
インフラエンジニアの年収データ【2026】|未経験からの転職方法も
インフラエンジニアの平均年収は約505万円と高水準ですが、担当する職種や工程、経験年数によって実際の年収には大きな差が生まれます。
「自分の年収は相場と比べて高いのか低いのか」「どうすれば年収を上げられるのか」と気になっている方は、まず自分の現在地を把握することが年収アップへの第一歩です。
この記事では、Geekly(ギークリー)の転職データをもとに、職種別・年代別・経験年数別の年収テーブルと、年収を着実に上げるためのロードマップを解説します。
【この記事はこんな人におすすめ】
- インフラエンジニアの年収相場を職種別・年代別に知りたい方
- 今の年収が適正かどうか、データで確認したい方
- 転職やスキルアップで年収を上げるための具体的な方法を知りたい方
この記事のまとめ
- インフラエンジニアの平均年収は約505万円で、全職種平均を大きく上回る
- 年収を決める要素は「担当工程」「技術領域」「企業の規模や商流」の3つ
- 構築経験→資格取得→転職の3ステップで、着実に年収アップが目指せる
目次
インフラエンジニアの平均年収と中央値【自社データ:2026年時点】
インフラエンジニアの年収は、専門領域や年代によって差が大きく開きます。
本章ではギークリー自社の転職データ(2024年1月〜2025年3月)をもとに、代表的な4職種であるセキュリティエンジニア・サーバーエンジニア・データベースエンジニア・ネットワークエンジニア(運用保守・管理を含む)の平均年収・中央値・最高年収額の最新数値を見ていきましょう。
- インフラエンジニア全体の平均年収は505万円
- 職種別の平均年収・中央値・最高年収額
- 年代別の平均年収・中央値・最高年収額
以下、それぞれ詳しく解説します。
インフラエンジニア全体の平均年収は505万円
ギークリーの自社データ(2024年1月〜2025年3月にギークリー経由で転職した方を対象)によると、インフラエンジニア全体の平均年収は約505万円、中央値は約427.5万円でした。
年収が高い理由は、クラウド移行・ゼロトラストセキュリティ・データ基盤刷新・5GやIoT普及など、企業のIT基盤を支える領域のニーズが年々拡大していることが考えられます。
専門性の高いインフラ人材への企業からの引き合いは強まり続けている状況です。
Geekly(ギークリー)経由で転職された方のなかには、最高年収アップ額が約791万円にのぼる事例もあります。
一定以上の経験を積んだエンジニアが待遇水準の高い企業や成長フェーズ企業へ移ることで、転職を機に年収を大きく引き上げているといえるでしょう。
職種別の平均年収・中央値・最高年収額
ここからは、インフラエンジニアの内訳として代表的な4職種である、セキュリティエンジニア・サーバーエンジニア・データベースエンジニア・ネットワークエンジニアに絞って解説します。
平均年収を比較すると、セキュリティエンジニア(約597万円)が最も高く、データベースエンジニア(約564万円)、サーバーエンジニア(約508万円)、ネットワークエンジニア(約465万円)と続きます。
セキュリティ領域はサイバー攻撃の高度化や個人情報保護規制の強化を背景に専門人材の希少性が高く、年収水準も他職種を上回る傾向です。
中央値もほぼ同じ順序で並んでおり、平均値が一部の高年収帯に引き上げられた数字ではなく、職種ごとの年収レンジそのものに差があることが読み取れます。
最高年収額では、セキュリティエンジニアの約1,702万円が突出しています。
ネットワークエンジニア(約1,250万円)、サーバーエンジニア(約1,140万円)、データベースエンジニア(約975万円)と、4職種すべてで1,000万円前後の事例が確認できる状況です。
年代別の平均年収・中央値・最高年収額
各職種の年代別の平均年収は、以下のとおりです。
| 職種 | 20代 平均年収 | 30代 平均年収 | 40代 平均年収 |
| セキュリティエンジニア | 約507万円 | 約618万円 | 約799万円 |
| サーバーエンジニア | 約455万円 | 約518万円 | 約637万円 |
| データベースエンジニア | 約509万円 | 約565万円 | 約638万円 |
| ネットワークエンジニア | 約401万円 | 約478万円 | 約615万円 |
