ITエンジニアのキャリアパスの描き方とは?職種別の転職成功事例と将来性を解説
「エンジニアとしてどのようなキャリアを歩むか悩んでいる」「エンジニアが目指せるキャリアパスがわからない」という方もいるのでははいでしょうか?本記事ではシステムやWeb、インフラなどのITエンジニアが望めるキャリアパスの事例についてご紹介します。ITエンジニアの将来性や年収を上げる方法についても解説しているので、ぜひ参考にしてください。
目次 [閉じる]
【職種別】エンジニアのキャリアパス例
システムエンジニアのキャリアパスには、アプリや開発など様々な形態があります。
システムエンジニアのキャリアパスについて、事例と併せて解説します。
システムエンジニア3職種のキャリアパス
最初に紹介するのはシステムエンジニアのキャリアパスです。
【システムエンジニアの職種】
・システムエンジニア(開発エンジニア)
・アプリケーションエンジニア
・組み込みエンジニア
システムエンジニアではデータベースなどの分野におけるスペシャリストになるキャリアパスとゼネラリスト、もしくはマネージャーのキャリアパスがあります。
特にゼネラリストになる場合、上流工程での経験などを経てITコンサルタントになるか、或いはセキュリティのスキルを磨いてセキュリティエンジニアになるなどというキャリアパスを構築することも可能です。
システムエンジニアのキャリアパス例
【スペシャリスト】
・組み込みエンジニア
組み込みエンジニアは、需要の高まりに対して供給が追いついていない現状があります。
IoTの登場により、組み込みエンジニアの業務の幅はさらに広がったため、今後も活躍の場は広がると予想されます。
【あわせて読みたい】未経験から組み込みエンジニアを目指す方法はこちらから⇓
・データベースエンジニア
データベースエンジニアの平均年収は高い傾向にあり、給与幅も広いため給与のベースアップが期待できます。
将来的にはデータベース構築の提案や分析を行うデータベースコンサルタントやマネージャーなど、基礎知識を活かしたキャリアパスも望めます。
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【ゼネラリスト】
・ITコンサルタント
ITコンサルタントはクライアント企業が抱える課題を分析し、必要な提案、プロジェクト統括まで一貫して行います。
特定の業界知識が深まったり、プロジェクトの進行管理など多方面でのキャリアパスを望めます。
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・セキュリティエンジニア
セキュリティエンジニアはインターネットを利用する際には不可欠な存在で、将来的にも需要が多く見込まれると予想できます。
セキュリティコンサルタントやセキュリティアナリスト、ホワイトハッカーなど、同じ職種でも様々なキャリアパスへ進むことが可能です。
【あわせて読みたい】セキュリティエンジニアの求人例はこちらから⇓
【マネジメント】
・開発ディレクター
開発ディレクターはデジタル化の推進や、開発体制の高レベル化によりますます需要が高まっていく職種です。
将来的にはプロジェクトや部門全体の統括を担うマネージャーや、事業戦略や改善を担うポジションでの活躍なども望めます。
・プロジェクトマネージャー
プロジェクトマネージャーとしてのマネジメントポジションは、今後DX推進にますます必要な人材となります。
専門性の高いITコンサルタントや部門統括マネージャーなどより幅広いキャリアパスが拓けます。
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Web系エンジニア2職種のキャリアパス
次に紹介するのはWeb系エンジニアのキャリアパスです。
【Web系エンジニアの職種】
・フロントエンドエンジニア
・バックエンドエンジニア
Web系エンジニアのキャリアパスでは基本的にスペシャリスト、ゼネラリスト、マネージャーの3通りに分かれます。
しかし、中にはWeb系エンジニアとしての業務経験を活かしてITコンサルタントなどさらに上流工程のキャリアに進めることもあります。
Web系エンジニアのキャリアパス例
【スペシャリスト】
・テックリード
エンジニアチームのリーダーや組織の窓口・相談役として活躍できるテックリード。
まだ日本ではメジャーな存在ではありませんが、プロジェクトを円滑に進めるためには重要な存在となります。
【あわせて読みたい】テックリードの役割と年収事情はこちらから⇓
・フルスタックエンジニア
モバイルアプリ領域やインフラ領域など、マルチに活躍できるフルスタックエンジニア。
近年ではスキルの高さから重宝される人材とされ、需要も高まっています。
【あわせて読みたい】フルスタックエンジニアに転職する方法はこちらから⇓
【ゼネラリスト】
・VPoE
VPoEは、エンジニア人材を統括する役割があります。
