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IT業界の営業職9種類を紹介!未経験から転職する方法はある?

この記事では、IT営業について解説します。IT営業は専門領域ごとに複数の職種に細分化され、活躍する企業も大手・ITメーカー・SIer・SaaSなどさまざまです。活かせるスキルやキャリアパスの他、未経験から転職する方法も確認しておきましょう。

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IT業界の営業職とは?

 

it営業 大手

 

IT営業とは、クライアントが抱える課題を解決するためのIT技術を提案・販売する仕事です。

クライアントに対応するビジネススキルと、自社製品やサービスを深く理解するためのIT知識の両方が求められます。

またクライアントはIT技術に詳しくないことも多く、どのような技術があるのか、自社の課題を解決する方法にはどのような選択肢があるのか、IT営業にはわかりやすく伝える技術も必要です。

 

  • ・IT技術やサービス・製品を販売する営業職
  • ・IT営業の将来性とキャリアパス

 

上記の観点でIT営業職について解説します。

 

IT技術やサービス・製品を販売する営業職

 

IT営業が扱うIT技術やサービスは目に見える形がなく、無形商材と呼ばれるものが多い点が特徴です。

クライアントはその価値や導入のメリットを実感しにくく、IT営業には提案力や交渉力といったスキルが欠かせません。

場合によってはクライアント自身が気づいていない潜在的な課題についても提案するため、クライアントの業界知識を深め、積極的な製品・サービスの情報収集も必要です。

またエンジニアとの橋渡しとしての役割も担うため、IT技術への理解も必須です。

IT技術は無形商材であるため、実際にサービスの利用を通してクライアントに価値を提供するためには高い営業力や顧客折衝力が求められます。

提案や販売だけでなく、アフターサービスもIT営業が担います。

 

IT営業の将来性とキャリアパス

 

AIやIoTなどの技術の導入、活用が進むにつれ、企業に分かりやすく有用性を説くことができるIT営業の需要は今後も高まると考えられます。

これまで人が行っていた業務をITが担うことで人員の削減は進んでいますが、その導入のフェーズには必ず人が必要です。

「何を求められているか」を正確に理解し「無形商材を扱える」以外の付加価値をアピールできる人材の将来性は特に高いでしょう。

IT営業は経験や実績を重ねることで年収アップにつながりやすいと同時に、男性女性関係なくキャリアアップ・年収アップがしやすい職種です。

経済産業省によると、IT関連産業で社内最高水準の年収を達成している人の評価対象に「営業力・それに基づく実績」が含まれていることも分かっていることから、IT営業職を経験することで得たスキルはキャリアパスにも活かしやすいと考えることができます。

(参考:経済産業省「IT関連産業の給与等に関する実態調査」)

 

IT営業のキャリアパス例

・専門性を高めるキャリアパス例…技術営業、インサイドセールスなど(クラウドやデータベース、ネットワーク関連の知見があり英語力を身につけると外資系企業も選択肢として考えることができる)

・マネジメント職へのキャリアパス例…マネジメント系職種(現場での十分な経験を積んでから目指すことで、より市場価値を高められる)

・コンサルタントへのキャリアパス例…アナリスト、ITコンサルタント(営業スキル以上に高い技術力が求められるため、自己研鑽や資格取得でスキル証明がおすすめ)

・バックオフィスへのキャリアパス例…人事、マーケティング(プラスで専門知識を身につけることができれば、特に社内の異動では知識や経験が評価されることもある)

 

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IT営業の企業例

 

it営業 大手

 

IT営業が活躍できる企業はさまざまです。常に変化し続けるIT業界では新しい技術やニーズに伴った営業職が次々と誕生しており、流動的です。

ここでは、次のように分類してIT営業の企業例を解説します。

 

  • ・大手企業
  • ・ITメーカー企業
  • ・SIer企業
  • ・SaaSベンダー企業
  • ・スタートアップ/ベンチャー企業
  • ・コンサルティングファーム

 

自身の実現したいキャリアの方向性や将来性を確認して、携わるIT営業職を選択しましょう。

 

大手企業

 

IT営業の大手として、ITソリューションを法人向けに提供している企業の代表例は以下の通りです。

 

