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【SESの方必見!】SESから転職する最適なタイミングは?|転職までの手順も合わせて解説

SESからの転職を考えていると、退職のタイミングやスケジュールが決めにくく悩みますよね。
タイミングを見誤ると出向先や自社に迷惑がかかったり、転職を先延ばしにしたことで自身の限界がきてしまうことにもなりかねません。本記事ではSESから円満に退職するため、転職の最適なタイミングや退職手順を紹介します。

SESで働くエンジニアの転職・退職の最適なタイミング

 

時計

 

プロジェクトが終了・一区切りするタイミング

 

SESとして働くエンジニアは、多くの場合チームで働いている場合が多いです。

プロジェクトの途中での退職となると、取引先やチームのメンバーに少なからず迷惑をかけてしまいます。IT業界はエンジニア同士のつながりも重要であるため、できるだけ迷惑が掛からないかたちで退職した方が良いでしょう。

また、自社の選考を受けている人の評判を前職の同僚や上司から聞く「リファレンスチェック」という採用手法を導入する企業も増えています。

そのため、余裕がある場合にはプロジェクトが終了・一区切りするタイミングと退職のタイミングを合わせた方が良いでしょう。

 

【あわせて読みたい】SESの待機期間の給与と危険なSES企業の特徴についてはこちら⇓

 

転職活動をして内定がもらえたタイミング

 

転職活動の結果、希望する会社から内定がもらえたときも、転職するタイミングです。

せっかく内定がもらえたのに、例えばプロジェクトが終わる半年先まで入社を待ってもらいたいと伝えてしまうと、入社先への心象にも関わってきます。

その場合には、退職する会社よりも次に入社する会社との関係を優先させるべきでしょう。

ただし、内定がもらえた場合でも退職時期は1か月以上間をあけた方が良いです。引継ぎを十分に行える時間を確保し、チームやプロジェクトにできるだけ迷惑がかからないように退職時期を設定しましょう。

 

精神的・肉体的に限界が来そうなタイミング

 

プロジェクトの区切りや内定をもらうよりも先に自身の限界が来そうな場合には、退職をした方が良いでしょう。

周囲を気にしすぎて自分が体調を崩してしまっては元も子もありません。休んでしまうことで結果的に周囲にもしわ寄せが発生してしまいます。

 

客先常駐でも転職・退職できる

 

契約期間中であっても、転職・退職は可能です。

賠償金などの支払い義務もありません。

ただし、民法が定めるところによると「2週間前に会社へ伝えれば退職できる」となってはいますが、円満に退職するためにはやはり1ヶ月以上前には意志を伝えると無難です。

客先へと伝わる日数を考えると、少なくとも1ヶ月プラス数日みた方が迷惑がかからず、スムーズに退職まで進める事ができる場合もあります。

 

 

退職への手順

 

ミーティング

 

SES契約でも一般的な転職と変わりはなく、契約期間中は退職のタイミングがつかみにくいでしょう。

またプロジェクトが進行中で「途中で抜けられると困る」と言われてしまうこともあります。

退職のタイミングや退職から転職までの段取りは、以下を参考にしてください。

 

退職理由を明確にすること

 

まずは退職理由を明確にしましょう。

仕事内容や出向先が「自分に合わない」「人間関係が良くない」等が退職理由なら、まだ改善の余地があります。

上司に仕事内容・出向先が自分に合っていないと感じる理由を伝え、改善してもらえないか掛け合ってみましょう。

SES契約や働き方自体が退職理由なら、退職を伝える手順に進んでよいといえます。

 

退職したい旨を伝えるタイミング

 

退職したい旨を伝えるタイミングは以下がおすすめです。

・プロジェクトの終了時期
・工程の区切り
・契約更新の時期

このようなタイミングに退職したい旨を伝えれば、会社や取引先に迷惑がかかりづらいので退職を断られる可能性が低くなります。

どうしてもすぐに退職しなければならない状態は別として、退職を申し出る際にはなるべく上記のタイミングにしましょう。

 

退職の伝え方

 

