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30代オープン系エンジニアの転職事例とは?キャリアパスから転職成功の秘訣まで事例と共にご紹介します!

弊社経由での30代オープン系エンジニアの転職事例をご紹介します!キャリアチェンジの成功例や年収が大幅にアップ/ダウンした転職事例まで、幅広く解説しております。「自分には、どういったキャリアパスが合っているのだろうか…?」「どういった可能性が秘められているのだろうか…?」とお悩みの30代 オープン系エンジニアの方は必見です!

調査概要

   

期間:2018年1月1日~2019年12月31日

調査対象:弊社にご来社いただいた30代の男性・女性の方

調査方法:弊社における成約時のレポートにより調査

人数:96名 ※ランダムにサンプリングし、その中から例外のデータを除いた人数です。

調査内容:弊社経由にてご転職を実現させた方のうち、30代オープン系エンジニアの方の転職事例を調査しています。

 

データで見るオープン系エンジニアへの転職事例

 

決定職種

 

30代オープンエンジニア 決定職種

 

※「その他」の中には、8種類の職種が含まれています。

 

上の図をご覧いただくと分かる通り、30%以上の方がオープン系エンジニアへ転職しています。その他の職種への転職については、以下の通りです。

 

〇Web系エンジニア 31.3% 〇プロジェクトマネージャー 11.5% 〇社内SE 6.3%

 

キャリアチェンジの一例として、「Web系エンジニア」「プロジェクトマネージャー」「社内SE」の3職種については、転職事例を以下に記載しますので、是非ご覧ください。

 

年収

   

上の図は30代オープン系エンジニアの現年収の割合を示しています。300万円台~600万円台の方が「92%」とほとんどを占めています。内訳は以下の通りです。

 

〇300万円台 17.7% 〇400万円台 35.4% 〇500万円台 25.0% 〇600万円台 13.5%

 

次に、各年収帯ごとに現年収よりもアップした人の割合を、下の図に示しました。

   

今回サンプリングした96名の方の平均現年収は、約456万円でした。

その平均を下回る「200万円台」「300万円台」「400万円台」の方は80%以上の方が年収アップを果たしていました。一方で、平均を超える「500万円台」「600万円台」「800万円台」の方々は、年収はあまり上がらない傾向にあると言えます。

詳しい年収アップ/ダウンの転職事例に関しても、この後の章でご紹介したいと思います。

 

詳しく話を聞く
 
 

(転職事例①)オープン系エンジニアへの転職

 

 

受託開発に携わっていた方の転職事例

 

【ステータス】

30歳、現年収400万円 オープン系エンジニア(受託開発)

前職ではシステム保守として、「Java」を用いたデータパッチ・SQL作成を担当されていらっしゃいました。また、社内システムの構築やVBAツールの改修も担当されていらっしゃいました。

 

【転職理由】

前職ではご自身のスキルを評価してもらえず、自分が考えているよりも年収が低くなってしまっているために、正当に評価してくれる企業を探したいとの思いから、転職活動を始められました。

 

【転職成功ポイント】

「自身の技術力を上げたい」という想いと、「それに見合った評価をして欲しい」という希望に対し、企業の「エンジニアの働きやすい環境を徹底的に提供し、個人のキャリアアップを応援する」という社風がマッチしたことで転職成功を果たしました

また、ボランティアでプログラミングスクールを開校するなど自己研鑽の姿勢も評価され、年収もアップした転職事例となります。

 

自社開発に携わっていた方の転職事例

 

【ステータス】

38歳、現年収500万円 オープン系エンジニア(自社開発)

エンジニアとしてパッケージ開発を約13年半行い、要件定義からテストまでの上流から下流の工程まで幅広い経験もお持ちでいらっしゃいました。また、プロジェクトリーダーとしてベンダーコントロールや人員の調整、進捗管理などの経験を5年以上お持ちでいらっしゃいました。

 

【転職理由】

より一層上流工程の経験を積みたいとの想いから、ご転職活動を始められました。

 

【転職成功ポイント】

上記の通り幅広い開発経験、そして「長期間の上流経験をさらに磨き、メンバーの成長を促す存在になりたい」という意思が評価され、転職成功を果たした事例になります。現年収が「500万円台」と上がりにくい状況であったのにも関わらず、年収アップを実現させられたのはこの理由が大きかったといえます。

 

(転職事例②)キャリアチェンジ

 

 

ここでは、現職種がオープン系エンジニアの方が、オープン系エンジニア以外の職種に転職した事例をご紹介します。

 

〇Web系エンジニア 31.3% 〇プロジェクトマネージャー 11.5% 〇社内SE 6.3%

 

先程お伝えした通り、以下では「Web系エンジニア」「プロジェクトマネージャー」「社内SE」の3職種の転職事例を紹介していきたいと思います。

 

Web系エンジニアへの転職事例

 

【ステータス】

37歳、現年収440万円 オープン系エンジニア

前職では、自社の独自サービスの提供のため、「JavaScript」によるカスタマイズ開発からチームマネジメントまでを担当されており、第一線で活躍するプレイングマネージャーでいらっしゃいました。 また、「Java」を用いたサーバーサイド側の開発経験も豊富にお持ちでいらっしゃいました。

 

【転職理由】

ご自身の経験を活かし、自社製品の開発やto C向けサービス・ゲーム開発に携わることができる環境を求めて、転職活動を始められました。

 

【転職成功ポイント】

今回の事例では、JavaやJavaScriptでの一貫した開発経験があること、そしてプレイングマネージャーとして上流から下流までの全工程を先導していた経験が大きく評価され、年収も大幅アップした形でのご転職となりました。

 

プロジェクトマネージャーへの転職事例

 