続いて、年代別の中央値は以下のとおりです。
| 職種 | 20代 中央値 | 30代 中央値 | 40代 中央値 |
| セキュリティエンジニア | 約480万円 | 約595万円 | 約738万円 |
| サーバーエンジニア | 約421万円 | 約439万円 | 約610万円 |
| データベースエンジニア | 約498万円 | 約508万円 | 約631万円 |
| ネットワークエンジニア | 約381万円 | 約444万円 | 約590万円 |
最後に、年代別の最高年収額は以下のとおりです。
| 職種 | 20代 最高年収額 | 30代 最高年収額 | 40代 最高年収額 |
| セキュリティエンジニア | 約750万円 | 約1,169万円 | 約1,702万円 |
| サーバーエンジニア | 約951万円 | 約1,048万円 | 約1,140万円 |
| データベースエンジニア | 約829万円 | 約975万円 | 約950万円 |
| ネットワークエンジニア | 約780万円 | 約990万円 | 約1,200万円 |
4職種すべてに共通するのは、年代が上がるほど平均年収・中央値・最高年収額のいずれもが右肩上がりで伸びていく構造である点です。
20代の段階では4職種間の平均年収差は約100万円程度ですが、40代になるとセキュリティエンジニア(約799万円)とネットワークエンジニア(約615万円)の間で約184万円の差が生まれ、専門領域ごとの市場価値の違いがより鮮明になっていきます。
最高年収額に注目すると、セキュリティエンジニアの40代では約1,702万円、サーバーエンジニアの40代では約1,140万円、ネットワークエンジニアの40代では約1,200万円と、各職種で1,000万円超えの事例が確認できる状況です。
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- ご年齢:30代
- ご経歴:プロジェクトマネージャー⇒アプリエンジニア
- 勤務地:西日本⇒東京へ転職
- 転職期間:2週間以内に転職成功
Aさんは、スピード転職に成功、かつ年収を約120万円アップすることに成功しています。
もともとアプリエンジニアとしてのご経験もお持ちで、年収診断を行った結果、同職種・同年代のボリュームゾーンより年収が下回っていることから年収を上げたいとお考えになり、転職で年収アップを成功させました。また、開発に携わりたいという希望も転職により叶えることができました。
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STEP1:以下のボタンから年収診断のページへ
STEP2:年収診断のページから氏名と連絡先を入力してスタート
STEP3:プロフィールと簡単な職務経歴を入力して診断
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診断後は、年収が上がる求人や、ご希望に沿った求人のご紹介、IT職種を熟知したキャリアアドバイザーに転職の相談をすることもできます。是非一度、ご自身の年収の現在から年収アップ予想額を見てみてください。
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【ギークリー転職成功体験談】年収アップしたエンジニアの方の口コミ
ここでは、実際にGeekly(ギークリー)のサービスをご利用いただき、年収アップ転職を実現された方の声をご紹介します。
- 調査対象:弊社をご利用いただいたIT業界にお勤めの転職希望の方
- 調査期間:2024年10月~2025年12月
- 調査方法:Web上のアンケートフォームへの入力
<社内SE(開発)⇒プロジェクトマネージャー(web系)へ転職>
<年収:530万円⇒728万円(198万円アップ)>
『連絡のタイミングの良さと丁寧さ、また面接の対策は、技術試験は別として「よくある質問集」を全て自分の軸に照らし合わせて用意できたことでほぼ完ぺきに対応できました。
結果的には額面で200万円以上の大幅アップと、業務や人柄の面でも自身と合いそうな企業様とご縁があり、非常に感謝しております。』
(30歳男性/2025年9月の口コミより)
<社内SE(開発)⇒社内SE(ネットワーク)へ転職>
