
セキュリティエンジニアに向いている人の特徴7選!「やめとけ」の理由も
セキュリティエンジニアに向いているのは、好奇心を正しく制御できる「高い倫理観」と、システムの安全を守り抜く「強い責任感」を兼ね備えた人です。
一方で、「自分に務まるのか?」「きつい、やめとけという噂は本当か?」と不安を感じている方も多いかもしれません。
多くの企業にとってサイバー攻撃の脅威が増すなか、セキュリティエンジニアの需要は高まっており、てk製がある人にとっては市場価値と高年収を得られる職種としておすすめです。
本記事で向いている人の特徴に該当すると感じたら、自分に合う職場探しを始めてみましょう。
【この記事はこんな人におすすめ】
・自身の性格や価値観が、セキュリティエンジニアという専門職に合致しているか確かめたい方
・「きつい」「向いていない」とされる具体的な理由を知り、入社後のミスマッチを防ぎたい方
・未経験からセキュリティ領域に挑戦し、確実に市場価値を高めるための最短ルートを知りたい方
この記事のまとめ
- セキュリティエンジニアは、責任感が強く、セキュリティに関する情報収集力に長けた人が向いている。
- 業務特性をあらかじめ把握しておけば「やめとけ」「きつい」には該当しにくい。
- 転職には、基礎知識の習得や資格取得、また自分のスキルを活かせる企業探しには転職エージェントがおすすめ。
目次
セキュリティエンジニアに向いている人の特徴7選
サイバー攻撃の手口は日々進化しており、セキュリティエンジニアには技術知識だけでなく特定の気質・思考パターンが求められます。
以下の7つは、現場で活躍しているセキュリティエンジニアに共通して見られる特徴です。
- 【知的好奇心】常に最新技術を追いかけたい
- 【探究心】システムの裏側や構造を解明したい
- 【忍耐力】地道なログ解析や検証作業を苦にならない
- 【慎重】リスクを予測し多角的に物事を捉えられる
- 【責任感】企業の重要情報を扱う高い倫理観がある
- 【柔軟な対応力】インシデント発生時に冷静な判断ができる
- 【コミュニケーション能力】専門用語を分かりやすく伝えられる
以下、それぞれ具体的に解説します。
【知的好奇心】常に最新技術を追いかけたい
セキュリティエンジニアに向いている人の代表的な特徴の一つが、知的好奇心の強さです。
セキュリティの脅威は日々更新されます。昨日まで安全だった設定が、翌日には脆弱性として報告されるケースも珍しくありません。
そのため、新しい情報を追うのが苦ではない人はセキュリティエンジニアの仕事で強みを発揮しやすいです。
SNSや技術ブログで新しい脆弱性情報を見つけたときに「これはどういう仕組みなんだろう」と自然に気になる人は、向いているといえるでしょう。
脆弱性情報サイトの更新をチェックしたり、セキュリティ系の勉強会に自発的に参加したり、自主的なキャッチアップが身についている人は、セキュリティエンジニアの適性があります。
【探究心】システムの裏側や構造を解明したい
「なぜこの動作が起きるのか」「この仕組みはどう設計されているのか」と疑問を持ち続けられる人も、セキュリティエンジニアに適しています。
たとえば、不審な挙動が起きたときに、「とりあえず再起動して直ったから終わり」と考えるのではなく、以下のように考えられる人は適性があるでしょう。
【セキュリティエンジニアの考え方の例】
- ・「なぜこの通信が発生したのか」
- ・「この権限設定はどこで変わったのか」
- ・「同じことが他の環境でも起こるのか」
セキュリティ対策の本質は、攻撃者と同じ目線でシステムの弱点を探すことです。表面的な現象を見るだけでなく、構造的な原因まで掘り下げることで脆弱性の発見につながります。
「なんとなく動けばいい」という姿勢ではなく、仕組みを徹底的に理解したいという欲求がある人に向いている職種です。
【忍耐力】地道なログ解析や検証作業を苦にならない
