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2021年5月 IT転職市場 集客レポート | ギークリーの集客状況をご紹介!

新年度からの慌ただしさが落ち着き始める5月、多くの企業が中途採用の募集を始めるタイミングです。IT転職市場の採用ニーズも高まりを見せていますが、転職活動をしている人の状況が気になりませんか?そこで今回より、ギークリーに面談に訪れた方を分析した「集客レポート」を毎月ご紹介します。求職者視点で、2021年5月のIT転職市場を確認してみましょう。

2021年5月 集客トピックス

 

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今月の集客トピックスの概要

 

ギークリーでは転職エージェントの面談に訪れた方にアンケートを実施し、1ヶ月ごとにIT転職市場のニーズや傾向を分析しています。

新年度から1ヶ月が経過した2021年5月、主な集客トピックスは以下の3つとなりました。

 

①求職者の転職意向度はここ半年間で一番腰が重い状態へ

②面談者のエンジニア比率が引き続き60%以上をキープ

③20代若手層の集客拡張が、インターネット企業の採用ニーズとマッチ

 

実は今年1月以降、求職者の転職ニーズが下がっています。

5月はここ半年間で1番の下がり具合を見せました。新年度に切り替わるタイミングもあり、転職を実際に人が減っている印象です。

 

しかし、そのような中でも面談に訪れる方は減っていません。5月に訪れた面談者の職種を分類したところ、エンジニアの比率が60%以上と4月に引き続き比率キープとなりました。

 

またギークリーでは、経験が浅いことから希望の転職が厳しいとされる20代若手層へのサポートにも力を入れております。

5月は若手層求職者と企業側の採用ニーズがうまくマッチしていたことも印象的でした。

 

3つのトピックスについて、グラフとともに詳細解説をします。

 

①求職者の転職意向度はここ半年間で一番腰が重い状態へ

 

 

面談者の退職状況を分析すると「転職ニーズの低さ」がわかる

 

面談者の退職状況を分析した結果、4月に比べ5月は「退職している」比率が16%から13%に減少しました。

しかし「退職日が確定している」は5%から6%に増、「退職の意思は伝えているが退職日は未定」は3%から4%に増と、在職中で退職することが決まっている人は、合わせて2%増加しています。

「退職する予定だが、まだ意思は伝えていない」は37%から36%に減、「退職するか検討中」は39%から41%に増となりました。

 

転職ニーズの高い人と低い人の違いとは?

 

転職ニーズが高い求職者と低い求職者の違いは、どこにあるのでしょうか?

それは「退職を決めているかどうか」です。

 

転職エージェントの面談に臨む時に「退職している」「退職日が確定している」「退職の意思は伝えているが退職日は未定」と答えている人は、退職して次の仕事を探すという意欲が高いことが伺えます。

5月は退職を決めている人が合計23%、4月は24%だったので1%減でした。

 

一方で、「退職する予定だが、まだ意思は伝えていない」「退職するか検討中」と答えた人は、転職以前に退職というハードルを越えるか迷っています。

希望にマッチする求人があれば、転職を決意して退職に踏み切る可能性もありますが、現職を退職しない可能性も十分に高い状態と言えるでしょう。

このような人は転職への意欲が低く、5月は77%と4月の76%に比べ1%増えています。

これは、ここ半年間の結果を鑑みても一番腰が重い状態です。

 

企業の採用ニーズは高まっているのに転職ニーズが低い

 

一方で求人企業サイドは、新年度に入った4月以降に求人数を増やしている状態です。

4月の求人数が11,500件だったのに対し、5月は12,000件と過去最高水準を更新する結果となりました。

 

企業サイドの採用ニーズは高まりを見せている反面、求職者サイドの転職ニーズは下がっており、企業と求職者のニーズの違いによる潮目が5月も続いています。

 

②面談者のエンジニア比率が引き続き60%以上をキープ

 

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IT業界で採用ニーズが高いエンジニア

 

 

