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ノートPCで仕事をする人

LPICが転職に有利な理由を解説!資格を取るべき人や有利になるレベルは?転職エージェントがご紹介!

LPICを取得することによって転職活動で有利になるポイントや資格取得のメリット、LPICを取るべき人について解説します。転職のためにこれからLPICの勉強を始めようか悩んでいる人やの中には、LPICは本当に転職に有利なのか、どのレベルまで取るか迷っている人もいるでしょう。さらにCCNAとどちらを勉強すべきかなど、網羅的に解説しているので、気になる部分だけでも読んでみてください。

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LPICが転職に有利になる3つの理由

 

ここではLPICが転職に有利になる理由を3つ紹介します。

最初にハッキリ言っておくと、「LPICの資格を持っているだけで、引く手あまたで転職は簡単」というわけではありません。

ですが、資格を持っていることで有利になる部分も間違いなくあります。

LPICが転職に有利な理由は3つ挙げられます。ひとつずつ解説していきます。

 

Linuxの知識があることの証明になる

 

キーボードに置かれた手

 

LPICの資格を取得することで、当たり前ですが、Linuxに関して知識を持っているということの証明になります。

特に実務経験がない人の場合は、資格取得を目指していることで仕事に対する前向きな姿勢を伝えることが可能です。

資格を取得していることで、これまでに自分が努力したことを証明、裏付けしてくれます。

 

採用選考時に、迷ったときの決め手になりうる

 

話し合うビジネスマン

 

今度は面接官、採用する側の気持ちになって考えてみましょう。

同じような条件で甲乙つけがたい二人や三人が残った場合があるとします。

こうした状況では、資格を持っているか否かというのは一つの決定材料になりえます。

形として残る努力をしてきたことが分かります。

さらに言うと、「この人は資格をもっているから」と他の人にも選んだ理由を説明しやすいというのもプラスに働くといえます。

 

応募条件が判断しやすい

 

求人のなかには、求めるスキルとして「LPICのレベル2から3程度のスキルがあること」などの条件があります。

この場合、LPICのレベル2の資格を持っていたら迷わず応募することができます。

反対に、資格を持っていない場合は自分で判断をすることになってしまいます。

企業が求めている能力とズレがあれば不採用となり、努力が無駄になる恐れがあるのです。

ここではLPICが転職において有利になる理由を3つ紹介しました。

資格は実務経験に勝るものではありませんが、状況によっては有利に働きます。

LPICの資格取得を迷っている人は、取っておいて損はない資格です。

 

LPICを取得するメリット

 

LPICを取得するメリットはいくつかあります。どのようなメリットがあるのか、ご紹介します。

 

Linuxの基礎知識を身に付けられる

 

ノートPCで作業する人

 

前の章で紹介した、転職時に有利に働くというのもメリットのひとつです。

しかし、LPICを取得する一番大きなメリットはLinuxの基礎知識を身に付けられることにほかなりません。

LPICの試験は実務的な問題が多いので、転職後の日常業務に直結する知識を学ぶことができます。

 

IT業界の標準的な資格

 

日本の多くの企業でもLinuxが導入されており、LPICはIT業界で標準的になっている資格です。

LPIC取得のためにしっかりと知識をつけていくことは、これからのキャリア形成においても非常に重要な第一歩になります。

そのため、未経験の人やこれまでの経験を活かして構築業務へのステップアップを考えている人には、大きなメリットがある資格といえます。

 

20代前半、未経験者が転職のためにLPICを取得するべき理由

 

LPICを転職のために取得しておくべき理由はいくつかあります。

まずは20代前半の転職希望者がLPICを取得しておくべき理由を解説します。

 

「若さ」以外の武器を手に入れる

 

ノートPCで作業する女性

 

20代前半という「若さ」は就職活動において大きな武器になります。

エンジニアやIT業界が未経験、かつLPICの資格を持っていなくても転職できる可能性は十分にあります。

ですがLPICの資格を取得することで「本気でエンジニアになりたい」という気持ちが採用担当者に伝わるでしょう。

さらに「計画的に努力・勉強ができる」ということをアピールできます。

資格の項目に「LPIC」の記載があれば目を止める人もいます。

書類審査の通過にもプラスに働くことがあるので、より転職の成功率を高めることができるでしょう。

ただ、LPICの資格を取るために、転職活動を遅らせる必要はありません。

転職活動を始めるのと同時に、もしくはそれよりも先にLPICの資格取得に向かって動き出すことをオススメします。

 

事前に知識を身につける

 

勉強して知識をつけること自体も大きな目標です。

書類審査や採用面接に間に合えば、そのときに追加で伝えるという気持ちでも構いません。

見切り発車で資格取得に向けて動き出しましょう。

働くために必要な知識を勉強した分だけ身につけることができます。

実務経験が無い場合は、しっかりと勉強をしていることで熱意を伝えることもできるでしょう。

 

30代未経験の人が転職のためにLPICを取得するべき理由

 

ノートPCで作業する女性

 

30代未経験の人がIT業界へ転職を考えているのなら、LPICの取得は必須であると言えます。

どの業界でも言えることですが、若い人のほうが需要があるのは仕方のないことです。

未経験者の場合は即戦力として採用するのではなく、これからの成長を期待して採用するポテンシャル採用になります。

ポテンシャル採用は一般的に30歳以下と考えられているので、30代の人はこれに該当しません。

そのため「LPICの資格取得」という武器をひとつ持っておくことが重要になります。

LPICを実際に取得すれば「本当にエンジニアになりたいという意志」や「夢に向かって努力ができること」を証明できます。

実際に採用の場でどれほど影響があるかは、採用担当者次第なところもあります。

しかし「30代未経験資格なし」の手ぶら武器なし状態で戦いに挑むよりは勝算が上がることは間違いないでしょう。

以上の理由から30代未経験の人は、LPICの資格を取っておきましょう。

なによりも、自分がLinuxについて知識を深めることができます。

 

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転職のために必要なLPICのレベルは?

