【社長面接対策】逆質問のポイントから注意すべき言動、準備の仕方まで徹底解説します!
転職を希望する会社から「面接は、社長面接です。」と言われたら「通常の面接とどう違うの…?」「社長と話すなんて緊張する…。」と焦りませんか?しかし、社長面接は自分を社長に直接アピールできる大チャンスです。社長面接と聞いて尻込みせずにしっかり準備をすることで、採用・入社後にあなたの評価が高くなることも!面接時の注意点も徹底的に解説します!
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目次
社長面接とは?
「社長面接をするのは、社長との顔合わせのため」「社長面接の目的は、入社の意思確認くらい」「社長面接=内定確実」という認識を、一部の方が持っているようです。
しかし、実際に面接担当が見る視点と社長面接ではかなり選考基準が異なるため、落とされる可能性はもちろんあります。
一般的に採用面接の多くは、その企業の人事担当者か、希望するポジションの担当者・責任者が面接をすることが多いです。
社長面接の合格率は?
一般的に、社長面接の合格率は40~50%前後だと言われています。
書類選考や一次面接、二次面接まで合格し続けてきたとはいえ、社長面接で落ちてしまう可能性は十分考えられます。
ですが、しっかりと対策をすれば、社長面接を突破し希望の会社への転職が叶うことも十分に考えられます。
この記事では、社長面接で押さえておくべきポイントを徹底解説します。ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
社長面接をする理由とは?
社長面接に際して準備方法をご紹介する前に、そもそも一体どうして、社長面接をするのかを知る必要があります。
社長面接を行う理由について、以下ご説明します。
①重要な役職への転職
転職予定のポジションの業務内容が、企業の経営に重要な影響を与えるほどの役職やポジションである場合、社長が面接を担当する場合があります。
ポジションに見合った人物であるかや、スキル・人柄など相当高いレベルが求められる為、面接時はかなりのプレッシャーを感じるかも知れません。
②企業規模の関係
企業の社員数が少ないベンチャー企業によくあるのが、そもそも人事部などの面接担当する者がいない為、直接社長が面接担当することが考えられます。
もし採用が決定し入社した場合、社長と接する機会が多くなると予想されるでしょう。
③企業風土
企業によっては、「面接には必ず社長が担当する」という企業風土も考えられます。
実際にある程度の規模が大きい企業でも、新卒採用の一般職採用でも最終面接に必ず社長が面接担当をする企業もあります。
企業規模、ポジションに関わらず、通過儀礼のように社長面接を行うこともあるでしょう。
準備すべきものは?
一般的な面接担当と社長面接では、注目されるところが異なります。社長面接の為に、事前に対策をしていれば当日安心です。あらかじめ準備をしっかり行っておきましょう。
①企業情報を知る
まずは基本的な企業情報をしっかりと押さえておき、詳細を頭に入れておきましょう。
創業年・事業内容・今後の企業ビジョン・社員数・売上などの情報は、面接時に自然と会話の流れに入ってくる可能性が高いです。
②社長を知る
社長の名前を検索して、社長インタビューを見ておきましょう。
企業HP、ネット記事、本などもし社長が関与している物があれば必ず目を通しておくと良いです。
今後の企業方針や経営の考え方、どんな社員と一緒に働きたいかをインタビューで話していることがあるため、あらかじめチェックがオススメです。
ポイントは社長の人間性のイメージを掴むことです。
③社長の尊敬する人を知る
社長の尊敬する人は間接的に経営ビジョンに影響を与えていることも多い為、ぜひ知っておくと良いでしょう。「どうして尊敬しているのか?」を通し、社長との共感性を高めると良いといえます。
④入社後の夢やビジョンを明確に
入社後に考え方やビジョンの方向性が合わない為、退職することになれば企業側にとって大きなリスクになります。
社長面接では、「企業と面接を受ける人とのビジョンが合っているか」や、「長く一緒に働く中で企業の経営方針に共感してくれるか」といった点を見られます。
自分の夢・ビジョンをしっかり持つことで、モチベーションの高さ、働く熱意を見られます。
咄嗟に聞かれても、スムーズに答えが言えるように自分の考えをまとめておくと良いでしょう。
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面接時の注意するべきポイントは?
ついに来た社長面接。準備万端で後は行くのみと考えがちですが、社長面接だからこそ注意しないといけないポイントは押さえていますか?