<年収:430万円⇒582万円(152万円アップ)
『目標の70万円アップを大きく上回る160万円アップが実現出来き、大変驚いております。
登録させて頂いてから内定を頂くまで大変スピード感があり、スムーズに転職がかないました。』
(44歳男性/2025年5月の口コミ)
<プロジェクトマネージャー⇒業務系SE・PG(SI・受託)へ転職>
<年収:800万円⇒1100万円(300万円アップ)>
『年収アップ、職位アップもでき、キャリアアップという点で満足しています。ありがとうございました。』
(46歳男性/2025年12月の口コミより)
<Web系エンジニア⇒システムエンジニア/web系SE/PGへ転職>
<年収:450万円⇒532万円(82万円アップ)>
『今回の転職で100万以上の収入アップの達成ができました、大変感謝しております。』
(26歳男性/2024年10月の口コミより)
<社内SE(開発)⇒社内SE(開発)へ転職>
<年収:550万円⇒696万円(146万円アップ)>
『担当の方に各企業ごとの面接の対策や雰囲気等を共有していただき、不安なく選考を受けることができた。
結果として、選考で高い評価をいただく事ができ、希望している年収よりも高い条件で内定をいただく事ができた。』
(31歳男性/2025年7月の口コミより)
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インフラエンジニアの年収を決める要素3つ
インフラエンジニアの年収は、単純な経験年数だけでなく「どの工程を担当しているか」「どの技術領域を扱っているか」「どのポジションで案件に関わっているか」によって大きく変わります。
ここでは、年収アップを目指すうえで押さえておきたい3つの重要な要素を解説します。
- ①運用保守か設計構築か:担当する工程の深さ
- ②オンプレミスかクラウドか:扱う技術領域
- ③元請けか二次請けか:企業の規模や商流
企業や求人選びの参考にしましょう。
①運用保守か設計構築か:担当する工程の深さ
インフラエンジニアの年収は、担当する工程によって大きく左右されます。
監視や障害対応を中心とした運用保守フェーズは比較的年収が抑えられる傾向ですが、要件定義や設計、構築といった上流工程に携わるほど市場価値は高まります。
特に、システム全体の構成を設計できるスキルを持つエンジニアは希少性が高く、年収アップにつながりやすいのが特徴です。
②オンプレミスかクラウドか:扱う技術領域
従来のオンプレミス環境に加え、近年はAWSやGCPなどクラウド領域のスキルが年収に大きく影響しています。
クラウドは拡張性やコスト最適化など高度な設計力が求められるため、習熟しているエンジニアは高単価案件に参画しやすくなります。
また、マルチクラウドやコンテナ技術(Docker、Kubernetes)に対応できると、さらに評価が高まりやすい傾向があります。
③元請けか二次請けか:企業の規模や商流
同じ業務内容でも、所属する企業の立ち位置によって年収は変わります。
元請け企業は顧客と直接取引するため利益率が高く、エンジニアへの還元も大きくなりやすいのが特徴です。
一方で二次請け・三次請けになるほど単価が下がりやすく、年収も伸びにくい傾向があります。
キャリアアップを目指すなら、商流を意識して転職先を選ぶことが重要です。
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年収が上がらないインフラエンジニアの特徴
インフラエンジニアとして経験を積んでいても、スキルやキャリアの選択によっては年収が伸び悩むケースがあります。
- 需要が増加している自動化(IaC)やセキュリティの知見がない
- 運用保守のルーチンワークのみを続けてスキル更新が止まっている
- 市場のトレンドに疎く需要が減っている古い技術に固執している
ここでは、市場価値が上がりにくいエンジニアに共通する特徴を整理し、年収アップのために見直すべきポイントを解説します。
需要が増加している自動化(IaC)やセキュリティの知見がない
近年のインフラ領域では、TerraformやAnsibleなどを用いたIaC(Infrastructure as Code)や、クラウドセキュリティの重要性が急速に高まっています。
これらの知見がない場合、対応できる案件が限定され、市場価値が上がりにくくなります。