人材の採用・育成など、責任者としてチームを引っ張っていくため、判断力や円滑なコミュニケーション力が必要とされます。
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【マネジメント】
・開発ディレクター
開発ディレクターはエンジニアチームの戦略を考えるなど、リーダーシップを必要とされるポジションです。
技術的な面だけでなく、ビジネス目線での活躍も期待されます。
・Webディレクター
Webディレクターはクライアントのニーズに沿って、制作進行・管理します。
クリエイティビティも求められるため、柔軟な発想力や臨機応変な対応力などが求められます。
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インフラエンジニア5職種のキャリアパス
続いてインフラエンジニアのキャリアパスです。
【インフラエンジニアの職種】
・サーバーエンジニア
・ネットワークエンジニア
・データベースエンジニア
・セキュリティエンジニア
・クラウドエンジニア
インフラエンジニアでは、基本的にスペシャリストとゼネラリスト2通りのキャリアパスがあります。
クラウドでのサーバー構築を行うクラウドエンジニアにキャリアチェンジした後、フロントエンドエンジニアやサーバーサイドエンジニアなどの技術を身につけていくことで、フルスタックエンジニアを目指す事も可能です。
インフラエンジニアのキャリアパス例
【スペシャリスト】
・フロントエンドエンジニア
フロントエンドエンジニアはWebサイトの見た目を作成したり、動きを加えるなど、SEO対策にも活躍するポジションです。
ユーザーが直接触る部分を制作できるため、ユーザーからの反応を実感しやすいというメリットがあります。
【あわせて読みたいフロントエンドエンジニアに転職する方法はこちらから⇓
・サーバーサイドエンジニア
バックエンドでのデータ処理環境の構築と、新システム導入に伴う環境の調整などがサーバーサイドエンジニアの役割になります。
サーバーサイドエンジニアは、不正ログイン対策にも活躍するため、今後も需要が高まるポジションです。
【あわせて読みたい】サーバーサイドエンジニアに必要なスキル一覧はこちらから⇓
・データサイエンティスト
ビジネスでの膨大なデータを収集し、業務に活かせるよう分析・構成することがデータサイエンティストの仕事内容です。
多くの企業でビッグデータの活用が進んでいるため、将来的にも重宝されるポジションになります。
【あわせて読みたい】未経験からデータサイエンティストに転職する方法はこちらから⇓
【ゼネラリスト】
・ITコンサルタント
インフラのITコンサルタントは、企業のインフラ設計や改善に対してアドバイスや、統括を行うポジションです。
クライアントのニーズを理解したり、多角的な視点でアドバイスできる対応力が求められます。
・フルスタックエンジニア
フルスタックエンジニアは、フロントエンドからバックエンド、インフラまで幅広く技術を駆使できるポジションです。
スタートアップや今後の開拓を重視する企業ではオールマイティな活躍が期待されます。
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その他エンジニア7職種のキャリアパス
【その他エンジニアの職種】
・社内SE
・セールスエンジニア
・品質管理エンジニア(テストエンジニア)
・フィールドエンジニア
・データサイエンティスト
・フルスタックエンジニア
・ブリッジSE
社内SEでは外部での開発に目を向けたり、ブリッジSEは対応できる語学を増やす事で仕事の幅をさらに広げる事が可能です。
フルスタックエンジニアであれば、開発ディレクターやプロジェクトマネージャーへのキャリアアップが考えられるでしょう。
セールスエンジニア、データサイエンティスト、品質管理エンジニア(テストエンジニア)、フィールドエンジニアには、他の業界にも知見を広める事と、他エンジニア職へのキャリアチェンジという選択肢があります。
その他エンジニア職種のキャリアパス例
・社内SE
社内SEは、IT業界の中で非常に人気の職種で、社内システムの構築・運用、インフラ整備などを行います。
通常のSEよりも携わる業務が幅広いため、今後のキャリア形成も描きやすいポジションになります。
【あわせて読みたい社内SEに求められるスキル一覧はこちらから⇓
・セールスエンジニア
セールスエンジニアは営業スキルとエンジニアスキル、両方が求められるポジションになります。
クライアントにITシステム導入や提案をするため、ITの知見も営業の提案力も求められます。
【あわせて読みたい】セールスエンジニアに未経験から転職する方法はこちらから⇓
・品質管理エンジニア(テストエンジニア)
細かいテストを経て、プログラムの改善を重ねていくことが品質管理エンジニアの役割です。
