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ゲーム業界をわかりやすく解説!今さら聞けない基礎知識一覧をまとめました

ゲームが大好きで、ゲーム業界に就職や転職がしたい人は多くいます。しかし、「ゲーム業界」と一概に言っても、様々な職種や事業があり、一言では片付けられません。 そこで本記事では、ゲーム業界の構造や企業例、職種などを紹介し、ゲーム業界とは何なのかを徹底解説します。 また、ゲーム業界の展望や働く為に必要な事についても解説しています。これからゲーム業界に就職や転職をしたいと考えている人は是非参考にしてください。

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ゲーム業界とは?

 

 

「ゲーム業界」と言っても、コンシューマーと呼ばれる家庭用ゲームなのか、ゲームセンターに設置されているようなアーケードゲームなのかによって大きく異なります。

また、コンシューマーゲームはさらに細かく、「パッケージソフト」「オンラインゲーム」「フィーチャーフォン向けゲーム」に区分でき、様々な企業がしのぎを削っています。

まずは、そんなゲーム業界がどのような構造で成り立っているのか、またどのような企業が存在しているのかを解説します。

 

 

ゲーム業界の市場規模や展望

 

 

ゲーム業界の市場規模

 

業界動向search.comによると、ゲーム業界は2013年からの6年間、拡大を続けています。

特に、新型コロナウィルスの影響で自宅待機が多くなった2020年からは急激に需要が拡大し、2020年-2021年のゲーム業界の業界規模(主要対象企業34社の売上高の合計)は6兆6,576億円です。

さらに近年は、対戦型のゲームを競技(スポーツ)にみたてた「eスポーツ」が話題となり、ゲーム業界市場規模を大きく拡大させています。

参考:業界動向search.com『ゲーム業界の2021年版(2020-21年)の業界レポート

 

ゲーム業界の動向

 

スマートフォンが普及して以来、ゲーム業界では「スマホゲーム」が、家庭用ゲーム機の需要を奪う勢いで著しい急成長を遂げてきました。「手軽に遊べる」という特徴が人気を集め、若者だけでなくサラリーマンや主婦層まで広く愛されています。

しかし、近年のスマホゲーム市場は以前のようなヒット作に恵まれず、苦戦しているのが現状です。

また、中国を筆頭とした海外企業の勢いも増し、スマホゲーム市場において日本のゲーム業界の伸び率は鈍化傾向にあります。

一方、ゲーム業界で新たに注目されているのが「クラウドゲーム」です。

2019年3月にグーグルによるゲームプラットフォームサービス「スタディア」が発表されたことをきっかけに、クラウドゲーム市場の成長拡大が期待されています。

 

ゲーム業界の将来性

 

新型コロナウィルスの影響で需要を獲得したゲーム業界は、今後さらに発展することが予想されています。

スマホゲームの盛り上がりはもちろん、メタバースなどのVRの開発にも多くの企業が力を入れ、技術を競っています。今後は、こう言った最新技術を取り入れたゲームが次々に開発されていく見込みです。

また、次世代通信規格「5G」の開始によって、高速で大容量のデータ通信が可能になりました。

そのため、オンラインゲームの市場拡大も予想できます。クラウドゲーム市場の需要拡大や、「eスポーツ」の普及拡大にも期待です。

 

 

ゲーム業界の平均年収

 

ゲーム業界の平均年収TOP5は以下の通りです。

 

ゲーム業界の平均年収ランキング
  • 1位 スクウェア・エニックス・HD  1,427万円
  • 2位 バンダイナムコHD 1,205万円
  • 3位 ソニーグループ 1,084万円
  • 4位 任天堂 988万円
  • 5位 ディー・エヌ・エー 850万円

1位は、「ドラゴンクエスト」シリーズや「ファイナルファンタジー」シリーズ、「キングダムハーツ」シリーズで有名なスクウェア・エニックスでした。

IT企業の中でも平均年収が高く、年代別ですと、20代で800万円、30代で980万円ほどのようです。

 

その他のランキングが気になる方は、下記の記事も確認してみてください。

 

<簡単1分>年収診断をしてみる

 

 

