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レコーディングスタジオ

レコーディングエンジニアに未経験でなる3つの方法!求人情報で解説します

レコーディングエンジニアは未経験でも転職することができるのでしょうか。今回はレコーディングエンジニアに必要なスキルや未経験で転職する方法を求人情報を元にご紹介します。

レコーディングエンジニアの仕事内容は?

 

音楽の調整をしている手

 

レコーディングエンジニアはどのような仕事をしているのでしょうか。

まずはレコーディングエンジニアの仕事内容を見ていきましょう。

 

ボーカルや演奏の録音

 

レコーディングエンジニアはアーティストのレコーディングに立ち合い録音を行います。

録音はボーカルやコーラス、そして各楽器などを別々に行っています。

そして各パートの音が上手くつながるように音量の調整を行うのも仕事の1つです。

 

ミキシングとマスターテープの作成

 

レコーディングスタジオで録音した音源を編集することをミキシングといいます。

レコーディングエンジニアは、レコーディングした音源のいいところをつなぎ合わせていきます。

最高の音楽を作り出すためにはレコーディングをやり直すこともあるでしょう。

音響機器を使って音のバランスを取るのもこの職種の仕事です。

そのようにしてマスターテープを作成し1つの楽曲を生み出すのです。

 

まずはキャリアの相談をしてみる

 

 

レコーディングエンジニアはどういう会社で募集している?条件は?

 

パソコンで調べている女性

 

最高の音楽を作り上げることがレコーディングエンジニアの仕事です。

音楽が好きな人の中には、未経験だけどレコーディングエンジニアに転職したいと思う人もいるでしょう。

それではレコーディングエンジニアはどのような会社で募集しているのでしょうか。

 

レコーディングエンジニアが働く場所

 

レコーディングエンジニアが働く場所は音楽制作を行っているところを指します。

例えばレコード会社やレコーディングスタジオといったところです。

他にはエンジニアをマネジメントするプロダクションに所属する人もいます。

企業によっては「ミキシングエンジニア」「ミキサー」「音響エンジニア」と呼ばれることもあるでしょう。

求人情報に掲載されている仕事内容が一緒ならレコーディングエンジニアだと思って差し支えありません。

 

求人情報で確認!レコーディングエンジニアに条件はある?

 

レコーディングエンジニアの求人には条件はあるのでしょうか。

求人情報を元にレコーディングエンジニアの転職条件を見てみましょう。

「レコーディングエンジニアとして実務経験2年以上」

「ProToolsの操作ができる方」

多くの求人で記載されている条件がこの2つです。

実務経験は会社によって異なりますが2年以上としているところが多いでしょう。

ProToolsについてはこの後ご紹介するのでぜひ読み進めてください。

 

自分に向いている仕事は「IT人材 仕事タイプ診断」で見つけてみよう

 

 

次のキャリアでどの職種を目指すか、マネージャーを目指すか、スペシャリストになるか悩んだり、転職したいけど自分の価値観に合う企業がわからない、次の職場選びで重視した方がいいことがわからないなど、職場選びで悩むことは多々ありますよね。

 

ギークリーの「IT人材 仕事タイプ診断」では、自分の適性だけではなく、自分に合う働き方、企業のタイプを知ることができるので、転職軸を決めるときや求人選びに役立ちます。

 

キャリアや仕事選びで悩んだら、一度ご自身の価値観に合う仕事のタイプや企業のタイプを調べてみませんか?自身の適性を知ることで、納得のいくキャリア選択や求人選びができるでしょう。

 

希望のキャリアに転職!診断利用から約1か月で転職成功した方の例

 

希望のキャリアに転職成功したAさんの例
  • ご年齢:30代前半
  • ご経歴:システムエンジニア⇒システムエンジニア
  • 転職期間:仕事タイプ診断利用から1ヶ月弱でご転職

 

Aさんは元々Salesforceエンジニアとして運用保守に従事されていましたが、案件が変わることが多く、知見を活かして働けない、個人よりも切磋琢磨できる仲間・チームで成長していきたいというご意向があり転職活動を始めておりました。

 

前職のご状況と、ご自身の価値観・志向にギャップを感じられていたAさんですが、「IT人材 仕事タイプ診断」によってご自身に合う価値観の企業タイプを見つけ、診断から1ヶ月弱で転職成功されました。

 

【あわせて読みたい】転職でキャリアアップに成功した事例はこちら⇓

 

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「IT人材 仕事タイプ診断」ご利用の流れ

 

「IT人材 仕事タイプ診断」は4つのステップで完結!