 

LPICには「LPIC-1」「LPIC-2」「LPIC-3」の3つのレベルがあります。

どのレベルまで取得しておくべきかは、年代によっても変わってきます。

 

年代によって必要なレベルが異なる

 

デスクトップPC

 

20代の人は「若さ」という武器があるので、「LPIC-1」を取得しておけば、まずは十分といえます。

30代になるとポテンシャル採用になりにくいので、「LPIC-2」まで取得しておくとより良いでしょう。

もちろん、「LPIC-1」だけでも構いません。

しかし、「LPIC-2」の資格を持っている、または勉強中だとアピールできれば上昇志向があることを採用担当者に伝えることができます。

ただし、「LPIC-2」まで取得できてから転職活動をはじめるのではなく、資格取得の勉強と転職活動は同時進行で進めましょう。

 

試験は随時行われている

 

LPICの試験は随時行われているので、転職活動を進めながら「LPIC-2」の取得を目指していきます。

同時進行するなかで、採用担当者によっては総合的に判断して採用してくれる可能性もあります。

転職活動がうまくいかない場合は、「LPIC-2」を取得する必要性も肌で感じることができるので、勉強にも身が入るでしょう。

最後にまとめておくと、20代は「LPIC-1」、30代は転職活動と同時進行で「LPIC-2」まで資格取得を目指していきましょう。

 

資格だけじゃ意味がない!? そんなことはない

 

パソコンで作業をしながらノートを書くビジネスマン

 

IT業界、エンジニアの世界では「経験がすべて。資格なんてなんの意味もない」と言われることがありますが、これは間違いです。

転職活動の際に、資格よりも実務経験の方が優先されるのは事実です。

採用担当者からすると、資格をもっているだけの人よりも資格を持っていなくても実務経験のある人を即戦力として採用したくなります。

ですが、これは経験者と未経験者を比べたときの話です。未経験者同士を比較した場合はどうでしょうか。

資格を持っている人の方が魅力的に感じるのは当然です。

20代のポテンシャル採用を考えている場合にも資格の有無は印象を左右します。

30代未経験の人でも資格を持っていることで、持っていない人よりも優位に立てるのは事実です。

採用担当者が最終決定をする上司に「どうしてこの人を選んだか」を説明するときにも、資格を持っていると話がしやすいでしょう。

そうした視点から考えても「資格を取ることには意味がある」とハッキリ言うことができます。

 

LPICとCCNA 転職に有利なのは?

 

LPICとCCNAはどちらが転職に有利か、どちらを取るべきか悩んでいる人も多いと思います。

それぞれの特徴などを解説します。

 

LPICとCCNAの特徴

 

PCとスマホを開いてメモを書く人

 

結論からいうと、どちらを選んでも転職活動への影響にあまり差はありません。

そのため、2つの特徴を捉えて自分の興味がある方を取得すれば大丈夫です。

LPICはサーバー系の資格で優位性期限が5年、試験は暗記型であることが特徴的です。

CCNAは、ネットワーク系の資格で有効期限が3年、試験は理解型であることが特徴的です。

基本的には、自分がサーバー系の勉強をしたいのか、ネットワーク系の勉強をしたいのかで判断するといいでしょう。

 

それでも迷う場合

 

開いたメモ帳とパソコン

 

それでも決めかねるという場合は、まずはLPICから取得を目指しておけば問題ありません。

その理由はLPICの方が試験が暗記型で突破しやすいこと、また、優位性期限も長いためです。

必要性を感じれば、あらためてCCNAの取得も考えましょう。

LPICとCCNAの2つとも資格を持っている人もたくさんいます。

 

まとめ

 

ノートPC

 

ここまでLPICが転職に有利な理由やメリット、資格を取るべき人について解説してきました。

資格を取ることで、その分野の知識を持っていること、自分のやる気や計画的に勉強ができることを証明できます。

一方で、「IT業界、エンジニアの世界は実務経験がすべて」という言葉を聞いたことがある人もいると思います。

それだけ、資格よりも経験が優遇されている世界です。

ですが、転職活動で資格が役に立たないかというと、ここまで紹介してきたように有利に働く面もたくさんあります

LPICの試験は随時行われています。

「実務経験がないからダメだ…」と自信をなくしている人や、転職活動を少しでも有利に進めたいと考えている人。

そんな人はLPICやCCNAの取得に向かって、この記事を読み終えたらすぐに勉強を始めてみてはいかがでしょうか。

 

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この記事の監修者

西内信

IT系ベンチャー企業にて法人営業を経験し、そこで培った経験を生かし総合人材会社へ転職。その後ギークリーを創業しました。今までにご相談に応じた転職者は3500名以上に上ります。転職者のご不安や疑問点など一緒に解決しながら、最適な未来が描けるようなサポートをさせて頂きます。

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