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職務経歴書の「活かせる経験・知識・技術欄」はどう書く?IT職種別の例文を解説

職務経歴書の「活かせる経験・知識・技術欄」に何を書けば良いか迷ったことはありませんか?今回はIT業界で転職する際に、未経験の職種であっても今まで仕事において経験してきたことを活かせる方法や職務経歴書への書き方を解説します。IT業界への転職を考えている方は、是非この記事を読んで今後の転職活動に役立ててください。

IT職種別「活かせる経験・知識・技術欄」の書き方例文

 

 

職務経歴書の「活かせる経験・知識・技術欄」の具体的な書き方について、職種別に例文付きで解説します。

自身の経験が、どのようにその職種に活かしていけるかを盛り込んでいけるような文章構成を心がけましょう。

 

システムエンジニアの例文

 

システムエンジニアは技術職ですが、現場ではチームでシステムの開発や運用にあたります。

そのため、コミュニケーションスキルをアピールすることで、適性を採用担当者に知ってもらうことができるでしょう。

 

【「活かせる経験・知識・技術欄」例文】

「私はこれまで、コミュニケーションを大切にして周囲との信頼関係を築いてきました。
例えば、同じプロジェクトに携わるメンバーとも日頃から何気ない会話を重ねることを欠かさないようにしています。
これにより仕事においても綿密な連携が取れ、不測の事態にも迅速に対応することができました。
信頼関係を築くことによって相談しやすい状況にし、周囲との連携を生み出すことができます。」

 

プログラマーの例文

 

プログラマーというのは、プログラミング言語の深い知識が求められるため、学習への意欲が大切となります。

そのため、これまでの経験を根拠に学習意欲があるとアピールすることが大切です。

 

【「活かせる経験・知識・技術欄」例文】

「私は学習意欲の高さが強みです。今までの仕事においても、業務の傍ら資格取得を目指して勉学に励んできました。
その結果、前職では専門性の高い資格へ合格することができました。
現在は、プログラミング言語の学習を独学で行っており、C言語、Java、PHPなどを中心に業務で通用するレベルのスキル習得に励んでおります。
また今後は基本情報技術者試験などの資格取得も目指していこうと考えております。」

 

Webマーケターの例文

 

Webマーケターは、クライアントや自社に対して、マーケティングの分析や提案が主な仕事内容です。

そのため、提案力はWebマーケターになる上で大きなポイントの1つとなります。

Webマーケターへの転職では、これまでの経験を通して自身の提案力をアピールしていきましょう。

 

【「活かせる経験・知識・技術欄」例文】

「私はこれまで営業職に携わってきた経験から、提案力が大きな強みであると考えております。
具体的にはお客様に対してプランを提示する際、お客様の要望に沿うだけではなく、競合他社や市場の状況を踏まえ、提案をさせていただいておりました。
多面的に物事を見ることでWebマーケティングに携わることになっても、最適な提案をすることができると考えております。」

 

 

 

IT転職に活かせる経験の見つけ方

 

 

「活かせる経験・知識・技術欄」は、これまでの経験にもとづいて記載するため、希望する職種での経験がないと、どのような知識や技術スキルについて書くべきかわからないという方も多いかもしれません。

転職を考えている業種が未経験であったとしても、以前やっていた仕事から活かせる経験を探してみましょう。

具体的に、どのような方法で活かすことのできる経験を見つければよいのか、3つの工程を解説します。

 

活かせる経験の見つけ方①今までの職歴や経験を振り返る

 

IT転職で自身の活かせるスキル・経験を見つけるためには、今までの職歴を振り返ることが大切です。

これまでの職歴や業務経験を見直しながら、希望するIT職種との共通点を見つけましょう。

共通点を見つけることで、IT転職に活かせるスキルや経験を絞り込むことができます。

さらに、これまでの経験や知識を希望する企業での具体的に活かす方法まで伝えることができると、将来性も評価してもらいやすくなるでしょう。

 

活かせる経験の見つけ方②ポータブルスキルを見つける

 

ポータブルスキルとは、業種や職種に左右されない多様性のあるスキルのことです。

例えばコミュニケーションスキルや管理スキル、計画力、論理的思考力、課題解決力などが該当します。

特定の業種や職種のみで評価される専門知識や資格とは異なり、人材の個性や特性が評価されるスキルとして、IT転職においても重要なアピール材料の1つです。

「仕事の中でどのようなことに気を付けていたか」「チームのメンバーとどのように接してきたか」など、仕事への向き合い方や考え方、人との関わり方が含まれるため、IT職種にも役立ちます。

希望する企業や職種で求められる人物像を把握し、自分がこれまでの仕事の経験から得たポータブルスキルのなかで親和性の高いものをアピールしましょう。

 

【あわせて読みたい】IT転職に役立つポータブルスキルについて詳しくはこちらから⇓

 

活かせる経験の見つけ方③自身の強みを言語化する

 

これまでの経験や身につけたポータブルスキルなどから、自分の強みを言語化しましょう。

転職希望先の企業で具体的にどのような業務に活かせるか、企業が目指す方向性とどのようにマッチしているかを伝えるために、経験やスキル、知識を整理しておくことが大切です。

