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面接を受けるうえで、企業の商品やサービスについて勉強は重要?情報収集の仕方についても徹底解説

就活において面接は避けては通れない難関でしょう。その難関を少しでも有利に進むためには、予め企業のサービスや製品について知っておくことです。企業に対する志望動機を充実させることができ、エントリーシートもスムーズに書けます。この記事ではそのために必要な企業研究、方法について必見の情報を詳しく解説していきます!

企業の研究が必要とされる主な3つの理由

 

契約書

 

差別化された魅力的な志望動機の作成

 

面接に挑むときやエントリーシートを書く際には、志望動機が必要です。企業側へ強く印象づけられる魅力的な志望動機がないと、人事担当者に自分を強くアピールできません。

魅力的な志望動機を作成するには、企業研究が必要となります。

 

単純に志望企業の売上高など、数値を丸暗記して面接に挑むだけでは、人事のプロである採用担当者には企業への想いが浅いと見破られるでしょう。

魅力的な志望動機とは、他企業と志望企業とを差別化した他社比較と呼ばれるものです

他企業にはない志望企業だけの特徴を述べることができると、なぜ志望企業に就職したいのかという理由が明確化され、魅力的な志望動機になり、人事担当者に良い印象を与えるでしょう。

 

入社後のミスマッチを未然に防げる

 

企業は優秀な人材を採用したいがため、良い面ばかりを公式サイトなどに掲載しているものです。そこで十分に企業研究を行い、悪い面も知っておくと、入社後のミスマッチが防げます。

企業研究を十分にせず、入社してから「こういった会社だとは思わなかった」と気づいても後の祭りです。

 

志望企業への自己PR作りに役立つ

 

志望する企業の人事担当者へは自己PRが不可欠です。そのために企業研究を行い、自己分析を行います。

志望企業には、どのような個性が必要とされているか、自分の素養に合致するかを企業研究しましょう

面接でぱっと思いついた自己PRをするより、よほど面接成功率が上がるでしょう。

 

 

企業研究をするために知っておきたい知識

 

 

基本的な企業の情報を集める

 

企業の基本的な情報を徹底的に掘り下げましょう。複数の企業比較を、浅いレベルで調べただけではプロの人事担当者には通用しません。

志望企業にあたるところを、徹底的に企業研究することで自然と他の企業を観察する目が養われます。

志望企業が明確になっていない人はとりあえず、業界で有名なメジャーどころの企業でも良いので企業研究の対象にしてみましょう。

 

企業の主な顧客を把握する

 

企業研究をするにあたり、就活生はどうしても消費者としての観点でみてしまいがちです。企業の顧客がどういった相手なのか正しく把握知る必要があります。

例としてPCメーカーの顧客はというと、使用するのは一般客が多いです。

しかし、メーカーとして大量にPCを卸すのは家電量販店やPC専門店になります。市場規模としてはメーカーの直販より、家電量販店や専門店の方が大きいです。

 

企業が業界でどのような立場なのかを調査

 

志望企業がその業界でどのレベルの勢力を誇っているのか、立ち位置はどこなのかなど知る必要があります。

競合他社には、どのような企業があるか、他の企業に勝っている部分はどのようなところがあるのか調査・分析しましょう。

上記のような研究を行うことで、企業の今後や課題が把握できてきます。そして、この企業研究によって競合他社の情報も分析理解でき、一石二鳥です。

 

面接で多い質問として「当社の強み、また弱みは何か?」というものが多いと言われています。

そういったケースで競合他社の戦略やストロングポイントを知っていると、志望企業と競合他社を比較スムーズに比較できます。

その結果として、志望企業が競合他社に勝っている部分、負けている部分をスラスラと回答できるようになるでしょう。

 

企業の将来性

 

将来を左右する就職ですから、新卒でしたら、なおさら入社することになるかも知れない企業の展望を知る必要があります。

また、入社した後に「こんな仕事をするはずじゃなかったのに」などミスマッチを未然に防ぐためにも大事なことです。

そのためにも、企業研究において企業の業務をしっかり把握すること、企業の未来予想図を知っておく必要性があります。

企業の成長性や展望を知るには、就活情報サイトや業界新聞といった媒体などに載っていることが多いです

ですが、1番大事なことは自身の想像力です。既存の企業データーを元にして、これから志望企業はどういう変化を遂げていくのか、そこで自分はどういった貢献ができるのかを思案しましょう。

 

まずはキャリアの相談をしてみる

 

 

企業研究に必要な情報の集め方

 

 

コーポレートサイトや採用サイトを活用しよう

 

コーポレートサイトは簡単にいってしまうと会社の公式プロフィールWebページなのです。

コーポレートサイトには会社の実態や戦略といったものを、より多くの人に知ってもらうという企業宣伝の側面があります。

多くの人に会社を知ってもらうことでブランド力の向上をはかるのが目的です。

このコーポレートサイトを見ることにより、ざっとおおよその企業イメージと情報が頭に入ってきます。

採用サイトを覗くと、サイトのデザインや情報量を観て、どれほど採用に力を入れているか読み取れるでしょう。

採用人数なども参考になります。大勢の採用枠があるのなら、その企業に雇用される確率が高まりますし、同時に離職率の高い企業であるという考えも成り立ちます。

 

