
セキュリティエンジニアの年収【自社データ2026年版】|年代別の推移も
最終更新日:
「セキュリティエンジニアの年収はどのくらいか」「転職で年収は上がるのか」と悩んでいませんか?
ギークリーの自社データによると、平均年収は約600万円で、ギークリー経由で転職した方の60%が年収アップを実現しています。
本記事では年代別の年収推移や市場価値の高いスキル、転職で年収を最大化する戦略まで、実際のデータをもとに解説します。
【この記事はこんな人におすすめ】
- セキュリティエンジニアへの転職を検討している20〜30代
- 平均年収や年収が高い理由を知りたい方
- 転職で年収を最大化したいと考えている方
この記事のまとめ
- ギークリーの自社データでは、セキュリティエンジニアの平均年収は約600万円。40代では865万円まで上昇する。
- ギークリー経由の未経験転職者の71%が年収を維持・アップしており、平均アップ額は約70万円。
- 年収アップには、クラウドやAIセキュリティなど市場価値の高いスキル習得だけでなく、企業選びも重要。
目次
セキュリティエンジニアの平均年収【ギークリー自社データ】
セキュリティエンジニアは近年需要が高まっている職種であること、求められるスキルが多様かつ高水準であることから、転職することで年収アップが期待できる職種です。
Geekly(ギークリー)の自社データをもとに、以下の内容を順番に見ていきます。
- 平均年収は600万円
- 年代別の平均年収推移と中央値
まずは平均年収の全体像から確認してみましょう。
平均年収は600万円
Geekly(ギークリー)のアンケートでは、セキュリティエンジニアの平均年収は約600万円です。
内訳を見ると、経験者は646万円、未経験者は507万円となっており、経験の有無で約140万円の差が生じています。
また、Geekly(ギークリー)経由で転職した方の60%以上が年収アップを実現されていることから、転職は年収を上げる有効な手段であることが伺えるでしょう。
年収アップの幅は、個人のスキルや経験によって異るものの、IT業界全体でセキュリティ人材の需要が高まっており、転職のタイミングを見極めることで収入増を狙える可能性は十分あるといえます。
年代別の平均年収推移と中央値
セキュリティエンジニアの年収は、年代を重ねるごとに大きく上昇する傾向があります。
Geekly(ギークリー)のデータでは、年収中央値は529万円です。20代と40代を比較すると、約400万円近い差があります。
30代で600万円台に乗り、40代では800万円を超える水準に達しており、セキュリティエンジニアは経験やスキルが年収に直結する職種であることがわかります。
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セキュリティエンジニアとして年収を上げる、市場価値が高いスキル
ここでは、年収アップに直結するスキルを3つ紹介します。
- 「クラウド×セキュリティ」の専門知識
- 「AIセキュリティ」と「ゼロトラスト」の実装力
- 「リスクアセスメント」と「監査」の経験
どれも企業から需要が高く、習得することで市場価値の向上が期待できます。
すでに前職までに経験している方や、習得のための学習を進めている方は、転職時にアピールポイントとして伝えるのもおすすめです。
「クラウド×セキュリティ」の専門知識
クラウド環境におけるセキュリティの専門知識は、年収アップに直結するスキルのひとつです。
AWS・Azure・GCPへの移行を進める企業が増える中、クラウド上でのセキュリティ設計・運用ができるエンジニアの需要は拡大しています。
クラウド固有のセキュリティ知識を持つ人材は希少性が高く、企業からの評価も上がりやすい傾向があります。
【セキュリティエンジニアの市場価値を高めるスキル】
- ・IAM(アイデンティティ管理)
- ・ネットワークセキュリティ設定
- ・ログ監視
- ・インシデント対応
クラウドとセキュリティを掛け合わせたスキルは、市場価値を高める有効な手段といえるでしょう。
「AIセキュリティ」と「ゼロトラスト」の実装力
AIセキュリティとゼロトラストの実装力は、現代のセキュリティエンジニアに求められる最前線のスキルです。
従来の境界型防御では内部からの脅威やクラウドリスクに対応しきれないケースが増え、企業はより高度なセキュリティ設計を求めています。
AIを活用した脅威検知は、膨大なログデータから異常をリアルタイムで検出できるため、人力では追いきれない攻撃パターンへの対応が可能になります。
また、ゼロトラストアーキテクチャは「信頼しない・必ず検証する」という考え方に基づき、社内外を問わずすべてのアクセスを検証する仕組みです。
最新技術への対応力を持つエンジニアは希少性が高く、年収にも反映されやすい傾向があります。
「リスクアセスメント」と「監査」の経験
リスクアセスメントと情報セキュリティ監査の経験は、年収アップとキャリアアップの両方に直結するスキルです。
技術的な実装作業とは異なり、企業全体のセキュリティリスクを評価・分析する上流工程を担える人材は、市場での希少性が高い傾向があります。
リスクアセスメントでは、システムの脆弱性を洗い出し、対策の優先順位を決める判断力が必要です。
