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BaaSによるブロックチェーンの提供サービスを解説!ブロックチェーンの可能性を転職エージェントが紹介

ビットコインで有名になったブロックチェーン。近年は金融業界以外でも注目され、今後の開発・活用に期待値が高まっています。ブロックチェーン技術を持っている人材はまだまだ少なく貴重なため、この領域で活躍したいと考えている方にとってはチャンスです。ブロックチェーンアプリケーションを容易に開発できるサービスBaasなど、今後応用が期待できるブロックチェーンの可能性をご紹介していきます。

ブロックチェーン

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ブロックチェーン・BaaSの特徴

 

ブロックチェーンとは

 

 

ある程度の取引記録データの集まりを「ブロック」と呼び、それがいくつもつながっているものがブロックチェーンです。

ビットコインの開発過程で誕生した分散型台帳技術になります。

近年では仮想通貨(暗号通貨・暗号資産)にとどまらず、医療やビジネスに物流など多様なジャンルで開発・導入・活用が進んでいるものです。

今後、新しいビジネス、マーケットを生み出す技術基盤として多くの企業が注目しています。

 

BaaSとは

 

BaaS(Blockchain as a Service)はクラウド上でブロックチェーンの開発を簡単にできるサービスです。

容易にブロックチェーンの開発が可能になるため、アプリケーション開発が活発になり、従来よりも導入に踏み出しやすくなります。

 

ブロックチェーンのメリット

 

 

ブロックチェーンを使用するメリットは大きく分けて3つです。

 

・信頼性

・低コスト

・取引ルールを個人で決められる

 

それぞれ見ていきましょう。

 

信頼性

 

1つ目はデータの信頼性です。ブロックチェーンの大きな強みでもあり、一度記録された情報は改ざんできません

従来のような中央集権システムでは、プラットフォーマー(基盤を提供する特定事業者)に情報が集まるので情報漏洩の危険性がありました。

しかしブロックチェーンは自律分散システムのため相互監視が可能になり、安全性が高いです。

複数事業者や不特定多数と共有することで特定事業者の信頼性に頼る必要がなくなるというメリットがあります。

 

低コスト

 

2つ目は低コストな点です。

ブロックチェーンは通常のサーバーを使ったサービスとは違って、サーバーダウンやサーバーメンテナンスによるダウンタイムがありません。

複数の参加者でデータ連携も容易になるとともに、情報の正確性や一貫性を確認する第三者機関が不要になるためコストが抑えられます。

つまり、インターネットサービスにおいて必要不可欠な安全性の担保が従来よりも安価でできるというメリットになるのです。

 

取引ルールを個人で決められる

 

3つ目は取引ルールを個人で決められることです。

プラットフォーマーが決めるルールではなく、個人間で自由にルールを決めてやり取りができるメリットがあります。

あらかじめ決めておいた取り決めによって自動的に実行されるのがスマートコントラクト機能です。

個人間の取引で手間がかからず、ブロックチェーンの特徴である改ざんの危険性もないという点もあります。

個人ユーザーでも安心してルールを決め、インセンティブについても自由に決定することが可能です。

 

BaaSのメリット

 

 

BaaSを活用することで得られるメリットは以下の2点です。

 

・開発コストを大きくかけることなく簡単にクラウド上にサービスを構築できること

・ブロックチェーンアプリケーションの開発に集中できること

 

一から構築する必要がないためスピーディーで高品質なアプリケーション開発が可能になりますし、運用時の管理コストも削減できます。

BaaSによるブロックチェーンの提供サービスは多数あります。

今回は絞って「AWS」「Azure」「IBM」3つの大手クラウドプロバイダーについて、詳しくご紹介します。

 

AWS

 

AWS(Amazon Web Service)はAmazon.com社が提供するサービスです。最も長い歴史と業界トップのシェア率を誇ります。

Amazon は他社に先駆けて2018年4月に「AWS Blockchain Templates」というブロックチェーンに関するサービスを発表しました。

 

Azure

 

Microsoft Azure(マイクロソフト・アジュール)はマイクロソフト社が提供しています。

Azure Blockchainはマイクロソフト社が提供している、企業向けのブロックチェーンサービスです。

 

BM

 

IBM(IBM Cloud)は機械学習、IoT、AI分野に強いクラウドサービスです。

 

ブロックチェーン各種サービスの特徴

 

 

「AWS」「Azure」「IBM」それぞれの特徴をご紹介します。

AWSの特徴

 