  • ・日本電気株式会社
  • ・株式会社富士通
  • ・株式会社日立製作所
  • ・株式会社NTTデータ
  • ・株式会社ソフトバンク
  • ・株式会社マイクロソフト
  • ・株式会社IBMジャパン
  • ・株式会社アクセンチュア
  • ・株式会社サイバーエージェント
  • ・株式会社パナソニック
  • ・株式会社リクルートテクノロジーズ
  • ・株式会社伊藤忠テクノソリューションズ

 

これらの企業のIT営業職は、企業や官公庁向けにシステムの提案・導入・保守の一連を担当しています。

クラウド、AI、セキュリティ、システムインテグレーション、データ解析など、法人向けに必要とされるITソリューションを網羅し、提供するサービスが多岐に渡る点が特徴です。

 

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ITメーカー企業

 

ハードウェア、インフラ提供含むITメーカー企業の代表例は以下の通りです。

 

  • ・日本電気株式会社(NEC)
  • ・株式会社富士通
  • ・株式会社日立製作所
  • ・株式会社パナソニック
  • ・株式会社マイクロソフト
  • ・株式会社IBMジャパン

 

ITメーカー企業は、自社でIT製品(ハードウェアやソフトウェア)やサービスを開発・提供します。サーバーやネットワーク機器、業務用ソフトなどを法人向けに販売している企業です。

IT営業は、これらの製品・サービスを企業の課題に合わせて提案・販売する役割を担い、顧客との橋渡しや、導入後のサポート体制構築なども行います。ソリューション提案型の営業が求められる点が特徴です。

 

SIer企業

 

IT営業が活躍するSIer企業の代表例は以下の通りです。

 

  • ・株式会社NTTデータ
  • ・株式会社伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)
  • ・株式会社富士通
  • ・株式会社日立製作所

 

株式会社富士通や株式会社日立製作所はSIerとしての側面もあります。

SIer企業は、企業の業務課題に応じてシステムの企画・開発・運用を一括して請け負う企業です。

IT営業は、クライアントの課題をヒアリングし、最適なシステム導入の提案や、エンジニアとの橋渡し役を担います。プロジェクト提案から受注、納品までの調整力が重要です。

 

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SaaSベンダー企業

 

IT営業が活躍するSaaSベンダー企業の代表例は以下の通りです。

 

  • ・株式会社マネーフォワード
  • ・株式会社freee
  • ・株式会社Sansan

 

SaaSベンダー企業は、クラウド上で提供される業務支援ソフト(SaaS)を開発・販売する企業です。

IT営業は、顧客企業に対して自社サービスの導入メリットを説明し、契約・活用支援まで対応します。比較的スピード感があり、成果が見えやすい営業スタイルが特徴です。

 

スタートアップ/ベンチャー企業

 

急成長中のテック企業で法人営業に従事できるスタートアップ/ベンチャー企業の代表例は以下の通りです。

 

  • ・株式会社SmartHR
  • ・株式会社カケハシ
  • ・株式会社RevComm

 

スタートアップやベンチャー企業は、新しい技術やビジネスモデルで急成長を目指す企業で、医療・HR・教育などさまざまな分野にSaaSやITサービスを展開しています。

IT営業は、限られたリソースの中で新規顧客開拓やマーケット拡大を担う重要なポジションです。裁量が大きく、営業+マーケやCS(カスタマーサクセス)など幅広い業務に関わることも多いです。

 

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コンサルティングファーム

 

IT系コンサルティングファームでは、ITソリューション提案を営業的に行うことが求められるケースもあります。以下、代表的な企業例です。

 

  • ・アクセンチュア株式会社
  • ・デロイト トーマツ コンサルティング
  • ・PwCコンサルティング合同会社

 

IT系コンサルティングファームは、企業の業務改善やDX推進のためにIT戦略の立案やシステム導入支援を行う企業です。

IT営業に近い役割としては、クライアントに対する提案活動・案件創出・プロジェクト推進を行う「ビジネスディベロップメント職」や「コンサル営業」があります。戦略的な提案力や高度な折衝力が求められます。

 

このように、IT営業が活躍できる企業は多様です。自分の考えや目指すキャリアとマッチした企業を選ぶためにも、価値観を明確にして自分に合う仕事を把握しておくことが大切です。

 

自分に向いているIT営業の仕事は診断で見つけてみよう

 

次の仕事選びの軸が見つかる!仕事タイプ診断をしてみる

 

