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【WEBライターのキャリアパス】得られるスキルやWEBライターから転職しやすい職種についてご紹介!
「WEBライターの仕事では食べていけない・・・」「WEBライターになりたいけど、将来性はあるの?」「WEBライターの仕事はきついので将来が不安」。専門的な仕事だけに将来性や転職先があるのか悩みますよね。そんなあなたがどう明るい未来を切り開いていくか、WEBライターが得られるスキルや転職しやすい職種についてご紹介します。

目次
将来的にWEBライターの仕事がなくなるって本当?
WEBライターの仕事がなくなるかどうかの結論としては、「WEBライターの仕事自体はなくならない」と言えます。
ビル・ゲイツ氏は「ある日コンピューターが人間と同じように文章を読んで理解できるようになった時、とてつもない事態を迎えることになる」とシンギュラリティの到来について文章の読み書きに最大の関心を寄せています。
目覚ましいAI(人工知能)の進化とともに、WEBライターの仕事がAIに奪われてしまうのではないかと危惧している人もいるかもしれません。
しかし、ビル・ゲイツ氏が最大の関心を寄せるほど、AIにとって文章を読んで理解し、さらにクリエイティブな思考が必要とされることは最も苦手でハードルが高い分野なのです。よって、仕事が奪われる可能性は極めて低いと予測できます。
文章コンテンツよりも動画コンテンツや音声コンテンツの人気が高くなってきて、WEBライターの仕事は下火だと噂されたりもしていますが、そんなことはありません。
文章コンテンツには、動画コンテンツより調べたいことをすぐに調べられるメリットがあります。動画コンテンツとは目的そのものが違うので、なくなることは極めて低いと予測されます。
ただし、競争が激しい世界です。質の低いWEBサイトやWEBライターは淘汰されていくことは大いに考えられます。
特に、フリーランスのWEBライターが最も心配すべきことは、数をこなさないと食べていけない体力的にも精神的にもきつい仕事であることです。WEBライターは、まるでガテン系の体力仕事のようなものです。
若いならまだしも、将来的に年齢を重ねても続けることができるか不安も多い職種なので、キャリアパスを考えておく必要があるのです。
WEBライターの仕事で得られるスキル
WEBライターが今後どう生計を立てるかを考えるために、まずは、経験の棚卸しをしてスキルを見つめ直す必要があります。WEBライターが得られているスキルについてまとめてみました。
ライティングスキル
文章で情報伝達するのがWEBライターの仕事です。読み手に読みやすく、わかりやすい文章を書くには、社会に起きている物事や情報を幅広くキャッチする能力が必要です。さらに、多面的な観点からの考察力や理解力がなければ人にわかりやすく文書で伝えることはできません。
また、一般常識的なボキャブラリーも不可欠です。対面的な会話であれば、表情やしぐさ、声のトーンなどで表現できますが、文章は名詞や接続詞、語調をうまく使い分けして伝えます。正しい漢字の知識も必要です。自分のオリジナリティを表現する前に、この基本的な一般常識が身についていないとできない仕事なのです。
営業スキル
フリーランスのWEBライターとして仕事をしているのであれば、営業力がない限り、どんなに文章に自信があっても食べていくことはできません。営業力は100%必要なスキルです。
他のライターと差別化して自分をプレゼンするスキルなくしては仕事は取れないのです。あなたがフリーランスのWEBライターとして生計を立てているのであれば、少なからず営業スキルは身についているということです。
消費者のニーズに対応するスキル
WEBライターを職業としている人は自分の表現をしているわけではありません。WEBライターは作家とは違い、「消費者目線」が重要視されます。マーケティングと強く結びついている仕事です。
つまり、作家のように自分の思いを他者に伝える表現者ではなく、一般的な消費者の立場になって自分以外の意向をライターとして代弁するのが仕事なのです。
ニュースのライターか広告かでも異なりますが、ニュースでない限りはライティングの最終目的は商品やサービスの購買に結びつけることです。そのためには、読者のニーズを理解し、評価される客観性あるライティングスキルが求められます。
情報収集スキル
WEBライターの執筆する記事の種類には、SEO記事と取材記事があります。特にSEO記事の執筆においては、WEB上で情報収集することがほとんどです。膨大なWEB情報源から正確な情報をキャッチして判断するスキルは必要不可欠です。
