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ブログが転職に有利な理由を解説!おすすめの職種やデメリットは?転職エージェントが事例をもとに紹介

ブログを書いている人は自分のブログが転職をする際に有利に働いてくれるのか気になるのではないでしょうか。ブログは、その運営方法やアピールの仕方によって転職の際のアピールポイントになり得ます。この記事ではブログを運営している人にお勧めの職種やブログのデメリットなどについてご紹介します。

ブログは転職に有利になるのか

 

まずはじめに、ブログは転職の際のアピールポイントとして使うことはできるのでしょうか。

実際にブログを書いていることが有利に働いて、Webマーケティング会社やECサイト運営会社に内定が決まったケースはよくあるようです。

しかし、ブログが転職に有利になるためにはブログの内容や運営方法・アピールの仕方などいくつか条件があります。ただ何となく書いているだけのブログでは、アピールポイントにすることは難しいでしょう。

また、場合によってはブログを運営していることが就職に不利に働いてしまうケースもあるので注意が必要です。

 

 

転職に有利にならないブログ

 

 

ただブログを書いているというだけでは転職の際の有利な武器になりません。

以下のようなブログは転職の際のアピールポイントとすることは厳しいでしょう。

 

内容がただの日記

 

その日の出来事をただ何となく書き連ねた日記のようなブログではアピールポイントになりません。

何かしらに特化した専門性の高い内容であったり、有用な情報を提供するような内容である必要があります。

 

無料ブログで書いている

 

Amebaブログ・はてなブログ・ライブドアブログといった無料ブログを利用している場合もアピールポイントとすることは難しいでしょう。

無料ブログはアカウントさえ作ってしまえば、10分でブログを書き始めることができてしまうほど簡単に開設できます。

特別なスキルや知識が無くても誰でも作れてしまう無料ブログではアピールになりません。

 

 

転職に有利になるブログ

 

 

では、逆に転職の際にアピールできるようなブログとはどのようなブログなのか、その条件をご紹介します。

 

ブログ収益で生計が立てられるほど稼いでいる

 

アフィリエイトやGoogleアドセンスなどを利用し、ブログを収益化することだけでもかなりのスキルと労力が要されます。ましてやブログで生計を立てられるまで稼げるようになるのは簡単なことではありません。

それだけ稼ぎ出すブログを作り上げるには、コンテンツ力やSEO・分析力・WEBに関する知識など非常に多くの知識や努力が求められます。

ブログで生計が立てられている人が就職したいと思うかどうかはさておき、それだけの実績を出せている人は企業にとって魅力的な人材です。

 

専門的な記事を書いている

 

これまでの経験や学習で得た知識などの専門的な内容をブログに書いている場合も、その分野で就職する場合に有利になるでしょう。

また、異業種へ転職する場合でも職務経歴書にブログのURLを貼り、ポートフォリオとして活用することもできるでしょう。

 

ワードプレスで書いている

 

ワードプレスでブログを書くには、自分でサーバーを用意してワードプレスをインストールするなど様々な設定を自分で行う必要があります。

無料ブログと異なりサーバー代やドメイン料を支払う必要があるため、無料ブログと比べて本気でブログに取り組む人が多い傾向があります。本気でブログに取り組む人はブログを収益化するためにSEO・分析・アフィリエイトなどの知識を身につけています。

これらの知識はWEBマーケティングに必要となるものばかりなので、WEBマーケティングの企業などからは高く評価される可能性があります。

また、企業の広報のポジションなどの場合は業務でワードプレスを使用する可能性が高いので、こうした場合も有利でしょう。

 

まずはキャリアの相談をしてみる

 

 

転職に有利になるブログ関連スキル

 

 

ブログでまだ実績が出せていなくても、ブログを書くにあたって必要となる以下のような周辺スキルがあれば転職に有利になるでしょう。

 

HTML・CSS

 

ワードプレスでテンプレートを使わずに自分でHTML・CSSを書いてブログをデザインできる人は高く評価されます。

ここでは既に用意されたHTML・CSSを少しいじって改変できるというレベルではなく、1から書ける人のことを指します。

自社やクライアント企業のコーポレートサイトの管理ができるほどまで、HTML・CSSを使いこなせる人材は稀なのでかなり喜ばれるでしょう。

 

分析(Google Analeticsなど)

 

ブログの効果測定を行うためにGoogle AnalyticsGoogleサーチコンソールなどのツールを使うブロガーは多いと思います。

分析スキルはWeb系の企業・職種以外でもあらゆるビジネスの場で重宝されますので、幅広い業種・職種に活かすことができるでしょう。

 

Photoshop・Illustrator

 

ブログ記事を書く上で重要になってくるアイキャッチやバナーなどをPhotoshopIllustratorで自作している人もいるでしょう。

こうした特殊スキルを有している場合も企業から喜ばれるでしょう。

 

SEO

 

WEBサイトへの集客のためにはSEOは欠かせません。

検索エンジンの仕組みや効果的な施策などは、ブログとWEBサイトに共通するものがあります。

個人ブログでもこうしたSEO施策を実践し、ノウハウを身につけていれば企業から喜ばれるでしょう。

 

SNS運用

 

近年ではSEOに加え、FacebookやInstagram・TwitterなどといったSNSからのサイト流入も重要視されています。

ブログを運営する上でSNSを使った集客ノウハウを身につけており、実績を出せていれば喜ばれるでしょう。

 

