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データベースエンジニアの需要や将来性は?年収やキャリアパスを詳しく解説

ビッグデータ社会の到来によりデータベースエンジニアの必要性は高まっています。同時に、テクノロジーの進化はデータベースエンジニアに「データベーススキルだけでは生き残れない現実」も突きつけています。データベースエンジニアとしてどのようなキャリアパスがあるのか、将来性やキャリアアップに役立つ資格を解説します。

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データベースエンジニアとは

 

ITネットワーク

 

データベースエンジニアの仕事内容

 

データベースエンジニアは、データを保存したり簡単に取り出せるようにシステムを構築し、管理・運用するエンジニアです。

データベースエンジニアの仕事は、大きく3つの業務に分けられます。

1つ目はデータベースの設計・開発
2つ目はインフラの構築・管理
3つ目はデータベースの運用・管理

です。

 

クライアントごとに最適なデータベースを設計したり、情報漏洩を防ぐためにセキュリティ対策も行ったりと、システムを支えるうえでなくてはならない重要な存在なのです。

 

データベースエンジニアに求められるスキル

 

データベースエンジニアは幅広い範囲で責任の大きい業務を担当するため、幅広い知識やスキルを身に着ける必要があります。

まずはOracle DatabaseMicrosoft SQL ServerMySQLなどの代表的なデータベース製品に関する知見が必要です。

 

また、近年クラウド技術が急速に発展していることから、今後はAWSMicrosoft Azure、GCPなどの知識はデータベースエンジニアとして生き残るために必要不可欠になってくるでしょう。

 

 

データベースエンジニアの年収

 

右肩上がりに積まれた金貨と金貨から伸びる芽

 

データベースエンジニアの年収は400万円〜1,000万円の間に分布しており、最も多いのが490万円〜550万円の間といわれています。

 

世代別にみると20代で平均470万円、30代で平均600万円、40代になると平均800万円ほどで日本の平均年収よりも高くなっています。

他のエンジニアと比べてもやや高年収なのはデータベースエンジニアの専門性ゆえでしょう。

 

特に年収の高いデータベースエンジニアは、後述のOracle Master Platinumなど難易度の高い資格を取得している傾向があります。

もちろんマネジメント職になれば年収は大きく上がります。

 

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データベースエンジニアの価値と将来性

 

「データベースエンジニアには将来性がない」という意見もありますが、そんなことはありません。

時代の流れも後押しして、データベースエンジニアの価値・将来性はますます高まっています。

 

データ駆動型社会

 

Dataの文字を指差す手

 

テクノロジーやAIの発達により「データ駆動型社会」が到来したといわれています。

人間の生活の利便性を上げるためにビッグデータを活用する時代がきたのです。

たとえばタクシーの走行データを100万件集めたら、どこの道でどの時間帯に渋滞が発生しているかなども分かるでしょう。

そのデータを活用すれば渋滞を減らすために信号のタイミングを調整したり、道路自体を増やすなど「都市開発計画の改善」もできます。

 

このようなデータ中心の社会になると、今までと同じようなデータの保管・運用ではサービスの質を上げることが難しくなります。

データベースの運用・保守ができるデータベースエンジニアは、データ駆動型社会において重要性が高まっているのです。

 

企業がセキュリティを重視するようになった

 

PC画面のSecurityの文字をクリック

 

ITの普及により、企業は常に個人情報機密情報流出のリスクと隣り合わせになりました。

ファイヤーウォールの設置やネットワークの監視だけでは対策が不十分になっています。

 

巧妙化するハッカーたちの手口から企業を守るには、サーバー自体のセキュリティを高めるしかありません。

企業のセキュリティ対策の面でもデータベースエンジニアの力が必要になるのです。

 

こうしたビッグデータやセキュリティ対策の重要性が高まるうえで、高度なスキルが求められる専門性の高いデータベースエンジニアの必要性は増していくと考えられます。

そのため、データベースエンジニアの将来性は高いと言えるでしょう。

 

 

データベースエンジニアの需要

 

データベースエンジニアの求人を検索した人ならお気づきだと思いますが、データベースエンジニアの求人は少ないのが現状です。

これはデータベースエンジニアの需要が少ないということなのでしょうか?

