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未経験でWEBデザイナーの面接を受ける際に失敗しやすいポイント!選考通過するためのポイントについて解説します!
IT・Web業界の花形ポジションといえばWebデザイナー。Webデザイナーに憧れて、転職を目指している人も多いでしょう。しかし、未経験でWebデザイナーへの転職はかなり厳しい道かもしれません。未経験の人がWebデザイナーの面接を受けるときに失敗しやすいポイントや、選考を通過するためにはどうすればいいのかを転職エージェントが解説します。

目次
Webデザイナーの仕事とは?未経験でも可能?
Webデザイナーの仕事内容
Webデザイナーは、WebサイトやWebに関するサービスのデザインを、デザイン系ソフトを使って行うのが仕事です。
Webデザインはサイトの用途によって、シンプル、かわいい、かっこいい、子供向け、力強い、きれいめなど、さまざまなタイプのデザインを要求されます。また、Webデザインは流行り廃りの入れ替わりが速いことも特徴です。
流行りを追いつつ、要求されたWebデザインを実現する力がある人が一流のWebデザイナーと言えます。
Webデザイナーのキャリアプラン
Webデザイナーのキャリプランとしては、トップデザイナーのポジションに就くことが目標となるでしょう。その上には、チーフデザイナーというような、デザイナーのマネジメントを行うポジションがあります。
Webデザイナーとして入社後、すぐにはメインとなる部分のデザインはさせてもらえません。Webサイトの場合は、簡単な下層ページのデザインや、デザイン修正の仕事から始まります。その後、徐々に難しい部分のデザインを担当していくのが、Webデザイナーとして一般的なファーストステップです。
3年ほどのキャリアを積み、デザインスキルを認められたら、トップデザイナーになれる可能性があります。トップデザイナーは、WebサイトのTOPページのように、メインとなるデザインを担当し、同時にサイト全体のデザインベースも作るデザイン責任者です。
Webデザイナーの中でもトップデザイナーになることは大変難しく、デザイナーとしてのキャリアを辛抱強く積み上げていく必要がります。
Webデザイナーは未経験でも転職できる?
近年、Webを使ったサービスが拡大しているため、Webデザイナーの需要も高まっています。しかしWebエンジニアやディレクターに比べ、Webデザイナーは未経験での転職がかなり厳しいポジションです。
多くの企業がWebデザイナーの応募条件に、美術系の大学や専門学校を卒業していることを必須にしています。未経験で、そのような学校を出ていない場合は、多くの実績を作りデザイン力を企業に認めてもらうしか道はありません。
逆に言えば、未経験で美術系の学校を出ていなくても、優れたWebデザインができれば転職できる可能性が十分にあります。
未経験でWebデザイナーを目指すときに必要なスキル
デザイン系ソフトの基本操作スキル
Webデザインは、パソコンでデザインソフトを使って行います。そのためWebデザイナーは、PhotoshopやIllustrator、最近ではXDなど、Adobeのデザイン系ソフトの基本操作が必須スキルです。
Photoshopは写真加工ができ、今までWebデザインを行う主流のソフトでした。Illustratorはロゴのデザインや紙モノのデザインを行います。最近はIllustratorの簡易版のようなXDという新たなソフトの登場により、WebデザインをXDで行う企業も増えています。
Webデザインの主流がXDに移りつつも、写真加工などのためにPhotoshopもまだまだ必要なソフトです。Photoshop、Illustrator、XDの3種類を使いこなせる必要があります。
ユーザービリティの高いWebデザインスキル
Webデザイナーに求められるのは、ただおしゃれなWebデザインではなく、ユーザービリティが高いデザインです。ユーザビリティとは、どんな人でもサイトをどのように辿ればいいか、どこをクリックすればいいかといったことが感覚的に操作できることを意味します。
例えば、かっこいいデザインのWebサイトを制作するとして、デザイナーはデザインのかっこよさに加えて、サイト内動線やボタンの形状・位置をわかりやすくするデザインも同時に行う必要があるのです。
基本的なコーディング知識
必須スキルではありませんが、基本的なコーディング知識を持っていると、Webデザイナーとしての強みになります。なぜなら、Webデザインは次の工程でコーディングを行うためです。
いくら素晴らしいデザインが完成しても、コーディングで実現できるデザインでないとWebデザインの意味をなしません。コーディングしやすいデザインを作るという面で、コーディング知識を持っているデザイナーは有利です。未経験の場合、特に身につけておいて損はないスキルでしょう。
