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職務経歴書の「職務要約」の書き方とポイントを解説!複数企業の場合はどう書く?人事に伝わる例文も紹介

職務経歴書のトップに設けられている職務要約欄は、いわばあなたの“顔”です。これまでの職務経歴の中で得た実績や伸ばしたスキルをこの部分で表現出来るかどうかが、面接への扉を開く前の第一関門となっています。職務経歴書を書くのが初めてで何を書けばいいのか全く分からないという人にも分かりやすく解説します。

ペンでノートに文字を書く人

職務要約とは

 

空白の紙とペン

 

職務要約とは、今までの職務経歴や仕事の実績を端的かつ分かりやすくまとめたものです。

忙しい採用担当者は冒頭の職務要約から書類選考に通すか通さないかを判断しており、職務経歴書の中でも最も重要なパートです。

応募総数の多い仕事であるほど1枚に目を通す時間は短くなる為、もはや採用と不採用の分かれ道であると言っても過言ではありません。

いかに採用担当者を惹きつける内容を書くことができるかが勝負の決め手です。

 

職務要約に関する疑問を解決

 

まず、職務要約の基礎を解説します。

 

適切な量は?

 

キーボードとクエスチョンマーク

 

約200文字4~5行)で空白をすべて埋めることが望ましいです。

この5行で採用担当者がぜひ話を聞いてみたい、即戦力になるのではないかと期待を持たせるような自分の姿を書き出す必要があります。

中途採用は、新卒採用に比べて経験を重視されます。

よって、第三者から見ても評価される業務内容の実績を、主に客観的な事実で構成し、簡潔に記載しなければなりません。

伝えたい内容を伝わる形でまとめる力、心に訴えかけるプレゼン力が試されます。

~がしたいと思っている、~だと自負しているといった事実の裏付けが無い主観的な情報のみでは採用担当者の心に響きません。

 

経歴はどこまでさかのぼるべきか

 

転職経験の有無に関わらず、『最終学歴・現在の勤務社名・職種・実績』という経歴はどちらも記入必須です。

複数企業の勤務経験がある場合はさらに『以前の勤務先・職種・実績』を書く必要があります。

転職回数が多いほど1つの職種に割く文字数が減り、全体の内容が薄まるので要点を簡潔に述べましょう。

 

複数企業の職務経歴は不利?

 

パソコンをさわる人

 

転職回数が採用に不利かどうかは転職理由によります

一般的に同じ職種間の転職はスキルアップとみなされるケースが多いようです。

しかし異業種間の度重なる転職は、気に入らない仕事を途中で投げ出すのではないかという悪印象を与えてしまいます。

転職理由が採用に不安を与えない内容であること、ブレない信念を持っていることをしっかりとアピールしましょう。

書いておくとよいスキルはのちに解説します。

 

アルバイトや派遣でも書ける?

 

雇用形態に関わらず、採用担当者が重視するのが応募者の実績です。

正社員の実績でないからというだけで面接の対象から外すほど採用担当者も酷ではありません。

アルバイトやパート・派遣も会社を構成する社員です。

勤務中に身につけたスキルや会社での実績を含め、正社員と同等の能力があることをアピールしましょう。

 

職務要約を書く前の手順

 

職務要約を書くにあたって準備すべきことは以下の4つです。

 

1.業界・企業研究を開始する

 

紙に文字を書く人

 

異業種からの転職の場合、企業研究はもとより業界研究は必須です。

なぜ業種を変える経緯に至ったのか、なぜその業界を志すのかを明確にしましょう。

同じ職種からの転職の場合は、なぜ働く場所を変える必要があるのかがキーポイントとなってきます。

 

2.これまでの職務経歴を書き出す

 

現在の勤務先に至るまでの人生の軌跡を振り返り、自分年表を書き出しましょう。

自分の行動や人にかけられた嬉しい言葉から、なぜ今の仕事を選んだのか、自分が求めた仕事人としてのあり方は何かを見出しましょう。

間違いがあったとしても大きな学びがあったことを認識すれば、面接でもアピールできます。

 