コーポレートサイトには事業内容・採用職種・社内制度・福利厚生・企業ビジョンが記載されています。

これらの情報を整理して、企業の市場や顧客、事業戦略を把握します。すると、企業の利益がどのように出されているか理解できます。

また、以上のことを理解すれば企業規模の把握も可能です。企業の規模が巨大なほど、入社後の業務内容が広くなり、仕事の選択肢も増えるでしょう。

 

企業説明会

 

企業説明会の良さは、現場で働いている社員のリアルな企業情報を聞くことができるのが良いところです。
また、多くの企業が参加するため、企業比較する場所において最適な場所といえます。

 

OB・OG訪問

 

OB・OG訪問する意味は、合同・会社説明会などで聞けないことを知ることができる部分にあります。同学校卒の先輩が、どのようなキャリアを会社で積んでいるかも参考になるでしょう。

 

インターシップを活用する

 

インターシップの最大の強みは、実際に就業を体験できるところです。話を聞いただけでは分からない企業のメリット・デメリットが分かるはずです。

企業現場の雰囲気を体験できますし、ぜひ社員の人と積極的に会話などして、説明会などでは知ることのできない企業の内情など、貴重な情報を獲得しましょう。

 

 

志望企業のある業界分析をする

 

 

企業を取り巻く業界の環境を調査しておく

 

業界研究と企業研究は同じものとされたり、まったく非なるものと言われたりしますが、本質は就活上切り離せないパートナーといったところです。

企業研究をするために、志望企業を取り巻く業界を知る必要があります。なぜなら、企業は自社の良いところだけしか公開しないことが多いからです

そのことを知らずに入社してしまうと、先細りの業界だったといったことで、後悔することにもなります。

業界研究をすることで、企業を客観的な視野で観察できるようになります。志望企業が今後どのようなチャンスや困難にあう可能性があるのか、業界研究を通じて知ることも可能です。

 

業界研究から志望企業のビジネスモデルを知る

 

業界研究が必要な理由として、志望企業のビジネスモデルを知ることがあげられます。つまり志望企業がどのように利益を上げているかといった利益構造を知ることです。

志望企業のビジネスモデルを知ることで、自身がモチベーションを高く維持して働ける職場なのかといったことが分かります。

これは、企業研究をする上で大事なポイントです。

順番としては、業界研究をした上で、気になっていた企業などの企業研究をし、面接対策などを練るといった形がスムーズです。

 

 

企業研究で注意すること

 

 

企業研究の目的を間違わずに

 

企業研究は試験勉強ではありません。スポーツに例えると、練習が上手くなるための練習をしても意味がないということです。

実戦・試合=面接・エントリーシートといったイメージで捉えていただけるとわかりやすいでしょう。

企業研究でインプットした情報を正しく面接の場やエントリーシートなどに活用(アウトプット)してください。企業研究しただけで、満足してしまう就活生が多いのも現状です。それでは企業研究した意味がありません。

 

企業研究ばかりに時間をかけすぎない

 

就活生の中には、企業研究だけが志望動機を充実させる手段と思い込んでいるタイプの人もいます。

しかしそれだけで、企業に対しての志望度の高さが十分伝わる、もしくは効果があるというわけでもありません。

企業比較こそが、企業研究の目的です。より良い志望動機を作る一要素に過ぎません。確かに、面接対策やエントリーシートを書く上で大事ですが、あくまで就活の一部にすぎないのです。

企業の情報を調べつくすことに必死になりすぎて、就活の時間を大きく裂いてしまうよりは、少々企業研究が浅くても、より多くの企業にアプローチすることをおすすめします。

 

 

面接対策などに行う研究や情報収集は悪いところも注目しよう

 

企業研究は志望動機にも繋がりますし、自己PRの材料にもなるので、どうしても企業の良い部分だけに目が行きがちですが、悪い部分にも注目しましょう。

 

会社に入社すれば、志望していない部署に配属されたり、仕事上の人間関係に困ったりとストレスを抱えることも多くなります。

面接など、人事担当者は企業の良いところばかりを述べる就活生より、悪い部分もしっかり見抜けている人材の方が好感を持つでしょう。

それはしっかりと、主観的になりすぎず、客観的な視点も持てる人材として見られるからです。

 

まずはキャリアの相談をしてみる

 

 

まとめ

 

面接対策やエントリーシートを作成するのに大事なポイントを紹介してきました。

有利に面接をすすめるためには、どうしてその企業に入りたいかという動機を具体的に述べることが不可欠です。

企業研究をして、しっかり志望企業の情報を掴み、学習して、就活を有利に進めてください。今回の記事が面接などの就活に少しでも参考になれば幸いです。

この記事の監修者

ギークリーメディア編集部

主にIT・Web・ゲーム業界の転職事情に関する有益な情報を発信するメディアの編集部です。転職者であれば転職市場や選考での対策、企業の採用担当者様であればIT人材の流れ等、「IT業界に携わる転職・採用」の事情を提供していきます。

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