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【転職面接】「当社の印象は?」の答え方を例文で解説!評価を上げるコツも

面接ではよく「当社の印象は?」と質問されます。会社に対してさまざまな印象を抱くと思いますが、質問に答えるときは自分の頭に浮かんだイメージをしっかり言語化しなければなりません。ではどのように答えれば面接官の評価を上げられるのか、会社の印象に対する答え方と回答例をみていきましょう。

当社の印象は?の答え方

 

マイク

 

面接では企業についてどのような印象を持っているか質問されることが多いです。

ただ単に「いい印象を受けました」では面接官の印象に残ることはできませんし、評価も下がることでしょう。

ではどのように回答すれば高評価をもらえるのか、「当社の印象は?」に対する答え方をお伝えします。

 

企業理念に共感する

 

企業の印象に対する答え方の1つ目は企業理念や社風に共感することです。

「私は御社の○○という理念に共感しました。その理由は○○です。」

上記のように、具体性を増すため共感したポイントに加えて理由も述べましょう。

企業理念に共感するということは企業研究をしっかり行う必要があります。

企業研究の丁寧さは志望度の高さに直結しますから、面接官の印象も高くなることが期待できるのです。

 

主力サービスを褒める

 

企業の印象に対する答え方の2つ目は主力サービスを褒めることです。

「私は御社の○○というサービスを愛用しています。○○は使い勝手がよくエンジニア必須ツールだと実感しました。」

上記のように、主力サービスを実際に使ってみてどのような場面で役に立ったのか経験も述べましょう。

企業側としても、自分たちが情熱を込めてリリースしたサービスを使ってもらえるのは嬉しいこと。

制作者の情熱に応じるよう熱意を持ってサービスを褒めることで、あなたに対する面接官の印象も良くなります。

 

最近の実績を褒める

 

企業の印象に対する答え方の3つ目は最近の実績を褒めることです。

「私は御社が先月リリースした○○というサービスを使っています。○○のおかげで不便さが解消されました。」

上記のように、最近の実績を述べた上で自分の不満や悩みが解消されたことを伝えましょう。

直近の実績を知っているということは、常にアンテナを張り巡らせ企業の動向を追っているということ。

実績を褒めるだけでなく企業に対する興味関心の高さをアピールすることにもつながります。

 

 

自社の印象を聞く理由

 

スタートアップ

 

企業側はなぜ自社の印象を質問するのでしょうか。

よく聞かれる質問だからとりあえず回答を準備しておく、というスタンスでは本当の意味で企業を理解することにつながりません。

質問意図をしっかり理解することで、面接官が欲しがっている的確な回答をすることにつながります。

相手の立場に立って物事を考えることは優秀な人材になるために必要な条件ですから、しっかり確認しておきましょう。

 

企業研究をしてきたかチェックするため

 

自社の印象を聞くことで企業研究の深さをチェックしています。

企業研究の丁寧さは志望度の高さと直結するもの。

面接官は限られた時間の中でできるだけ優秀な人材を見つける必要があります。

自分たちの会社に興味を持っている人の中でも、絶対に転職を成功させたいという強い意志を持っている人を求めているのです。

志望度が高ければ企業研究をしっかり行ってくるはずですから、自社の印象を訪ねることで熱意を読み取ります。

 

社風に合っているか確認するため

 

自社の印象を聞くことで企業理念や社風にマッチしているか確認しています。

企業側としては自分たちの理念に共感してくれない人と一緒に働きたいとは思わないでしょう。

また、企業理念に反する人と一緒に成長していくことはできません。

応募する時点である程度社風を理解していると判断されますが、どれほど共感しているかは図りかねます。

だからこそ、自社のイメージを質問することで社風や理念にマッチしているか確認する必要があるのです。

 

早期退職されないようにするため

 

自社の印象を聞くことで早期退職を未然に防ぐことにつながります。

企業側としてはいい人材を見つけたと思い採用したものの、一緒に働いてみると社風に合わなかったという事態は避けたいのです。

また、転職が決まったのにこんな仕事をするとは思わなかったというミスマッチも起こしたくありません。

会社に対する印象はその企業をどれほど理解しているかということと直結します。

自社の印象を聞くことで会社への理解度を確かめ、早期退職を防止するのです。

 

 

会社の印象と志望動機はほぼイコール

 

オフィス

 

会社に対する印象は志望動機と直結します。

志望動機は企業理念に共感するポイントや共感する理由を述べることが多くなるもの。

企業研究をしっかり行われなければ、面接官を納得させる志望動機を伝えることはできません。

丁寧な企業研究を行ったり最近の動向を追ったりすることは、それだけ企業に興味関心があるということです。

つまり会社に対するイメージやいい印象が志望動機とほぼ同じになります。

企業研究は転職準備の基盤とも言えますから、時間をかけて丁寧に行いましょう。

 

まずはキャリアの相談をしてみる

 

 

評価を上げる回答のコツ

 

オフィス

 

会社の印象を答えるにあたって、どのような回答をすれば面接官の評価を上げられるのでしょうか。

会社に対する印象はあなたの率直な気持ちが表れます。

ライバルとなる他の転職者と差別化できますから、評価を上げるコツを押さえておきましょう。

 

企業研究や業界研究をしっかり行う

 