ゲーム業界の構造と事業

 

 

ゲーム業界の構造

 

ゲーム業界は、主に次の3つのメーカーが互いに密に関わっています。

・ゲームをプレイできる環境を提供するゲーム機器メーカー、プラットフォーム

・ゲームの企画・制作をするソフトメーカー

・技術と労働者を提供するソフトハウスや派遣会社

 

ゲームの企画・制作を行うソフトメーカーは、ソフトハウスや派遣会社から技術と労働者の提供を受けながら、チームとなってゲームを制作していきます。

ゲームの企画や開発、販売までを行うゲームの発売元を「パブリッシャー」、パブリッシャーが企画したゲームを開発する開発担当を「ディベロッパー」と呼び、分けているケースが多いです。

試作とテストを何度も重ねてゲームが完成すれば、その後はどんなゲーム機で遊べるソフトにするかを検討した上、ゲーム機器メーカーやプラットフォームに売り込みをします。

プラットフォームによって年齢層や性別の分布が異なるため、プラットフォームを選定するのはゲームの売れ行きに関わる大切な作業です。何度も会議を行い、最適なプラットフォームを限定していきます。

 

 

ゲーム業界の事業について

 

ゲーム業界の事業は、ゲームソフトや家庭用ゲーム機器の印象が強いですが、近年はスマホをメインとしたゲームの流行や、VRなど市場規模が拡大しています。

「ゲーム業界」と一言にいっても事業形態は幅広くなっていますので、ここから具体的にご紹介します。

 

ゲームハードメーカー

任天堂の「Nintendo Switch」や、SONYのPlayStationなど、ゲーム機器本体を開発して販売しています。

さらに、上記の企業はゲーム機器だけではなく、ゲームソフトの開発も自社で行っていて、売り上げ規模も大きくなっています。

また、近年注目されているVRゲームのゲーム機器の開発も進んでいるため、事業としても拡大されていくと見込まれています。

 

ゲームパブリッシャー

「ゲームパブリッシャー」は、ゲームソフトの企画と販売を行っています。

近年、スマホが高性能になってきて、スマホでもゲームをする人が増えてきているため、ゲーム機器のソフトウェアだけでなく、スマホゲームの開発も進んでいます。

スマホとゲーム機器、両方向でゲームができるようになっていることから、様々な端末に合わせてソフトウェアを開発することができるので、今後もコンテンツの幅は広くなっていくでしょう。

 

ゲームデベロッパー

「ゲームデベロッパー」は、ゲームソフトの開発を行ってる開発業者です。

上記のゲームパブリッシャーが企画と販売を行い、デベロッパーが開発業務を担っています。

大手パブリッシャーの中には、自社でのデベロッパー機能を持ち合わせていないところもあるため、開発業務だけデベロッパー企業に依頼するケースもあります。

 

では、具体的にどのような企業があるのか、事業ごとにご紹介します。

 

 

事業ごとにみるゲーム業界の企業例

 

 

「ゲーム業界で3つのメーカーが密に関わっている」と聞くと、実際にどんなメーカーがあるのか気になります。そこで、ゲーム業界の代表的な企業を厳選してご紹介します。

 

ゲームハードメーカーの企業例

 

ソニー・インタラクティブエンタテインメント

日本の多国籍コングロマリットである、ソニーグループの子会社であり、ビデオゲーム・デジタルエンタテインメント企業です。

「PlayStation」シリーズの開発を手掛けており、初代「PlayStation」の発売以来、ビデオゲーム機としての絶対王者的な地位を維持し続けています。

 

任天堂株式会社

主に玩具やコンピュータゲームの開発・製造・販売を行う日本の企業です。「マリオ」や「ドンキーコング」など、ユニークで且つ大人気なキャラクターを数々生み出しています。

1983年に据え置き型ゲーム機「ファミリーコンピュータ」を発売して以来、子供から大人まで広く楽しめるゲーム機を開発・発売し続けています。また、近年では「Nintendo Switch」が爆発的ヒットとなりました

 

ゲームパブリッシャーの企業例

 