次のキャリアでどの職種を目指すか、マネージャーを目指すか、スペシャリストになるか悩んだり、転職したいけど自分の価値観に合う企業がわからない、次の職場選びで重視した方がいいことがわからないなど、職場選びで悩むことは多々ありますよね。

 

ギークリーの「IT人材 仕事タイプ診断」では、自分の適性だけではなく、自分に合う働き方、企業のタイプを知ることができるので、転職軸を決めるときや求人選びに役立ちます。

 

キャリアや仕事選びで悩んだら、一度ご自身の価値観に合う仕事のタイプや企業のタイプを調べてみませんか?自身の適性を知ることで、納得のいくキャリア選択や求人選びができるでしょう。

 

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希望の職種に転職!診断利用から約1か月で転職成功した方の例

 

希望の職種に転職成功したAさんの例
  • ご年齢:30代前半
  • ご経歴:システムエンジニア⇒システムエンジニア
  • 転職期間:仕事タイプ診断利用から1ヶ月弱でご転職

 

Aさんは元々Salesforceエンジニアとして運用保守に従事されていましたが、案件が変わることが多く、知見を活かして働けない、個人よりも切磋琢磨できる仲間・チームで成長していきたいというご意向があり転職活動を始めておりました。

 

前職のご状況と、ご自身の価値観・志向にギャップを感じられていたAさんですが、「IT人材 仕事タイプ診断」によってご自身に合う価値観の企業タイプを見つけ、診断から1ヶ月弱で転職成功されました。

 

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「IT人材 仕事タイプ診断」ご利用の流れ

 

「IT人材 仕事タイプ診断」は4つのステップで完結!

 

STEP1:以下のボタンから仕事タイプ診断のページへ

 

STEP2:仕事タイプ診断のページから職種を選択

 

STEP3:プロフィール(お名前とご連絡先)を入力

 

STEP4:必要な質問に答える

 

診断後、自分の志向にあう企業の求人を見たい場合は、IT専門のキャリアアドバイザーがご希望の条件をお伺いし、志向性に合わせた求人を紹介させていただきます。

たった3分、無料で診断できるので、ぜひ一度「IT人材 仕事タイプ診断」で企業選びの軸を見てみてください。

 

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代表的なIT営業3種類

 

it営業 大手

 

まずは定番のIT営業職種とされる次の3つの職種をご紹介します。

 

  • ・ハードウェア営業(通信機器・PC・サーバ機器)
  • ・SIer営業(SI、システムインテグレーター)
  • ・オンプレミスの受託開発営業

 

IT営業職は給与水準は低くなく安定しているうえに、未経験でも就業できる可能性が高くチャレンジしやすい点がメリットです。

一方で、伝統的な営業手法で営業活動をしている企業が多いことや、商品販売のための営業知識が将来的に使えなくなる可能性があるのがデメリットです。

IT業界未経験でも仕事に就きやすいメリットがあるため、まずはここでご紹介する職種で数年の経験を積んでからキャリアアップを図るという方法もおすすめです。

 

ハードウェア営業(通信機器・PC・サーバ機器)

 

IT営業職種の中でも歴史が一番古いのが、ハードウェア系IT営業です。

取り扱い対象となる商品は、パソコン、携帯、サーバー、社内ネットワーク機器などが代表的でしょう。

ソニーグループ株式会社、株式会社東芝、日本電気株式会社、富士通株式会社、株式会社日立製作所などの大手企業が事業として継続しているのが特徴で、営業活動の方法は、ルート営業が中心です。

 

ハードウェア営業の平均年収:約500万円

 

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SIer営業(SI、システムインテグレーター)

 

SIer営業は、ハードウェアとソフトウェアを組み合わせて、社内のシステム構築を担う仕事です。基本的に自社製品ではなく、外部の商品やサービスを組み合わせて提案を行います。

顧客へのシステム導入の提案、構築、運用窓口など、幅広い業務を担い、ルート営業が中心です。

またSIer営業の仕事は商品を売るだけではなく、システム導入に伴う搬入作業からサポートまで業務内容は多岐に渡ります。取り扱う商品が自社商品ではないため、提携企業の調整も必要です。

