
SESの見分け方8つ|自社開発との違いと優良企業を見極める方法
SESの見分け方には「自社開発やSIerなのかSESなのか」と「優良SES企業なのか」というふたつの観点があります。
求人票を見ても見分けがつかない、入社後に後悔したくないという方は、あらかじめ両方のポイントをおさえて企業選びをしましょう。
本記事では、SES企業でキャリアアップ、年収アップを実現するために必要な技術力を正当に評価してくれる優良企業を見極める方法を徹底解説します。
正しい知識を身につけ、納得のいく転職を実現させましょう。
【この記事はこんな人におすすめ】
・求人票からSES企業か自社開発かを確実に見分けたい人
・エンジニアとしてのキャリアアップ、年収アップを確実に狙いたい人
・転職で失敗したくない、企業選びの明確な判断基準が欲しい人
この記事のまとめ
- 求人票に「帰社日」「顧客先で勤務」「何らかの開発経験」といった記載がある場合、SESである可能性が高い。
- 優良SES企業は、1次請け、還元率や評価制度の透明性が高い、案件が選べる、成長環境が整っているなどの特徴がある。
- 今の自分に本当に合う職場選びはIT特化型の転職エージェントへの相談がおすすめ。
目次
SESの見分け方!失敗しない2ステップ
SES企業を見分ける際は、「事業形態の違い」と「企業の質」という2つの観点で整理することが重要です。前者ではSIerや自社開発企業との違いを理解し、後者では同じSESでも働きやすさや成長環境に差がある点を見極めます。
両軸で判断することで、ミスマッチを防ぎやすくなります。
①【事業形態】SIer・自社開発とSESを見分ける
②【企業の質】優良・ブラック企業を見分ける
まずは「SESの見分け方」のそれぞれの工程について解説します。
①【事業形態】SIer・自社開発とSESを見分ける
・SES(準委任契約):客先にて常駐し技術力や労働力を提供、報酬対象は時間
・SIer(請負契約):自社勤務が多くシステムやサービス等の成果物を提供、報酬対象は成果物
・自社開発:開発における上流工程を担う、SES企業に業務を依頼する
SESはクライアント先に常駐し、技術力を提供する契約形態が特徴です。
一方でSIerはプロジェクト全体の管理や上流工程に関与し、自社開発企業は自社サービスの企画・開発を担います。
求人票では「客先常駐」「技術支援」といった文言があればSESの可能性が高く、「自社サービス」「受託開発」などの記載があれば別形態と判断できます。
まずは業務範囲と働き方の違いを理解することが、見分けの第一歩です。
【あわせて読みたい】SIerとSES企業の違いについてはこちら⇓
②【企業の質】優良・ブラック企業を見分ける
同じSESでも企業ごとに環境は大きく異なります。
優良企業は単価や案件内容を開示し、エンジニアの希望やキャリアに沿ったアサインを行う傾向があります。一方でブラック企業は情報開示が少なく、強引な配属や低単価案件が続くケースも見られます。
面接時には案件選定のプロセスや評価制度、待機時の扱いなどを確認することで、企業の質を見極めることが可能です。
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【あわせて読みたい】事業会社へ転職に成功したKさんの事例はこちら⇓
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SES企業かどうかの見分け方|求人票で判断できるチェックリスト
求人票で「SES企業かどうか」を判断するためには5つのポイントがあります。
- 【SES確定】勤務地が「プロジェクト先」や「顧客先」となっており自社勤務の記載がない
- 【SES確定】業務内容や福利厚生の項目に「帰社日」や「帰社日手当」の記述がある
- 【SESの可能性大】勤務時間が「配属先(常駐先)の規定に準ずる」と記載されている
- 【SESの可能性大】正社員募集と並行して「契約社員」や「個人事業主(BP)」を募集している
- 【SESの可能性大】必須スキルに特定の技術スタックがなく「何らかの開発経験」と抽象的である
以下、それぞれ解説します。
【SES確定】勤務地が「プロジェクト先」や「顧客先」となっており自社勤務の記載がない
求人票の勤務地欄に「プロジェクト先」「顧客先常駐」などの表記があり、自社オフィス勤務に関する記載がない場合は、SESである可能性が極めて高いです。
SESはクライアント先での業務提供が前提のため、勤務地が固定されません。