 

STEP1:以下のボタンから仕事タイプ診断のページへ

 

STEP2:仕事タイプ診断のページから職種を選択

 

STEP3:プロフィール(お名前とご連絡先)を入力

 

STEP4:必要な質問に答える

 

診断後、自分の志向にあう企業の求人を見たい場合は、IT専門のキャリアアドバイザーがご希望の条件をお伺いし、志向性に合わせた求人を紹介させていただきます。

たった3分、無料で診断できるので、ぜひ一度「IT人材 仕事タイプ診断」で企業選びの軸を見てみてください。

 

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レコーディングエンジニアに必要なスキルは?

 

スキルを手にする

 

レコーディングエンジニアとして働くためにはどのようなスキルが必要なのでしょうか。

未経験の方も必要なスキルを身につけてレコーディングエンジニアを目指しましょう。

 

音響機器に関する知識

 

レコーディングの際には多くの音響機器を使うことになります。

そのためレコーディングエンジニアは音響機器に関する高い知識が求められるのです。

ミキサーやコンプレッサー、マイクなどの操作方法やメンテナンス方法も知っておく必要があるでしょう。

 

Protoolsの操作スキル

 

レコーディングエンジニアの求人にも条件として提示されることが多いのがProToolsのスキルです。

ProToolsはDAW用のソフトウェアのことで音源のデジタル処理に欠かせないものです。

そのためレコーディングエンジニアになるにはこのスキルが必須といっていいでしょう。

しかし高度な技術が求められるため独学では習得が難しいのが現状です。

レコーディングエンジニアを目指す人の中には専門学校で学ぶという人も少なくありません。

 

コミュニケーション能力

 

最高の音楽はレコーディングエンジニア1人では作り出すことができません。

アーティストや演奏者、プロデューサーやアシスタントなど大勢の人が関わっているのです。

お互いに相談しながら進めていくことで納得のいく作品を生み出すことができるでしょう。

そのためレコーディングエンジニアにはコミュニケーション能力が求められるのです。

 

まずはキャリアの相談をしてみる

 

 

未経験でレコーディングエンジニアになる方法!

 

太陽の光を浴びて土の中から芽を出した植物

 

レコーディングエンジニアは音響機器の扱いや音のバランスの調整など高度な技術が必要です。

そのため未経験でいきなりレコーディングエンジニアに転職するのはなかなか難しいことです。

未経験でレコーディングエンジニアになるにはどうすればいいのでしょうか。

 

アシスタントとして就職

 

レコーディングエンジニアになるためには現場での経験が必要です。

そのためレコーディングスタジオやレコード会社にアシスタントとして就職するという方法があります。

アシスタントエンジニアのアシスタント=アシアシと呼ばれることもあるポジションです。

アシスタントは現場のセッティングや片付けから始まるのでなかなか音響機器を触ることはできないでしょう。

まずは掃除、譜面の印刷、アシスタントエンジニアが行うマイクチェックの準備などの仕込み作業や撤収作業雑務を通して機材の種類や知識を蓄えます。

またアシスタントの間はアルバイトという扱いになることもあります。

まずはアシスタントとして数年間の見習い期間が必要になるのです。

 

アシスタントエンジニアとして経験を積む

 

アシスタントとして経年を積むとアシスタントエンジニアにステップアップすることができます。

会社によって様々ですが数年かかることもあれば数か月というパターンもあります。

アシスタントエンジニアというからにはレコーディングエンジニアに少し近づける存在になるでしょう。

ここでレコーディングエンジニアのアシスタントをしながら必要な経験やスキルを磨きます。

Pro Toolsを使う作業はこの段階から始まりますので、技術が求められるようになります。

経験やスキルが認められれば晴れてレコーディングエンジニアにキャリアアップです。

アシスタントとしてコネクションを作っておくこともレコーディングエンジニアになるカギとなるでしょう。

 

リハーサルスタジオのスタッフから転職

 

レコーディングエンジニアになるにはリハーサルスタジオで経験を積むという方法もあります。

リハーサルスタジオではスタッフが音響機器を操作することもあるので転職の際にアピールポイントになります。

遠回りになるかもしれませんが未経験でもレコーディングエンジニアに転職するチャンスはあるのです。

 

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レコーディングエンジニアの年収は?求人情報を元に紹介!