近年の問題点は、クラウドシステムを導入する企業が増えてきていることから、ハードウェアやソフトウェア自体を導入しない傾向にあることです。

ただし、無形商材を扱うIT営業が初めてという方にとっては、学ぶことも多いため挑戦してみる価値はあるでしょう。

代表的な企業例は株式会社NTTデータ、日本電気株式会社、富士通株式会社、株式会社日立製作所、株式会社野村総合研究所などです。

 

SIer営業の平均年収:約460万円

 

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オンプレミスの受託開発営業

 

受託開発とは、開発リソースがなく、ITエンジニア不在の企業から情報システムやソフトウェアの開発を請負うことを指します。

開発はエンジニアが担当し、顧客への提案と契約等の手続きは営業が担います。

自社内で情報システムを保有し、自社内の設備によって運用するオンプレミスに対し、外部サーバを利用するシステムの利用形態がクラウドサービスです。

近年ではクラウドサービスへの移行が進み、依然ほどの需要が維持できてはいないものの、一部の大企業などでは引き続きオンプレミスでの運用も続いています。

代表的な企業例は、株式会社NTTデータやSCSK株式会社、株式会社アクセルエンターメディアなどです。

 

オンプレミスの受託開発営業の平均年収:約480万円

 

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将来性の高いIT営業4種類

 

it営業 大手

 

IT分野は日々発展しており、AIやIoTなどの技術の活用が増加しつつあります。

それに伴い、新しい技術を説明できる高度な技術に精通した専門性の高いIT営業担当者の需要は増加傾向です。

 

  • ・クラウドサービス営業(SaaS営業)
  • ・受託開発営業(モバイルアプリ・Webアプリケーション・先端技術実装)
  • ・AIソリューション営業(Web系AI)
  • ・AIソリューション活用営業(IoT系AI)

 

将来的に注目度が高くニーズが増えると予測される営業職種をご紹介します。

 

クラウドサービス営業(SaaS営業)

 

SaaSもクラウドサービスの一種で、近年特にToB(法人向け)のIT営業職の需要は高まっています。

 

種類 サービス内容
 SaaS (Software as a Service)  既にパッケージ製品として販売されているものをインターネット上で提供するサービス ・Gmail
・Zoom
・Salesforce

 

前述のIaaS、PaaS、BaaSとの違いは顧客が法人営業である点で、経費精算管理や人事労務管理、営業管理や社内チャットツールなどを提供します。

SaaSは従来の営業手法と異なる分業型の営業組織で構成されており、論理的な「科学的アプロ―チ」を基本とする手法です。

SaaS企業の多くは、以下の手順と組織構成で営業活動が行われています。

 

①マーケティング
②インサイドセールス(内勤営業)
③フィールドセールス(外勤営業)
④カスタマーサクセス(既存営業)

 

上記のいずれかを選択して専門性を高める、もしくは4つ全ての経験を通して全体を統括できるスキルを身に付けるなど、キャリアの方向性は幅広く選択することができます。

SaaSはまさにこれから求められるスマート将来性が高い営業職でしょう。

日本国内のSaaS企業は、Sansan株式会社、freee株式会社、サイボウズ株式会社、株式会社ラクスが代表例です。

 

クラウドサービス営業の平均年収:約600万円

 

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受託開発営業(モバイルアプリ・Webアプリケーション・先端技術実装)

 

これらは、前述でご紹介した受託開発とは異なり、いずれもインターネットに接続して利用するソフトウェアの開発に特化した営業です。

AIやブロックチェーン技術などの領域に特化したソフトウェア開発会社も多いのが特徴で、需要が高く、給与も安定しています。

中小企業が多い傾向にあり、高度なIT知識が求められます。

企業例は株式会社サイボウズ、株式会社トライアルカンパニー、株式会社SHIFT、株式会社エンジニアリングシステムなどです。

 

受託開発営業の平均年収:約460万円

 

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AIソリューション営業(Web系AI)

 

Web上で利用できるSaaS型のAIサービスの営業が、Web系AIソリューション営業です。

主に、画像認識サービスやデータ処理、AIを使用したチャットツールなど、ひとつの機能に特化してWeb上で利用できるサービスを対象としています。

AIソリューション営業はIT営業経験者が優遇される傾向にあるため初心者向きではないものの、トレンドに敏感で最新技術を学びたい人に向いています。

株式会社サイバーエージェント、株式会社オプティム、株式会社Preferred Networks、株式会社ABEJAなどが企業例です。

 