特に勤務地が「都内各所」「案件による」といった曖昧な表現の場合も同様です。
【SES確定】業務内容や福利厚生の項目に「帰社日」や「帰社日手当」の記述がある
「帰社日」や「帰社日手当」といった記載がある場合も、SES企業と判断して問題ありません。
帰社日とは、常駐先ではなく自社に戻り、報告や交流を行う日のことです。これは客先常駐が前提のSES特有の文化であり、自社開発やSIerではあまり見られません。
福利厚生欄にこれらの記述がある場合は、日常的に自社外で働くことを前提とした企業であると理解できます。
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【SESの可能性大】勤務時間が「配属先(常駐先)の規定に準ずる」と記載されている
勤務時間について「配属先の規定に準ずる」と書かれている場合も、SESの可能性が高いポイントです。
SESでは常駐先の就業時間や休日体系に合わせて働くため、自社で一律の勤務時間を設定していないケースが多く見られます。
逆に自社開発企業では自社の勤務体系が明確に定められていることが一般的です。
このような記載は、働き方の柔軟さと引き換えに環境が変わりやすい点も示唆しています。
【SESの可能性大】正社員募集と並行して「契約社員」や「個人事業主(BP)」を募集している
正社員とあわせて契約社員や個人事業主(BP)を募集している企業は、SESモデルである可能性が高いです。
SES企業は案件ごとにリソースを調整する必要があるため、柔軟に人材を確保できるよう複数の雇用形態を用意しています。
特にBP(ビジネスパートナー)の募集がある場合は、外部人材を含めた常駐体制を前提としているケースが多く、SES的なビジネスモデルであると判断しやすいです。
【SESの可能性大】必須スキルに特定の技術スタックがなく「何らかの開発経験」と抽象的である
必須スキルが「何らかの開発経験」など抽象的に記載されている場合も、SESの可能性が高いといえます。
SESでは参画する案件によって求められる技術が変わるため、特定の言語やフレームワークを限定しない募集が多い傾向があります。
一方で自社開発企業では、自社サービスに必要な技術スタックが明確なため、具体的なスキル要件が提示されることが一般的です。
曖昧な要件は、配属先依存の働き方を示唆しています。
【あわせて読みたい】SES企業のエンジニアの仕事内容についてはこちら⇓
優良SES企業の見分け方|ブラック企業を見分けるチェックリスト
優良SES企業を見極めるためのポイントと、入社後に後悔しないためのブラック企業の特徴を整理しました。
- 【優良SES】「エンド直・1次請け案件」が中心
- 【優良SES】還元率や評価制度を公開している
- 【優良SES】「案件選択制」を導入している
- 【優良SES】資格取得支援や学習補助が手厚い
- 【ブラック】待機期間中の給与がカットされる
- 【ブラック】「テスト案件」や「運用保守」から抜け出せない
- 【ブラック】みなし残業時間が「月40時間以上」と長い
- 【ブラック】ベテラン層が極端に少なく若手ばかり
以下、それぞれ解説します。
【優良SES】「エンド直・1次請け案件」が中心
優良なSES企業を見極めるうえで、取り扱う案件の商流は押さえておきたい判断材料のひとつです。
エンド直(エンドユーザーへの直接契約)や1次請け案件が中心の企業は、中間マージンが少ないぶんエンジニアへの還元率が高く、年収アップにつながりやすい傾向があります。
また、上流工程である要件定義や基本設計に携われる機会も自然と増えるため、スキルアップや長期的なキャリア形成の面でも大きなメリットです。
反対に、多重下請け構造の末端に位置する企業では単価が低く、担当できる作業の幅も限られてしまいます。
選考や面談の場では、自社の商流構造や主要取引先との契約形態について確認するようにしましょう。
【優良SES】還元率や評価制度を公開している
SES企業では、エンジニアがクライアント先に常駐して働く性質上、自社への貢献度や成果を正当に評価しにくい環境です。
そのため、還元率や評価制度を明確に公開しているかどうかは、優良企業を見極める重要なポイントです。
【見極めポイント】
- ・スキルの評価基準が明文化されているか
- ・定期的な面談やフィードバックの機会が設けられているか
- ・20代・30代・40代など年代別のキャリアパスが示されているか
- ・売上に対するエンジニアへの還元率が開示されているか