理想通りにプログラムが動いているかテストをするため、丁寧な仕事や注意力が必要とされます。
【あわせて読みたい】テストエンジニアの将来性はこちらから⇓
・フィールドエンジニア
フィールドエンジニアは、主にIT機器を担当し、機器の設置やトラブル対応を行います。
客先の機器のトラブルなどにも対応するため、今後デジタル化が進む中では欠かせない存在となります。
【あわせて読みたい】フィールドエンジニアの必須スキルや適性はこちらから⇓
・ブリッジSE
日本とほかの国の企業間を橋渡しするのがブリッジSEです。
国内と海外のエンジニアの間に立つため、グローバルな仕事がしながら、エンジニアの知見も活かせるポジションとなります。
【あわせて読みたい】ブリッジSEへの転職で評価される志望動機はこちらから⇓
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上流工程エンジニア2職種のキャリアパス
続いて上流工程を担当するエンジニアのキャリアパスです。
【上流工程エンジニアの職種】
・ITコンサルタント
・プロジェクトマネージャー
キャリアのゴールとして設定される事も多いITコンサルタントでは、対応可能な業界を広げていくという道が考えられます。
プロジェクトマネージャーにおいても知見を広げたうえで、ITコンサルタントへのキャリアアップする選択が挙げられます。
【あわせて読みたい】ITコンサルタントについて詳しくはこちら⇓
【あわせて読みたい】プロジェクトマネージャーについて詳しくはこちら⇓
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未経験からのキャリアパス
未経験からエンジニア職を目指すのであれば、まずはなりたいエンジニアの種類を決めましょう。
エンジニアと言えばプログラミング言語が必須ですが、比較的難易度が低いものとしてはRuby・Java・Python・PHP・C言語です。
それをふまえ、初心者でも挑戦しやすい職種と必要な言語は次の通りです。
フロントエンドエンジニア
必要言語…HTML・CSS・JavaScript・PHPなど
ポイント…ポートフォリオとして実際にWebサイトを作ってみる
【あわせて読みたい】フロントエンドエンジニアのなる方法はこちら⇓
サーバーサイドエンジニア
必要言語…コンパイラ言語(Java、C、C++)とインタプリタ言語(Peal、PHP、Ruby)の2種類
ポイント…ポートフォリオを充実させる・SESからキャリアをスタートさせる
【あわせて読みたい】サーバーサイドエンジニアの必須スキルはこちら⇓
ネットワークエンジニア
必要言語…Python・JavaScript・Ruby・Javaなど
ポイント…CCNA取得を目指す
【あわせて読みたい】未経験からネットワークエンジニアに転職する方法はこちらから⇓
まずは完全未経験の状態を抜け出す事からエンジニアとしてのキャリアをスタートさせましょう。
職種によって社員だけでなく派遣やアルバイトの求人案件もありますので、経験を積む事を目的として仕事を始める人も多くいます。
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未経験領域へのキャリアチェンジ
未経験領域へのキャリアチェンジもすることは可能です。
(*1)IT業界/職種が未経験のことを指す。
Geekly(ギークリー)が集計したデータでは、完全未経験からエンジニアになった方は32%という結果になっています。
例えばPHPなどを使用するWebエンジニアから、未経験の状態でインフラ系のエンジニアを目指す場合、ネットワークやデータベースの知識やスキルなどを事前に身に着けておくことで転職できる可能性はあります。
Webエンジニアからインフラ系エンジニアへのキャリアパスに限らず、テストエンジニアからインフラ系やWeb系のエンジニアなど実務では未経験であった領域への転職も同様です。
【あわせて読みたい】未経験からエンジニアへの転職事例はこちら⇓
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エンジニアのキャリアパスの種類
一般的に、エンジニアのキャリアパスは以下の3つの道に分かれます。
- スペシャリスト
- ゼネラリスト
- マネージャー
職種で言うと、従来は「PG(プログラマー)」「SE(システムエンジニア)」「PLプロジェクトリーダー)」「PM(プロジェクトマネージャー)」が一般的でした。
それに加えて近年台頭して来ているのが「ITコンサルタント」「ITアーキテクト」「ITスペシャリスト」「フルスタックエンジニア」などの職種です。
まず初めに、キャリアパスの主な3種類について紹介します。
スペシャリストになる
ある特定の分野に特化して専門性を高めていくキャリアパスを構築する場合はスペシャリストに該当します。
