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ハードウェアエンジニアはどんな仕事?職種の将来性や必要スキルを解説

ハードウェアエンジニアはパソコンやスマートフォン等、電子機器の本体部分の設計や開発などを行っています。
今回は生活に身近なところで活躍するハードウェアエンジニアの仕事内容や年収やキャリアの将来性など、ハードウェアエンジニアになりたい人が知っておくべきことを解説します。

ハードウェア業界の必要性

 

ハードウェア

 

高度な現代社会において生活の中で欠かせない存在となっているのがパソコンなどの電子機器です。

パソコン以外にもスマートフォンやタブレットなどを所有していない人が少ない時代となりました。

ハードウェアエンジニアはこれらの目に見える電子機器・装置の設備に必須のお仕事です。

その為高度なスキルが必要とされ、例えば以下のようなハードを開発・整備しています。

 

ハードウェアエンジニアが触るハードの例
  • パソコン
  • プリンター
  • スキャナー
  • ディスプレイ
  • テレビ

 

現代社会で身近なものを挙げてもこれだけの電子機器を手がけているのです。

ましてや、現在テレワークが増えている時代ですから益々需要が出てくるお仕事でしょう。

 

 

 

ハードウェアエンジニアの主な仕事内容3つ

 

製造

 

まずはハードウェアエンジニアとしての主な仕事内容について見ていきましょう。

どのような仕事を中心に活躍しているのかというイメージを掴むことは大切です。

 

周辺機器メーカーや半導体メーカーでの就職

 

ハードウェアエンジニアの主な就職先は周辺機器メーカー半導体メーカーです。

家電やスマートフォン・パソコンなどをよりよいものとなるよう開発に携わります。

ハードウェアエンジニアのお陰で現代社会はより豊かになってきているといっても過言ではありません。

常にアンテナを張って新しい情報を吸収し開発に取り入れていくのです。

しかもそれだけではなく使い手が安全で安心して利用できるように設計しなくてはなりません。

生活の基盤に寄り添い求められる新技術・新機能を常に考え開発していくお仕事です。

 

ハードウェアエンジニアの主な業務

 

エンジニアとしての技術面はコンピューターの中で使われている電子回路やその部品の設計がメインです。

また上記で列挙した仕事以外にも顧客への説明として専門知識が必要となります。

顧客が求めているものに沿って開発ができているかの管理・調整もハードウェアエンジニアの仕事です。

技術だけではなく相手に伝える・相談してより良いものを作るといったスキルも求められてくるでしょう。

単独で行う作業だけではなく時には大手企業と会議を進めたり進捗の報告や工程表を提出したりすることもあります。

開発において他の企業やメーカーなどと一緒に案件に携わることも珍しくはありません。

決して個人作業ではなく周囲の方々との協調性やコミュニケーション能力が必要不可欠です。

 

時には営業を行うこともある

 

ハードウェアエンジニアは時として自ら営業に出ますが、その中には飛び込み営業電話営業もあります。

自分がどれだけの技術を持っているのかをしっかりとアピールすることが重要です。

また自動車などの業界では既存の顧客に対してルート営業などを行うことが多いでしょう。

特にフリーランスで活躍したい場合は企業に直接自分を売り込む必要があります。

自身の強み・これまでの経験・携わってきた部品・製品などをしっかりとアピールしてください。

 

自分に向いている仕事は「IT人材 仕事タイプ診断」で見つけてみよう

 

 

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希望のキャリアに転職!診断利用から約1か月で転職成功した方の例

 

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  • ご年齢:30代前半
  • ご経歴:システムエンジニア⇒システムエンジニア
  • 転職期間:仕事タイプ診断利用から1ヶ月弱でご転職

 

Aさんは元々Salesforceエンジニアとして運用保守に従事されていましたが、案件が変わることが多く、知見を活かして働けない、個人よりも切磋琢磨できる仲間・チームで成長していきたいというご意向があり転職活動を始めておりました。

 

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【あわせて読みたい】転職でキャリアアップに成功した事例はこちら⇓

 

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ハードウェアエンジニアとしてのやりがい

 

製造

 

ハードウェアエンジニアに興味がある方や転職を考える方にやりがいについてご紹介いたします。

果たしてこの仕事がどんな人に向いているのかを考えていきましょう。

 

ハードウェアエンジニアとしてのやりがい・向いている人
  • ものづくりが好きな人
  • 課題に向き合い解決する達成感
  • 社会貢献に携わることができる

 