上記が整っている企業は、エンジニアの成長を会社全体でサポートする姿勢があると判断できます。
逆に昇給・昇進の基準が曖昧で、面談やフィードバックの実施頻度が少ない企業は、入社後にギャップを感じる可能性が高いでしょう。
【優良SES】「案件選択制」を導入している
優良なSES企業の特徴のひとつとして、エンジニア自身が参画する案件を選べる「案件選択制」の導入が挙げられます。
会社側が一方的に案件を割り当てるのではなく、エンジニアの希望するスキルやキャリアの方向性を考慮したうえで案件を提案してくれる企業は、長く働ける環境です。
案件選択制が整っている企業では、自分の得意な技術スタックを伸ばしたり、新たに挑戦したい分野へステップアップしたりしやすくなります。
反対に、スキルや希望をほとんど考慮せず案件をアサインし続ける企業では、モチベーションの低下やキャリアの停滞につながりかねません。
面談の場では、案件の選び方や希望が通った実績について具体的に確認しておくと安心です。
【優良SES】資格取得支援や学習補助が手厚い
エンジニアのスキルアップを会社として本気でサポートしているかどうかは、資格取得支援や学習補助制度の充実度に表れます。
優良なSES企業では、資格取得にかかる受験費用の全額負担や、合格時の報奨金支給といった制度を設けているケースが多く見られます。
また、社内勉強会の定期開催や書籍購入補助、オンライン学習サービスの利用費用補助なども、教育に力を入れている企業ならではの特徴です。
制度が充実しているということは、会社がエンジニアを使い捨てにせず、長期的な成長を見据えて投資している証でもあります。
求人票や面談で学習支援の内容を確認し、制度の具体性や実績まで聞いてみると、企業の姿勢がより明確に見えてくるでしょう。
【ブラック】待機期間中の給与がカットされる
SESでは、案件と案件の間に一時的に自社や自宅で待機となる期間が発生することがあります。
この待期期間は「勤務扱い」か「休業扱い」か、企業がどちらとして扱うかによって給与の支払い状況が異なります。
一般的に求人票には記載されていないため、就業規則や労働条件通知書を細かく確認しなければ入社後まで気づけないケースも珍しくありません。
待機中の給与保証が不十分な企業は、営業力が弱く案件の空白期間が長引きやすい傾向もあります。
収入が不安定になるリスクを避けるためにも、待機期間中の給与規定については選考の段階でしっかり確認しておきましょう。
優良なSES企業であれば、待機中も給与を満額保証したうえで、待機期間を最小限に抑えるための営業体制が整っています。
【ブラック】「テスト案件」や「運用保守」から抜け出せない
SES企業のなかには、経験が浅いエンジニアをテスト要員や運用保守の担当として配置し続け、そこからなかなか抜け出せない環境になっているケースがあります。
テストや運用保守の業務が半年、1年と続くようであれば、スキルの幅が広がらず市場価値の向上が見込みにくくなります。
優良なSES企業であれば、スキルや経験に合わせて段階的に開発工程へ移行できる仕組みが整っており、定期的なキャリア面談で希望や状況を確認してくれます。
面談の場では、どのような案件に参画できるのか、技術スタックの幅はどれくらいか、キャリアアップの実例があるかについて具体的に聞いておくことがおすすめです。
【ブラック】みなし残業時間が「月40時間以上」と長い
求人票に記載されているみなし残業(固定残業代)の時間数は、その企業の実態を測る重要な手がかりになります。
月40時間を大きく超えるみなし残業が設定されている企業は、日常的に長時間労働が発生している可能性が高く、実際の労働時間に見合わない給与体系になりやすい点には注意が必要です。
月40時間の場合、計算で1日あたり約2時間の残業に相当します。これが常態化している環境では、プライベートの時間が確実に圧迫され、心身への負担も大きくなりかねません。
優良なSES企業であれば、みなし残業は20〜30時間程度に設定されており、超過分は別途残業代として支給される運用が徹底されています。
応募前に求人票の給与欄は、細かく確認しておきましょう。
【ブラック】ベテラン層が極端に少なく若手ばかり
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ブラックなSESを回避して優良企業へ転職するためのチェックリスト
ここでは、SESの優良企業を見極めるためにチェックしたいポイントを解説します。
- 「直請け案件」が多いか確認する