志望度の高さを正確に伝えるため、企業研究や業界研究を丁寧に行ってください。

企業研究の深さは、企業を理解するだけでなく企業に対するあなた自身の愛情もみえてきます。

ただ事務的に企業公式サイトを眺めても表面上しか企業を知ることはできません。

企業理念や社風を理解することはもちろん、

最近力を入れていることや創業から変わらないものなどあらゆる事柄を調べましょう。

また、競合他社や業界内での立ち位置を含めた業界研究を行うことも、

企業を理解することにつながります。

詳しく調べていくうちにだんだん企業のことが好きになるものです。

私はこれだけ御社について調べてきました、と自負できれば自然と言葉や態度に表れるもの。

面接官はあなたの自信を読み取ってくれますから高評価が期待できます。

 

当たり障りのない回答をしない

 

可もなく不可もなく、という当たり障りのない回答は避けてください。

マイナス評価を恐れて自分の意見を伝えなかったり、本心ではないことを伝えたりすれば簡単に見抜かれます。

面接官は人と接するプロです。

これまで膨大な数を相手に面接してきたため、人の本質を見抜く力に長けています。

どんな会社でも、あなたの考え方や価値観と完璧に一致する会社はほとんどないでしょう。

どこか必ず合わない部分もありますが、それでもその会社を選ぶに至った強い理由があるはずです。

マイナス面を払拭するほどポジティブな面について、情熱を持って伝えてください。

 

なぜそう思ったかはっきり伝える

 

会社に抱いた印象の理由をはっきり伝えてください。

なんとなくこう思った、という曖昧な理由では面接官の心に響かせることはできません。

イメージを言語化するのは難しいものですが、

企業研究や業界研究を丁寧に行えば自然と言葉が湧いてきます。

会社のどこに共感しなぜそのような印象を持ったのか、「なぜ」を具体的に伝えましょう。

 

マイナスポイントと改善点も伝える

 

敢えてネガティブな印象を述べるのもありです。

転職者にとっては会社に対するマイナスのイメージは口にしづらいもの。

だからこそ、周りと差別化を図り面接官の印象に強く残るためマイナスポイントと改善点を伝えるのです。

このとき注意したいのはマイナス面だけ伝えて終わらないということ。

たとえば、「御社は業界トップに躍り出るまであと一歩という印象です。」では失礼に値します。

この場合、「業界で2番目に位置付けていますが、宣伝に力を入れればトップになれると思いました。」

上記のように述べた上で、「自分は他社とのコミュニケーションが得意なので、広告宣伝に活かしたいです。」

自分の強みも混ぜることで高評価が期待できます。

 

 

その場しのぎの回答はNG

 

雷

 

会社の印象を聞かれその場で考えて回答するのは絶対に避けましょう。

思い付きで回答するということは企業研究が足りていないということ。

つまり志望度が低い、会社の基本的なことを理解していないと見なされ評価が下がってしまいます。

特に多いのが、会社の印象を述べるだけで理由を付け加えないこと。

自分が感じたことを説明できない人は業務の進行に支障をきたす人、という悪印象を抱かれる危険性があります。

転職面接で大切なことは動揺しないメンタルです。

そのためにも、企業研究や業界研究を丁寧に行い万全の準備を整えておきましょう。

 

 

避けるべき回答例

 

悲しむ男性

 

次のような回答は避けるべきです。

 

・○○というサービスについて使い勝手がいいという印象があります。

・CMでよく見かけるので宣伝に力を入れていると感じます。

 

上記の回答例で悪い点は、事実を述べただけで理由がないこと。

最初に感じた印象は間違ってはいませんが、「なぜそう思ったか」を付け加えなければ面接官の心には刺さらないでしょう。

また、CMでよく見かけるというのは深みが足りないかもしれません。

その程度の印象しかないのか、と面接官の気持ちも暗くなります。

大切なのは理由付け具体的な回答です。

そのためにも熱心に企業研究を行うことが欠かせません。

 

 

会社の印象に対する上手な回答例

 

自由

 

私は御社の○○という企業理念に共感しました。

○○というサービスを筆頭に業界を牽引しており、今後ますます成長し続けるという印象です。

御社のサービスは競合他社が多く、開発まで相当苦労されたとお聞きしました。

競争が激しい中、○○という企業理念のもと突き進む御社とともに私自身も成長していきたいと思っております。

 

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まとめ

 

頂上

 

「当社の印象は?」という質問はよく面接で聞かれます。

答え方としては、企業理念や社風に共感したり主力サービスや最近の実績を褒めたりすることがメジャーです。

質問に答える際は、ただ印象を述べるだけでなくなぜそのように感じたのか理由も付け加えてください。

理由が説明できなければ、一緒に仕事をすると業務の進行に支障をきたす人という悪印象を与えてしまう危険性があります。

また、その場しのぎの回答も企業研究が足りない人、つまり志望度が高くない人と思われてしまうので注意してください。

会社に対する印象は志望動機とほぼ同じです。

企業研究や業界研究を丁寧に行うことで志望度の高さをアピールし、面接官の心に刺さる回答をしましょう。

 

まずはキャリアの相談をしてみる

 

この記事の監修者

ギークリーメディア編集部

主にIT・Web・ゲーム業界の転職事情に関する有益な情報を発信するメディアの編集部です。転職者であれば転職市場や選考での対策、企業の採用担当者様であればIT人材の流れ等、「IT業界に携わる転職・採用」の事情を提供していきます。

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