面談者の職種を大きく分類し職種別の増減を調査したところ、4月に比べ5月はエンジニアの割合が63%から60%に微減しました。

減少傾向ではありますが、5月も60%以上の占有率をキープしている結果となりました。

エンジニアは専門的な知識とスキルを必要とし、実務経験の多さが評価ポイントとなるため、経験がある人はIT転職市場で重宝される存在です。

このことからIT業界では、エンジニアの採用ニーズが高い傾向にあります。

 

SE上流と営業の採用ニーズも高まっている

 

 

面談者の職種を更に詳細に分類して占有率を4月と比較した結果、5月はSE上流の占有率が3%増加しました。

また、営業の占有率も2%増加しています。

 

エンジニアの中でも特に採用ニーズとして目立つのがSE上流です。システムエンジニアやプロジェクトマネージャー、システムコンサルタントと言ったように、エンジニアの知識を駆使してプロジェクトの上流過程を管理するポジションを指します。

上流ポジションも実務経験を必要とするため、IT転職市場で重宝されています。

 

また、IT業界では営業の採用ニーズも高まっています。

営業は企業の売り上げを確保する重要なポジションですが、専門的スキルは必要としません。

サービスの知識とコミュニケーションスキルがあれば業界未経験でも目指せるポジションのため、営業経験がある面談者も増えています。

 

③20代若手層の集客拡張が、インターネット企業の採用ニーズとマッチ

 

 

企業サイドがポテンシャル採用を実施

 

面談者を年齢別に分析した結果、3月大幅に伸長した25歳以下の若手層は、5月に入っても15%の横ばいとなりました。

これはギークリーで、20代若手層の集客を積極的に始めた影響が継続しているためと考えられます。

 

そしてSaaS・Webサービスを取り扱うインターネット企業が今年度に入り、エンジニアのような技術職・マーケターのような分析職・ディレクターを含む営業職にて、ポテンシャル採用を実施しています。

つまり年齢が若く経験が浅くても、ポテンシャルが高いと評価をされれば希望のポジションへの転職がしやすい状況と言えるでしょう。

5月は特に、企業サイドと求職者サイドの状況がかみ合っていました。

 

IT人材を採用するために

 

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必ずしも採用が難しくなっているわけではない

 

「退職済み」の求職者が減り、腰が重い状態と解説はしたものの、弊社経由での内定率が落ち込んでいるわけではありません。

求職者の希望にマッチする条件であれば十分に人材の獲得が可能だと言えます。

 

求職者の腰が重いからといって採用活動を鈍化させずに引き続き行っていくことをおススメします。

 

採用要件の緩和を検討

 

開発エンジニアの採用が激化しており、ハードルが上がってきています。

しかしそれでも、人材の獲得に成功しているのは採用要件の緩和です。

例えば、20代の若手層であったり、反対に46歳以上のシニア層にも焦点を当てていくことで紹介可能な求職者を増やすことが可能です。

良い人材に会えず採用に困っている企業様はまずは、入り口を広げて「会ってみること」かと思います。是非ご検討ください。

 

まとめ

 

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2021年5月は、コロナ禍の影響もあり求職者の転職ニーズ低下を更新する一方で、企業サイドの求人数は過去最高水準を更新しました。両者のニーズの違いに広がりを見せており、企業サイドの採用状況は厳しいと言えるでしょう。

しかし、決して採用を緩める必要はありません。

要件の緩和など手を打ちながら採用活動を進めることで良い人材に会えるでしょう。

 

ギークリーでは、ITWeb・ゲーム業界に特化して、候補者様の紹介を行っております。

企業様の採用が成功するように、求人の要件にあった人材の紹介はもちろん、IT採用を成功させるための提案も行わせて頂きます。

エンジニアをはじめとした、IT業界に精通した営業や、クリエイターの採用をご検討中の企業様は是非お問い合わせください。

採用/求人に関するお問い合わせはこちらから

この記事の監修者

ギークリーメディア編集部

主にIT・Web・ゲーム業界の転職事情に関する有益な情報を発信するメディアの編集部です。転職者であれば転職市場や選考での対策、企業の採用担当者様であればIT人材の流れ等、「IT業界に携わる転職・採用」の事情を提供していきます。

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