とSaaS製品の開発実績があります。

 

平均年収

株式会社SunAsteriskの平均年収は644万円ほどです。職種別ではUI/UXデザイナー500〜850万円、バックエンドエンジニアは550〜1,000万円ほどとなっています。

 

株式会社博報堂アイ・スタジオ

 

事業内容

株式会社博報堂アイ・スタジオの事業内容は主にデジタルマーケティングやCRM(顧客関係管理)のプランニング・制作・運用、およびシステム開発業務などです。

クライアントが抱えるビジネス課題の掘り起こしから、戦略設計・企画制作・その後の計画・実行・測定・評価・対策・改善マネジメントに至るまで、デジタル領域の全工程を通してサービスを提供しています。そのため、ひとつのチームにエンジニア・デザイナー・プラナー・ディレクター・プロデューサー等が参加して業務にあたります。

 

平均年収

株式会社博報堂アイ・スタジオの平均年収は563万円ほどです。職種別ではWebデザイナーが400万円~600万円、UI/UXデザイナーの平均年収は500万円~800万円といわれています。

 

株式会社ニジボックス

 

事業内容

株式会社ニジボックスは、以下5つの事業内容を主軸に手掛けています。

  • ・ソーシャルゲーム開発事業
  • ・ソーシャルマーケティング事業
  • ・運営特化型のセカンダリーゲーム事業
  • ・店頭購買を最大化するO2Oマーケティング事業
  • ・動画制作事業、総合型インターネットサービス開発事業

 

主にオンラインを通じて開発支援を行うことが事業の中心であり、リクルートなど大手グループクライアントなどを相手にオンラインサービスを提供しています。「SUUMO」「じゃらん」「カーセンサー」「ゼクシィ」などが一例です。

UX設計やUIデザイン、動画やイラストの制作といったものを、スタート時期の構想段階から運用まで幅広くソリューション提供する形で携わっています。

 

平均年収

株式会社ニジボックスの平均年収は377万円~714万円です。

UIデザイナーの平均年収は320〜400万円、Webディレクターは380〜720万円、フロントエンドエンジニアは300万円~800万円と、インセンティブも含まれる職種もあるため年収の幅も広いようです。

 

株式会社ナディア

 

事業内容

株式会社ナディアはWeb制作に関するオールマイティなクリエイティブ集団です。

システム構築・映像・3DCG制作まで社内で一貫して携わり、AR/VR、AI(人工知能)等の最新テクノロジーなど、幅広い領域での開発、制作を手掛けています。

その他にもメディア運営や広報支援、マネジメントも手掛ける企業であり、主要取引先にはアマゾン、NTTドコモ、Google、ソニー、アサヒビールのような大手企業が名を連ねています。

 

平均年収

平均年収は職種は347万円 〜735万円といったように就く職種によって開きがあるようです。

WEBディレクターは360〜504万円、WEBデザイナーは300〜600万円、総合プロデューサーになると500〜762万円となっています。

 

株式会社フォーデジット

 

事業内容

株式会社フォーデジットはWebデザインが事業の核となっています。

例えばデジタルブランディングのような、クライアントのブランドを周知するためのデジタルコミュニケーションデザインが強みです。企業の特性を把握しブランド力向上をサポートします。

UXデザインのような上流工程だけでなく、WEBサイトやスマホサイト・アプリの制作、運用、人材の派遣までを手掛ける企業です。株式会社ポケモンのコーポレートサイトリニューアルを手掛けたのが同社です。

 

平均年収

株式会社フォーデジットの平均年収は475万円で、職種別では社内のデザイナー・エンジニア・UXデザイナー等は400〜600万円となっているようです。

 

株式会社ソフトクリエイトホールディングス

 

事業内容

株式会社ソフトクリエイトホールディングスは、デジタルマーケティング事業、システムインテグレーション事業、ワークフロー事業、コンテンツマーケティング事業の4つが主力事業です。

同社が販売している中堅大手向けECサイト構築パッケージ「SiteMiraiZ」「ecbeing」といった国内ECサイト構築パッケージの導入を支援しています。

 