また、情報セキュリティ監査の経験があれば、コンプライアンス対応やポリシー策定など、経営層と近い立場での業務も任されやすくなります。
技術職からコンサルタントや管理職へのキャリアチェンジを目指す方にとっても、積んでおきたい経験といえるでしょう。
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転職で年収を最大化するための3つの戦略
転職で年収を上げるために、押さえておきたい戦略を3つ紹介します。
- 【おすすめ業界】金融・外資系・大手事業会社を狙う
- 【隠れ優良求人】「モダンな技術スタック」と「裁量権」をチェック
- 【年収交渉】自分の市場価値を客観的な根拠にする
順番に確認していきましょう。
【おすすめ業界】金融・外資系・大手事業会社を狙う
セキュリティエンジニアが年収を最大化するには、転職先の業界選びが重要なポイントです。
特に以下の3つの業界は、セキュリティ投資が活発で高待遇求人が集まりやすい傾向があります。
・金融機関:厳格なセキュリティ要件から専門人材の需要が高く、高待遇求人が豊富
・外資系企業:成果主義で実力次第では800万円超も狙いやすく、スキルが年収に直結
・大手事業会社:DX推進に伴いセキュリティ投資が拡大し、安定した高年収が期待できる
求められるスキルや文化は業界によって異なるため、自分の経験やキャリアの方向性に合った業界選びが年収アップへの近道といえるでしょう。
【隠れ優良求人】「モダンな技術スタック」と「裁量権」をチェック
高年収につながる優良求人を見極めるには、求人票の技術スタックと裁量権の記載に注目しましょう。
表面的な年収だけでなく、以下のポイントを確認することで、成長できる環境かどうかを判断できます。
・モダンな技術スタック:AWS・Terraform・Kubernetes等の最新技術を扱える環境は市場価値が上がりやすい
・裁量権の有無:セキュリティポリシーの策定や設計に関われるポジションは年収レンジが高い傾向がある
・技術的負債が少ない環境:レガシーシステムの運用保守中心より、新規構築案件が多い企業を優先する
入社後に市場価値が下がらないよう、年収の数字だけでなく働く環境の内容も含めて総合的に判断するようにしましょう。
【年収交渉】自分の市場価値を客観的な根拠にする
年収交渉を成功させるには、感情論ではなく客観的な根拠をもとに交渉を進めることが重要です。
「もっと稼ぎたい」という気持ちだけでは説得力に欠けるため、以下のような根拠を準備しておくことで交渉の精度が上がります。
・市場データの活用:Geekly(ギークリー)などの転職サービスの年収データを提示し、相場との乖離(かいり)を数字で伝える
・保有資格・スキルの訴求:情報処理安全確保支援士やCISSPなど希少性の高い資格は交渉材料になる
・実績の定量化:インシデント対応件数や脆弱性診断の実施数など、具体的な数字で貢献度を伝える
根拠が明確なほど企業側も判断しやすくなり、希望額が通りやすくなるでしょう。
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セキュリティエンジニアが年収アップを目指せるキャリアパス
年収アップにつながるキャリアパスは、大きく2つあります。
- 高度なセキュリティのスペシャリストとして技術を極める
- CISO(最高情報セキュリティ責任者)を見据えたマネジメントへの転換
自分の強みや志向に合った道を選ぶことが、長期的な年収アップへの近道です。
高度なセキュリティのスペシャリストとして技術を極める
セキュリティエンジニアは、ペネトレーションテストや脆弱性診断など高度な技術領域を極めることがスペシャリストとしての希少価値を高め、年収アップに直結します。
セキュリティ人材の不足が続くIT業界では、深い専門知識を持つエンジニアへの需要は高まる一方です。
技術を深掘りするほど対応できる案件の難易度も上がり、情報処理安全確保支援士やOSCPといった高度な資格の取得も評価につながります。
また、バグバウンティプログラムへの参加など、実践的な場で成果を残すことで、企業に対して客観的なスキルの証明ができるでしょう。
スペシャリストとしての実績を積み重ねることが、長期的な年収アップへの道筋になります。
CISO(最高情報セキュリティ責任者)を見据えたマネジメントへの転換
CISOはセキュリティ戦略の立案から経営層への提言まで担う役職で、年収1,000万円超も現実的なポジションです。
技術職からマネジメントへ転換するには、技術的な知識に加えてリスク管理や予算策定、組織運営のスキルが求められます。
まずはセキュリティチームのリーダーやマネージャーとしての経験を積み、経営視点でセキュリティ課題を捉える力を養うことが重要です。
また、CISOには経営層と対話できるコミュニケーション能力も欠かせません。
技術の専門性を土台にしながら、ビジネス全体を見渡せる視野を広げることが、マネジメントへの転換を実現するステップになるでしょう。
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セキュリティエンジニアの年収についてよくある質問
セキュリティエンジニアの年収についてよくある疑問や不安には、次のような内容が挙げられます。
- Q.未経験やインフラエンジニアからの転身でも年収は維持できますか?