特にクラウド環境ではセキュリティ設計まで担える人材が重宝されるため、自動化とセキュリティの両軸でスキルを伸ばすことが重要です。
運用保守のルーチンワークのみを続けてスキル更新が止まっている
日々の監視や障害対応といった運用保守業務に留まり続けると、新しい技術や上流工程に触れる機会が減り、結果としてスキルの更新が止まってしまいます。
市場では設計・構築や改善提案ができる人材が求められているため、ルーチン業務の中でも自動化や効率化に取り組むなど、主体的にスキルを広げる姿勢が年収アップには不可欠です。
市場のトレンドに疎く需要が減っている古い技術に固執している
IT業界は技術の移り変わりが激しく、特定の古い技術に依存し続けると市場価値が下がるリスクがあります。
オンプレミス中心の構成やレガシーなミドルウェアに固執していると、クラウドネイティブな環境への対応が難しくなり、高単価案件への参画機会も減少します。
市場トレンドを定期的に把握し、スキルのアップデートを継続することが重要です。
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インフラエンジニアが年収を上げるためのロードマップ
インフラエンジニアが年収アップを実現するためには、評価されやすい経験を積む、客観的にスキルや経験を証明できる資格を取得することなど、市場価値を高める取り組みが欠かせません。
もしも現時点での市場価値と年収が見合っていない場合は、適切な評価が得られる環境に転職することで年収アップしやすいでしょう。
年収の現在地の比較や転職した場合の年収アップ額は、以下のボタンから3つの項目を入力していただくだけで診断可能です。
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ステップ1:「構築経験」を積み上流工程を目指す
年収アップを目指す第一歩は、構築経験の習得です。
運用・保守の経験だけでは、どうしても年収が頭打ちになりがちです。設計・構築といった上流工程に関われるよう、まずは小規模な構築案件から経験を積み、技術力と理解を深めましょう。
構築業務は、要件定義や設計フェーズと直結するため、業務の幅も広がり、次のキャリアステップにもつながります。
構築経験があることで、信頼性の高いインフラエンジニアとして評価され、より高年収のポジションを目指す土台が築けるでしょう。
ステップ2:年収アップに直結する「資格」を取得する
専門性を証明する資格は、年収アップに直結する有効な手段です。
特にAWS認定ソリューションアーキテクト、Azure Administratorといったクラウド系の資格は、技術力の可視化に加え、案件獲得や転職時の評価にもつながります。
また、情報セキュリティマネジメント試験やLinuCなど、インフラ領域全般をカバーする資格も評価対象となるケースが多いです。
資格は学ぶべきスキルの指針にもなり、自己成長のモチベーションにもなります。年収アップのために社内でキャリアアップを目指す方にも、転職を目指す方にも役立つでしょう。
メーカー認定資格
製造メーカーから販売されているサーバやネットワーク機器の認定資格です。
CCNA、LPIC、VCPなどが挙げられます。
Amazon Web Services(AWS)
Amazonが展開するAWSはIaaS分野に強みを持っています。関連資格を取得している社員が一定数在籍していると、AWSよりパートナー企業として認定されるものです。
AWS 認定クラウドプラクティショナー、AWS 認定 ソリューションアーキテクトなどが挙げられます。
Microsoft Azure
Microsoftが展開するクラウドサービスAzureは、PaaS分野に強みを持ち、IaaS分野のサービスを利用するケースが多いという特徴があります。インフラエンジニアに関連する資格は50以上存在します。
特に年収にまで関連するような資格で代表的なものは、以下の通りです。
・汎用的な知識が問われる資格…MCP
・上級資格…Azure DevOps Engineer Expert、Azure Solutions Architect Expert
・セキュリティ特化…Azure Security Engineer Associate
未経験者向け