3.身につけたスキル・資格を書き出す

 

たくさんのメモと鉛筆

 

先ほどの手順で書き出した自分年表を元に、これまでの自分の業績や仕事での学びを見返します。

最大のアピールポイントとなり得るので、この部分は詳細に書き出しましょう

何を学び、どのように活かしてきたのかは今後の自分の転職活動や仕事での行動力を後押しする支えにもなります。

 

4.自己分析から自己PRを考える

 

業界・企業研究と自己分析を書き出す作業を終えたら、最終段階に移ります。

自分にはどんな強みがあるか、何のプロフェッショナルなのかを多角的な視点から求めます。

自己PRは職務要約に記載してもかまいませんが、一言にとどめるようにしましょう

 

採用担当者の目に留まる職務要約のポイント

 

チェックリスト

 

職務要約を書くにあたって気を付けるべきポイントは以下の3つです。

 

求められる人材であることをアピール

 

求人内容に沿ったふさわしい人物か、会社に適応できる人物であることに相違がないかは最も重要視されるポイントです。

求められる人物を見極め、自分の強みは何か何で成果を出せるかまとまった文章で要約できているかを入念に確認しましょう。

強みを明確にすることは実際の面接にも活きてきます。

 

実際の業務に活かせるスキルを明記

 

応募する会社で必要とされる資格や重宝されそうなスキルは必ず記載するようにします

求められる能力があるとアピールすることで、採用担当者の興味を惹き、目に留まりやすくなります。

スキルを元にした実績が出せていると、仕事能力がありそうだという認識を持たれることにつながります。

 

実績は数値を示す

 

実験結果の数値を示した論文が信用されるように、数値を示した功績は信用度を高めます

目立った功績が無いという人もただ経験を記載するだけではなく、数値化できる実績を探しましょう。

勤務年数の長さ、仕事のスピードなど他人より秀でていると思われるアピールできる数値を指標として示すことが大切です。

ただ、数字の過大申告は前職の会社に信憑性のある情報であるか、確かめられる可能性もあります。

実際に業務を開始した際に採用担当者が望んだ結果を実績として出せなければ怪しまれるでしょう。

最悪の場合解雇される恐れがある為、事実のみを記載してください。

面接では職務要約を元により具体的な内容を話すことが求められる為、しっかりと練習しておきましょう。

 

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職務要約が書きづらいと感じる人達向けの書き方のヒント

 

光る電球を指さす人

 

職務要約が思い浮かばず筆が進まない場合、以下のいずれかに当てはまるのではないでしょうか。

状況別に書いておくと良いスキルや実績を書く際のヒントになりそうなものをピックアップしました。

 

複数企業の勤務経験がある場合

 

どの職種・業種にも必要とされる能力をアピールすることがおすすめです。

例としてコミュニケーション力や企画・提案力などが挙げられます。

転職回数は虚偽の報告をしても、雇用保険の加入回数から発覚する恐れがあります。

経験豊富であることをもとに、自分の魅力をアピールする視点で書いてみましょう。

 

未経験または異業種の業種・職種に応募する場合

 

前職の実績の中で応募する仕事でも活かせそうなスキルを記載しましょう。

その際なぜ志望したのか、志望理由が明白であると採用担当者の目を惹きます。

その業界への転職の為に身につけた資格があると志望意欲が認められ、良い印象を与えられます。

 

書くことがない場合

 

自分は何のプロフェッショナルかということは自分にしか分かりません。

人から褒められたことは長所であり、認められたことは強みです。

これまでの経験からピックアップしてみましょう。

企業研究、自己分析を入念に行っても見つからない場合は、準備不足の状態なのかもしれません。

経験を積み、目標が明確になってから改めて応募した方が良いでしょう。

 