株式会社バンダイナムコエンターテインメント

バンダイナムコゲームスは、家庭用ゲームやアミューズメント施設用コンテンツなど企画・開発を行う会社です。

家庭用ゲームソフトでは「ガンダム」シリーズ、「パックマン」シリーズなど日本を代表するゲームを多数制作していて、アミューズメント施設用コンテンツでは、「マリオカート」シリーズや「太鼓の達人」シリーズを展開しています。

 

スクウェア・エニックス

スクウェア・エニックスは、ゲームソフト販売・開発を行う日本の会社です。ゲームの企画・制作を行うソフトメーカーに該当します。

代表作の「ファイナルファンタジー」シリーズや「ドラゴンクエスト」シリーズは、ゲームをしたことがない人でも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

世代を超え、父から子へと受け継がれるような名作の数々を開発している企業です。

 

ゲームデベロッパーの企業例

 

株式会社ゲームフリーク

ゲームフリークは、「ポケットモンスター」シリーズのソフトウェアの開発を行っている企業です。

「ポケットモンスター」シリーズが発売されて以来、30年間変わらず大人からこどもまで楽しめるソフトウェアを展開しています。

 

株式会社ディンプス

株式会社ディンプスは、ゲームの企画から、シナリオ作成、プログラム作成、α版作成 . β版作成まで一連して開発を行っている企業です。

代表作としては、「ドラコンボール ザ ブレイカーズ」などのソフトウェアだけでなく、「ONE PIECEカードゲーム ティーチングアプリ」などのアプリ開発も行っています。

 

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ゲーム業界に属する職種一覧

 

 

企画系

 

企画系と呼ばれる職種は、主にゲームの製品開発に携わります。「ゲームプランナー」や「ゲームディレクター」などが代表例です。

「ゲームプランナー」や「ゲームディレクター」は、ゲーム制作に必要な予算や開発スケジュールを管理したり、制作現場を統括したりするのが主な仕事内容です。

のちに紹介する「デザイン系」や「エンジニア系」のチームと連携を取りながら、ゲーム完成を目指します。

 

また、マーケティングやプロモーションを通して、ゲームの販促を手掛けるのも企画系の仕事です。

そのため、ゲームの売れ行きを左右する重要なポジションであり、ゲーム業界の中では花型の仕事とされています。

特に、「ゲームディレクター」「ゲームプロデューサー」は制作現場全体を指揮する必要があるため、技術職や営業職などで幅広い経験・スキルを積み、ゲーム業界に広く理解を持っています。

スポーツでいうところの「監督」のように、チームをまとめるのには欠かせない存在です。

 

デザイン系

 

デザイン系と呼ばれる職種は、ゲームに登場するキャラクターや背景・オブジェのデザインを担当します。

作業が細分化されている企業が多く、「キャラクター担当」「背景・オブジェ担当」「モーション(動き)担当」がチームとなってデザインを決定していきます。

ゲームの売れ行きにも影響するほど重要な要素である「ビジュアル」を担っているため、求められるイメージを的確に形にするスキルが求められる職種です。

 

近年では3D技術を駆使したゲームが普及しており、3DCG技術のスキルがあるデザイナーの需要が高くなっています。

 

エンジニア系

 

エンジニア系の職種には、主にゲームがプレイできる環境を整える仕事を行います。「ゲームエンジニア」や「ゲームプログラマー」などが代表例です。

「ゲームエンジニア」とは、ゲーム機の開発を専門に行う人のことです。家庭用ゲーム機やVRなどの最新テクノロジーを搭載したゲーム端末などの開発に携わります。

最近では、3DCGやVR、AIなどの分野を扱えるエンジニアが非常に重宝される傾向にあります。

 

一方で、「ゲームプログラマー」と呼ばれる人は、ゲームをプログラミングし、プレイできる環境に仕上げるのが主な仕事です。

「どのボタンを押せばどうキャラクターが動くのか」「どのタイミングで音やアクションが起きるのか」など、設計書通りにプログラミングしてゲームを形にしていきます。

最新かつ高度な技術に対応できる、高いスキルが求められます。

 

そのほかの職種

 