コミュニケーションスキル
Webデザイナーには、コミュニケーションスキルも求められます。制作チーム一丸となって円滑に作業を進めるためには、Webデザイナーを含めチーム内でコミュニケーションをしっかりとることが重要となります。特にデザイナーとエンジニアのコミュニケーションが取れていると、スムーズな制作が可能となるでしょう。
未経験の人がWebデザイナーの面接で失敗しやすいポイント
ポートフォリオの数が不十分
面接で提示するポートフォリオの数が極端に少ない場合、面接官がデザインスキルの評価をできず、面接で失敗しやすくなるでしょう。デザイナーはポートフォリオで大きく評価の判断をされます。特に未経験でWebデザイナーを志望する場合、どれだけ多くのデザイン実績を見せることができるかという点が重要です。
コミュニケーションが苦手
面接官との会話が噛み合わず、うまくコミュニケーションが取れていない場合、面接で失敗する可能性が高くなります。前項でも取り上げているようにWeb制作はチームで行うため、Webデザイナーにもコミュニケーションスキルは必要です。Webデザインスキルをよっぽど評価されない限り、コミュニケーションがうまく取れない人は面接での評価は厳しくなるでしょう。
Webデザイナーが華やかな仕事だと信じている
Webデザイナーに夢を見て、華やかな仕事ができると信じているような人の場合、面接で失敗するかもしれません。Webデザイナーは、Web業界の中では華のある業種に感じますが、大半はパソコン画面と向き合い地味な作業が続く職種です。面接で、あまりにも現実とかけ離れたような話をすると、職種研究が不十分と判断されかねません。
Webデザイナーの選考を通過させるポイント【事前準備編】
今までのキャリアで活かせるのは何か整理
今まで積み重ねてきたキャリアの中に、Webデザイナーに活かせる経験があるか、整理して洗い出しましょう。キャリアをアピールすることが、選考を通過させる大きなポイントとなります。
例えば販売店で働いていて、いつもポップデザインをしていたということでも構いません。少しでもWebデザイナーと共通点があると感じる経験を整理して、面接官に響くアピールを考えて見ましょう。
充実したポートフォリオを用意する
未経験でWebデザイナーへの転職は、かなり狭き門です。そのため、ひとつでも多くのデザインを用意して、アピールしなければなりません。充実したポートフォリオを用意することが、選考通過の可能性を高めるポイントです。
Webサイトはさまざまなタイプのデザインが求められます。ポートフォリオも種類豊富に用意をして、特に得意とするデザインのタイプを提示することをおすすめします。
志望する企業を研究し質問を用意
志望企業の研究をしっかりして、面接で確認するための質問を用意しておくと良いでしょう。3つ以上質問を用意しておけば、面接最後の逆質問の対策にもなります。
Webデザイナーの業務部分だけではなく、企業としてどのような理念を持っているのか、どのように経営しているのかなど、会社全体の研究をして把握するようにしましょう。
Webデザイナーの選考を通過させるポイント【面接編】
常に最新のWebデザインを研究しているとアピール
Webデザインは流行り廃りのサイクルが速く、常に新しいデザインが生まれています。そのためWebデザイナーは、常に最新のWebデザインを研究しているべきなのです。面接で、最新Webデザインを取り入れて研究しているとアピールできると、Webデザイナーとしての意欲が伺え高評価につながるでしょう。
未経験でも活かせるキャリアがあることを強調する
事前に整理し、洗い出した今までのキャリアの中で、Webデザイナーで活かせる経験を強調しましょう。小さな共通点でも、しっかりアピールすることが重要です。デザイン面だけではなく、仕事を捌くスピードが速かったなど、ヒューマンスキル面も伝えられるとなお良し。選考を通過しやすくなるでしょう。
まとめ
Webサービスの発展や拡大により、Webデザイナーの需要もありますが、未経験での転職となると厳しい世界です。だからこそ、面接で失敗しやすいポイントを抑え、事前準備や対策を十分に行いましょう。
美術系の学校を出ていなくても、一般スクールやオンラインなどでデザインは学べます。しっかりスキルを身につけ、ポートフォリオでデザインスキルをアピールできると、Webデザイナーへの転職も叶うでしょう。
GeeklyではIT・Web・ゲーム業界に特化して、専任のコンサルタントによる人材紹介を行っております。未経験でもWebデザイナーに転職が成功するように、1to1のキャリアカウンセリングで改善方法をお答えします。お気軽にGeeklyまでご相談くださいね!
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