【マーケティング職種図鑑】注目のマーケティング職種7選を徹底解説!
本記事は、「マーケティング職に興味があるけどどんな種類があるの?」「マーケティング職種って何が違うの?」と疑問に思っている方向けの解説となっています。サービスが多様化した近年では、いかに自社サービスを顧客に届けることができるかが重要になっています。またコロナ禍でインターネットを介したマーケティングが必要不可欠となり、マーケティング職種のニーズが高まりました。今回はそんなマーケティング職種についてご紹介します。目的・手法別に解説しているので、自分に合ったマーケティング職を見つけてみてください。
ギークリーはIT・Web・ゲーム業界に特化した
転職エージェントです
目次
マーケティング職種とは
そもそもマーケティング職とは、集客や販売のためにプロモーション手法を考えたり、営業戦略を考える職種です。
市場調査を行い、顧客がどのような商品・サービスを求めているかといった顧客ニーズの理解や、同じ種類の商品・サービスを提供している競合他社は、どんな商品・サービスを出しているのかを調査して、分析・戦略立案をするといったことを行います。
マーケティング手法は3種類
現代ではオンラインチャネルやデジタルを活用したマーケティング手法が一般的になっています。
そのため、どのチャネルを活用したマーケターであるか、もしくは活用できるのかはマーケターのキャリアとして重要視されます。
マーケティング職種自体は様々ありますが、その主なチャネルごとに大きく分けると、
・オフラインマーケティング
・デジタルマーケティング
・Webマーケティング
の3つに分けることができます。まずはその3職種についてご紹介します。
【手法別】マーケティング職種3選
オフラインマーケティング担当
オンライン環境(インターネット)を活用せずに行うマーケティング全般を「オフラインマーケティング」といいます。
オフラインの環境では、アプローチできる顧客の数はオンラインと比較するとかなり限定されます。しかし数は少なくても、ほぼ確実に顧客のもとに情報を届けることができます。
- テレビ、ラジオ等のCM
- ダイレクトメール
- 電話(テレアポ)
- 展示会・イベント
- 屋外広告(OOH)
デジタルマーケティング担当
デジタルマーケティングはインターネット上のデータを基に、様々なチャネルを介して行うマーケティングです。
Webサイト上やSNS上のデジタル広告、Web・モバイルアプリケーションなどのデジタルチャネルを利用して、製品やサービスのプロモーションや顧客獲得を行います。
利用するデータはGoogleの検索エンジンが提供するデータや、SNS上で収集できるデータなどデジタルの様々なデジタルデータのため、高度なマーケティング業務です。
デジタルマーケティングでは各企業が顧客エンゲージメントを可視化したり、データを活用した最適なプローモーションを行うことができます。
- Eメール
- Webマーケティング
- コンテンツマーケティング
Webマーケティング担当
WebマーケティングはWebサイトを活用したマーケティングです。オンラインショップや自社サービスサイトなどのWebサイト、Webサービス上で顧客を集客し、サイト上で商品の購入やサービス利用登録などを促します。
SEO(検索エンジン最適化)対策や、リスティング広告・ディスプレイ広告・SNS広告などの各種広告の運用などを行います。
Webサイトを軸とするWebマーケティングは、そのWebサイト上のデータを活用し、集客を行います。
Web上で取得可能な情報は様々あり、それらのデータを分析してWebを改善していくこともWebマーケティングにおいては重要となります。
Webマーケティングとデジタルマーケティングの違い
Webマーケティングよりも、デジタルマーケティングの方が広義のものであり、デジタルマーケティングの中の一つとしてWebマーケティングが包括されています。
違いというよりも、デジタルマーケティングの中でもWeb上で展開していくマーケティング手法がWebマーケティングであります。
- SNS
- Web広告
- アフィリエイト広告
- SEO対策
【担当別】マーケティング職種4選
CRM担当
CRM(Customer Relationship Managemant)とは、一言でいうと顧客管理です。
