1. HOME
  2. Geekly Media
  3. 【アンケート調査】IT人材の最も利用頻度の高いSNS「YouTube」|何を目的に視聴しているのか実態に迫る

【アンケート調査】IT人材の最も利用頻度の高いSNS「YouTube」|何を目的に視聴しているのか実態に迫る

YouTubeを娯楽だけでなく情報収集や学習のために活用されている方が多いです。弊社ギークリーでは、11月中にサービスをご利用いただいたIT人材の方を対象に、「YouTube動画を視聴するタイミング」「YouTubeを視聴する目的」についてアンケート調査を実施しました。IT人材はYouTubeをどんな時に、何を目的に見ているのでしょうか。実態に迫ります。

最終更新日:

  • twitter
  • facebook

アンケート方法概要

 

「IT人材のYouTubeの使い方と視聴するタイミング」についてアンケートを実施。

【調査対象】弊社をご利用いただいた転職希望のIT人材

【対象人数】842名(有効回答のみ)

【調査期間】2023年11月1日~2023年11月27日

【調査方法】Web上のアンケートフォームへの入力

【質問項目】

1 . どんな時にYouTubeを見ることが多いですか?(複数回答可)
2 . YouTubeで動画を見る目的は何ですか?(複数回答可)

 

 

【全体】アンケート集計結果

 

IT人材の多くは夜間にYouTubeを視聴している

 

 

本アンケートによると、転職を検討しているIT人材の26%は平日の夜間にYouTubeを視聴しており、次いで就寝前が23%、休日の夜間が18%となっており、通勤中やお昼休みよりも、夜間にYouTubeを視聴する方が多い傾向にありました。

 

以前、弊社で実施したYouTubeに関するアンケートでも、「IT人材はYouTubeの利用頻度が最も高い」という結果が出ており、IT人材の多くは帰宅後から就寝前までの余暇時間にYouTubeを活用していると推測できます。

 

 

 

 

YouTubeで動画を見る目的については、暇つぶしや気分転換のためが26%、エンターテインメントを楽しむためが24%と娯楽の割合が高くなっていますが、自分のスキル向上のためにYouTubeを見ているという回答が3番目に多くなりました。

現在、YouTubeにはエンターテインメント系の動画だけではなく、ノウハウ動画やIT業界に関する情報動画も増えています。

YouTubeは基本的に無料かつ動画形式で分かりやすく学べるため、IT人材の多くはYouTubeを学習に利用していると推測できます。また、幅広いジャンルについて学べるため、IT業界全体だけではなく細かい職種に関する学習にも活用できます。

 

【簡単3分】キャリアパス診断をしてみる

 

 

年代別の結果

 

年代が上がるほどスキル向上に活用している傾向にある

 

 

年代別でYouTubeを見るタイミングを調べてみましたが、全体結果と比較してもさほど変わらない結果となりました。どの年代においても平日の夜間や就寝前の視聴割合が高いことが明らかになっています。

 

年齢に関係なく同じタイミングでの視聴が多いことから、YouTubeの視聴が生活の一部になり、習慣化している可能性が高いことが推測できます。

 

 

年代別でYouTubeで動画見る目的を見てみると、年代が上がるにつれて自分のスキル向上のためが目的という方が増加していることが明らかになりました。特に50代は19%の方が自分のスキル向上を目的としています。

 

YouTubeは誰でもチャンネルを開設できるという特徴がありますが、最近では個人だけではなく、企業の公式YouTubeチャンネルなども多く開設されています。そういった動きから、YouTubeは今までよりも信憑性のある情報の獲得や、専門性の高い学習ができるようになりました。

 

IT人材の多くはそういったYouTube学習のメリットを汲み取り、平日の夜間や就寝前といったスキマ時間に、YouTubeを自分のスキル向上に活用していると推測できます。

 

 

職種別の結果

 

どの職種も夜間にYouTubeを視聴し、スキル向上にも活用している

 

 

職種別でYouTubeを視聴するタイミングについて見てみると、全体結果、年代別結果同様に、どの職種も夜間にYouTubeを視聴する傾向にあることが明らかになりました。職種ごとの大きな差はありませんでしたが、ゲーム職種については平日の夜間が19%となっており、他職種と比較すると低い数値となりました。

 

この結果から、IT人材は職種に関わらず帰宅後から就寝前での時間にYouTubeを視聴しており、夜間での視聴が習慣化している可能性が考えられます。

 

 

職種別でYouTubeで動画見る目的を見てみると、エンターテインメントを楽しむため・暇つぶしや気分転換のために加えて、自分のスキル向上のためが14%~18%となっています。特に営業職種は18%と比較的高い結果になっており、YouTubeで転職活動のノウハウや、実際の営業の様子を視聴している可能性も考えられます。

YouTubeを娯楽目的で利用する方は多いですが、学習目的で利用する方も一定数いらっしゃいます。その背景として、上述したようなYouTube学習のメリットがあることが推測できます。

 

IT人材が具体的にどのようなYouTubeチャンネルを視聴しているかについて、以下で詳しく紹介しているのでぜひご覧ください。

 

 

【簡単3分】キャリアパス診断をしてみる

 

 

業界にまつわる最新情報は「転職のプロ」が持っています。

 

今回のアンケート調査では、IT・Web・ゲーム業界で働く方々の「IT人材のYouTubeの使い方と視聴するタイミング」について調査しました。

アンケート結果からは、IT人材は日中の夜間に娯楽を目的にYouTubeを視聴していますが、年代が上がるにつれて、娯楽目的だけではなく、自己研鑽のために視聴していました。

YouTubeは業界・職種・スキルに知見がある方の生の声を得られるメリットもありますが、あくまでも個人の主観・意見であるため、どこまで信憑性があるかわからない、常に最新の情報ではないことが多いというデメリットもあるため、その時の正しい情報を把握することをは少々難しいでしょう。

 

業界の特徴を深く詳しく知りたい、希望する業界に転職するためのノウハウを知りたいという方は、最新の業界の動向、キャリア形成に知見のある転職エージェントに相談してみましょう。

 

まずはキャリアの相談をしてみる

この記事の監修者

ギークリーメディア編集部

主にIT・Web・ゲーム業界の転職事情に関する有益な情報を発信するメディアの編集部です。転職者であれば転職市場や選考での対策、企業の採用担当者様であればIT人材の流れ等、「IT業界に携わる転職・採用」の事情を提供していきます。

この記事が気に入った場合は、
SNSでシェアをお願いします

あわせて読みたい関連記事

この記事を読んでいる人におすすめの記事