例えばこれまで営業職などを経験してきた方であれば、クライアントとの交渉や折衝するスキルが長けていると考えられます。

このように、転職後の業務で具体的にどのように自身のポータブルスキルが活かせるかをアピールしましょう。

 

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職務経歴書への書き方

 

 

IT転職に活かせる経験をピックアップできたら、応募書類へ記載しましょう。

ここでは、職務経歴書の「活かせる経験・知識・技術欄」へ記載する際のコツを解説します。

 

今までの経験からどのように活躍できるかを書く

 

IT転職で職務経歴書の「活かせる経験・知識・技術欄」に書く際には、アピールしたいスキルと、希望する企業での活かし方まで記載することが大切です。

自身がどんなスキルを持っているかで終わってしまわないようにしましょう。

スキルを書くだけでは、採用担当者には具体性に乏しく、そのスキルや経験が企業にとってどのように働くか想像しにくくなってしまいます。

そのため、過去の仕事で得た具体的な経験や知識を書いたうえで、それが応募先企業の求める人物像とマッチしていることに触れましょう。

「このような経験をして、こういったスキルを得た」「貴社では○○業務でこのように活かしたい」という流れがおすすめです。

こうすることで、採用担当者も入社後に具体的にどのようなシチュエーションで活躍してくれる人材なのかを想像しやすくなります。

 

自身の人間味が伝わるような文章にする

 

IT転職だからといって、テクニカルスキルばかりが重要視されている訳ではありません。

職種によっては開発現場でのコミュニケーションなども必要となるため、ヒューマンスキルも重要です。

そのため、自身の誠実さや真面目さなどの人間的な魅力が伝わるような文章になるように心がけましょう。

書面から人間性を伝えるためには、具体的なエピソードを盛り込むことが有効です。

職務経歴書の「活かせる経験・知識・技術欄」は、オリジナルのエピソードで自分がどういう人柄かを伝えることによって、採用担当者の興味を引くような内容に仕上げましょう。

 

IT転職で自分の魅力をより効果的に応募先企業に伝えるためには、プロ視点での添削や応募書類代行サービスを活用するのも1つの方法です。

 

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職務経歴書を書く上での注意点

 

 

次は職務経歴書の「活かせる経験・知識・技術欄」に今までの経験を書く上で注意が必要なポイントをご紹介していきます。

以下のことに注意しながら、IT企業への転職を実現させるための第一歩を踏み出しましょう。

 

曖昧な書き方にならないように注意する

 

職務経歴書の「活かせる経験・知識・技術欄」は、具体的な経験をもとに書くようにしましょう。

以下のように、数字で表せる経験については数字を用いて記載するのがポイントです。

 

・○○言語での開発経験〇年
・〇人のマネジメント
・〇ヶ月連続で目標達成率〇%

 

特にIT転職では、企業側が特定の技術スキルにおいて実務レベルを詳しく知りたいと考えていることも多いです。

応募先企業で必要とされている技術に関して、そのスキルや知識を裏付けるエピソードについても具体的に記載しましょう。

 

企業の求める人物像に合ったものを書く

 

職務経歴書の「活かせる経験・知識・技術欄」で自分の経験に沿ったIT技術スキルや知識をアピールする際には、企業が求める人物像によりマッチしたものを選びましょう。

企業が求める人物像の解像度が高いほど、評価されやすいスキルを具体的に記載しやすくなります。

そのため、業界研究を通して応募先企業の独自性や優位性を確認しておくこと、企業研究を通して価値観や将来の展望との親和性を確認しておくことが大切です。

 

 

 

自身の経験をIT転職に役立てる

 

 

IT転職においては、実務経験やテクニカルスキルばかりが重視されていると思ってしまいがちです。

しかし、企業によっては他業種での経験に裏打ちされたポータブルスキルも重要視されています。

これは社会経験によって培われる個性であり、テクニカルスキルとは違い、意図的に身に付けることが難しいものであるためです。

そのため、未経験であっても企業と自身の特性がマッチした場合には、大きなアドバンテージとなる可能性があります。

企業によっても価値観や社風が異なるため、自分の知識や経験が求められる人物像とマッチしている企業を見つけることが大切です。

IT転職では、技術スキルや知識だけでなく、今までの経験から得たポータブルスキルも活かしていきましょう。

職務経歴書の「活かせる経験・知識・技術欄」欄は、まずは自身の経験とポータブルスキルを言語化し、整理することから始めるのがおすすめです。

 

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今までの経験を活かしてIT転職を成功させよう

 

 

IT転職で職務経歴書の「活かせる経験・知識・技術欄」を書く際には、これまでの経験を根拠として活かせる経験・知識・技術を具体的に記載することが大切です。

転職に際して自身のこれまでの経験を振り返り、所有するポータブルスキルなどを明確にしておきましょう。

職務経歴書に記載する際には例文をご参考にしていただき、面接での評価されやすいアピール方法には、転職エージェントでのサポートもご活用ください。

 

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この記事の監修者

【国家資格保有】キャリアアドバイザー 小峰涼平

5年間インフラエンジニアとして新規顧客提案や既存顧客への提案〜運用保守業務を経験。業務を行う中で人材業界へ興味を持ち、22年1月国家資格キャリアコンサルタントを取得。現在、資格を活かしキャリアアドバイザーとしてエンジニアの転職支援を行っております。

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