セキュリティの仕事は派手なイメージを持たれがちな一方で、地道な作業が多いのが実情です。
セキュリティインシデントの原因特定には、膨大なログデータを地道に追いかける作業が伴います。数十万行のログから異常なアクセスをひとつ見つけ出す作業は、根気がないと「きつい」と感じやすいでしょう。
たとえば、アクセス元IPやリクエストの傾向、認証失敗の回数、通常時との違いなどを見比べていく作業は、決して華やかではありません。
また、侵入テスト(ペネトレーションテスト)では、同じ検証を何度も繰り返しながら微細な差異を確認し続ける必要があります。
すぐに結果が出ない作業でも集中力を維持できる人は、この職種において大きな強みを発揮できるでしょう。
【慎重】リスクを予測し多角的に物事を捉えられる
セキュリティエンジニアには、起こりうるリスクを先読みし、複数の視点から対策を設計する能力も求められます。
ひとつの脆弱性を塞いでも、別の経路から攻撃を受けるケースは珍しくありません。別の経路から同じような攻撃が成立することや、対策によって別の運用トラブルが生まれることもあります。
そのため、「この対策を施したら次はどこが狙われるか」と、多角的に物事を捉える視点が大切です。
リスクを過小評価せず、常に最悪のシナリオも想定しながら行動できる人は、セキュリティエンジニアに向いているといえます。
【責任感】企業の重要情報を扱う高い倫理観がある
セキュリティエンジニアは、顧客情報・機密データ・システムの根幹に触れる立場にあります。そのため、高い倫理観と強い責任感が不可欠な職種です。
習得した知識を不正に転用することは許されません。「知識があるからこそ正しく使う」という意識が、クライアントや組織からの信頼に直結します。
また、セキュリティ攻撃を受けると、企業は事業を継続できなくなる可能性があります。この責任をプレッシャーではなくやりがいとして受け止められる人は、長く活躍できるでしょう。
【柔軟な対応力】インシデント発生時に冷静な判断ができる
セキュリティインシデントは、準備が整ったタイミングで起きてくれるとは限りません。繁忙期や夜間、想定していなかった場所で起きることもあります。
そうした場面では、焦って動くのではなく、「本当に侵害されているのか」「影響範囲はどこまでか」「止めるべきシステムは何か」と事実ベースで優先順位を決めることが不可欠です。
たとえば、社内端末から不審な通信が見つかったとき、すぐに全部止めれば安全とは限りません。業務影響とのバランスを見ながら、隔離・調査・報告をどう進めるか判断しなければならないこともあります。
こうした場面で感情に流されず、状況に応じて対応を切り替えられる人は強いでしょう。マニュアル通りに動くだけでは足りない場面があるのが、この仕事の難しさでもあります。
【コミュニケーション能力】専門用語を分かりやすく伝えられる
セキュリティエンジニアというと黙々と技術に向き合う仕事だと思われがちですが、実際にはかなり人と関わります。特に重要なのが、専門的な内容を、相手に合わせてわかりやすく説明する力です。
たとえば、エンジニア相手なら技術的な詳細まで話せばよいですが、経営層や営業担当、顧客に説明する場合はそうはいきません。以下の項目を専門用語に頼らずに伝える必要があります。
【専門用語に頼らず説明する必要がある項目の例】
- ・「この脆弱性を放置すると、何が起こるのか」
- ・「なぜ今この対応を優先する必要があるのか」
- ・「費用や工数をかける価値はどこにあるのか」
相手の立場に合わせて言葉を選び、共感を得ながら説明できる能力がある人は、セキュリティエンジニアとして活躍できるでしょう。
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セキュリティエンジニアが「やめとけ」と言われる理由は?