未経験者はITパスポートのような幅広いIT知識を網羅したものから始めるのもひとつの方法です。
資格を取得するだけでなく業務に活かすことが大切であり、取得した資格をスキルアップにつなげることで、おのずと年収アップにもつながるでしょう。
ステップ3:大幅アップを目指すなら「転職」も
現職での昇給に限界を感じたら、思い切って転職を視野に入れるのも有効です。
特にクラウドスキルや構築経験、資格を武器にすると、年収が100万円以上アップするケースも珍しくありません。
また、より上流のポジションや、自社サービス企業など年収レンジの高い環境に移ることで、待遇だけでなく働き方も改善される可能性があります。
市場価値を客観的に知るためにも、IT特化型の転職エージェントを活用し、キャリアの方向性を整理することをおすすめします。
インフラエンジニアの年収に役立つ資格一覧
インフラエンジニアが年収アップを目指すうえで、資格の取得は有効な手段のひとつです。資格はスキルを客観的に証明できるだけでなく、転職時の書類選考や面接でも評価されやすくなります。
- 【IT入門・未経験向け】「ITパスポート」
- 【エンジニアの登竜門】「基本情報技術者試験」
- 【ネットワーク基礎】「CCNA」
- 【Linux実務】「LinuC」
- 【クラウド設計・中級】「AWS認定ソリューションアーキテクト」
- 【セキュリティ・上級】「情報処理安全確保支援士」
- 【クラウド設計・上級】「AWS認定プロフェッショナル」
ここでは、経験レベルごとにおすすめの資格を紹介します。
【IT入門・未経験向け】「ITパスポート」
ITパスポートは、IT未経験からインフラエンジニアを目指す方がまず取り組むべき国家資格です。
セキュリティや経営戦略を含むIT全般の基礎知識を体系的に学べるため、業界への第一歩として適しています。
インフラに限らず、IT業界で働くうえでの土台になるでしょう。
【エンジニアの登竜門】「基本情報技術者試験」
基本情報技術者試験は、ITエンジニアとしての基礎力を証明できる国家資格です。
アルゴリズムやネットワーク、データベースなど技術的な内容が問われるため、インフラ分野の実務にも直結します。
未経験から経験の浅い方が取得すると、転職時の評価に差がつきやすくなります。
【ネットワーク基礎】「CCNA」
CCNAは、ネットワークの基礎から中級レベルの知識・スキルを証明するCisco社の認定資格です。
ネットワークエンジニアの実力証明としてはもちろん、インフラ全般を担うエンジニアにも取得する価値があります。
求人票の応募条件に記載されることも多く、転職市場での評価に直結しやすい資格です。
【Linux実務】「LinuC」
LinuCは、Linux環境での構築・運用スキルを認定する資格です。
インフラエンジニアが日常的に扱うLinuxサーバーの管理能力を客観的に示すことができます。
クラウド環境でもLinuxの知識は必須であるため、実務に直結するスキルの裏付けとして評価されやすい傾向があります。
【クラウド設計・中級】「AWS認定ソリューションアーキテクト」
AWS認定ソリューションアーキテクトは、AWSを用いたクラウドインフラの設計スキルを証明する資格です。
クラウドシフトの加速に伴い、求人市場での需要が非常に高まっています。
取得すると年収レンジの高いクラウド案件に参画しやすくなり、年収アップに直結しやすい資格といえるでしょう。
【セキュリティ・上級】「情報処理安全確保支援士」
情報処理安全確保支援士は、サイバーセキュリティ対策の企画・推進を担える人材であることを証明する国家資格です。
サイバー攻撃の高度化に伴い、セキュリティ人材の需要は急増しており、取得者の市場価値は上昇傾向にあります。年収600万円以上を目指す方にとって有力な選択肢です。
【クラウド設計・上級】「AWS認定プロフェッショナル」
AWS認定プロフェッショナルは、大規模かつ複雑なクラウドインフラの設計・運用に関する上位資格です。
マルチアカウント戦略やコスト最適化など実践的な知識が問われ、取得者は即戦力として高く評価される傾向があります。
さらなる年収アップやマネジメント層への昇格を見据える方に適しています。
\ 今のITスキルに合う適正年収は? /
インフラエンジニアが年収を上げるためのキャリアパス例
ここでは、インフラエンジニアから転職、キャリアアップすることで年収アップが期待できる職種を解説します。