 

データベース「専任」エンジニアの需要は減少傾向

 

今までのデータベースエンジニアは、データベースの専門家としてデータベース関連の業務のみに従事する職種でした。

しかし、最近ではデータベースがクラウド化し、企業がゼロからデータベースを設計・構築することは少なくなっています。

 

また、データベースソフトの進化によりデータベースの構築自体も簡単になってきました。

そのおかげで、データベースエンジニアに必須のSQL言語すら知らなくてもデータベース操作が可能になったのです。

 

そのため、「データベース専任エンジニア」の需要は減少傾向といわれています。

 

データベーススキルへの需要は増加傾向

 

矢印の書いてあるブロックを一段ずつ積み上げていく手

 

「データベースエンジニア」という名目での求人が減っただけで、データベーススキルへの需要は減っていません。減っているどころか増加傾向といえます。

サーバーエンジニアやネットワークエンジニアの名目で、データベーススキルもある人材が求められているのです。

 

つまり、データベースエンジニアとしてキャリアアップするなら「データベース以外のスキル」も持っておいた方が有利になります。

たとえば、サーバーエンジニアやネットワークエンジニアの領域も勉強しておくとか、SQL以外のプログラミング言語も勉強するなどです。

 

データベースエンジニア専任の求人もゼロではありませんが、将来を考えて他分野のスキルも身につけておく方が良いでしょう。

 

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データベースエンジニアのキャリアパス 〜上流工程〜

 

データベースエンジニアの代表的なキャリアパスは、マネジメントなどの上流工程へ移ることです。

 

ITコンサルタント

 

青空の下の大都市とCONSULTINGの標識

 

データベースエンジニアからITコンサルタントの道に進む人は多いようです。

クライアントの経営課題に対し、どのようなシステムを導入すれば問題解決できるか提案するのが仕事です。

 

データベースエンジニアであれば「データの収集から活用方法」「データベースの構築から運用」までアドバイスできます。

データベースエンジニアとして身につけた知識やスキルは、ITコンサルタントの分野で存分に発揮できるでしょう。

 

しかし、ITコンサルタントはデータベースの知識だけでは務まりません。

ハードウェア・アプリケーション・ネットワークなど幅広い知識も求められますが、その分だけ年収も高くなります。

 

プロジェクトマネージャー

 

ネクタイを締める男性とFollow me!の文字

 

データベースエンジニアからのキャリアパスとして最もおすすめなのが、プロジェクトマネージャーへ移ることです。

クライアントとのやり取りから、設計・予算や工数の決定・人員やスケジュールの管理などプロジェクトの全責任を負います。

 

プロジェクトの成否を一身に背負った立場での仕事は、収入以上に大きなやりがいがあるでしょう。

 

 

データベースエンジニアのキャリアパス 〜周辺領域〜

 

赤いHACKEDの文字とフードを被ったハッカーの後ろ姿

 

データベースエンジニアとして培ったスキルを生かし、近い分野で他領域の仕事に移るキャリアパスもあります。

代表的なものに「セキュリティエンジニア」があります。

セキュリティエンジニアは2020年には約19万人不足しているというデータもあり、これからの時代ますます求められるでしょう。

 

しかし、セキュリティエンジニアはやりがいもありますが、かなりハードな職種といわれています。

理由はセキュリティにトラブルがあった場合に「迅速な対応が求められる」ことです。

1分1秒の対応の遅れが被害を拡大させてしまうので、プレッシャーや責任の重さに耐えられない人もいるようです。

また、「トラブルの原因調査や報告が大変」「トラブル後の顧客や経営陣への対応がつらい」などもハードな理由でしょう。

 

どの仕事でも大変なのは当たり前ですが、セキュリティエンジニア特有の厳しさを理解したうえで転職することをおすすめします。

 

 

データベースエンジニアのキャリアパス 〜その他〜

 

problem・solution・analysisの文字に虫眼鏡を当てる手

 

その他のキャリアパスとして「データアナリスト」へのルートがあります。

 

一言でいうと「ビッグデータ活用の専門家」で、コンサル型とエンジニア型の2つがあります。

コンサル型はマーケティング会社やコンサルティング会社に所属し、データ解析をもとにクライアントへの問題解決策を提案します。

エンジニア型は通信・金融系の企業や研究機関など膨大なデータを扱う職場に所属します。

 

様々な手法で顧客の行動パターンを分析し、商品やサービスの開発・改善に役立つデータを自社に提供する仕事です。

どちらにしてもデータベースエンジニアのスキルを生かせますし、キャリアパスの中でも将来性は群を抜いているでしょう。

 