セキュリティエンジニアは社会的に重要性の高い職種である一方、働き方や役割の特性から「大変そう」と言われることもあります。
ただし、これらはあくまで職種特有の側面であり、すべての人にとってデメリットになるとは限りません。
以下は、セキュリティエンジニアが「やめとけ」「しんどい」と言われる代表的な理由の例です。
- 24時間365日の監視や緊急対応による精神的なプレッシャーがある
- 常に勉強し続けなければ技術の風化が早い
- 責任が重い一方で、平時は成果が見えにくい「縁の下の力持ち」である
これらの「やめとけ」と言われるような背景に対し、大きな認識の誤差がなければ「思っていた仕事と違う」といったギャップは生まれにくいでしょう。
24時間365日の監視や緊急対応による精神的なプレッシャーがある
セキュリティ領域では、サイバー攻撃は時間を問わず発生するため、24時間365日の監視体制が求められるケースがあります。
特にインシデント発生時には迅速な対応が必要となり、精神的なプレッシャーを感じる場面も少なくありません。
一方で、すべての企業が常時オンコール体制というわけではなく、シフト制や専任チームで分担するケースもあります。
このような働き方に過度な負担を感じなければ、むしろ社会的意義の高い業務にやりがいを見出せる職種です。
常に勉強し続けなければ技術の風化が早い
セキュリティ分野は技術の進化や攻撃手法の変化が非常に速く、継続的な学習が欠かせません。
新しい脆弱性や対策技術をキャッチアップし続ける必要があるため、「勉強が大変」と感じる人もいるでしょう。
ただし、これは裏を返せば市場価値を高め続けられる環境ともいえます。
学習そのものを楽しめる人や、新しい知識を吸収することに前向きな人にとっては、大きな成長機会となるでしょう。
責任が重い一方で、平時は成果が見えにくい「縁の下の力持ち」である
セキュリティエンジニアは、企業の情報資産を守る重要な役割を担うため、責任は非常に大きいです。
しかし、問題が起きないこと自体が成果であるため、平常時は評価が見えにくいと感じることもあります。この点が「報われにくい」と言われる理由のひとつです。
ただし、近年はセキュリティの重要性が高まっており、組織内での評価や待遇も改善されつつあります。
裏方として支える役割にやりがいを感じられる人には適した仕事です。
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セキュリティエンジニアの年収【自社データ公開】
Geekly(ギークリー)のサービスをご利用いただいた方のデータでは、セキュリティエンジニアの平均年収は578万円です。これはエンジニア全体の平均年収ランキングの自社データで9位の水準です。
エンジニア全体の平均年収である537万円と比較するとやや高い水準となっています。
年代別の平均年収の推移を見ると、30代で601万円と全体の平均を上回ります。
■【年代別】セキュリティエンジニアの平均年収
| 20代 | 30代 | 40代 | 50代~ |
| 487万円 | 601万円 | 619万円 | 787万円 |
※ギークリー調べ
スキルや経験だけでなく企業規模や事業内容によっても年収は異なるため、企業選びが重要です。
セキュリティエンジニアにキャリアチェンジしたり、同じ仕事内容でも他の企業に転職したり、環境を変えることで年収がどの程度アップするか、まずは以下のボタンで診断してみましょう。
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セキュリティエンジニアの仕事内容|向いている人が活躍できる領域3選
セキュリティエンジニアの業務は多岐にわたり、それぞれ求められる適性や強みも異なります。
ここでは代表的な仕事内容とあわせて、どのような性格・資質が活かせるのかを解説します。
脆弱性診断・ペネトレーションテスト(攻撃者の視点での検証)
システムやWebアプリケーションに潜む脆弱性を発見するため、攻撃者の視点で疑似的に侵入を試みる業務です。
細かな挙動やログを丁寧に分析しながらリスクを洗い出す必要があるため、「探究心」や「忍耐力」が特に求められます。
また、新しい攻撃手法をキャッチアップし続ける「知的好奇心」も重要です。
システムの裏側を深く理解し、「なぜこう動くのか」を突き詰めることが好きな人に向いている領域といえるでしょう。
セキュリティコンサルティング(企業のセキュリティ方針策定)
企業の課題やリスク状況を踏まえ、最適なセキュリティ対策や運用方針を提案する業務です。
技術的な知識だけでなく、経営視点や業務理解も求められるため、「コミュニケーション能力」や「慎重さ」が重要になります。
専門用語をかみ砕いて説明し、関係者の合意形成を図る力が不可欠です。また、多角的にリスクを捉える視点を持つことで、実効性の高い提案が可能になります。
人と関わりながら価値提供したい人に適した分野です。