  • ・ECサイトのカスタマイズ
  • ・データセンターでのホスティングサービス
  • ・マーケティング支援等の付加価値サービス

 

上記のようなサービスを提供して、企業のEC事業をワンストップでサポートしています。

 

平均年収

株式会社ソフトクリエイトホールディングスの平均年収は624万円で、職種別ではWebディレクター400万円~800万円、開発SE450〜900万円となっています。

 

ネオス株式会社

 

事業内容

ネオス株式会社は大手企業をクライアントとして、DX(デジタルトランスフォーメーション)を支援する事業が主軸です。

自社開発では、歩数計のアプリである「Renobody(リノボディ)」や「OfficeBot」というPCでもスマホでも利用できるFAQシステムをサービス展開しています。同社の強みは、サービス企画、デザイン、開発、運用、PRまで一気通貫したICTソリューションを提供し、企業のあらゆるニーズの実現をサポートできる点です。

 

平均年収

ネオス株式会社の平均年収は600万円ほどで、職業別ではUIデザイナー500〜800万円、Web開発エンジニア400〜500万円となっています。

 

Web制作会社の求人を紹介してもらう

 

 

Web制作会社で活躍できる職種

 

 

Webプロデューサー

 

Webプロデューサーは、企業やその他組織等のサイト制作を指揮する最高責任者です。

予算を決める、スケジュール管理をする、人員の配置、サイトの構成や方向性、デザインに至るまで全てを総括する役割にあります。

そのため、スタッフを取りまとめるマネジメントスキルという意味でのコミュニケーションスキルの他に、クライアントと向き合い課題を聞き出すヒアリングスキル、マーケティングスキル、プレゼンテーションスキルも求められます。

Web制作のリテラシーを証明するための「Webプロデューサー試験」などの資格を保有していると業務に役立つでしょう。

 

 

Webディレクター

 

Webディレクターの主な業務はWeb制作の現場の指揮を執ります。Webプロデューサーから指示された制作スケジュール管理、品質管理などにも携わり、プロジェクトを推進させていきます。

Webディレクターはプロジェクトに携わるチームも取りまとめるため、対人スキルが欠かせません。その他にも、課題解決、マーケティング、企画立案と提案、制作に関する知見があるとWebディレクターの仕事に役立ちます。

Webサイト構築に必要なHTMLやCSSといった専門知識やSEOの知識を証明できる資格に「Webディレクション試験」があります。

 

 

Webデザイナー

 

Webデザイナーは、WebサイトやWebサービスのデザインを担う職種です。

どんなユーザーでも用途の理解ができるWebデザインを作ることが求められます。

Webサイトの制作は、ディレクターがクライアントの要件定義を行いワイヤーフレームに落とし込み、デザイナーがWebサイトのデザインを作って、エンジニアがコーディングをして完成という流れが一般的です。

フローの真ん中で登場するWebデザイナーは「クライアントの要望を具現化できること」かつ「具現化したことをコーディングで実現できること」に配慮してデザインをしていく必要があります。

そのためWebデザイナーは、ディレクションの視点とコーディングの知識を持つことができれば、より重宝される存在になるでしょう。

 

 

バックエンドエンジニア

 

サーバーやデーターベースの整備、ECカートシステムの構築などバックエンドを手がけるエンジニアです。

ユーザー側から見えないWebの裏側を支えており、プログラマーとも呼ばれます。

技術領域としては、フロントエンドで使うHTML、CSS、JavaScriptとは別に、PHP、Python、Ruby、Javaなどプログラミング言語の知識が必要となります。

Web制作の現場ではECサイトやマッチングサイトなど、システム開発が必要な場面で活躍するポジションです。

 

 

Webマーケター

 

Webサービス媒体を活用したマーケティング活動の企画・実行がWebマーケターの仕事です。

マーケティング全般の知識はもちろん、論理的思考力やデータ分析力が必須の仕事です。

その他にもHTML、CSS、画像編集ソフトの知識や、JavaScript、PHP、SQLなどプログラミング言語に関連する知識、そしてセキュリティの知識がある人材は重宝されます。