ゲーム業界には上記で紹介した職種以外にも、ゲーム制作において欠かせない様々な職種が存在します。

例えば「サウンドクリエイター」は、ゲーム内で流れる音楽や効果音の制作を担当しています。印象に残るゲームを制作する上で、音楽はとても大切です。

いかに各シーンにフィットする音楽を作れるかどうかが、サウンドクリエイターの腕の見せ所となっています。

 

また、忘れてはいけないのが「バックオフィス系」の存在です。事務面で技術系の職種の人たちを支えるのが主な仕事で、人事や採用、品質管理、経理、カスタマーサポートなどを行なっています。

縁の下の力持ちとしてゲーム制作や販売を裏方から支える重要なポジションで、ゲーム業界にとって欠かせません。

このように、企画やデザイン、エンジニアといった技術系の職種以外にも様々な職種がゲーム業界を支えています。

 

 

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ゲーム業界で働くには

 

 

「ゲーム業界で働いてみたいけど、自分が向いているのか不安…」そう思う人もいることでしょう。そこで、ゲーム業界に向いている人やゲーム業界で役立つスキルを紹介します。

ゲーム業界への転職は、未経験でも可能です。必要なスキルや習得するべきスキルが手っ取り早く知りたい人は、転職サイトGeeklyに相談してみましょう。

 

ゲーム業界に向いている人

 

ゲーム業界は、その特徴的な制作により、人によって向き不向きがはっきりします。ゲーム業界に向いている人の特徴は、次の通りです。

・ゲームへの情熱がある人
・細部にまで拘れる人
・変化を楽しめる人
・コミュニケーション能力が高い人

ゲームを作る上で、「面白いゲームを作りたい!」「作りたいゲームの理想がある!」といった、エンターテインメントに対する情熱は当然大切です。

しかし、単にあなたが面白いと感じるゲームを提案するだけでは成り立ちません。

今どんなゲーム機が人気で、どんなジャンルが注目されているのかといった変化に順応し、どのゲームより細部まで拘って作る必要があります。

当然、技術的・時間的な面を考えると一人では制作できず、チームを組んで行います。

そのため、コミュニケーション能力も必要です。チームの意見に耳を傾け、場の空気を考えるのが得意な人が向いているでしょう。

 

ゲーム業界で役立つスキル

 

ゲーム業界では、最低限のITスキルを持っていることは必須条件です。

ゲーム業界で役立つITスキルの例
  • HTML5
  • CSS3
  • JavaScript(JQuery)
  • Photoshop
  • Illustrator

上記の技術を習得しておくと役立ちます。

 

他にも、Ruby、Python、PHP、Perl、C++、Objective-C、Swift、Java、JavaScript、CoffeeScript、Slim/Sass/Compassといった言語系のスキルや、Oracle、MySQL、NoSQLといったデータベース系のスキル、Unityなどのゲームエンジンのスキルがあると重宝されます。

ゲーム業界で実際に現場で仕事をするには、様々なITスキルが必要です。何か1つを習得すればゲーム業界に就職・転職できるわけではないため、事前に勉強しておきましょう。

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ゲーム業界への理解を深め、ゲーム業界に転職しよう

 

 

今回は、ゲーム業界への転職を考えている人に向けて、ゲーム業界の構造や将来性、向いている人の特徴について解説しました。

ゲーム業界は、スキルさえ身につけておけば未経験でも転職することが可能です。ただ、必要なスキルの組み合わせは業務内容によって異なります。

自分が担いたい仕事をするには、今回紹介したスキルの中から何を学べば良いのか、まずはその理解を深めましょう。

IT・Web・ゲーム業界に強いGeeklyなら、多数のゲーム業界の求人をご紹介できます。また、専門のカウンセラーが転職に必要なスキルや提出物のサポートをいたします。ぜひお気軽に相談してみてください。

 

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この記事の監修者

ギークリーメディア編集部

主にIT・Web・ゲーム業界の転職事情に関する有益な情報を発信するメディアの編集部です。転職者であれば転職市場や選考での対策、企業の採用担当者様であればIT人材の流れ等、「IT業界に携わる転職・採用」の事情を提供していきます。

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