トラブルを防ぐためにも、退職を伝える際は履歴が残る方法をとりましょう。

メールで退職意志を伝え、口頭で伝える際に退職届を提出し、受け取ってもらったお礼をメールで伝える、といった方法です。

後から退職を伝えた日程を確認する必要が生じるケースもありますので、「口頭と履歴」どちらも必要だという点を忘れないようにしてください。

なお、口頭で伝える方法は電話でも構いません。

誰から伝えるべきか順番は後述していますので参考にしてください。

 

転職先を決めておく

 

退職前に転職先を決めておく事をおすすめします。

理由としては、金銭的な心配をしなくて良い事、自身の決意がにぶらない事、会社や客先に諦めてもらいやすい事などが挙げられます。

何より次が決まっている事で気持ちに余裕をもって転職活動を進める事ができます。

転職エージェントに登録だけしておき、自身の市場価値や転職市場の市況感といった情報を先に入手しておくという方法もあります。

 

まずはキャリアの相談をしてみる

 

 

退職を拒否されたらどうするべきか

 

ノート

 

意を決して退職したい旨を伝えたものの、断られるケースもあるでしょう。

断られたからといって転職をあきらめるわけにもいかず、途方に暮れる方がいるかもしれません。

退職の意向が受け入れられなかった場合、次にどのような行動を取ればよいのか解説します。

 

不満に思っていることを挙げて伝える

 

業務や待遇など不満に思っていることを伝えます。

退職に代わる条件を出されるかもしれませんが、退職への意志が固いことを伝えれば退職へ進んでいくでしょう。

SESを辞めたいと考える人の理由として多いのは「案件が決まらない」「案件から抜けられない」「給与面など将来への不安」といったものです。

ただしその場で退職できるわけではないため、「のちの1ヶ月の業務に差し障らない程度の内容」を心がけてください。

 

何度も伝える

 

一度断られても何度も退職の意向を伝えましょう。何度も伝えることで意志の固さが伝わります。

一方で何度も引き止められるということは必要とされている証拠です。頑なに退職の方向で進めるばかりではなく、条件交渉をしてみても良いかもしれません。

 

転職先が決まっている場合はその旨を伝える

 

転職先が決まっている場合はそれを伝えましょう。次の仕事が決まっているのであれば引き止めにくいはずです。

転職先が決まっていることを聞かされた上司は寝耳に水、気分を害する可能性もあります。

何の相談もなく会社側に露見しないように活動を進めていたのだと知れば、ポジティブに受け止められない方が大半でしょう。

まずは退職の意向だけを伝え、受け入れてもらえなければ転職先について伝えるという順序で進めてください。

 

出向先に伝える

 

自社に退職を断られている場合でも、出向先との関係性が良好であれば出向先に伝えて外堀から固めるのも一つの方法です。

こうなると会社側は退職を認めざるを得ない状況になります。

しかしこの方法は最終手段です。会社と出向先の関係性にも影響する可能性がありますので、まずは自社に伝えましょう。

 

まずはキャリアの相談をしてみる

 

 

退職を伝える相手の順番

 

女性

 

SESの退職の場合、大きく分けて2ヶ所に退職の意向を伝える必要があります。

 

会社の上司に伝える

 

まずは自社の上司に退職したい旨を伝えます。

退職を拒否されるかもしれませんが、退職したい旨と理由を正直に伝えましょう。こうして段取りを踏まえて準備する必要があるほど「退職」は大きな出来事です。

簡単に伝えようと思っていても緊張してしまい、伝えたいことが伝えられない可能性もあります。ある程度退職理由や伝える言葉を事前に考えておきましょう。

 

出向先に伝える

 

上司に伝えたら、次は出向先に連絡を入れます。

自社から連絡が届くはずですが、自身からも伝えておいた方が業務の引き継ぎや退職がスムーズです。

 

 

転職先はどこがいい?