同じような仕事内容の職種に「データサイエンティスト」もありますが、こちらも同じく将来性のある職種となります。

 

まずはキャリアの相談をしてみる

 

 

データベースエンジニアのキャリアアップに必要な資格5選

 

データベースエンジニアの実務に役立つ資格や年収アップにつながる資格を紹介します。

未経験者向けというよりは実務経験者向けの高難度の資格になります。

 

応用情報技術者試験

 

PCを操作する手と円形の光のネットワーク

 

情報処理技術者試験の中のひとつで「エンジニアの共通言語」ともいわれています。

ワンランク上のエンジニアである証明になるので、取得を昇格条件にしていたり手当てを支給している企業もあります。

選択式問題に加えて記述式もあるため合格が難しいとされています。

 

データベーススペシャリスト試験

 

情報処理技術者試験の中でも高難度の「高度情報処理技術者試験」に区分されている資格のひとつです。

近年は合格率14%台で、その難易度は税理士や司法書士と同じといわれるほどです。

 

取得すれば企業内外からの信頼も厚くなり、転職の際の強力な武器にもなるでしょう。

データベーススペシャリストの資格を持つ人は年収も高く、1,000万円を超えることもあります。

 

Oracle Master

 

世界No.1シェアを誇る「Oracle Database」を開発したOracle社が認定する資格です。

民間資格ではありますが、取得すればデータベースエンジニアとしての価値は大きく上がるでしょう。

 

「Bronze」「Silver」「Gold」「Platinum」の4つのグレードがあり、Platinumに至っては日本での取得者は数十名といわれています。

Platinumを取得すれば日本有数のデータベースエンジニアとなり、年収1,000万円以上も夢ではなくなるでしょう。

Bronzeはデータベースエンジニア未経験者が取得すると良い資格です。

 

データーベースの運用・管理の基礎知識を体系的に学ぶことができるので、Oracle Databaseの使用経験がなくても価値があります。

Bronze以上の上位資格は、Oracle Databaseの扱いを完璧にマスターしたい人が取得すると良いでしょう。

 

OSS-DB

 

オープンソースデータベースの技術力、中でも「Postgre SQL」に関する技術力を証明できる資格です。

「Postgre SQL」を用いた設計から運用までを問われる「Silver」。

そして、「Postgre SQL]を用いた大規模システムの開発・コンサルティングまで可能な技術者として認められる「Gold」があります。

 

ビッグデータ処理を想定した専門のソフトウェアがWeb上で無料公開され、誰もが自由に利用できる時代になりました。

このようなオープンソースデータベースの中から、その企業に適切なものを選択して調整・運用できる人材が必要になっています。

その意味でもOSS-DBの資格取得には価値があるといえます。

 

MCP(マイクロソフト認定プログラム)

 

マイクロソフトのマークを指差す男性

 

マイクロソフト社が運営する「マイクロソフト製品の知識・技術を認定する」資格です。

データベースエンジニアには幅広い知識が求められますので、キャリアアップの選択肢を広げるためにも取得すると良いでしょう。

 

ただし、130個もの資格に分類されていますので、データベースに関する「SQL Server」など必要な資格だけを選んで取得しましょう。

 

 

データベースエンジニアが活躍できる職場は多い

 

黒いPCキーボードの上に置かれた黄金の鍵

 

データベースエンジニアの重要性は高まっています。

そして、これからの時代はデータベースエンジニア「も」できる人材が求められるとお分かりいただけたのではないでしょうか?

すでにデータベースエンジニアとして活躍しているなら、プラスαのスキルを持つことが成功の鍵となります。

 

今回ご紹介したキャリアパスの他にも、データベースエンジニアの活躍の場はたくさんあります。

データベースソフトメーカーで開発をしたり、大手SIerでデータベース構築に携わる選択肢もあります。

データベースエンジニアとしてのスキルは様々な場面で重宝されますので、ぜひ自信を持って転職を成功させてください。

 

まずはキャリアの相談をしてみる

この記事の監修者

ギークリーメディア編集部

主にIT・Web・ゲーム業界の転職事情に関する有益な情報を発信するメディアの編集部です。転職者であれば転職市場や選考での対策、企業の採用担当者様であればIT人材の流れ等、「IT業界に携わる転職・採用」の事情を提供していきます。

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