【ステータス】

35歳、現年収600万円 オープン系エンジニア

前職では、ビデオ・オン・デマンドのコンテンツやWebアプリケーションの開発に、チーフアーキテクトとしてハードウェア・ミドルウェア・データベースの選択から設計・開発、導入・運用まで幅広く担当していらっしゃいました。

その他大規模インフラ・アプリの開発などフルスタックエンジニアとして活躍されていらっしゃました。

 

【転職理由】

現職ではこれ以上のキャリアップが望めないとの判断から、今後もスキルアップし長期的に安定した仕事ができる環境を求め、転職活動を始められました。

 

【転職成功ポイント】

ご転職先企業様が、「100以上のポジションを募集」しており、社内キャリチェンジも可能な求人でした。開発から導入までの幅広い経験をお持ちでありながら、自主的に新たな技術習得に力を入れているという「主体性」や「他職種への興味・関心」が高いところが評価され、年収アップにも成功している転職事例になります。

 

社内SEへの転職事例

 

【ステータス】

36歳、現年収500万円 オープン系エンジニア

直近は、主に「Java」や「C#」「PHP」などを用いた業務系システムの開発を担当されていらっしゃいました。その他、社内のグループウェア開発やサーバー管理、運用・保守業務など経験豊富な方でいらっしゃいました。

 

【転職理由】

よりレベルの高い環境に就業し、ご自身のスキルや経験値を伸ばしていきたいという考えから、転職活動を始められました。

また、「自社内開発ができる環境」と「上流工程に携わることができる企業」という2つの転職希望軸をお持ちでいらっしゃいました。

 

【転職成功ポイント】

ご転職先企業様が、「老舗物流メーカーとしてのノウハウ」と「海外にまで拡がるネットワーク」をベースにグループ内外問わず強い影響力を持つ会社様でした。前職でも物流のシステム開発に携わっていたこととの「親和性」や、レベルの高い環境で自身の技術を伸ばそうという「上昇志向」が評価され、転職成功が果たされた事例となります。

 

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(転職事例③)年収アップ・ダウン

 

 

以下では、年収がアップするケース、ダウンしてしまうケースの2つについて事例を見ていきます。

尚、調査の結果をご覧いただくと分かる通り、30代オープン系エンジニアは基本的に市場価値が高く年収もアップしやすい状況にあります。そこで今回は、「年収が100万以上アップした事例」と「年収がダウンした事例」の2つにフォーカスを当ててご紹介したいと思います。

 

年収が100万アップした事例

 

【ステータス】

30歳、現年収300万円 オープン系エンジニア

前職では不動産会社の顧客管理システムの開発を担当されており、「SQL」や「ExcelVBA」のチューニング、基本・詳細設計から開発・運用までの経験をお持ちでいらっしゃいました。

またゲーム業界での経験も2年ほどお持ちで、モバイルゲームの開発に携わっていらっしゃいました。

 

【転職理由】

以前から音楽に関わる仕事をしたいとの想いがあり、「サウンドクリエーター」「サウンドプログラマー」を目指すため、転職活動を始められました。

 

【転職成功ポイント】

今回の事例では、サウンドクリエーターという希少職種へのキャリアチェンジ事例だったこと、そして、ゲーム業界での開発経験をお持ちであることに加え、趣味として作曲を行い自主的にサウンドプログラムを学習するなど自己研鑽を行っていたことがポイントでした。

他の事例として多かったのが、プロジェクトマネージャーへの転職事例でした。上流工程に携わることになり、元々の年収レンジが高いことが理由として挙げられます。ただ、実際に100万円以上アップするかどうかは、企業様の採用に対する考え方や求職者様のスキル・能力による所が大きいので、一概には言えないところとなります。

 

年収がダウンした事例

 

【ステータス】

36歳、現年収650万円 オープン系エンジニア

前職では、海外通貨のトレードシステムや航空機システムのソフトウェア開発などを担当していらっしゃいました。 直近は、フリーランスとして「Java」「PHP」「JavaScript」などによるシステム開発やアプリ開発に携わっていらっしゃいました。また前職では海外通貨のトレードシステムや航空機システムのソフトウェア開発の経験もお持ちでいらっしゃいました。

 

【転職理由】

今一度組織に属して働き、自身のスキルを磨きたいという想いがあり、転職活動を始められました。

 

【転職成功ポイント】

この転職事例は「ゲームプログラマへのキャリアチェンジ」となります。未経験職種へのチャレンジ、そしてご転職先企業様での開発言語はUnityやC言語で、これまで経験されたJavaやPHPを使用する機会が少ない環境への転職ですので、年収がダウンしてしまいました。

ただ、自己研鑽を中心とした技術志向の考え方や、人柄やコミュニケーション能力を評価され、転職成功を果たされた事例となります。

 

最後に

  図を指している人の画像  

いかがでしたでしょうか?

30代の特徴としては大きく2つございます。

 

①結婚や出産など、ライフサイクルの転換期であること ②20代のキャリアを生かした仕事の仕方が求められること

 

上記を考慮した上で、最適な転職方法を選択することが重要になります。しかしながら、年収アップの事例にてお伝えしたように、30代 オープンエンジニアは現状市場価値の高い職種です。現職で自分が思い描くキャリアを積めていないと感じていたり、心機一転新たな環境で仕事をしたいと考えているタイミングなのであれば、転職活動に踏み切ってみるのもいいかもしれません。

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この記事の監修者

ギークリーメディア編集部

主にIT・Web・ゲーム業界の転職事情に関する有益な情報を発信するメディアの編集部です。転職者であれば転職市場や選考での対策、企業の採用担当者様であればIT人材の流れ等、「IT業界に携わる転職・採用」の事情を提供していきます。

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