つまり、専門家といい換えることもできます。
スペシャリストは実装担当や時折チームの責任者を担う役回りが多いです。
エンジニアも経験を積み専門性をさらに高めていくことによって、スペシャリストとして活躍することができます。
企業によってはCTO(最高技術責任者)というポジションが用意されているところもあります。
【あわせて読みたい】スペシャリストについての解説はこちらから⇓
ゼネラリストになる
特定分野に特化していくスペシャリストに対し、幅広い分野の業務を担っていくのがゼネラリストです。
エンジニアにおけるゼネラリストの仕事はシステムの開発・設計からテスト、運用まで全体を取りまとめることになります。
このような性質上、チームマネジメント業務をする場合もあります。
そのため、後にプロジェクトリーダーやプロジェクトマネージャーを目指したいという人はゼネラリストとして経験を積むのがおすすめです。
【あわせて読みたい】ゼネラリストについての解説はこちらから⇓
マネージャーになる
マネージャーになるというキャリアパスもあります。
マネージャーはその名の通り、部署やチームなどを管理する管理職です。
そのため、個別プロジェクトはもちろん、部署やチーム全体のマネジメント業務を任されることも多いです。
また、企業の意思決定に関わる機会も増えるため、将来的に経営層を目指したいという人に向いています。
また、自分に向いている仕事や働き方を知りたい方は、以下のボタンから仕事タイプ診断をしてみることもおすすめです。
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そもそもキャリアパスとは?
キャリアパスとは、自身の仕事における最終目標を定め、そこまでの道筋を意味しています。
似た言葉に「キャリアアップ」「キャリアデザイン」「キャリアプラン」などがありますが、違いは「どういった経験を積み、どれほど能力をつければ目標に到達できるか」という考え方を指標としている点です。
ただ役職が上がる事であったり、単に仕事や人生における今後の目標を定めるだけではありません。
結果だけにとらわれるのではなく過程も重視するのがキャリアパスの考え方です。
特に現代において終身雇用が一般的ではなくなった事が、キャリアパスが重視されるようになった背景にあると言われています。
エンジニアのキャリアパスの重要性
ITエンジニアとしてのキャリア形成を考えるにあたり、将来の方向性を決めておくことは非常に重要です。
すでにIT業界でエンジニアとして従事している方であればご存じの通り、ITエンジニアの業界はさまざまな職種で分業されており、それぞれで必要なスキルが大きく異なります。
そのため中長期的な目標設定を怠ると、今習得すべきスキルや経験が不明瞭になってしまいます。
5年後、10年後に自身のなりたい姿を見据えて、そこから逆算してキャリアを採択することが本当にやりたい仕事や希望する働き方を実現する近道です。
ITエンジニアは選択肢が豊富だからこそ、しっかりとキャリアパスを形成してから転職軸を決めることが望まれます。
キャリアパスのトレンド
従来のエンジニアキャリアパスでは、プログラマーとしてスタートして経験を積み上げる事が一般的でした。
PG(プログラマー)
▼
SE(システムエンジニア)
▼
PL(プロジェクトリーダー)
▼
PM(プロジェクトマネージャー)
ところが近年トレンドになっているのは次のようなキャリアパスです。
PG(プログラマー)
▼
PM (プロジェクトマネージャー)
▼
ITコンサルタント
▼
ITアーキテクト
▼
ITスペシャリスト
専門分野に特化したエンジニアやトップエンジニアへのキャリアパスなど、IT技術の進化によってそれぞれのキャリアに応じた様々な道を選ぶ事ができるようになっている事が分かります。
キャリアの考え方
このようにITエンジニアのキャリアパス多様化している背景には、AI、機械学習やディープラーニングの出現など、新しい技術が次から次に出て来るIT業界の特性があります。
技術革新に伴い、新しい技術をビジネスにつなげるための新しい職種は今後も増えるでしょう。
こういった変化を目の当たりにし、今より専門性の高い職種への挑戦を考えるのは自然な事です。
ただし、IT系エンジニアとして仕事を任される為にはある程度の専門性や実績が不可欠であるため、キャリアパスを明確にしておく事も重要です。
2~3年後にどんな仕事をしていたいか、10年後にどうなっていたいか、そしてその実現のためのキャリアパスを歩めているかの確認は定期的に必要になります。
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Geeklyを利用して理想のキャリアを叶えた方の事例
- ご年齢:20代
- ご経歴:飲食業界⇒インフラエンジニア
- サービスを利用した感想:
とりあえず希望に合うところを全部チャレンジしていくスタイルではなく、自分とマッチしたところにしっかりアプローチしていくというプロセスで進められたので、ストレスなく選考を受けられました。
Yさんは飲食業界で働いていましたが、肉体労働で心身ともに疲れ切ってしまったことと、自分で手に職をつけて働きたいという気持ちから、IT業界でエンジニアとして働くことに興味を持たれました。
今回の転職でこれから需要が増えていくデータベースに触れられる企業に入り、経験を積んでエンジニアとして成長すると共に生活を安定させてワークライフバランスを実現したいと考えていました。
エンジニアとしても、プライベートでも理想のキャリアプランを叶えるためGeeklyに登録し、「何を思って転職したいのか」「どのようなことを実現したいのか」を深堀りしながら転職活動を進め、現在の会社に転職されました。
代表の熱意や会社の考え方に惹かれ、同じ方向を向いてエンジニアとして成長できる環境にとても強く魅力を感じたため、現職への入社を決意したそうです。
【あわせて読みたい】エンジニアとして理想のキャリアを叶えた事例はこちら⇓
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ITエンジニアの将来性と今後の需要
ITエンジニアのニーズは各業界で高まっている
情報ネットワークが第4のインフラと言われる現代では、人々の生活にITが深く関わっています。
DX化が進む傾向が加速するなかで、ITエンジニアの仕事はAIに取って代わられないとも言われているのをご存じでしょうか。
なぜならAIには既存のシステムを運用する事は出来ても、新たに創り出す事は出来ないからです。
経済産業省によると、「IT人材が2030年には最大で79万人不足する」との見込みです。(参考:経済産業省「IT人材育成の状況等について」)
あらゆる業界でITを取り組む動きがあるなかで、ITエンジニアの需要は引き続き拡大し続けると考えられるでしょう。
ただし技術革新が常に行われる業界ですので、常に新しい情報や技術をキャッチアップして業務に活かせる人材に需要が集中する傾向が強まるかもしれません。
将来性の高いエンジニア職種
将来的に需要がさらに高まると考えられている職種をご紹介します。
IPAによると、企業が「事業を推進するために特に重要な技術」として強化したいと考えているのは以下の職種です。
- AIエンジニア
- IoTエンジニア
- AR/VRエンジニア
- セキュリティエンジニア
- データサイエンティスト
特にクラウド技術に関しては、現在重要かつ将来獲得したいと考えられているようです。
現在重要な技術としては設計・実装が、AIやビッグデータは、昨年同様に将来獲得したい技術として挙げられています。(参考:IPA「2022年度組込み/IoT産業の動向把握等に関する調査」)
AIエンジニア
AIエンジニアはAI(人工知能)開発に携わるエンジニアです。
ディープラーニングや機械学習といった技術を駆使して、さまざまな分野へ応用されています。
AIエンジニアに求められるのはソフトウェア開発の知識、プログラミングやAIに関するフレームワークのスキルです。
【あわせて読みたい】AIエンジニアの解説はこちら⇓
IoTエンジニア
IoTエンジニアは家電から医療機器のあらゆるデバイスにセンサーと通信機能を組み込む仕事で人々の生活に身近な領域で活躍します。
プログラミングやセキュリティのスキル、組み込み開発、人工知能、ビッグデータの知識などの幅広い知見を必要とするエンジニアです。
【あわせて読みたい】IoTエンジニアの解説はこちら⇓
AR/VRエンジニア
AR/VRはゲームだけでなく、医療業界・教育業界などでも活用が期待されている技術です。
AR/VRエンジニアの業務にはC#やC++などのプログラミング言語、3DCADのスキルが欠かせず、ソフトウェア開発の全般知識も求められます。
セキュリティエンジニア
セキュリティエンジニアの需要は、近年ますます高まっています。
大きく分けてコンサルタント領域ではセキュリティに関する法令や規格の専門知識、技術領域ではサイバー攻撃の調査・分析、セキュリティ対策のための知識・スキルを必要とします。
【あわせて読みたい】セキュリティエンジニアの転職する方法はこちら⇓
データサイエンティスト
データサイエンティストは、ビッグデータの活用が広まるにつれて需要が高まっている職種です。
大量のデータを扱うためPythonやRなどのプログラミング言語での構築はもちろん、企画力や提案力など、経営戦略目線も求められます。
【あわせて読みたい】未経験でデータサイエンティストに転職する方法はこちら⇓
エンジニアが年収を上げる方法
Geekly(ギークリー)で集計したデータによると、20代~30代のIT人材の中で、約30%が「現在の年収に満足していない」と回答しています。(※引用:【アンケート調査】IT人材は年収やボーナスを転職の条件にしている?)