取り扱っているサービスが豊富で、ストレージ(データを保管するための補助記憶装置)の堅牢性もトップレベルです。

迅速にAmazon ECS または Amazon EC2のインスタンスにデプロイできます。

またEthereum と Hyperledger Fabricといったフレームワークでも、様々な機能の使用が可能です。

 

・分散型コンセサスアルゴリズム

・スマートコントラクト機能

・アクセスコントロール機能

 

このように選択肢が複数あります。

さらにブロックチェーンの管理やモニタリング、参照のための追加コンポーネントが含まれるため管理がしやすいです。

そのためアプリケーションの要求に応じてオンデマンドで行うことができる、従量課金制というメリットもあります。

AWS Blockchain TemplatesのあとにAmazonの主力ブロックチェーンとなったのが「Amazon Managed Blockchain」です。

AWS Blockchain TemplatesはHyperledger Fabric(PostgreSQL利用)とEthereumいずれにも対応しています。

Amazon Managed BlockchainはHyperledger Fabricのサポートのみです。

Amazon Managed Blockchainはたった数回のクリックでネットワークを簡単に設定できるフルマネージド型のサービスです。

開発時にインフラ部分を考える必要がありません。

ハードウェア(ノード)のプロビジョニングや、アクセスコントロール用の証明書の発行・管理といった管理コストを削減することが可能です。

また、ネットワーク作成後に他のエンティティを容易に招待することができます。

アプリケーションの変化に合わせて新しいノードを迅速に作成するためのAPIが用意されているのです。

Amazon Managed Blockchainはシンガポール証券取引所や世界最大級の証券保管振替機関といった大手でもすでに活用されています。

またコストパフォーマンスも良いため、小規模プロジェクトで実験したい方や個人で勉強したい方が色々と試してみる際にも最適です。

 

Azureの特徴

 

Baasにいち早く取り組み、2015年にはEthereumにも対応しているAzure。

Azure上に開発・テスト・本番用の環境プラットフォームが提供されているため、簡単にブロックチェーン展開が実現できます。

40を超えるブロックチェーン企業とパートナーシップを結んでいることから、信頼の高さも抜群です。

Azure Marketplaceには、70以上にも及ぶ豊富なテンプレートがブロックチェーンカテゴリーに登録されていることも特徴となります。

ほかのAzure サービスとの連携をスムーズに行うことができることが大きな強みです。

Office 365などのMicrosoft製品との親和性が高いこと、Active Directoryとの連携も得意としています。

Microsoft製品との連携や、Active Directoryの導入を検討している企業に向いています。

またリージョン数が多く、レスポンスの速さを求めたい方に適しています。

 

IBMの特徴

 

IBMは人工知能システムのWatson(ワトソン)などを扱う企業向けのプライベートブロックチェーン。

基幹業務システムの構築実績が多いのが特徴です。

IBM Blockchain Platformは、Hyperledger Fabricに特化して対応しているので、Hyperledger Fabricを使いたい方におすすめです。

簡単にHyperledger Fabricのコンソーシアム形成を構築できるエンタープライズ向けのフルマネージドBaasとなります。

IBMのサポートを受けられることに加え、開発・テスト・モニタリングなどを可能にする統合ツールを備えているのです。

また、自社クラウドのIBM Cloudに限らず、様々な環境でデプロイできます。

自社のビジネススタイル、開発環境に合わせて柔軟な選択ができる強みがあり、すでに国内外で利用実績があります。

 

ブロックチェーン市場の可能性

 

 

ここまでBaaSによるブロックチェーンのメリットや提供サービスについて詳しくご紹介してきました。

今後も様々な分野での応用が期待されるブロックチェーン。

BaaSによって簡単にブロックチェーンの開発が可能になることによって、金融業界以外でも様々な業界で導入されていくでしょう。

 

需要が高まるブロックチェーンエンジニア

 

ブロックチェーン技術の導入が期待される中で、ブロックチェーンに関する知識を持ったエンジニアの需要も高まっています。

詳しく見ていきましょう。

 

ブロックチェーンエンジニアとは

 

ブロックチェーンエンジニアとは、一般的にブロックチェーンを使って開発を行うエンジニアのことをいいます。

加えて、実際にブロックチェーン自体を実装するエンジニアのことも指します。

 

需要がある理由

 

BaaSによって近年で一気に注目され、実用されるようになってきたブロックチェーン。

しかし、ブロックチェーン領域で活躍するためには専門的な知識が必要なことに変わりありません。

それでも、ブロックチェーンを自社のビジネスや開発に導入することを検討している企業も多いです。

ブロックチェーンアプリケーションの開発ができるエンジニアは、業界内でも一目置かれる存在となります。

「今後の需要が高いエンジニアになりたい」という方や「高収入が得られるエンジニアとしてキャリアアップしたい」という方は必見です。

中国やアメリカなど海外でのブロックチェーンエンジニアの需要は高く、国内外問わず平均年収を一気に上げることができます。

 