- Q.セキュリティエンジニアが「やめとけ」と言われるのは年収が低いからですか?
- Q.セキュリティエンジニアの年収アップに役立つ資格はありますか?
以下、それぞれ回答します。
Q.未経験やインフラエンジニアからの転身でも年収は維持できますか?
A.未経験やインフラエンジニアからの転身でも、年収を維持・アップできる可能性は十分あります。
Geekly(ギークリー)経由で未経験から転職した方のうち71%が年収を維持またはアップされています。アップ額の平均は約70万円です。
セキュリティ領域はネットワークの知識と親和性が高く、インフラエンジニアの経験はセキュリティ設計や運用の場面で活かしやすい傾向があります。
ただし、転職先の選び方や交渉の進め方によって結果は変わります。
IT業界特化型の転職エージェントを活用することで、自分のスキルが適切に評価される企業と出会いやすくなるでしょう。
転身を検討している方は、まずは自分のスキルに見合う適正年収の把握を通して、市場価値を確認してみることをおすすめします。
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Q.セキュリティエンジニアが「やめとけ」と言われるのは年収が低いからですか?
A.セキュリティエンジニアが「やめとけ」と言われる理由は、年収の低さではありません。
実際、Geekly(ギークリー)の自社データでは平均年収600万円と高水準であり、年収面での不満が理由になるケースは少ない傾向があります。
主な理由として挙げられるのは、習得すべき知識の広さとインシデント発生時の対応負荷の高さです。
セキュリティの分野はネットワーク・システム・法規制など幅広い知識が求められ、常に最新の脅威情報をキャッチアップし続ける必要があります。
また、インシデント発生時は時間を問わず対応を迫られる場面もあるでしょう。
ただし、やりがいや年収水準の高さから、長く活躍するエンジニアも多い職種です。
【あわせて読みたい】「セキュリティエンジニアはやめとけ」に該当しない人の特徴はこちら⇓
Q.セキュリティエンジニアの年収アップに役立つ資格はありますか?
A.セキュリティエンジニアの年収アップには、資格取得が有効な手段のひとつです。
ただし、目的によって取得すべき資格が異なるため、自身のキャリア目標に合わせた選択が重要になります。
年収アップに役立つ主要資格は、以下のとおりです。
| 目的 | 資格名 | 概要 |
| 最優先 | 情報処理安全確保支援士試験(登録セキスペ) | 国内で最も認知度が高いセキュリティ国家資格で、取得により市場価値が大きく向上する |
| キャリアアップなら | 公認情報セキュリティマネージャー(CISM) | マネジメント志向のエンジニアに適した国際資格で、管理職・CISO職へのステップアップに有効 |
| スキルの幅を広げるなら | シスコ技術者認定(CCNP以上) | ネットワークとセキュリティを横断した知識を証明でき、技術の幅を広げたいエンジニアにおすすめ |
資格はスキルの証明になるだけでなく、年収交渉の場面でも客観的な根拠として活用できるでしょう。
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セキュリティエンジニアの年収アップ・キャリアアップ転職はギークリーにご相談ください
セキュリティエンジニアの年収を上げるには、市場価値の高いスキルの習得と、転職先の業界選びを組み合わせて考えることが大切です。
スキルや資格、実績を客観的な根拠として整理したうえで、自分のキャリア目標から逆算して転職活動を進めましょう。
「セキュリティエンジニアに転職して年収600万円以上を目指したい」
「自分のITスキルや資格が市場でどのくらい評価されるか知りたい」
「セキュリティエンジニアとしてキャリアアップできる企業を探したい」
などのキャリアのお悩みは是非、「IT・Web業界の知見が豊富なキャリアアドバイザー」にご相談ください!
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