5年後、10年後のキャリアから逆算して、次に目指す職種やポジションを決めるのがおすすめです。
他インフラエンジニア職種:技術を極めたい人向き
インフラエンジニアとして基礎を固めた後は、クラウドエンジニアやセキュリティエンジニアといった専門職へのキャリアチェンジも有効な選択肢です。
いずれも年収は500~700万円程度と高い水準が期待できます。
特にAWSやAzureを活用したクラウドインフラの設計・構築経験や、セキュリティ設計・SOC運用のスキルは、企業のニーズが高く、年収アップにも直結しやすい領域です。
特化型の職種へ進むことで、希少性のあるスキルを持つ人材として差別化でき、市場価値を高めることができます。
技術志向の方におすすめのキャリアパスです。
【あわせて読みたい】クラウドエンジニアの年収はこちら⇓
【あわせて読みたい】セキュリティエンジニアの適性はこちら⇓
ITスペシャリスト・ITコンサルタント:技術力アップ×年収アップを目指す人向き
技術を深めながら年収アップを狙うなら、ITスペシャリストやITコンサルタントへのキャリアアップがおすすめです。
ITスペシャリストは、ネットワーク、仮想化、クラウドといった特定領域の深い知見を持ち、技術的リーダーとしてプロジェクトを支えます。
一方、ITコンサルタントは、顧客課題を技術で解決する提案力が求められ、より上流の立場で案件に関わります。
いずれも年収800万円以上の求人が豊富で、技術力とビジネス視点を両立できる人材として高く評価されやすいキャリアパスです。
【あわせて読みたい】ITスペシャリストについて詳しくはこちら⇓
【あわせて読みたい】ITコンサルタントについて詳しくはこちら⇓
プロジェクトマネージャー:管理能力アップ×年収アップを目指す人向き
チームをまとめ、プロジェクト全体を指揮するプロジェクトマネージャー(PM)は、マネジメント志向の方にとって年収アップが狙えるキャリアパスです。
スケジュール管理、予算管理、品質管理など幅広い責任を持つ分、求められるスキルも高くなりますが、年収は600万~1,000万円超えも目指せるポジションです。
特に、インフラ領域に精通したPMは需要が高く、クラウドやセキュリティの知見があればより重宝されます。
技術×マネジメントのスキルを活かせる高収入ポジションです。
【あわせて読みたい】プロジェクトマネージャーについて詳しくはこちら⇓
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未経験からインフラエンジニアへのキャリアステップ
未経験からインフラエンジニアとして、実際の業務に就くには、以下のようなステップが考えられます。
- ステップ1:ヘルプデスクやテクニカルサポートから開始
- ステップ2:システム運用・保守業務で基礎を固める
- ステップ3:サーバーやネットワークの構築業務へ
インフラエンジニアは、最終的にITシステムの全容を把握しながら、効率的なサービスが行える環境をアドバイスできるスキルを身につけることができます。
そのためのステップとしては、ITインフラにおける必要スキルを1つずつ習得していくことが必要です。
ステップ1:ヘルプデスクやテクニカルサポートから開始
未経験からインフラエンジニアを目指す場合には、既にスタートしているサービスのインフラのサポート業務から始めることで、基礎を学ぶことが可能です。
ヘルプデスクやテクニカルサポートでは、ITサービスにおける不具合やトラブルシューティングを学習できます。
これらに対応することで、ITシステムにおける障害が、ITインフラにおけるどの部分が影響するのか、そしてどのように対処するのかという知識や経験を身につけることで、その後のキャリアアップにも役立ちます。
ステップ2:システム運用・保守業務で基礎を固める
システム運用・保守業務では、サービスにおけるインフラ部分に深く関わることができます。
多くの場合、運用と保守を兼任するパターンが多く、トラブル時などはサーバーやネットワークの調整業務に携わる現場もあります。
もちろん、マニュアル化されたトラブルシューティングや運用業務ですが、サーバーやネットワークのチューニングに関わることで、インフラエンジニアの実務に携わることができます。
ステップ3:サーバーやネットワークの構築業務へ