ものづくりが好きな人

 

ハードウェアエンジニアは一般の人に向けて開発がされています。

消費者の利便性などを考えながら開発を進めていくのでものづくりが好きな人向けの職業です。

ものづくりは繊細さと慎重さが要求される慎重な作業なのでそういうのが得意な人に向いています。

そしてそれらの得意分野が直接消費者の元に届けられ役に立つところを目で見て実感することが可能です。

自身が開発を手掛けた製品がお店に並び実際に購入し使っている人を目にする嬉しさは何物にも代え難いでしょう。

一般消費者に使われる製品を自らが手掛けることができますからやりがいを直接感じることができます。

 

課題に向き合い解決する達成感

 

コンピューターなどの電子機器は自分が思うように作っていいわけではありません。

ユーザーのことを考え安心安全であることが前提とされています。

また開発での制限や制約条件が非常に多く、それらをクリアした上で新製品を作らなければなりません。

その分課題に向き合い問題解決を達成した時の達成感はとても大きなものとなります。

機関やスペックのほかコストや開発期間など多くの制約がある中で電子機器を作り上げるのは大変です。

誰しもが当たり前にできることではないからこそ、充実感もまたある仕事だといえます。

 

社会貢献に携わることができる

 

社会の役に立つことをしたい」とお考えの上でハードウェアエンジニアに興味があるならばぴったりの職業です。

昨今トレンドであり着目されている5Gですが、これらは5Gに対応した製品でなければ意味がありません。

スマートフォンの通信速度だけではなくAIを活用した家電や自動運転も5Gに対応した製品でないとならないのです。

これらの開発はまさにハードウェアエンジニアの仕事であり、開発を通して社会貢献を行っています。

現代社会の生活を大きく変えるような便利な製品を開発することが社会の進歩や社会貢献に繋がるのです。

 

まずはキャリアの相談をしてみる

 

 

ハードウェアエンジニアとして転職するために

 

知識

 

ハードウェアエンジニアの仕事に携わるために必要なスキルや資格について解説していきます。

転職をお考えの方に役立つ資格や能力について把握しておきましょう。

 

必要となる専門知識

 

ハードウェアエンジニアとして活躍するためにはやはり専門知識が必要です。

電気や電気工学などが学べる専門学校や大学で知識を身につける必要があります。

その後半導体メーカーなどに就職するのが一般的です。

とくにテクニカルエンジニアシステム資格を所有していると就職の際には有利になります。

またソフトウェア開発などでも必要なプログラミングスキルや電子基板に関する知識が必要です。

 

Point

ハードウェアだけではなくソフトウェア開発の知識を持っていると営業や就職の際に有利になるでしょう。

 

冷静沈着に物事を考える力

 

どんなに計画通り製品を作っても実際に出来上がった製品は必ずしも設計通りに機能するとは限りません。

回路がうまく動かなかったり思ったように力を発揮してくれなかったりすることがあります。

突然のトラブルでも冷静沈着に対処する能力が求められるのです。

感情的になりパニックを起こしてしまうようではハードウェアエンジニアとしての活躍は難しいでしょう。

何が原因で動かないのかを分析理解して問題解決のために考えられる力が必要です。

 

 

ハードウェアエンジニア経験を持つメリット

 

アドバンテージ

 

ハードウェアエンジニアは社会から求められている職業だといえます。

また技術職なので誰でもできるような仕事ではありません。

ハードウェアエンジニアにはどのようなメリットがあるのでしょうか?

 

ハードウェアエンジニアとして働くメリット
  • 独立や転職で有利になる
  • 流行や時代の最先端を行ける

 

独立や転職で有利になる

 

簡単にまねできるような技術ではないため独立や転職では他の人との差別化が図れます。

ハードウェアエンジニアとしての知識だけではなく機械への知識や経験が様々な分野で活かされるのです。

直接ハードウェアエンジニアの仕事ではなかったとしても間接的に技術職に反映されます。

そうした知識と経験があることで選べる企業の幅はぐっと広がるのです。

 

流行や時代の最先端を行ける

 

常に社会の動きや需要に敏感でなければならないのがハードウェアエンジニアの仕事です。

そのためハードウェアエンジニアとしての経験で時代の最先端を行くことが可能となります。

新しい知識・技術の活かし方は勿論流行や需要に沿った考えは今後様々な業界で必要なスキルです。

SNSやアプリ開発などの業種でも最先端をとらえるセンスというのは重視されます。

これもまた経験から得た能力であり、これからの時代に大いに役立つことでしょう。

 