一歩間違えれば、和やかな面接中の雰囲気がガラッと変わってそのまま不採用の可能性もあります。
基本的な注意ポイントをご紹介します。
①ビジネスマナー
人は見た目が9割と言われています。
社長面接でも、この見た目が合否に大きく影響されるのは言うまでもありません。
面接の場に相応しい服装が出来ているかといった見た目以外にも、言葉遣いや適切なコミュニケーションなどビジネスパーソンとしてのビジネスマナーが自然に身についているかも見られます。
緊張のあまり、動きが不自然になったり、ビジネスマナーが出来なかったりすることがないように注意しましょう。
②ネガティブなことを言わない
ネガティブな言葉を言ってしまうと、相手にネガティブなイメージを持たれてしまう可能性が高いです。
特に社長のような成功者は、ネガティブな言葉を嫌う傾向があります。
そのため質問をされた時や会話の中では、自然にポジティブな言葉を言えるようにすると良いでしょう。
③“こだわり過ぎる”を捨てる
面接時に自己PRとして、今まで自分が頑張ってきた仕事内容・ポジションを熱く語り、そのポジションで働きたいとアピールすることもあるでしょう。
しかし、これが返って逆効果にもなります。
人事や部門責任者は、従事する業務に「いかにスキルを発揮し業務に貢献してくれるか」を重視しますが、社長は、常に企業の責任者として時代の流れにあった経営施策を求められています。
だからこそ、一緒に働く社員には「何があっても時代の流れに柔軟に対応できるビジネスパーソン」を求める傾向にあります。
「○○の仕事にこだわりたい!」という人はいずれ時代の流れが変わった時に、対応できないのではないかと不安視されるため“こだわり”を前面に出し過ぎには注意しましょう。
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逆質問対策!オススメ質問集
面接質問が終わっていよいよ終わりが近づいてきました。
ほとんどの場合面接の最後にされることが多い逆質問。
「今までの質問の答えで充分なアピールができていない…。」と不安に思っても大丈夫です。
逆質問で意欲・熱意などしっかりとアピールできるオススメ逆質問をお伝えします。
例①:「企業理念の背景を教えてください。」
企業理念は企業の軸のようなもの。「企業をより深く知りたい!」という意欲や姿勢が好印象になるでしょう。
しかし、企業理念の背景について、企業HPやネット記事に社長がインタビューですでに答えている可能性があります。
調べたら出てくる答えをわざわざ質問するのは失礼なので、質問をする前に必ず調べておきましょう。
例②:「社長が考える5年後の目標や展望は?」
「入社した先の将来も考えていている」という熱意を伝えられます。
また、答えて頂いた内容を踏まえて、自分がどういう場面で活躍ができるかを理由も踏まえて答えればより良いですね。
要注意!逆質問してはいけない質問
逆質問では意欲・熱意・志望度をしっかりとアピールするのがポイントになりますが、逆効果の質問もあります。社長の立場になって質問を考えていきましょう。
①必ず質問をする
「最後に質問ありますか?」と聞かれた際に、「いえ、ないです。」と答えることはNGです。
質問がないと積極性・熱意・志望度が低いと思われるため必ず質問をしましょう。
②待遇面の話は避ける
社長面接はあくまで、採用するかどうかを最終見極める場所です。
給与・待遇面は社内調節も必要になるデリケートな事なので、社長面接時に話すとマイナスイメージになることも。待遇面の具体的な話は、内定が出てからしましょう。
社長面接後にお礼メールは送るべき?
社長面接においても、お礼メールは送った方が良いとされています。
お礼メールを送ることで選考の結果に大きく影響するわけではありませんが、自分のアピールにつながり、面接官には良い印象を残すといえるでしょう。
お礼メールを送る場合は面接の当日中、遅くとも面接の翌日までにはメールを送りましょう。
お礼メールの内容としては、面接の時間をいただいたことに対する感謝の気持ちを表したり、面接を受けることでより志望度が高まったことを記載すると好印象です。
最後に
難しいイメージを持たれがちな社長面接ですが、しっかり対策をすることであなたをアピールできるチャンスにもなります。
むしろ社長面接だからこそ、相手の素性が公開されている事が多いため、あらかじめリサーチもしやすく人間性や、経営ビジョン、共感性を得られやすいといえます。そのため、面接担当が誰になるか分からない一般面接より社長面接のほうが対策しやすいでしょう。
しかし、油断は禁物です。しっかりと対策をしてベストな状態で臨んでくださいね。
「一人で対策するのは不安」「もっと具体的な対策方法を知りたい」という方は、転職エージェントの力を借りてみるとよいでしょう。
企業との直接のリレーションで入手した生の情報をもとに、どんなアピールをすれば良いか、どのようなことが求められるかなどを、事前にお伝えすることができます。
希望のキャリアを叶えるためにも、社長面接をクリアし「内定」を手に入れるためにも、使えるものを上手く活用して、より効率的に転職活動を進めましょう!
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