 

お金

 

音響機器に関する高度な知識や技術が必要なレコーディングエンジニアの年収はどれくらいなのでしょうか。

レコーディングエンジニアの年収を求人情報を元にご紹介します。

 

アシスタントの場合

 

レコーディングエンジニアになる前のアシスタントは多くの場合アルバイトとなります。

アシスタントの時給は求人情報を見ると900~1200円程度と差があります。

時給900円でフルタイムで働いた場合の年収は約170万円です。

そして1200円の場合では約230万円なので時給によって年収は多く異なります。

また時給制ではなく日給制の会社もあるので転職の際には給与をしっかり確認してください。

未経験でレコーディングエンジニアになるにはアシスタントとして就職する方法があります。

その際アルバイト期間もあるため、これまでよりも年収が下がる可能性も知っておいた方がいいでしょう。

 

アシスタントエンジニアの場合

 

アシスタントの次のステップのアシスタントエンジニアになると年収はどうなるのでしょうか。

アシスタントエンジニアは正社員や契約社員になれることも多いです。

求人情報ではアシスタントエンジニアの月給は15~18万円くらいが相場となっています。

そのため年収は180~200万円台前半となるでしょう。

しかし経験やスキルを積むことで、アシスタントエンジニアでも年収アップを目指すことができます。

 

レコーディングエンジニアの場合

 

レコーディングエンジニアの年収は600~800万円とされています。

アルバイトのアシスタントやアシスタントエンジニアの年収と比べても高いことがわかります。

それだけレコーディングエンジニアは高度な技術や経験が必要ということなのです。

レコーディングエンジニアは月給制ではなく出来高制を取っていることも多いです。

プロデューサーやアーティストからの依頼が多ければそれだけ年収も上がることになるでしょう。

プロのレコーディングエンジニアとして高い評価を得られれば1件につき数〇万円も可能なのです。

 

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レコーディングエンジニアのやりがいと大変さ

 

karahuruna

 

魅力・楽しさ

 

オリジナルの音源を制作し、いいと思える作品や評価される作品を世に送り出した時に大きな達成感を味わうことができるのがレコーディングエンジニアの仕事です。

感動のシーンやクライマックスで誰もが心に残るような楽曲を手掛けることができた時の喜びはひとしおでしょう。

現代では、スマートフォンをはじめデジタルコンテンツやチャンネルも多様化しています。

良い楽曲はそれだけ多くの人の耳に届き、その感想や評価もリアルタイムで知ることができるので、誇りをもって働くことができるでしょう。

 

辛さ・大変さ

 

レコーディングエンジニアが辛さを感じるのは、膨大な時間に対し忍耐力が追い付かなくなった時です。

例えばアルバム収録曲のレコーディングやミキシングを手掛けるときがレコーディングエンジニアにとっては最も忙しくなるときです。

朝早くから深夜までスタジオにこもって作業にかかりきりになってしまいます。

ひとつの楽曲を作り上げるためには多くの時間が必要であり、しんどさを感じてしまう人もいるのです。

特にやりがいを感じられない下積みが長かったことで、すでに忍耐力が途切れてしまうケースもあります。

ただし「やっとやりたい事ができるようになった」という気持ちでモチベーション維持できる人にとっては、レコーディングエンジニアにキャリアアップしてからの方が膨大な作業時間にすらも楽しさを感じることができるかもしれません。

 

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レコーディングエンジニアに資格は必要?