サーバーやネットワークの仕組みをある程度把握できると、設定や構築業務を行うステップに進むことができます。
提供するサービスを把握し、その仕様に合ったサーバーやネットワークを、仕様書や手順書を基に設定・構築します。
設定や構築という実務は、数をこなすことも大切ですが、作業時に必ず起こるトラブルをどのように解決し、インフラを完成させるかといったノウハウも、この段階で習得していくことになります。
サーバー構築業務
サーバー設計において重要なのは、設定やチューニングの可能性を把握した上で、サービスに最適な構成を検討することです。
そのため、サービスの負荷に耐え得るスペックの選定に加え、ミドルウェアの組み合わせや詳細な設定項目までを加味し、設計を具現化していきます。
トラブル発生時に備えたバックアップ体制、さらには仮想化技術の導入といった提案には、テクニカルサポートや構築の実務で培った経験が大きな強みとなります。
ネットワーク構築業務
ネットワーク設計においても同様に、サービスに必要な帯域の確保や適切な機器選定を突き詰め、あらゆる障害を想定した構成を組み上げなければなりません。
ここでも、これまでのサポート業務や設計・構築の現場で得たトラブルシューティングの知見が、潜在的なリスクを予見するための重要なスキルとして活きてきます。
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インフラエンジニアの将来性は?
インフラエンジニアへの転職を検討するなら、将来性や市場の動向なども確認しておきましょう。
- 「クラウド化で仕事がなくなる」は誤解!技術が形を変えて需要増
- IT人材の需要が、供給を上回り続けている
- 2026年の戦略的テクノロジのトップ・トレンド
ここでは、インフラエンジニアの将来性に関しての不安解消と、直近のトレンドについて解説します。
「クラウド化で仕事がなくなる」は誤解!技術が形を変えて需要増
インフラエンジニアとは、ITシステムのサーバーやネットワークの設計や構築、保守や運用に至るまでを司るITエンジニアです。
現代社会においてITは必要不可欠なインフラであり、将来的になくなる可能性は極めて低い業界です。
非常に専門性の高い業務であり、未経験からいきなりインフラエンジニアになることは難しいかもしれません。
それはサーバーやネットワークの仕組みや役割を深く理解し、システム全体を把握するスキルが必要だからです。
「サーバーエンジニア」「ネットワークエンジニア」「データベースエンジニア」はいずれもインフラエンジニアと呼ばれますが、それぞれ異なる技術を連携させ、ITサービスを支えています。
それぞれの領域を専門家が担うことが多く、複数の領域に知見を持つ人材は市場価値が高まります。
物理的なサーバやネットワーク機器を保有しない仮想空間の実需も加速している事からも、その将来性は今後も無限に可能性が広がると言っても過言ではないでしょう。
IT人材の需要が、供給を上回り続けている
インフラエンジニアの将来性を語るうえで欠かせないのが、IT人材全体の需給バランスです。
経済産業省の「IT人材需給に関する調査」によると、IT人材は2030年に最大で約79万人が不足すると試算されています。
DX推進やクラウド移行の加速により、インフラ領域を担えるエンジニアの需要はとりわけ高まっている状況です。
(参考:経済産業省『IT人材需給に関する調査』)
2026年の戦略的テクノロジのトップ・トレンド
ガートナージャパン株式会社は、2026年に企業や組織にとって重要なインパクトを持つ「戦略的テクノロジのトップ・トレンド」を発表しました。
直近AIが進化を遂げている事もあり、組織は責任あるイノベーション、オペレーショナル・エクセレンス、デジタル・トラストを推進しなければなりません。
これらのトレンドは、テクノロジの変化だけに留まらず、ビジネス変革を促進する役割を果たします。以下、解説します。
AIネイティブ開発プラットフォーム
AIネイティブ開発プラットフォームの活用により、生成AIと人間が「小規模なチーム」として協働することで、従来よりも迅速かつ効率的なソフトウェア開発が可能です。
現場に配置されたエンジニアがビジネス部門の専門家と連携するだけでなく、非IT部門の専門家自らが安全にアプリケーションを構築・デリバリできる環境を整え、組織全体の開発力を最大化させています。
