テクニカルサポートの面接対策!志望動機に繋がるアピールポイントとは?
IT業界のテクニカルサポートに転職するのに必要とされるスキルについてご存知でしょうか?アピールするためのポイントを知っておくと面接での自己PRや志望動機で使えます。本記事では、転職活動で合格率をあげるためのポイントについて詳しくまとめました。ヘルプデスクへの転職を考えている方は必見です!
ギークリーはIT・Web・ゲーム業界に特化した
転職エージェントです
目次
IT業界テクニカルサポートの仕事内容
テクニカルサポート職に転職するにあたり、具体的な仕事内容をご存知ですか?
面接の前に一度おさらいしておきましょう。
テクニカルサポートの仕事内容は次の通りです。
・会社で利用しているパソコンのトラブルシューティング
・ネットワーク接続のサポート
・社内システムトラブルの電話・メールサポート
・OA機器(プリンター・複合機)のサポート
・トラブルシューティングのマニュアル作成
・社内サーバーの運用・管理
・社内PCのバージョンアップに伴うソフトウェアの検証作業
一般的にテクニカルサポートの仕事は、IT業界の中では働きやすい仕事と言われています。というのも、システムの納品による残業がないためです。
労働環境という点で、ワークライフバランスを重視する人にとっては、やりがいを感じられる仕事といえます。
テクニカルサポート・ヘルプデスクに必要な4つのスキルを知ろう!
IT業界のテクニカルサポート・ヘルプデスクで求められるスキルについてご存知でしょうか? 次の4つのポイントに絞って順番に説明をしていきます。
- IT関連の専門知識がある
- 問題を切り分けて自己解決できるスキルがある
- コミュニケーション能力がある
- お客様からの感謝に喜びを感じる
IT関連の専門知識がある
テクニカルサポートでは、「IT関連の専門知識」が求められます。
例えば、社内のヘルプデスクであれば、
・Windows OSの知識
・ソフトウェアの操作スキル
・システム検証スキル
・ネットワークスキル
・サーバーの構築・運用スキル
といったシステムに関する幅広いスキルが必要です。
また、一般企業に販売しているシステムのヘルプデスクであれば、
・提供するシステムに関する専門知識
・提供するシステム分野の業務知識
が求められます。
経費管理システムを提供している会社のテクニカルサポートでは、経理に関する業務知識、簿記検定試験の資格があれば、有利に転職できます。
そして、未経験からIT業界へ転職するときは、前職で培ってきた業務知識をアピールすると、良い結果となります。
問題を切り分けて自己解決できるスキルがある
テクニカルサポートとして仕事ができるかどうかは、「問題を切り分けて自己解決できるスキルがあるか」です。
具体的に説明すると、できない人は問い合わせが発生したら、自分の頭で解決をせずに上司や開発元に答えを求めます。
テクニカルサポートとしての価値は、問い合わせをしてきたユーザーに対して、問題解決方法を自分の頭で考えて提示することです。
問い合わせを単純にエスカレーションするだけであれば、付加価値の低い置き換えられる人材ですよね。
問い合わせに対して、自己解決をするためにはシステムに関する仕様の理解であったり、過去のインシデントの分析が必要です。この作業は、テクニカルサポートとして勉強は避けては通れないです。
真剣に業務に取り組んで社内の評判をあげると、開発元からの引き抜きで転職できるケースもあります。自己解決できる人材は貴重な戦力です。
転職の面接では、「システムの仕様書を読み解いて、自ら問題を解決できた経験」をアピールすると採用される確率がグンッとあがります。
コミュニケーション能力がある
テクニカルサポートは、IT業界の中でも、コミュニケーション能力が求められる仕事です。
ユーザーからの問い合わせでは、ビジネスマナーが求められますし、相手の状況を察する的確な状況把握が大事です。
相手の目線にたった、わかりやすい説明が求められます。
ユーザーからの感謝に喜びを感じる
テクニカルサポートは、システムトラブルで困っている人に対して、問題解決方法を提示する仕事です。