- テスト案件ばかりではないか注意する
- 待機期間中の給与が満額支給か確認する
- 長時間労働が常態化していないかみなし残業時間を見る
転職で自分の希望を実現するために、しっかりと確認しましょう。
「直請け案件」が多いか確認する
SES業界では、商流が深い企業ほど単価が低く、エンジニアの裁量やスキルアップの機会も限られがちです。
優良なSES企業を見極めるうえで重要なのは、上流に近い「直請け案件」または一次請け案件がどれだけ多いかです。
直請けの案件では要件定義や設計など上流工程へ関わりやすく、キャリア形成に有利です。逆に多重下請けの末端になるほど、単純作業や細かい指示に従うだけの仕事に偏りやすい点は注意が必要です。
選考時には、実際の商流構造や取引先の割合を必ず確認しましょう。
テスト案件ばかりではないか注意する
SES企業のなかには、経験が浅いエンジニアを常にテスト要員や運用保守の単純作業に配置し続けるケースもあります。
これらの業務自体が悪いわけではありませんが、半年〜1年単位で成長につながる開発経験を積めない場合、キャリア停滞につながります。
優良企業は、スキルや希望に合わせてプロジェクトを選べる環境が整っており、段階的に開発工程へステップアップさせる仕組みを持っています。
面談では「どんな案件に参画できるのか」「技術スタックはどうか」「キャリア面談の頻度」などを細かく確認しましょう。
待機期間中の給与が満額支給か確認する
SESでは、案件の切れ目によって一時的に自社待機となることがあります。
ここで重要なのが、待機期間中の給与が満額支給されるかどうかです。なかには「基本給の一部のみ支給」「待機が長期化すると給与減額」といった規定が隠れている企業もあります。
優良SESは、待機中でも給与保証が明確で、かつ待機期間を最小限にするための営業体制が整っています。
求人票だけでは判断できないため、必ず就業規則や労働条件通知書を確認し、条件を曖昧にされた場合は注意が必要です。
【あわせて読みたい】SESの待期期間について詳しくはこちら⇓
長時間労働が常態化していないかみなし残業時間を見る
見なし残業(固定残業代)の設定は企業ごとに大きく異なりますが、40時間を大きく超えるような見なし残業が設定されている企業は注意が必要です。
これは実質的に長時間労働が常態化している可能性が高く、実働に見合わない給与体系になりやすいためです。
優良SES企業は、20〜30時間程度の適切な見なし時間で、超過した分は別途残業代を支給する運用を徹底しています。また、稼働時間が高いクライアントを避ける営業ポリシーがあるかも重要なチェックポイントです。
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年収アップを狙える「ホワイトSES」や「優良企業」の見分け方
ここでは、SESの優良企業、ホワイト企業の見分け方をポイントで解説します。
年収アップ転職を考える方は確認しておきましょう。
還元率や評価制度が開示されている
SES企業ではエンジニアがクライアントに常駐して働いているため、正当な評価が難しい環境です。
エンジニアにとっても自社へ勤務状況や進捗、スキルアップをアピールする機会が少ないため、SES企業とエンジニアの双方にとって評価制度を明確にしておく必要性が高いのです。
SES企業は、以下のような観点で評価制度がはっきりと設けられているかどうか確認しましょう。
・スキルの評価基準がしっかり定められている
・社員との頻繁な面談など、コミュニケーションの機会が設けられている
・エンジニアが業務のFBを適切に行なっている、または行える環境である
・20、30、40代と年代別のキャリアパスがある
評価方法が明記されていて適切であるSES企業は、ホワイトな環境である可能性が高いです。
昇給・昇進の基準が曖昧で、エンジニアとの面談やフィードバックを怠っているSES企業は、転職先としてデメリットの方が大きいと考えられます。
資格取得支援や書籍購入など学習支援制度が整っている
未経験者の採用も多いSES企業において、研修など教育制度の充実は大きな判断材料になります。
そのため教育制度・研修制度の内容を確認するのがおすすめです。
他にも社内勉強会の有無やスキルアップのための資格取得に対する費用を負担してくれる等、エンジニアの教育に対する制度が整っていると、ホワイト企業の可能性が高まります。
【あわせて読みたい】将来性のあるSES企業の特徴についてはこちら⇓
有休消化率が高くプライベートと仕事の両立が推奨されている