WEBの情報の中には、間違った情報も少なくないので、真実を見分けて情報を取捨選択するスキルと考察力が必要です。そのためには、情報を鵜呑みにするのではなく、いかに幅広く一般常識を知っていて思考力があるかが問われます。
取材スキル
WEBライターはWEB上の情報収集力はもちろんのこと、取材力やフットワークの良さも重要視されます。稼ぐWEBライターは取材力を備えたライターでもあります。
人にインタビューする取材であれば、読者の関心を掴んでおかないことには適切な質問ができません。
インタビュー対象者の気持ちを解きほぐして必要な情報を得るには、人の気持ちを理解できる能力やコミュニケーション能力は必要不可欠です。
また、取材を伴う場合は、企画力やプレゼンスキルなども必要とされます。
WEBライターが転職しやすい職種
次に、WEBライターが転職しやすい職種についてご紹介します。
WEBディレクター・編集者
WEBライターは記事を執筆するのが仕事で、WEBディレクター・編集者は記事を公開できるよう進めるのが仕事です。
WEBディレクター・編集者の仕事は、WEB制作に何かしらの形でかかわった経験がない限り、全くの未経験で採用されることはほとんどありません。ライターの経験を積んでいればWEBディレクター・編集者へのキャリアパスは開かれています。
WEBディレクターとは、WEBサイトの運営の方向性をチームで話し合い、プロジェクトメンバーの選定からスタートします。
ライターを集めて手配したり、スケジュール進行管理、コンテンツの品質管理など、WEB制作全般の監修の役割を担う仕事です。企業によっては、コンテンツ全体の企画やクライアントへの提案をするWEBプランナーの役割と兼任の場合もあります。
また、プログラマーやデザイナーなどの専門スタッフとのやりとりもあるので、技術的な知識もある程度必要です。WEBサイトのターゲット層やコンテンツの評価について分析する必要性もあるのでマーケティングに精通していることも求められます。
WEBライティング講師
稼ぐWEBライターは、ライティングの仕事だけでなく、WEBライティング講師の仕事をしていることが少なくありません。逆に、稼げないと悩むWEBライターは、とにかく数をこなしてライティングの仕事だけしかしていないとも言えます。
WEB講師の仕事は雇われでなくとも、自分で主催してオンラインで地方や海外など遠隔地にいる人にも教えることができます。ライティングの基本的なことから、SEO施策など教えられることは多岐に渡りあるはずです。
WEBコンサルタント
WEBライターの経験があれば、提供するサービスをWEBでうまく情報発信できていない個人や法人のためのコンサルティングの仕事もできます。新しいメディアの立ち上げ事業にアドバイザーとして手助けもできるでしょう。
サービス自体は良いのに、情報発信のノウハウがないことで伸び悩んでいる企業やお店は少なくありません。企業のホームページを見て「もっとこうしたらいいのにな」と思うのであれば、そのアイデアを形にしてみてはいかがでしょうか。
コンサルタントになるためには、さらにデザインやマーケティング、SNSの広告運用などの知識やスキルも身に付けることをおすすめします。
デジタルマーケティングスキルを身に付けると最強
WEBライターからキャリアも年収もアップして他の職種に転職するには、WEBマーケティング知識とスキルがあると非常に優位です。
さらに、スマホユーザーを対象としたソーシャルメディア(SNS)や動画などのデジタルマーケティングの知識とスキルがあると最強です。
WEBマーケティングの基礎は「書くこと」から始まります。自分の記事を読者がどう評価しているか、数字データに基づいたコンテンツの分析・改善施策や次の企画に活かすことが求められます。
プラスアルファでFacebookやTwitterなどのソーシャルメディア(SNS)で情報発信してマーケティングを実施することで、さらに消費者とダイレクトなコミュニケーションが図れます。
現在、発注された案件の執筆だけをしているという人は、自分でメディアを立ち上げて、あらゆるチャネルから発信して消費者とコミュニケーションが取れる戦略を立ててみましょう。
まとめ
WEBライターの仕事は想像以上にハードな仕事です。現在、WEBライターとして活躍しているけど、この先はどうしようと悩んでいる人や、これからWEBライターを目指す人も将来的なキャリアパスはしっかり考えておくことをおすすめします。
「WEBライターとして、自分の市場価値を知りたい」もしくは「近い将来に転職を考えている」という人は、Geeklyにお気軽にご相談ください。
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