【職種・業種別】職務要約の例文

 

スキルや能力や経験などと書く人

 

職種・業種ごとの職務要約の例文を2種類紹介します。

この中に載っていない職業に応募する方も、構成の参考になる内容です。

 

【事務職】

○○大学を卒業後、株式会社〇〇の総務部にて3年間、一般事務に従事しておりました。

来客対応や電話対応を始めとした事務全般を経験し、Wordを使った読みやすい文書の作成やExcelを使ったデータ集計に努めております。

他部署との連携を図りながら業務効率化のプロセスを学び、同社との契約数は20%上昇いたしました。

貴社におきましても、引き続き積極的に業務改善に取り組んで参りたいと思っております。

 

【販売職】

○○高校を卒業後、○○株式会社の梅田店にて4年間勤務いたしました。

初年度から販売を担当し、2年目に販売士の資格を取得して販売に関する知識をつけ、業務改善とチームマネジメントの向上に努めました。

3年目には店舗の収益を前年度から30%上昇させ、社内コンテストでも優勝いたしました。

この実績が評価され、5年目からは心斎橋店の店長として25人のスタッフの育成とマネジメントを行っております。

 

【職種・業種別】職務要約に書けるスキル・資格一覧

 

新しいスキルと書かれた看板

 

職種・業種によって必要とされる、または持っていると重宝される能力は様々です。

会社によっては資格手当をもらえる所もあるので、あらかじめ準備しておきましょう。

今回は5種類のIT系の職業への転職で持っていると役立つおすすめのスキル・資格を紹介します。

 

システムエンジニア

システムエンジニアで主に必要とされるスキルは、プログラミングだけではありません。

システムの企画設計能力・数値分析をベースとした課題発見能力など多岐にわたります。

活かせる資格は基本情報技術者試験・応用情報技術者試験・システムアーキテクト試験(いずれも国家資格)・Java認定資格などです。

 

ネットワークエンジニア

ネットワークエンジニアに必要とされるのは、スイッチングやルーティングの技術・機械に不具合が起きても瞬時に対応できる判断力です。

またネットワーク文書を解読できるレベルの英語力も求められます。

活かせる資格はネットワークスペシャリスト試験(国家資格)・Cisco Systems社の認定資格・LPIC・TOEIC730点以上などです。

 

提案営業

提案営業で主に必要とされるスキルは、何といっても相手に合わせた提案から問題の解決まで導けるプレゼン力です。

さらに提案先企業へのたゆまぬ貢献力・顧客の要望を汲み取るヒアリング力も必須でしょう。

活かせる資格はITパスポート試験(国家資格)・中小企業診断士(国家資格)・ビジネス実務法務検定などが挙げられます。

 

プロジェクトマネージャー

チームをまとめるリーダーシップ・企画立案からプロジェクト成功まで管理できる業務遂行力・顧客のニーズを捉えた交渉力が求められます。

活かせる資格は基本情報技術者試験(国家資格)・PMP(国際資格)・プロジェクトマネージャ試験・ITストラテジスト試験などです。

 

Webマーケター

Webマーケターで主に必要とされるのは、徹底した情報収集から導く市場データ分析力・営業能力・結果を出せる戦略立案能力です。

活かせる資格はウェブ解析士・ネットマーケティング検定・IMA検定・Googleアナリティクス個人認定試験などが挙げられます。

 

さいごに

 

次は何する?という文字に向かって階段を上る人

 

職務要約をただのまとめだ、そこから下の内容が肝心なのだと侮ってはいけません。

もしどれだけ応募しても書類選考で落ちてしまうという人は、職務要約が原因かもしれません。

まずは自分が採用担当者だったら、自分の職務要約を読んでどう感じるか考えてみましょう。

採用したい魅力的な人物だとアピールできているか、嘘偽りなく事実を述べられているか確認することが転職成功の鍵となります。

 

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