需要が拡大すると考えられるエンジニア職へのキャリアチェンジの他にも、次のような方法で年収アップが見込めます。
・企業が求めるスキルに特化する
・年収アップに強い資格を取得する
・転職する
まず、自社が給与水準を決めるうえで何を重視しているのかを把握しましょう。
経済産業省の調査では、IT関連産業において「給与水準に影響を与える項目」では影響が最も多いとされるのは「成果」で、続いて「コミュニケーション能力(含むマネジメント)」「ITスキルのレベル(設計力、開発力、スピードなど)」とされています。
つまり給与に関して、ハードスキルだけでなくソフトスキルも重視しているという事です。
また、IT人材のスキルレベルを図る基準として保有資格を重視する企業も多い傾向にあります。
ITの資格には国家資格・ベンダー資格・ベンダーニュートラル資格の3種類があり、職種によっては資格保有が年収に与える影響が多い場合もありますので、企業が重視する点を確認してください。
もし現職で実力や成果と給与が見合っていないと感じるのであれば、能力重視型企業への転職を検討しても良いでしょう。
年収アップにつながりやすい資格
- ・基本情報技術者試験
- ・応用情報者試験
- ・プロジェクトマネージャー試験
- ・システムアーキテクト試験
- ・ネットワークスペシャリスト試験
- ・データベーススペシャリスト試験
- ・AWS認定資格
- ・Google Cloud認定資格
- ・オラクルマスター
【あわせて読みたい】IT関連資格手当の相場はこちら⇓
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エンジニアの転職成功事例を紹介
ここでは実際にエンジニア職で希望のキャリアに転職が成功した方の事例をご紹介します。
今後のキャリアパスを考える参考にしてみてください。
希望のキャリアに転職した事例
- ご年齢:30代前半
- ご経歴:ネットワークエンジニア⇒システムエンジニア
- 転職期間:1ヶ月ほどで転職成功
Aさんは元々介護業界に従事していましたが、IT化の遅れを実感しIT業界へ転職しました。
システム開発を希望して前職である企業に入社したものの、インフラ寄りの保守運用しか実施できず転職を希望されました。
入社後に思い描いていた業務とのギャップを感じてしまったAさんですが、キャリアパス診断によって自分が目指したいキャリアを確信し、診断から1ヶ月ほどでシステム開発エンジニアへ転職、年収は約60万円アップすることに成功しました。
キャリアアップを叶えた事例
- ご年齢:20代後半
- ご経歴:Javaエンジニア⇒Salesforceエンジニア
- 求人業種:システムインテグレーター
Aさんは、新卒からシステムインテグレーションの企業にて、Javaを用いた基幹システムの開発業務に従事されていました。
ですが、Salesforceの運用・開発業務の部署に異動となり、エンジニアとして開発業務メインの環境で就業したいというご意向から、スキルアップ希望の方を積極採用している企業に応募し、転職を成功されています。
保有するスキルを把握し目標を定め、効果的な転職活動を行ったことでキャリアアップ転職を実現した事例です。
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エンジニアのキャリアパスの立て方
ここではキャリアパスの立て方について解説していきます。
- 自己分析・キャリアの棚卸しをする
- 情報収集をする
- 目標を決める
- 実現までの計画を立てる
エンジニアのキャリアパスを決める大きなポイントは、最終的なキャリアのゴールを決める事です。
目標となるゴールを定めてから、そこに向かうための中長期的な道を選びましょう。
①自己分析・キャリアの棚卸しをする
まずは自己分析・キャリアの棚卸しから始めましょう。
自分がどのような経験を積み、どのようなスキルを持っているのか整理しましょう。
中でも社会人になってからこれまでどのような業務に携わってきたのか再度見直しするのがキャリアの棚卸しと呼ばれるものです。
これまで当たり前にこなしてきたと思った業務を改めて振り返ることで、自分はどのような姿勢で仕事に臨んでいたのかを振り返ることができます。
また、キャリアの棚卸しを行うことでこれまで気が付かなかった強みにも気付けます。
②情報収集をする