Webマーケターにおすすめの資格として「Web解析士」「ネットマーケティング検定」「Web検定」「Webアナリスト検定」が挙げられます。

 

バックオフィス

 

バックオフィスとは直接クライアントと関わることない仕事を受け持つ部署や組織のことを指します。

メイン業務(フロントオフィス)のサポートを行うのが仕事です。

経理・財務・人事・総務・法務などの部門に該当し、その仕事内容は多岐にわたり「企業の後方支援部隊」といったところです。

バックオフィスの部門が機能しなければ企業は成り立ちません。バックオフィスは企業のエンジンでもあるわけです。

 

まずはキャリアの相談をしてみる

 

 

Web制作会社に転職するには

 

 

Web制作会社でどのような経験をしたいのか整理する

 

まず「自分がWeb制作会社で何を成し遂げたいのか?」を整理してまとめます。短期だけでなく長期のキャリアパスも考えることが重要です。

自分がWeb制作会社で働いていく上でのゴール、たとえば上位職種にあたるWebプロデューサーや、独立してフリーランスとしてやっていきたいなど、はっきりさせておきましょう。

 

どのタイプのWeb制作会社に転職したいのか定める

 

Web制作会社とい一口にいっても、様々なジャンルの業務を扱う会社が存在します。

スポーツ関係や飲食店、ホテル、またはアニメーション、LP(ランディングページ)の制作など数々ありますし、ジャンルを問わずに業務を取り扱っている会社もあります。

自分がWeb制作会社で何をしたいのかを明確にできていないと、採用されていざ業務が始まってから「こんなはずじゃなかった」というミスマッチを引き起こすリスクが考えられます。

これでは早期離職につながりかねません。

そうならないためにも、Web制作会社の制作実績は必ず調べるようにすると良いでしょう。

 

自身のスキルが希望する企業の求人情報とマッチするのか把握する

 

たとえばWebデザイナーを希望しており、その希望に叶うようなWeb制作会社があったとします。

自身はIllustratorやPhotoshopなどグラフィックソフトを使いこなせるスキルを活かそうと思っていても、企業側はUI/UXデザイナーの知識やスキルも求めているといったケースに注意が必要です。

Web制作会社の求人情報の募集要項には細かい条件が記載されている可能性もあるので、必ずチェックするようにしましょう。

 

ポートフォリオを作成する

 

ポートフォリオはいわゆる自身のこれまでの作品群で、過去に制作したWebサイトやロゴなどのデザインなども該当します。クリエイティブ職種への転職では必要不可欠といえるでしょう。

企業はポートフォリオを通して、応募者の現在のスキルを把握したいという意向があるため、転職活動を行う際は準備しておきましょう。

より良いポートフォリオを作成すれば、スキルをアピールする武器になります。

 

まずはキャリアの相談をしてみる

 

 

Web制作会社への転職を目指すなら転職エージェントに相談してみよう

 

 

注目のWeb制作会社10社のご紹介から、Web制作会社の転職についてのポイントなどをご紹介しました。

現在、大規模コーポレイトサイトの制作やWebマーケティング、さらにはクライアントへのブランディングの提案などWeb制作会社の仕事は多様化し続けています。

それだけに、いざWeb制作会社に転職したいと思っても、自分にあう会社はどのような会社なのか、キャリアパスについてなど分からないことや不安なことが多くあるかと思うので、業界・職種に特化した業界に特化した転職エージェントと伴走しながら転職活動を進めることをおすすめします。

IT・Web・ゲーム業界に強みを持つ株式会社ギークリーでは、Webプロデューサーを目指す方のご支援も行っております。転職や情報収集をお考えの方は、お気軽にご相談ください。

 

まずはキャリアの相談をしてみる

この記事の監修者

【国家資格保有】キャリアアドバイザー 小峰涼平

5年間インフラエンジニアとして新規顧客提案や既存顧客への提案〜運用保守業務を経験。業務を行う中で人材業界へ興味を持ち、22年1月国家資格キャリアコンサルタントを取得。現在、資格を活かしキャリアアドバイザーとしてエンジニアの転職支援を行っております。

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