 

ビル

 

転職先として挙げられるのは同業他社、あるいは出向先です。

出向先の会社に転職するとなれば業務に関しては問題なくこなせるので、業務面ではメリットといえます。

同業他社へ転職する場合は業務のやり方や流れが変わるかもしれませんが、業務内容としてはほぼ変わりなく、転職にはおすすめです。

しかし、同業他社に転職してはいけないという規定を設けている企業もあります。同業他社への転職そのものではなく、同業他社へノウハウや機密情報を漏らすことが禁じられているのです。

まずは上司や周囲に信頼してもらえるよう、日頃の言動に気をつけておく必要があります。

また退職の意向を伝える際も角が立たないように注意しましょう。この人なら大丈夫、と思ってもらえる下地作りこそがSESの退職・転職を円滑に進めるカギとなります。

 

自分に向いている仕事は「IT人材 仕事タイプ診断」で見つけよう

 

 

次のキャリアでどの職種を目指すか、マネージャーを目指すか、スペシャリストになるか悩んだり、転職したいけど自分の価値観に合う企業がわからない、次の職場選びで重視した方がいいことがわからないなど、職場選びで悩むことは多々ありますよね。

 

ギークリーの「IT人材 仕事タイプ診断」では、自分の適性だけではなく、自分に合う働き方、企業のタイプを知ることができるので、転職軸を決めるときや求人選びに役立ちます。

 

キャリアや仕事選びで悩んだら、一度ご自身の価値観に合う仕事のタイプや企業のタイプを調べてみませんか?自身の適性を知ることで、納得のいくキャリア選択や求人選びができるでしょう。

 

希望のキャリアに転職!診断利用から約1か月で転職成功した方の例

 

希望のキャリアに転職成功したAさんの例
  • ご年齢:30代前半
  • ご経歴:システムエンジニア⇒システムエンジニア
  • 転職期間:仕事タイプ診断利用から1ヶ月弱でご転職

 

Aさんは元々Salesforceエンジニアとして運用保守に従事されていましたが、案件が変わることが多く、知見を活かして働けない、個人よりも切磋琢磨できる仲間・チームで成長していきたいというご意向があり転職活動を始めておりました。

 

前職のご状況と、ご自身の価値観・志向にギャップを感じられていたAさんですが、「IT人材 仕事タイプ診断」によってご自身に合う価値観の企業タイプを見つけ、診断から1ヶ月弱で転職成功されました。

 

【あわせて読みたい】転職でキャリアアップに成功した事例はこちら⇓

 

「IT人材 仕事タイプ診断」ご利用の流れ

 

「IT人材 仕事タイプ診断」は4つのステップで完結!

 

STEP1:以下のボタンから仕事タイプ診断のページへ

 

STEP2:仕事タイプ診断のページから職種を選択

 

STEP3:プロフィール(お名前とご連絡先)を入力

 

STEP4:必要な質問に答える

 

診断後、自分の志向にあう企業の求人を見たい場合は、IT専門のキャリアアドバイザーがご希望の条件をお伺いし、志向性に合わせた求人を紹介させていただきます。

たった3分、無料で診断できるので、ぜひ一度「IT人材 仕事タイプ診断」で企業選びの軸を見てみてください。

 

【完全無料】仕事タイプ診断をしてみる

 

 

転職先の探し方

 

東京

 

転職したい業種・職種が決まっても探し方がわからなければ転職できません。

一般的な方法としてはハローワークやインターネットを活用した仕事探しが挙げられます。

SESでのエンジニア経験を活かして転職するのであれば、転職エージェントの利用がおすすめです。

 

職業安定所(ハローワーク)

 

職業安定所はどの地方にもあり、退職後の手続き等でも行く機会が増える場所でもあります。

現在職業安定所で仕事を探す人は少なくなっている印象です。しかし求人の件数が減っているというわけではなく、良い条件の求人があるのも事実です。

詳しい内容は職業安定所に行かないとわからない場合があり、ハローワークに足を運ぶことが手間に感じてしまいます。

退職後の手続きのついでに自分の希望の条件の仕事を探してみると良いでしょう。

ハローワークにしかない案件のように見えても、実は転職エージェントの非公開案件として登録されている可能性があります。そのためエージェントと併用して転職先を探していくのがおすすめです。