まずはキャリアの相談をしてみる

 

 

ハードウェアエンジニアの年収と将来性

 

お金

 

社会の進歩において外せない仕事なのがハードウェアエンジニアです。

時代が常に変化している中でハードウェアエンジニアの将来性についてまとめました。

 

平均年収は500万円

 

ハードウェアエンジニアの年収は職種によっても差がありますが、平気的に見ると大体500万円です。

年収が高い傾向にあるのは半導体設計や研究・特許などの職種でした。

これらの職種は569万から560万ほどの年収があります。

その他機械設計・素材関連・品質管理などの職種では平均年収が500万〜511万ほどです。

研究開発系は年収が高く貢献度の高さが反映されています。

 

仕事の幅が広い

 

1番大きいのは仕事の幅がとても広いことであり、これは意外に思われるかもしれません。

エンジニアというと専門性の高い仕事故にお仕事の幅が狭いというイメージがあるでしょう。

しかし日常生活の中には様々な電子機器が存在しています。

スマートフォン・コンピューター・自動車等々それらは全て生活の基盤です。

業界は異なりますがハードウェアエンジニアの技術はどの業界にも欠かせません。

携わる仕事の幅が広いため知識を深めながら様々な技術と経験を取得していくことができるでしょう。

つまりどの業界においても技術面での需要が高いということです。

 

新技術の発展に伴い常に求められる人材である

 

AIや5Gなどの新技術がどんどん進んでいく中でハードウェアエンジニアは常に求められている存在です。

元々技術職としての需要がある中で新しい技術が開発されてくれば更に需要は高まっていきます。

上記してきたように技術職は誰でもできる仕事ではありません。

人手不足で常に求人を出しているような企業もあるのです。

今後より一層新しい製品の開発需要が伸びてきますから将来性があるといえるでしょう。

 

メーカー系企業への転職も

 

日本の代表的な企業であるNEC、日立などのメーカー系企業への転職もハードウェアエンジニア職として視野に入れることができます。

事前に求人詳細も併せてご覧いただき、より具体的に必要な経験を知っておくとよりキャリアパスのイメージがしやすくなるのでぜひご覧ください!

※非公開求人の閲覧に関しては別途登録が必要となります

 

まずはキャリアの相談をしてみる

 

 

ハードウェアエンジニアにおける大変な面

 

スケジュール

 

技術職ですので専門知識をしっかりと身につける必要があります。その為工業系の高校や大学に進学して学習することがほとんどです。

技術職に就職するために後から大学や専門学校などに通うような方もいます。

また1人で行う仕事ではないため、スケジュールがシビアだったり残業が多くなるでしょう。

製品の製造が予定より遅い場合は日程管理が大変になります。それに加えて高い品質管理が求められるので妥協が許されるようなものでもありません。

生活に寄り添う製品を開発するからこそ求められるものが大きくなるのです。しかし、だからこそ誇りとやり甲斐・達成感もまたそれだけ大きい仕事となります。

 

 

ハードウェアエンジニアは生活に寄り添いやりがいのある技術職

 

 

  • ハードウェアエンジニアは今後ますます需要が高まる仕事といえる。
  • 主な業務は電子回路やその部品の設計など。時には営業を行うこともある。
  • 電気工学などの知識が必要。転職にはテクニカルエンジニアシステム資格が有利になる。
  • ハードウェアエンジニア経験があれば、独立・転職で有利になりやすい。

 

いかがでしたか?

どの時代においてもハードウェアエンジニアは需要が高い職業です。

時代の進歩に合わせて新しい製品を開発し問題解決のために様々なことを考えなければなりません。

激動の時代といわれ社会が大きく変化して行く今後、さらに需要が高まっていくものだと推測されます。

ハードルは非常に高い分やりがいも大きく他の業界でも通用する技術と経験が得られるでしょう。

本稿がハードウェアエンジニアの転職の参考になれば幸いです。

 

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この記事の監修者

ギークリーメディア編集部

主にIT・Web・ゲーム業界の転職事情に関する有益な情報を発信するメディアの編集部です。転職者であれば転職市場や選考での対策、企業の採用担当者様であればIT人材の流れ等、「IT業界に携わる転職・採用」の事情を提供していきます。

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