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なぜ社内SEへの転職は難しいのか?必要なスキルと失敗しないポイント

なぜ社内SEへの転職が難しいと言われているのか、その理由はご存知でしょうか?本記事では、社内SEへの転職が難しいとされる理由や、そもそもの仕事内容、社内SEへの転職での注意点やポイントを網羅的にお伝えします。社内SEへの転職について理解を深め、転職活動に役立ててください。

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なぜ社内SE転職は難しいのか

 

 

まず知っておくべきことは、社内SEというポジションの特殊性です。

社内SEは企業に大勢必要なポジションではありません。人員を増加しても、直接的には売上げ向上に結びつかないためです。
そのため、社内SEの求人は採用枠が1名のみになっている場合が多いです。

 

倍率が非常に高い

 

社内SEへの転職は非常に人気です。

まずIT業界専門の転職エージェントGeeklyの社内調査において、8月度の有効求人倍率は7.81でした。これは、一人の求職者に対し7.81件の求人が用意されている状態です。

一方で、社内SEへの転職は競争率が約1倍。つまり1人の求職者に対して用意されている求人は1件のみです。

このことから、社内SEへの転職は多職種と比較すると相当倍率が高いことが伺えます。

 

企業によって求めるポジションが様々

 

一口に社内SEといっても、企業によってポジションは様々あります。ただでさえ求人倍率が高いうえに、自分の経験にぴったりな求人を見つけようと思うと、求人数はさらに減ってしまいます

以下はいずれも「社内SE」の求人事例です。業務内容が全く違うことが分かります。

①社内のIT企画・IT戦略ポジション

グループ全社の戦略を実現するためのシステム企画と開発を担当していただきます。
・関係各社、部門へのヒアリングから
業務分析・システム企画
・企画実現の為の設計、スケジューリング、コスト管理、開発パートナー選定・進捗管理など

②社内インフラ担当のポジション

社内システムインフラ全般を担います。
・社内ネットワークの整備…UTM/ファイアウォール、Wi- Fi APの設定、管理
・エンドポイントの整備…PC環境の整備(アクティブディレクトリ、クラウドファイルサーバ利用の導入・管理含む)
・セキュリティガイドラインの整備と機能実装、社内研修

 

即戦力性やカルチャーフィットも求められる

 

社内SEの採用枠は小さいからこそ、企業は即戦力人材を求めます
さらに社内SEは、社内の人とのコミュニケーションが必須なポジション。そのためカルチャーフィットも重要なのです。

企業によって採用要件が様々なうえ、即戦力性やカルチャーフィットが重視される。加えて良い会社があっても採用枠は一人分しかなく倍率が高い、というのが社内SEへの転職の難しさなのです。

 

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なぜ人気?社内SEになる3つの魅力

 

 

勤務先が安定する

 

社内SEへの転職を希望する理由で多いのが、客先常駐をやめたいというもの。特にSESとして働いていると、自社への帰属意識が湧かないと悩まれる方も多いです。

社内SEは自社の事業運営や業務改善のために働くエンジニア。勤務先は安定させられると同時に、自社への帰属意識をもって働くことができます。

 

労働時間をコントロールしやすい

 

受託開発の企業で無茶な納期設定に苦労されている方で、社内SEを希望される方は多いです。

受託開発から社内SEへの転職は、受注側から発注側への転職。納期を設定する側になるため、労働時間は比較的コントロールしやすい傾向にあります

ただし、社内SEだからワークライフバランスが良いというわけではありません。あくまで企業ごとの働き方を見極めることが大事です。

 

ユーザーが近い

 

社内SEは自社のシステム環境の担当者です。普段社内の人が使う基幹システムやインフラ等の情報システムを管理するためには、社員の声を聴く必要があります。携わったシステムに関して、直接フィードバックを受けられることや、すぐに改善に移せることがやりがいになります。

 

そもそもの仕事内容と求められるスキル

 

 

IT戦略・IT企画

 

主な職務内容

「経営戦略に基づいたIT戦略の企画、立案、推進」
中長期スパンにて、IT技術をどう経営戦略に接続させるかを考えるポジションです。ITシステムを用いた業務改革やガバナンス体制の構築、生産性向上といった企画・推進を担います。
コンサル経験や上流経験をもつ方にお勧めです。

 

求められるスキル

「IT戦略の企画立案経験」「チームリーダーやマネージャー経験」「プロジェクト推進経験」
組織のIT戦略という上流部分を担当するため、メンバーやプロジェクトのマネジメント経験が求めらるポジションです。これまでのマネジメント規模と合った規模の求人を見つけることが重要です。

 

社内システム開発

 

主な職務内容

「社内の業務システム、基幹システムの要件定義~運用保守」「ベンダーコントロール」
社内で利用されているシステムの要件定義等を行うポジションです。IT戦略にのっとって、システムのリプレイスや導入、運用等の実行部分を担当します。
開発エンジニアの方にお勧めです。

 