インシデント対応・フォレンジック(サイバー攻撃への事後調査)
サイバー攻撃や不正アクセスが発生した際に、被害の拡大を防ぎつつ原因を特定し、再発防止策を講じる業務です。
迅速かつ冷静な判断が求められるため、「柔軟な対応力」や「責任感」が大きく問われます。
また、大量のログや痕跡を分析する場面では「忍耐力」も不可欠です。
プレッシャーのかかる状況でも落ち着いて対応できる人や、企業の重要情報を守る使命感を持てる人にとって、大きなやりがいを感じられる領域です。
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【経験別】セキュリティエンジニアになる方法
セキュリティエンジニアの業務は多岐にわたり、それぞれ求められる適性や強みも異なります。
ここでは代表的な仕事内容とあわせて、どのような性格・資質が活かせるのかを解説します。
- 【未経験】ネットワークの基礎知識を身につける
- 【IT経験者】「Security+」や「情報処理安全確保支援士」などの資格取得を目指す
- IT業界に強い転職エージェントを活用し非公開求人を探す
なお、経験の有無を問わずおすすめな転職方法として、今の自分の経験が活かせる求人が見つかる業界特化型の転職エージェントもご紹介します。
【未経験】ネットワークの基礎知識を身につける
未経験からセキュリティエンジニアを目指す場合、まずはネットワークやインフラの基礎知識を身につけることが第一歩です。
セキュリティはシステムや通信の仕組みを理解してこそ成り立つため、TCP/IPやOS、サーバーの基本を押さえることが重要です。あわせて、実機やクラウド環境での検証経験を積むことで理解が深まります。
基礎をしっかり固めることで、その後の専門分野へのステップアップがスムーズになります。
【IT経験者】「Security+」や「情報処理安全確保支援士」などの資格取得を目指す
すでにIT業界での実務経験がある場合は、セキュリティ分野の知識を資格で体系的に補強するのが有効です。
「CompTIA Security+」や「情報処理安全確保支援士」などは、セキュリティの基礎から実務に役立つ知識まで幅広くカバーしており、スキルの証明にもなります。
資格取得を通じて専門性をアピールすることで、セキュリティ職へのキャリアチェンジのハードルを下げることもできるでしょう。実務経験と資格の掛け合わせが評価されやすいポイントです。
CompTIA Security+
CompTIA Security+は、国際的なセキュリティスキルの認定資格です。
難易度は高くないものの、90分の制限時間で出題率は最大90問、合格ラインは正答率8割以上であることから直感的に回答できるレベルで準備しておくことが望まれます。
【あわせて読みたい】CompTIA Security+について詳しい解説はこちら⇓
情報処理安全確保支援士試験
情報処理安全確保支援士試験は通称SCと呼ばれ、情報セキュリティに関する資格です。
情報セキュリティに関する規定を学び、主導的にこなすと共にマネジメントを行えるレベルが必要です。
出題範囲は情報セキュリティの規定、システム調達およびシステム開発の知識などです。情報セキュリティの管理体制等、マネジメントスキルについても必要になります。
CCNA
CCNAはシスコシステムズ社が運用する資格試験で、ネットワークに関連するスキルを証明するベンダー資格です。
CCNAを保有していると、ネットワークに関係する知識を保有していることを証明できます。取得後は、より高いレベルの試験に挑戦することも可能です。
IT業界に強い転職エージェントを活用し非公開求人を探す
セキュリティエンジニアの求人は専門性が高く、一般には公開されていないポジションも多く存在します。
そのため、IT・セキュリティ領域に強い転職エージェントを活用することで、より自分に合った求人に出会いやすくなります。
スキルや経験に応じたキャリア提案を受けられるほか、書類添削や面接対策などのサポートも充実しているため、効率的かつ戦略的に転職活動を進めるためにも、エージェントの活用は経験問わずおすすめです。
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セキュリティエンジニアの適性を知って理想のキャリアを実現しよう
セキュリティエンジニアについて見ていきました。セキュリティはIT社会において重要な役割を果たしています。
企業のセキュリティを保護するセキュリティエンジニアは企業の番人的な存在です。セキュリティエンジニアに向いている人は大変な仕事でもしっかりこなす責任感が求められます。
その分セキュリティエンジニアは報酬も高く、やりがいのある仕事でもあります。
「エンジニア経験を活かして上流工程に携わりたい」
「IT業界で転職して年収を上げたい!」
「もっと将来性の高い環境で働きたい!」
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