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職歴欄へのインターン経験の書き方解説!履歴書・職務経歴書にどう書く?正しい記載で転職を成功させよう
新卒就活生にとってインターン経験は重要なアピールポイントです。しかしその経験を上手く伝えられず合格にいたらない学生もたくさんいます。インターン経験を無駄にしない為にも就職に役立つインターン経験の書き方を実践しましょう

目次
インターン経験をどう就職活動に役立てるか
そもそも就職活動においてインターン経験は書いても書かなくても良い立ち位置です。
インターン経験を有効に就職活動に活用したい人は以下のポイントを意識する必要があります。
応募先企業と関連性が低く、インターン経験自体も特にアピールできる内容が無ければ書かない方が無難です。
複数社にてインターンを経験した人も全てを記入する必要はありません。
なるべく就職先企業と関連性があり、具体的にアピールできるエピソードを就職活動に活かしましょう。
職歴欄へのインターン経験の書き方
書類選考においてインターン経験をアピールできる材料は履歴書と職務経歴書の二点です。
インターン経験は一つの職歴として履歴書の職歴欄に記載することができるため一つのアピール材料として活用しましょう。
履歴書のインターン経験記入箇所
履歴書にはインターン経験をアピールできる箇所が二カ所あります。
一つ目は履歴書の学歴・職歴欄に職歴として記載できます。そして二つ目は履歴書の自己PR・志望動機欄に盛り込むことが可能です。
学歴・職歴欄への書き方
学歴・職歴欄では学歴を記入したあと一行あけて職歴と記入し、その次の行に年月と会社名を記入します。
会社名の後には(インターン)と記入するようにしましょう。
例)令和◯年/◯月/株式会社◯◯◯(インターン)
自己PR・志望動機欄への書き方
自己PR・志望動機欄ではインターンの経験から何を学び何を達成したのかを具体的に記入する事で自己PRをすることが可能です。
なるべく簡潔に分かりやすく自己アピールにつながるエピソードを盛り込みましょう。
例えば以下のような文章を盛り込んでみましょう。
上記のように具体的な成果をどのように達成したかが記載されていると面接官は一緒に働くイメージを持ちやすくなります。
またチームで協力して成し遂げたことを強調することで、協調性があり団体行動に向いている人柄もアピールすることが可能です。
なぜその会社で働きたいかということもインターンの経験をからめて記載すると志望動機の信憑性が増し面接官に好印象を与えられます。
インターン経験の職務経歴書を提出して自己アピールしよう
書類選考で提出する書類の中でも職務経歴書はインターン経験を一番アピールできるツールです。
なぜなら新卒採用では基本的に履歴書のみで職務経歴書を要求しない企業が多いので職務経歴書を提出すること自体が目立つのです。
最近はあえて新卒採用でも職務経歴書の提出を求める企業もあるので新卒採用でも職務経歴書の書き方は把握しておきましょう。
しかし内容の薄い職務経歴書やあまりにも常識から外れた書き方をすると悪目立ちをし、不採用となることもあるので気を付けてください。
職務経歴書を書くなら必ず基本的な書き方を把握した上で、内容の充実した書類を意識して作成しましょう。
職務経歴書の書き方(インターン経験用)
新卒採用だと職務経歴書なんて書いたことがないという人が多いと思います。
インターン経験に限らず長期のアルバイト経験などでも職務経歴書を作成することは出来ます。
記載内容は応募企業のニーズを考えて構成を決め、レイアウトは面接官が読みやすい書類になることを意識することが大切です。
初めて書くという人はまず以下記載項目を意識して自分なりの職務経歴書を作成してみましょう。
職務経歴書に記載する項目
職務経歴書は履歴書と違い規定のフォーマットがありません。
一般的に職務経歴書は以下の項目をA4サイズの用紙一枚に収まる程度で記載します。以下のポイントを参考に自分なりの書類を作りましょう。
一般的な職務経歴書の構成
一般的に多く使用されている志望動機では以下のような文章構成です。
インターネットで「職務経歴書」と検索すると様々な職務経歴書のサンプルが見つけられます。
応募する職種に合せて作成することも大切ですので、いろんな志望動機の例を参考にして応募先企業に合ったものを作成しましょう。
また上記は日系企業で一般的に求められる書き方ですので外資系の企業を受ける際に英文の職務経歴書を求められた場合は真似しないでください。
職務経歴書の職務経歴欄と自己PR・志望動機
職務経歴書の項目の中でいくつかインターン経験を就職活動を有利に進めるために役立つ項目があります。
それは職務経歴欄と志望動機、自己PR欄です。
ここは面接官が特に注意して目を通すポイントでもありますので、気合をいれて作成するようにしましょう。
職務経歴欄はこう書く