マルチエージェント・システム
マルチエージェント・システムの採用は、企業が複雑な業務を自動化し、組織のスキルや連携を強化するための実用的な手段となります。
専門特化したエージェントをワークフローに組み込むことで、効率化とデリバリの加速、リスク低減を同時に実現できるでしょう。
先制的サイバーセキュリティ
先制的サイバーセキュリティは直近のネットワークなどの標的にした急激な拡大から、必要性が高まっています。
攻撃される前に防ぐことが重要になり、先制的サイバーセキュリティのAIで強化されたセキュリティ運用を活用し、プログラムで脅威を阻止、妨害し、攻撃者を欺くことが可能になるでしょう。
企業は、予測こそが防御となる時代に変わってきている傾向があります。
AIセキュリティ・プラットフォーム
AIセキュリティ・プラットフォームは、AI特有のリスクであるプロンプト・インジェクションやデータ漏洩、不正アクションからの保護を可能にします。
ガートナージャパン株式会社は、2028年までに50%以上の企業がAI投資を守るためにこうしたプラットフォームを採用すると予測しています。
(参考:Gartner)
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インフラエンジニアの年収に関するよくある質問
インフラエンジニアの年収について、よく寄せられる質問をまとめました。
- Q. インフラエンジニアの年収は低い?
- Q. インフラエンジニアの年収は今後上がる?
- Q. 未経験からインフラエンジニアになると年収はいくら?
- Q. インフラエンジニアで年収1,000万円は可能?
Q. インフラエンジニアの年収は低い?
A. インフラエンジニアの平均年収は約505万円と全職種平均と比較しても高い水準にあります。
ただし、担当する工程が運用保守のみにとどまる場合は400万円台になることもあります。年収アップを目指すなら、設計・構築などの上流工程へのステップアップやクラウドスキルの習得が有効です。
Q. 未経験からインフラエンジニアになると年収はいくら?
A. 未経験からインフラエンジニアに転職した場合、年収300万円前後からスタートするケースが一般的です。
Geekly(ギークリー)のデータでは、3年目で約400万円、5年目で約600万円が目安となっています。経験を重ねながらスキルの幅を広げることで、段階的に年収を上げていける職種です。
未経験の場合は、まずヘルプデスクやテクニカルサポートから入り、運用保守を経て構築業務へとステップアップしていくルートが王道です。
Q. インフラエンジニアで年収1,000万円は可能?
A. 可能です。ただし、インフラエンジニアとして運用保守のみを続けるだけでは到達しにくい水準であるため、キャリアパスの選択が重要になります。
年収1,000万円を目指す具体的なルートとしては、以下のようなキャリアパスが考えられます。
- プロジェクトマネージャー(PM):インフラ領域に精通したPMは需要が高く、年収600万〜1,000万円超えも目指せるポジションです。
- ITコンサルタント:技術力に加えて提案力やビジネス視点を兼ね備えることで、年収800万円以上の求人にも手が届くようになります。
- クラウド・セキュリティのスペシャリスト:AWS設計やセキュリティ領域で高い専門性を持つ人材は希少性が高く、年収1,000万円に到達するケースもあります。
いずれのルートでも、技術的な専門性に加えてマネジメントスキルや提案力を身につけることが、高年収に到達するポイントです。
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インフラエンジニアは戦略的なキャリア設計で着実に年収を上げられる
既にITサービス無しでは成り立たない世の中で、インフラエンジニアの需要はますます高まっています。
未経験から急に「インフラエンジニア」として活躍することは非常に難しい世界です。
しかし、インフラエンジニアとしてのキャリアパスをしっかりと見据え、地道でも基礎から準備をすることで、世の中に欠かせないインフラエンジニアになることは可能です。
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