IT業界は派手なイメージがありますが、「縁の下の力持ち」のような献身的な役割が求められます。
困っているユーザーから感謝されて、遣り甲斐を感じる人に向いている仕事です。こういったサポートが苦手な方には向いていませんので、仕事を選ぶときは注意をしましょう。
【志望動機】面接でアピールするべきポイント
テクニカルサポートで求められるスキルについて説明をしてきました。
次に、テクニカルサポートの面接でアピールするべき点について、次のポイントに絞って、順番に説明をします。
これらのアピールポイントを志望動機にも繋げることで適性をしっかり伝えられるでしょう。
- 即戦力になれる人材であることをアピールする
- システムの専門知識をアピールする
- テクニカルサポートの適性をアピールする
即戦力となる人材であることをアピールする
企業がテクニカルサポートに求める人材は、即戦力となる人材です。
採用されるには、即戦力となる実績・考え方を提示すると採用される確率が上がります。
ここでは、先程もお伝えしたとおり、問題解決能力を提示するエピソードを話すと良いです。
・ユーザーからの問い合わせを過去のインシデントから探し出し、解決方法を提示した経験
・ユーザーからの問い合わせを分析して、開発元にバグを想定できる情報を提示して解決した経験
・システムの仕様書を読み込んで、適切な解決方法を提示した経験
があれば、即戦力としてアピールできます。テクニカルサポートへ転職するためには、このような経験を意識的に積んでおくと良いでしょう。
システムの専門知識・業務知識をアピールする
次に面接では、システムに関する専門知識であったり業務知識をアピールしましょう。採用されるかどうかは、業界の専門知識があるかどうかも大きな要素です。
業界の中でしか知らない知識や慣習は、テクニカルサポートでも活きてきます。業界の知識があれば、優秀な人材として見てもらえます。
IT業界未経験の方は、業務知識がより必要とされるテクニカルサポートの仕事を見つけ出すと良いです。
テクニカルサポートの適性をアピールする
IT業界の中で、テクニカルサポートは献身性が求められます。面接では、献身的な性格をアピールできるエピソードを準備しておきましょう。
テクニカルサポートは、サッカーで例えると、ディフェンダーやキーパーのような仕事です。フォワードのように点を決めるような仕事ではありません。
企業では、ユーザーを支える縁の下の力持ちのような役割です。そういった役割が好きな性格、エピソードを準備しておくとよいでしょう。
テクニカルサポート・ヘルプデスクの採用率が上がる方法
テクニカルサポートへの転職で、これを押さえておくと採用確率がグンッとあがる方法を1つ紹介します。
テクニカルサポートの仕事は、電話かメールでの対応が中心です。
・電話対応であれば、「1コールで自ら進んで取る」という積極的な姿勢
・メール対応であれば、知っている問い合わせがあれば引き受けるのはもちろんのこと、知らない問い合わせでも、対応してみるといった積極的な姿勢
・チームの負担を減らす姿勢
これらは間違いなく評価されます。サポートとして働けば働くほど、こういった仕事に対する真摯な態度がなくなっていきます。
「テクニカルサポートのメンバーの一員として、どうチームに貢献できますか?」といった質問があれば、上記の内容を説明すれば、間違いなく採用される確率があがるでしょう。
まとめ
以上、テクニカルサポート・ヘルプデスクの面接対策!合格率をあげるためのポイントについて説明してきました。
テクニカルサポートで求められるスキルは、次の通りです。
・IT関連の専門知識がある
・問題を切り分けて自己解決できるスキルがある
・コミュニケーション能力がある
・お客様からの感謝に喜びを感じる
こちらの経験を、面接でアピールする方法の1つとして参考にしてみてください。この機会に過去の体験を整理して、面談で語れるようにしておくと良いかもしれません。
また、求められるIT関連の知識・業務知識は会社によって変わってきます。最近の傾向を知りたい方はこの機会に転職エージェントへ相談してみてはいかがでしょうか。
あわせて読みたい関連記事
この記事を読んでいる人におすすめの記事