求められるスキル

「システム開発における各工程の経験」「ベンダーコントロール経験」
求められるスキルは企業ごとに様々。
システムを外注している企業であれば、上流経験やベンダーコントロールの経験が重視されます。一方で社内システムを内製している企業であれば、実際のコーディング経験まで求められるでしょう。

 

情報システム・インフラ管理

 

主な職務内容

「社内インフラ、セキュリティ体制の企画構築、管理」
会社の基盤となる、社内サーバーやネットワーク、セキュリティ等インフラの技術的な管理や、PマークやISMSといったセキュリティガバナンス体制の構築を担当するポジションです。
インフラエンジニアの方はこのポジションを目指しましょう。

 

求められるスキル

「インフラエンジニアとしての幅広いスキル」「セキュリティガバナンスの経験」
社内インフラを管理するポジションですが、サーバーやネットワークの管理はそれぞれに管理者がいるわけではありません。インフラ技術に対する幅広い知識や経験が求められるポジションです。

 

IT資産管理、テクニカルサポート

 

主な職務内容

「社内PCや携帯端末等の確認、ITに関する社内の問い合わせ対応」
実際に社員が使用するPCや携帯端末等の管理を行うポジションです。IT機器のキッティングや修理対応、レクチャー等を担当します。

 

求められるスキル

「IT機器に関する知識・経験」
ハードウェアに関する知識や経験が求められるポジションです。IT業界での経験が浅い方が目指す場合も多いです。難しい知識は求められない分、年収等のキャリアアップは他の職種と比べると難しい場合があります。

 

社内SEの求人を紹介してもらう

 

社内SEへの転職の注意点

 

 

コスト部門のため給与が上がりにくい

 

社内SEは基本的に管理部門の所属となります。そのため、会社経営においては基本的にコストと捉えられる傾向があります。売上げに対して直接的なインパクトを与える機会が少ないため、給与は上がりにくいことが多いです。

 

ITへの投資少ない企業だとやることがない

 

会社の方針としてITへの投資が少ない場合、社内SEはやることがなくなってしまいます。予算獲得のためにプレゼンをしても、予算が下りなければシステムの導入やリプレイスなどもできません。

また会社で働く従業員のITリテラシーが低い場合、たとえシステムを導入したとしても、運用・定着までの啓蒙活動が必要です。

 

技術環境が古い

 

エンジニアとして第一線の技術に常に触れていたい場合、社内SEの選択肢はベストではないかもしれません。基幹システムにはC系言語やJava、VBといったレガシーな言語が使われていることが多いです。インフラについても、クラウド環境が整備されている企業は多くありません。

基幹システムや社内インフラは頻繁にリプレイスするものでもないため、常に最新の技術を業務で取り入れていくことは難しいでしょう。

 

転職活動時のポイント

 

 

そもそもなぜ社内SEを希望するのか?

 

社内SEが良いのか客先常駐や受託開発が嫌なのか、しっかりと区別しましょう。

労働時間が安定しないのが嫌、客先常駐が嫌、案件が変わってしまうことが嫌…これらが理由であれば、社内SEにならずとも解決することはできます。例えば下記のようなキャリアも検討できます。

自社サービス開発のエンジニア
…労働時間の安定、勤務先の安定、案件の安定

プライム案件を持つSIerのエンジニア
…労働時間の安定、勤務先の安定

自社内で受託開発のエンジニア
…勤務先の安定

このように、まずは社内SEが良いのか現職が嫌なのかは冷静に見極めることが大事です。
選択肢を広げられれば、あなたに合った企業も見つけやすくなります。

 

会社の規模や体制を見極めよう

 

一番注意したいのが、会社の規模だけで転職先を選ぶべきではないということです。
社内SEを希望する方は安定したキャリアを求める方も多く、大手企業を好む傾向にあります。
しかし、それまで中小企業のIT部門トップだった方が大手企業に転職した結果、責任範囲の小ささにやりがいを感じられなくなってしまうミスマッチはよくあるケースです。
会社によって業務内容が大きく変わる社内SEだからこそ、経験を重視した企業選びが重要です。

 

良い求人があればまずは動いてみよう

 

社内SEの求人は、多くの場合で採用枠が1名しかありません。そのため、自身に合った求人が見つかったら、まずは積極的に動いてみることをおすすめします。実際に話を聞いてみることで、自身に足りない能力やどういった規模感の企業が自分に合っているかを把握することができます。

 

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まとめ~社内SEへの転職は転職エージェント利用がおすすめ~

 

 

いかがでしたでしょうか。
社内SEへの転職について、難しいとされる理由やポイントを解説しました。

今回の記事を読んだ結果、自分の経験に合った求人が分からない、具体的な転職活動のフローが知りたいという方もいらっしゃると思います。そういった場合には、転職エージェントへの相談がおすすめです。
そもそも社内SE以外の選択肢はないのか、あなたに合った求人は何か、応募書類の添削や面接対策など、転職活動をトータルでサポートしてくれます。

理想の転職を叶えて、あなたが望む働き方を実現させましょう。

 

まずはキャリアの相談をしてみる

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ライター

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