 

転職サイト

 

転職サイトはITエンジニアの求人が豊富にあり、ネットで簡単に求人の条件がわかるので転職エージェントと並んで人気となっています。

ただし利用する転職サイトによって掲載数に違いがあるため、様々な転職サイトに登録して自分で調べる必要があります。

また転職サイトはサポート機能がないため、自分で調べて先方と連絡を取り、先方が提示した条件にて採用面接を受けることになるでしょう。

転職サイトで大まかな条件を絞り込み、転職エージェントに相談するという流れがおすすめです。

 

転職エージェント

 

現在は転職エージェントを活用して仕事を探す人が多くなっています。

転職エージェントは求職者と企業の間を取り持ち、人材と企業をマッチングするサービスです。希望する職種や業務内容・待遇を伝えると、それに見合った企業・案件を専任のコンサルタントが提案します。

手数料も必要なくITエンジニアの求人も多く取り扱っているほか、業界特化型の転職エージェントもあるため、活用しない手はありません。面接スケジュールの調整も任せられるため、在職中にも安心して転職先を探すことができるのがメリットです。

 

エンジニア求人を紹介してもらう

 

IT業界特化型の転職エージェント

 

先にも述べたように、転職エージェントには業界特化型のエージェントも存在します。ITエンジニアとして転職したい人には一番おすすめの転職先の探し方です。

 

自社開発エンジニアの求人数も豊富

 

業界特化であるためそもそもITエンジニア職種の求人数が多いのはもちろんですが、自社開発エンジニアの求人も多数保有しています。

また、自社開発企業への転職では、社風とのマッチングがとても重要になります。

その点に関しても、転職エージェントであれば専任のコンサルタントがマッチングを行うためミスマッチを防ぐことができます。

 

社内SEの紹介も

 

いわゆるメーカー企業や、不動産、金融などの企業における社内SEの求人もIT業界特化型のエージェントでは多数保有しております。

IT業界の紹介先が多いイメージではありますが、近年ではデジタルシフトが各社で起きていることなどから、ITエンジニアを雇う他業界の企業も増えています。

エンジニアを募集する際にIT業界に特化したエージェントに依頼するケースが多く、弊社でも多数求人を保有しております。

 

 

まとめ

 

まとめ

 

SESのエンジニアとして働くことに不満を感じている場合は、何が不満なのか理由を明確にしましょう。

転職への気持ちが揺るがないのであれば、退職する際にトラブルが起きないように注意しながら退職への手順を踏みましょう。退職を拒否されても、退職への強い意志と確固たる理由を伝え続けることが重要です。

もし同業種で働くことを考えるのであれば、できるかぎり円満退職ができるように手続きを進めていきましょう。円満に立ち回ることができれば同業者からのヘッドハンティングや、現職の会社ともう一度取引をする際に無駄なトラブルも起こりません。

 

転職先をどのように探すか、どこで探すかなど悩みはたくさんあると思いますが、転職エージェントを利用すれば問題ありません。

退職の意向を受け入れてもらえず円満退職に陰りが見え始めた、という場合にも活用できるのが転職エージェントです。

退職はあくまで「転職」というゴールに向かう途中に過ぎません。ここで立ち止まることなく、転職への最短ルートを進むお手伝いをいたします。

SESとしての経験を与えてくれた会社と出向先への敬意を持ち、真摯に向き合うことが円満退職のポイントです。

あくまでポジティブな退職であることをアピールし、次の仕事に向かっていきましょう。

 

まずはキャリアの相談をしてみる

この記事の監修者

【国家資格保有】キャリアアドバイザー 小峰涼平

5年間インフラエンジニアとして新規顧客提案や既存顧客への提案〜運用保守業務を経験。業務を行う中で人材業界へ興味を持ち、22年1月国家資格キャリアコンサルタントを取得。現在、資格を活かしキャリアアドバイザーとしてエンジニアの転職支援を行っております。

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