健全な経営・環境でエンジニアが業務を行っているSES企業は社員の有休消化率が高く、離職率が低い傾向にあります。
法令を遵守すると同時に、従業員の仕事に対するモチベーション維持やストレス緩和への配慮に重きを置く企業は、エンジニアにとって働きやすい環境が整えられた優良企業です。
なお、令和4年の1年間に企業が付与した年次有給休暇日数の平均は労働者ひとりあたり17.6日で、このうち労働者が取得した日数は10.9日、取得率は62.1%で過去最高でした。
有給休暇取得率は「有給休暇取得日数÷有給休暇付与日数×100」で計算でき、取得の状況や離職率などの情報は、企業へ直接聞くか転職エージェントでも確認できます。
(参考:『令和5年就労条件総合調査の概況』)
若手だけでなく40代以上のベテラン層も現場で活躍している
20代の若手エンジニアが多いSES企業には一見すると活気があるように見えるものの、若年層ばかりのSES企業は年数を重ねて築けるキャリアパスが不透明であり、離職者も多い可能性があります。
その一方で、若手エンジニアだけでなく30代、40代の中堅・ベテランエンジニアも定着して活躍している企業は魅力的な労働環境である可能性が高く、エンジニアに対する制度も充実していると考えられるでしょう。
30代、40代のエンジニアが安定して活躍しているということは、20代の若手社員の時期から定着し、スキルを磨いて経験を積むことができたということです。
人材流出が顕著でない安定した組織を見極めるために、30代以上のエンジニアが約半数在籍している構成が望ましいとされています。
【あわせて読みたい】SESはやめとけって本当?働くメリット・デメリットについてはこちら⇓
SES企業入社後のミスマッチを未然に防ぐための面接での逆質問
求人案件で気になるポイントがあったら、面接で直接確認してみましょう。
以下のような逆質問をすることで、優良企業かどうか判断できると同時に、入社意欲の高さもアピールできます。
- 「御社のエンジニアの平均的なプロジェクト参画期間はどれくらいですか?」
- 「プライム(一次請け)の割合はどの程度ですか?」
- 「評価制度において技術力や単価はどのように給与に反映されますか?」
それぞれ解説します。
「御社のエンジニアの平均的なプロジェクト参画期間はどれくらいですか?」
「平均は1〜2年で、希望に応じて長期・短期を選べます」「スキルに合わせて段階的に案件を調整します」など、柔軟性と成長支援の意図がある回答はエンジニアのキャリアを考慮して配属している証拠です。
「ずっと同じ客先に常駐です」「基本は変更できません」など、固定客先へのアサイン前提はキャリア停滞リスクがあります。また「把握していません」はマネジメント不在の可能性があるため、あわせて注意しましょう。
「プライム(一次請け)の割合はどの程度ですか?」
「30~50%」「増加中です」など、具体的な数字や改善計画を答えられる企業は透明性が高く信頼できます。商流を意識して営業している姿勢も評価ポイントです。
「多めです」「けっこうあります」など、曖昧な答えしか返ってこない企業は商流が深い可能性があります。また、数字を答えられない場合はエンジニアのアサイン方針が不明瞭でリスクが高いかもしれません。
「評価制度において技術力や単価はどのように給与に反映されますか?」
「単価の◯%を還元する」「資格取得や技術評価が昇給に直結する」など、給与の算出基準が明確で透明性の高い説明がある企業は信頼できます。エンジニア還元率が高い企業は優良SESに多い傾向です。
「総合的に判断します」「会社の裁量です」など、評価基準の不透明さを感じたら注意しましょう。還元構造が見えない企業は昇給しにくく、労働環境がブラック化しやすい傾向があります。
SESの見分け方を押さえて理想のキャリアを実現しよう
SES企業は「やめとけ」「ブラック企業が多い」と噂されることもあります。
しかしさまざまな業界・企業で経験を積み、業務の幅や人脈を広げる機会が多い仕事でもあるため、SESでの経験はキャリアパスの選択肢を広げるための足がかりになるでしょう。
SES企業への転職を検討する際は、その転職において自身が実現したいことは何か、「自分にとってのホワイト企業」の条件にはどのようなものがあるか明確にしておくことで、転職を成功させることができます。
「エンジニア経験を活かしてSES企業でキャリアを積みたい」
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