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ブロックチェーンエンジニアに求められる知識・スキル

 

 

ブロックチェーンエンジニアには、以下に挙げるようなプログラム言語に関する理解も必須です。

 

・Ethereumスマートコントラクトの開発に使用されるSolidity

・ビットコインで使われているC++

・イーサリアムで使用されるGo言語

・Webサービスで必要となるJavascript

 

また、ハッシュ関数や分散型ネットワークの構築・設計などの知識、アプリケーションやソフトウェアの開発技術も求められます。

 

ブロックチェーンエンジニアの仕事内容

 

 

主な仕事内容は4つです。

 

ペイメントサービスの開発

 

1つ目は電子マネーやECサイトの支払いなどに使用されるペイメントサービスの開発です。

Bitcoinの取引所やBitcoinを用いたペイメントサービスや、ウォレットサービスなどの開発になります。

古参で最も広く利用されているBitcoinのほか、Ethereumも広く利用されているサービスです。

 

アプリケーションの開発

 

2つ目は不動産取引サービスやシェアリングサービスなど、実際のアプリケーションの開発です。

 

独自のブロックチェーンの開発

 

3つ目が独自のブロックチェーンの開発です。

クライアントからの要望に応えるため独自のブロックチェーンを開発することもあります。

 

ブロックチェーン技術の研究開発

 

4つ目がブロックチェーン技術の研究開発です。

研究機関を備えた大企業などでは、既存のブロックチェーン技術とは違った技術を開発することもブロックチェーンエンジニアの仕事となります。

 

ブロックチェーンエンジニアの年収

 

 

政府統計の賃金構造基本統計調査(平成30年)によると、システムエンジニアの平均年収は約550万円です。

企業規模によっては年収の開きは120万円ほどあります。

あくまでも平均なので、中にはシステムエンジニアとして年収1000万円以上を稼いでいる方もいます。

一方、ブロックチェーンエンジニアの平均年収は約928万円(500万円~1200万円)です。

30代の平均年収は524万円~712万円になります。

企業規模や役職によっては年収1200万円以上も可能です。

高収入・厚待遇の理由は、ブロックチェーンエンジニアの数が圧倒的に不足していることが要因です。

一般のエンジニアに比べて高収入を目指せますが、その分企業から期待される能力値は高くなります。

ブロックチェーン技術の基本的な知識を身に付けることはもちろん、アプリケーション開発に応用できる技術も必要です。

さらに金融知識マネジメントスキルなども身に付けなければなりません。

日本国内だけでなく、アメリカや中国など世界規模でプロジェクトを研究し、実際に手を動かしながらシステムに触れてみることが必要です。

ブロックチェーン技術を利用したビジネスに乗り出す企業が増える中でブロックチェーンエンジニアの需要は高まっています。

そのため今後も高収入は十分に狙えるはずです。

 

未経験からブロックチェーンエンジニアを目指す

 

 

最低限のプログラミング言語の知識とエンジニアとしての開発経験があれば、ブロックチェーンエンジニアを未経験からでも十分目指せます。

ブロックチェーンの書籍、SNSやブロックチェーンに特化したメディアなどで最新情報を手に入れながら独学で勉強しましょう。

書籍やメディアで勉強しながら、実際に手を動かしながらシステムを組んでみるのがおすすめです。

独学での習得に自信がない方は、ブロックチェーンエンジニアのスクールに通うという手もあります。

FLOCブロックチェーン大学校では、ブロックチェーンの専門家から直接講座を受けられます。

ほかにもブロックチェーンが学べるプログラミングスクールがいくつか出てきており、オンラインで3ヶ月から受講可能です。

転職サポートを受けられるスクールもあります。

 

まとめ

 

 

ブロックチェーン・BaaSについてと将来性、またブロックチェーンエンジニアを解説しました。

ビットコインによって注目を集めたブロックチェーン技術は、金融業以外での活用にも期待されています。

国内外問わずブロックチェーン技術を持っているエンジニアの存在は、今後も一層需要が伸びることでしょう。

今後も進化し続けるIT業界の中でブロックチェーンの可能性は大きく、高収入・厚待遇も期待できます。

興味があるなら、是非BaaSを使ってブロックチェーン技術の習得に挑戦してみると良いでしょう。

 

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