自己分析・キャリアの棚卸しが一通りできたら、情報収集に移りましょう。
一口に情報収集とはいっても、収集すべき情報は様々あります。
興味のある分野の業界情報や企業情報、その求人はもちろんですが、他にも現状のポジションと目指したいポジションなども収集すべき情報に含まれます。
情報収集を密に行って次のステップに繋げましょう。
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③目標を決める
情報収集を行ったら目標を決めましょう。
最終的にどのような仕事に携わりたいのか、どのようなキャリアを目指すのかを決定します。
目標が決まったら次のステップに移りましょう。
④実現までの計画を立てる
目標が決まったら実現までの計画を立てましょう。
目指すポジションと現状のポジションがどれだけギャップがあるのか次第でアプローチは変わります。
ギャップがなければ即戦力として評価されますが、そうでない場合は転職前に予め経験を積んでおくか、或いは転職先でキャリアアップを図ることになるでしょう。
或いは、資格取得に向けて勉強をするという選択肢もあります。
このように、計画を立てて自分の目指しているキャリアパスを歩めるようにしていきましょう。
それでもキャリアパスがわからない時は?
どうしても決めかねるときは、シンプルに「やりたいこと」や「ワクワクできそうなこと」、もしくは「得意なこと」を考え、そのスペシャリストを目指してみるのもひとつの方法です。
希少価値が高いと思える職種を目指すというのも、自身の市場価値を高めることにつながります。
また、「これだけは譲れない」という自分の価値観も仕事選びの軸にしやすいです。
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キャリアパスを考えるメリット
これまでキャリアパスの立て方について解説してきました。しかし、何故キャリアパスを立てる必要があるのでしょうか。
それはキャリアパスを立てることに大きく分けて4点のメリットがあるからです。
- 自分の現状が把握できる
- スキルアップすべき項目が明確になる
- 年収を上げやすくなる
- 転職面接で話しやすくなる
ひとつずつ解説していきます。
自分の現状が把握できる
キャリアパスを立てることで自分の現状が把握できます。
キャリアパスを立てる際の最初の段階で自己分析・キャリアの棚卸しを行うことになります。
その際に自分のスキルやこれまでの経験など、客観的な現状把握が可能です。
スキルアップすべき項目が明確になる
キャリアパスを立てる際、自己分析・キャリアの棚卸しをした後に行うのが情報収集です。
その際に自分の置かれている現状と転職で目指したいポジションとのギャップが分かるようになります。
現状と目指したいポジションとのギャップが分かればスキルアップすべき項目が明確になり、転職までに何をすべきか明らかにすることができます。
年収を上げやすくなる
キャリアパスを立てることで年収を上げやすくなるというメリットもあります。
スキルアップすべき項目が分かるとともに、スキルアップすることで現状よりも年収を上げやすくなります。
また、情報収集することで自分の持っているスキルで現状より高い年収の求人を見つけることも可能です。
【あわせて読みたい】エンジニアが年収を上げる方法はこちら⇓
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転職面接で話しやすくなる
キャリアパスを立てることで何よりも大きいメリットが転職面接で話しやすくなり、成功に近づくというものです。
キャリアパスを立てることで自分の強みや目指しているポジションが明らかになり、転職に向けた対策も講じやすくなります。
キャリアパスを立てる際には転職エージェントのサポートを借りるのもおすすめです。
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エンジニアのキャリアで迷ったら転職エージェントに相談してみよう
今回はエンジニアのキャリアパスについて、職種別や未経験からの場合を含めて紹介してきました。
いずれの場合もキャリアパスを予め立てておくことで、転職活動を円滑に進められるようになります。
「エンジニアとして上流工程に携わりたい」
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