職務経歴欄は応募企業で求められる業務と関連性のある業務内容を優先的になるべく具体的に分かりやすく記載することが大切です。
職務経歴欄のインターンの職務経歴欄のフォーマットは以下のような順番の記載が多いので参考にして下さい。
- 冒頭に職務に携わった期間を記載(〇年〇月~〇年〇月)
- 具体的な職務内容を記載(最初にプロジェクト名や業務名を記載した後に、業務の詳細が分かるキーワードを続けて記載しましょう)
- 実績や成果(なるべく具体的に分かりやすく記載)
例えば営業職を経験した場合は業務名を「営業」とし業務の詳細として「テレアポ」、「訪問営業同行」等と記載します。
実績や成果では「テレアポ新規獲得率〇月度1位を獲得」や「契約取得件数前年対比120%達成」など具体的な数値を示しましょう。
自己PR・志望動機欄はこう書く
職務経歴書の自己PR・志望動機欄はで「なぜその企業で働きたいか」と「応募先企業で何ができか」を伝える内容を意識しましょう。
その際にインターンの経験を踏まえた具体的なエピソードが入っているとより信憑性が増し、面接官に熱意を伝えることが出来ます。
面接官がみるポイント
よく大手の企業でインターンをしたことをアピールする学生がいるのですが、どこで働いたかは面接官には関係ありません。
面接官が知りたいポイントはインターン経験を通してどんな経験をして何を成し遂げたのかというエピソードです。
志望動機や自己PRとしてインターン経験を記入する方は以下のポイントを意識してください
インターン経験からアピールできるポイント
- 何かを達成したエピソード
- チームで協力したエピソード
- 苦手なことを克服できたエピソード
- 自ら考えて行動したエピソード
面接官は常に人柄や熱意、企業との相性など様々な観点から履歴書や職務経歴書をチェックしています。
特にインターン経験では「どのように考え行動したか」や「どんな努力をして何を成し遂げたか」等を具体的に伝えると好印象です。
インターン経験でアピールしない方がよいポイント
- 企業名を誇張してアピール
- エピソードのないインターン経験
- 短期すぎるインターン経験
- 応募先企業のニーズと合わない内容
企業名を誇張すぎるのは面接官に良い印象を与えません。大切なのはどこで働いたかではなく何を成し遂げたかです。
またインターン経験が短期すぎると内容が薄くアピールできるポイントを見つけるのが難しい場合があります。
インターン先が応募先企業との関連性が低いとインターンで得たスキルを主張しても応募先企業のニーズに合わない場合があります。
なるべく応募先企業のニーズに合いそうなことをアピールするように心がけましょう。
転職を成功させるために
自己PRを魅力的に作っても、その魅力が企業のニーズに合っていなければ採用はされません。
志望動機を書く前に必ず応募先企業の研究をして下さい。
職種によって求める人物像が変わりますので、自己PRも応募する職種別に変えるようにしましょう。
書類で合格するための企業研究の仕方
まず合格する履歴書・職務経歴書を作成するためには応募先企業の求めている人物像を知る必要があります。
企業の求人募集要項には採用されるために必要なスキルや求める人物像が記載されていますので必ず参考にするようにしてください。
応募企業のホームページも必ず目を通すようにしましょう。企業情報と事業内容そして企業理念などの把握が大切です。
企業ホームページには企業の目指していることやアピールしたいポイントが端的に記載されています。
それらの情報と自分の志向を照らし合わせて、共通点を見つけることを意識しましょう。
面接官に気に入られるために
書類で合格するためには面接官に選んでもらえる自分を書類上で表現しなくてはなりません。
どんな優秀な学生でも履歴書や職務経歴書にて上手く自己表現ができなかったために書類選考にて不合格ということもよくあります。
書類選考で合格するためには、面接官の視点を意識した書類作成ができるかどうかで大きく左右されます。
書類の作成に慣れていない学生は自分目線での自己アピールをする傾向があるため気をつけましょう。
なるべく客観的に自分を分析し、企業の求める人材と自分を重ねて自己アピールをすることが大切です。
まとめ
- インターンで具体的に何を経験したのか企業の応募書類に記載
- インターンによって達成したことをアピールするのが重要
- 短期で終わってしまったインターンについては記載する必要はない
- 職務経歴書の自己PR欄にインターンの経験を記載し、簡潔にまとめるのが良い
インターン経験をどのように履歴書・職務経歴書に記載したら良いか明確になりましたか。
まずは企業研究をしっかりして応募先企業にアピールできるエピソードを見つけるところから始めましょう。
どんな事を書いたら良いか分からないという人はまず一度転職エージェントに相談してみるのも成功への近道です。
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