顧客との関係性、コミュニケーションを管理し、その上で顧客と企業との信頼関係を構築・維持する取り組みを指します。
CRM担当となると、顧客データを分析してマーケティング活動を行います。
具体的には顧客の属性やペルソナ、過去のやり取りや購買履歴などを分析し、どのようなアプローチを顧客に対して行うことでさらなる購買につなげることができるかといったマーケティング活動を行います。
さらに現代ではCRMのためのツールが充実しているため、これらのツールを活用することもCRM担当としては重要です。
マーケティングディレクター
マーケティングディレクターとは、マーケティング業務自体の企画・設計を行う上流工程の職種になります。
マーケティング戦略の企画・立案や、マス広告・Web広告を広告代理店を通して打つ際の折衝業務、自社で広告運用をする際のディレクション業務などを行います。
現代ではWeb領域を担当するケースもあるため、Web制作のディレクションやプロジェクトの進行管理も業務内容の一つとしてあげられます。
コンテンツマーケター
コンテンツマーケティングには主に、
オウンドメディア、ペイドメディア、アーンドメディアの3種類があります。
それらコンテンツの運営をして集客を担う職種がコンテンツマーケターです。
上記の各メディアによって必要な人材は異なりますが、WebライターやWebデザイナーなどのクリエイティブ人材と協力してコンテンツを作り上げていくことや、広告運用のディレクションなどが必要となってくる職種です。
SNSマーケター
SNSを運営・活用して認知の拡大や広告運用をして集客するマーケティングです。
主なSNSとして、LINE・Facebook・Twitter・Instagram・Youtube・Tik tok等があげられます。
近年ではSNSを活用する企業が増えており、運営の仕方もただ広告を運用していくだけではありません。
顧客のSNS利用率が高まっているというデータもあるほど注目されており、SNS自体も企業が運用するためのサービスが整っています。
まだSNSマーケティングに対して専門性の高いマーケターは少ないため、今後もニーズの高い職種であると考えられます。
マーケティング職種の年収
マーケティング全般、デジタルマーケティング、Webマーケティングのそれぞれの年収相場は以下のとおりです。
<マーケティング職種全般>
400万円~800万円
<デジタルマーケティング>
400万円~1000万円
<Webマーケティング>
300万円~1000万円
また、マーケティング職種の平均年収は約520万円となっています。
さらには統計学や、英語のスキルが有ると平均給与よりも高い年収になる傾向もあるとのことです。
キャリアパス診断を使ってキャリアの可能性を見ることもおすすめ
株式会社ギークリーでは、簡単な質問に答えるだけでChatGPTがキャリアについて診断するコンテンツを展開しております。
将来描ける可能性のあるキャリアについて、職種・年収・要求されるスキルの項目から知ることが出来る、完全無料で利用可能な診断コンテンツです。
診断結果の閲覧に加え、プロのコンサルタントとの面談も無料で行えるため、キャリアについてお悩みをお持ちの方はぜひ活用してみてください。以下のボタンより診断が行えます。
マーケティング職種についてさらに情報収集をお考えの方へ
マーケティング職種にはオフライン・デジタル・Webといったチャネルの違いがあり、それぞれのチャネルごとにマーケティング手法があります。
近年はデジタルシフトが盛んに行われていることから、デジタルマーケティングを軸に理解していくことが重要であるとも考えられます。
今後、マーケティング職種への転職を考えている方は、どのチャネルのマーケティングを行うのかを理解しておく必要があります。
そのため、この記事だけでなく、弊社で公開しているその他マーケティング関連の記事からも情報収集をしていただければと思います。
また、実際にマーケティング職種へのキャリアプランについて相談をしたいと考えていらっしゃる方は、ぜひ転職エージェントであるギークリーにご相談ください。
マーケティング職種に関する記事はこちら
あわせて読みたい関連記事
この記事を読んでいる人におすすめの記事