Web広告の運用

 

SEO・SNSに加え、Web広告の運用も重要な集客手段です。

Web広告にはクリックや購入が発生した際に支払いが発生するアフィリエイトや、検索結果に広告を表示するリスティング広告などがあります。予算をどの広告に割り当てるかなど、効果的な運用施策を立てるためにはこれらの知識が必要になってきます。

個人ブログで広告を運用している人は少ないかもしれませんが、広告運用のスキル・経験は間違いなく高く評価されるでしょう。

 

 

ブログをアピールすることのデメリット

 

 

ブログを運営していることが必ずしも有利に働くとは限りません。それどころか、ときにはデメリットになってしまうことがあります。

希望する転職先に以下の事項が当てはまりそうな場合はアピールに使うべきか否か、慎重になる必要があります。

 

副業禁止の企業

 

少しずつ緩和する動きは出てきているものの、日本では副業を禁止している企業がまだまだ沢山あります。

転職希望先の企業が副業を禁止している場合は、ブログを運営している事実はマイナス以外の何ものでもありません。内定がもらえたとしても、入社の条件としてせっかく運用してきたブログの停止を求められてしまう場合もあります。

対象の企業が副業を認めているかどうか、事前に確認が必要です。

 

「ブロガー」という響きに良い印象が持たれない場合

 

企業担当者によってはブログの運用がどういうものかよく分かっていない場合があります。

「ブロガー」と聞くと、ユーチューバーやインフルエンサーなどと同じで炎上するイメージを持たれていることがあります。金融系の企業や老舗企業などは規則が厳しいケースが多いので、特に注意した方が良さそうです。

以上のような企業では、ブログをやっていることはむしろマイナスの印象を持たれてしまうリスクが高いでしょう。しかしながら、そのような企業が果たして自分に向いているかという問題もあります。

スタートアップやWebマーケティングの企業ではむしろ優遇される可能性が高いので、そういった企業を選ぶのも一つの手です。

 

 

ブログの運営が有利になるおすすめの職業

 

 

では、ブログを運営している人にはどのような職業が向いているのでしょうか。以下に、例をご紹介します。

 

Webマーケター

 

本格的なブログの運営に必要になってくるスキルのほとんどはWebマーケティングの業務に共通する点が多いといえます。

従ってWebマーケティングはブログ運営者にとって最も相性の良い仕事の一つといえるでしょう。

 

コンテンツライター

 

周辺スキルはそこまで無くても、SEOを意識した文章(コンテンツ)を書けるスキルがあれば、コンテンツライターを目指す手もあります。

 

Webデザイナー

 

自分のブログをテンプレートを使わずに自分でゼロからデザインするほどHTML・CSSに長けている人であればWebデザイナーも向いています。

さらにユーザー心理を理解し、分かりやすいサイトデザインができる人であれば高いポジションが狙える可能性があるでしょう。

 

 

ブログをポートフォリオとして使う手も

 

もう一つのブログの活用の仕方として、ブログそのものを自分のポートフォリオにしてしまうという手もあります。

特に自分の経験や技術を活かした記事を書いている場合は、職務経歴書よりも、よりリアリティのあるアピールができるかもしれません。

特にエンジニアを採用している企業では、WEB上で自身のスキルを公開している人を積極的に採用している所もあります。

 

 

ブログが内定の決め手になった事例

 

 

以下では実際にブログが決め手となって転職を成功させた例をご紹介します。

 

未経験からWeb広告運用担当に採用された例

 

ブログの実績があり(月間40万PV)、その実績を転職サイトや転職エージェントのプロフィールに書き込んだところ企業からスカウトを受けた。

アピールポイントはブログを書き続けていたこと、そして分析を元にCTAを改善するPDCAを回していたことです。

ブログ運営能力と継続力が評価され、未経験にも関わらず以前から希望していたWebマーケティング業界への転職に成功しました。

 

未経験からECサイトの運営担当に採用された例

 

ブログの実績は月間1000PV超且つTwitterフォロワー数1000人超

面接ではブログ及びSNSのターゲットは誰で、どのような記事(ツイート)をどのように書いているかを明確に説明しました。

こうしたブログ・SNS運用の手法も立派なWEBマーケティングスキルとして評価され、ECサイトの運営担当への転職に成功しました。

 

 

まとめ

 

ご紹介した通り、ブログはWEBマーケティングやECサイトを運営する企業への転職に有利に働くことが分かりました。

副業を禁止している企業でない限り、ブログを運営していることがアピールポイントとなるケースは多いようです。未経験ながらWebマーケティングやECサイトを運営する企業への転職してみたい方は、まずは自分でブログを運営してみると良いでしょう。

しかし、無料ブログでただ日々の日記を書いているだけでは転職の武器にすることは難しいので、始めるのであればワードプレスがおすすめです。

既にワードプレスで何らかのブログを運営している転職希望者の方は、ブログを武器にして転職活動に挑戦してみてはいかがでしょうか。

 

まずはキャリアの相談をしてみる

この記事の監修者

ギークリーメディア編集部

主にIT・Web・ゲーム業界の転職事情に関する有益な情報を発信するメディアの編集部です。転職者であれば転職市場や選考での対策、企業の採用担当者様であればIT人材の流れ等、「IT業界に携わる転職・採用」の事情を提供していきます。

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