 

コーヒーを傍らにおいて勉強する人の手

 

高度な知識や技術が必要なレコーディングエンジニアですが働く上で必ず必要な資格はありません。

しかし自分の勉強のためやスキルアップのために資格を取得するのもいいでしょう。

資格があれば転職の時に必要な知識があるというアピールにもなります。

おすすめの資格は次の通りです。

必須資格ではありませんがプロを目指すなら取得して損はしないでしょう。

 

ProTools技術認定試験

 

ProTools技術認定試験はJAPRSが主催する認定試験で、アビッドテクノロジー社のPro Toolsに対応できる能力を認定するものです。

Pro Toolsは近年、音楽録音においてDAWの標準機となっています。

32bitかつ192kHzの高解像度オーディオを極めて低いレイテンシーでレコーディングすることが可能で、HDはもちろん、Nativeでも高解像度のサウンドに対応しています。

アシスタントエンジニアから使いこなせる実力が求められることもあるので、レコーディングエンジニアを目指すのであればまず最初に取得しておくと良いでしょう。

 

サウンドレコーディング技術認定試験

 

音響の理論や録音の歴史といった普遍的な知識や、スタジオシステム、レコーディング技術と先進技術、音楽・音楽著作権・音楽録音の流れのような実務的な内容を問われるのがサウンドレコーディング技術認定試験です。

基礎的な知識と現代のテクノロジーに融合した知識を併せ持つ人材の証明となります。

試験結果は合否を判定するものではなく、能力レベルをA~Eのランクで判定され、「認定証」および「成績証明書」が交付されます。

 

電気工事士2種

 

一般用電気工作物の保安に関して、必要な知識及び技能を筆記と技能で問われます。

なお、経済産業省では、「電気理論」、「電気計測」、「電気機器」、「電気材料」、「送配電」、「製図(配線図を含むものに限る)」及び「電気法規」を電気工学の課程と定めています。

第一種に比べると、キャリアアップのために受ける人の多い第二種の方が難易度が低く設定されているのが特徴です。

 

映像音響処理技術者検定

 

映像・音響関連業界の仕事における基礎知識が問われる資格です。

試験は技術基礎問題、映像基礎問題、音響基礎問題、デジタルメディア・コンピュータ基礎問題、著作権基礎問題の5項目から出題されます。

 

 

未経験でレコーディングエンジニアを目指す人がやっておくべきこと

 

イヤホンの繋がったスマホ

 

未経験でレコーディングエンジニアを目指すのはスムーズにいかないことも多いでしょう。

しかし未経験でも努力次第で転職は可能です。

それでは未経験でレコーディングエンジニアを目指す人がやっておくべきことをご紹介します。

 

良い音を聞く

 

音響のプロとして音の調整をする仕事なので、音に対する感覚が求められるでしょう。

そのため日常的に良い音を聞いて音へのこだわりをもつことが必要です。

例えばイヤホンやヘッドホンにこだわったり、スピーカーで音楽を聞くのがおすすめです。

 

楽器について知る

 

レコーディングエンジニアが録音をするのはボーカルやコーラスの声だけではありません。

実際に演奏している楽器の録音を行いミキシングするのです。

そのため楽器の名称だけでなく演奏方法も知っておく必要があります。

これらを知らなければ仕事上で会話についていけなくなってしまうでしょう。

アシスタントとして働いている間に覚えることもできます。

レコーディング現場で飛び交う会話の意味を知ってこそプロのレコーディングエンジニアに近づくことができるのです。

 

まずはキャリアの相談をしてみる

 

 

最後に

 

夢に向かってジャンプ

 

今回はレコーディングエンジニアに未経験でなる方法をご紹介しました。

レコーディングエンジニアは高い知識や技術が求められるので未経験での転職は簡単ではないでしょう。

しかしアシスタントからキャリアアップを目指すという方法があります。

そこで経験やスキルを磨くことで次のステップに上がることができるのです。

未経験でレコーディングエンジニアを目指す人は転職相談に登録することをおすすめします。

転職エージェントが未経験からレコーディングエンジニアになれる求人をご紹介します。

下積みが長くなるレコーディングエンジニアですが、転職エージェントに相談しながら転職を成功させましょう。

 

レコーディングエンジニアの求人を紹介してもらう

この記事の監修者

【国家資格保有】キャリアアドバイザー 小峰涼平

5年間インフラエンジニアとして新規顧客提案や既存顧客への提案〜運用保守業務を経験。業務を行う中で人材業界へ興味を持ち、22年1月国家資格キャリアコンサルタントを取得。現在、資格を活かしキャリアアドバイザーとしてエンジニアの転職支援を行っております。

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