AIソリューション営業の平均年収:約580万円

 

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AIソリューション活用営業(IoT系AI)

 

IoT(Internet of Things)は「モノのインターネット」と訳され、インターネットを経由することでモノとソフトウェアが通信する技術を指します。

さらに、AI機能が搭載された高度なサービスはIoT系AIソリューション活用営業と呼ばれており、自動運転やドローン、センサー、自立型ロボットなどが代表例です。

ただし、まだ一企業が単独でビジネスを回せる程の技術は確立されていない背景から、実証実験や事業提携のための営業などを中心に行います。

非常に高度なIT技術の知識やビジネス知識、大手企業向けの営業スキルが必要で上級者向きの営業職種です。

代表的な企業には、株式会社日立製作所、株式会社村田製作所、株式会社NTTデータ、株式会社ユニアデックス、株式会社アシストなどがあります。

 

AIソリューション活用営業の平均年収:約600万円

 

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高待遇のIT営業4種類

 

it営業 大手

 

IT営業のなかでも需要が高い職種は待遇もよい傾向です。

 

  • ・パッケージ営業(ゲーム・パッケージソフトウェア・ERP)
  • ・ITクラウドサービス営業(IaaS、PaaS、BaaS)

 

以下、高待遇のIT営業職種をご紹介します。

 

パッケージ営業(ゲーム・パッケージソフトウェア・ERP)

 

パッケージソフトウェアとはCD-ROMやDVD-ROMなどのソフトウェアの総称で、例えばマイクロソフトやオフィスなどが代表的です。

パッケージの法人向け営業は、財務や人事、顧客情報などの基幹業務を補助するERPパッケージと呼ばれるシステムを販売する会社もあります。

IT営業のなかでもパッケージ営業は、基本的に販売のみを担うため販売・営業力が求められます。

マイクロソフトのような大手グローバル企業は営業先も大手企業が多く、既存顧客のためのルート営業や深耕営業が多い傾向です。また新規開拓には高レベルな営業手法とスキルが必要で、給与水準が高い点が魅力です。

TOPPAN株式会社、富士通株式会社、株式会社日立製作所などが代表的な企業例として挙げられます。

 

パッケージ営業の平均年収:約600万円

 

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ITクラウドサービス営業(IaaS、PaaS、BaaS)

 

クラウドとは、インターネットに接続することでデータベースや業務アプリケーションなどをPCやスマホで使うことができるサービスを指します。

IaaS、PaaS、BaaSはいずれもクラウドサービスの一種です。

 

種類 サービス内容
 IaaS(Infrastructure as a Service) 仮想マシンやネットワークなどのインフラを提供するクラウドサービス ・Google Compute Engine
・Amazon Elastic Compute Cloud
 PaaS(Platform as a Service) ソフトやアプリ開発に必要なハードウェアやOSなどのプラットフォームを提供するクラウドサービス ・Microsoft
・Azure
 BaaS(Banking as a Service 金融機関のサービスを提供するクラウドサービス ・住信SBIネット銀行

 

これらの市場は大手グローバル市場が独占している傾向にあり、提携企業もまた大手グローバル企業であるケースが多く、給与水準が高い点が特徴です。

まずは代理店販売をしている企業で経験を積んでから、大手グローバル企業への転職を目指す方法もあります。

高度なIT技術の知識を保有し、提案営業に同行するセールスエンジニアとのチームプレイが求められます。

国内大手IT企業では、株式会社NTTデータ、富士通株式会社、日本電気株式会社、株式会社日立製作所などが、中堅クラウド系企業・SaaS企業ではサイボウズ株式会社、Sansan株式会社などが企業例です。

 

ITクラウドサービス営業の平均年収:約500万円

 

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IT営業に向いている人の特徴

 

it営業 大手

 

IT営業未経験であっても、次のような方はIT営業に向いている可能性が高いです。

 

・問題解決能力がある
・IT技術に興味・関心が深い
・モラルを重視できる
・コミュニケーションが好き
・IT営業のやりがいを原動力にできる

 

以下、詳しく解説します。

 

問題解決能力がある

 

IT営業には冷静で迅速な判断が求められる場面があります。

経験によって身につくものではあるものの、物事に動じない、判断スピードが速い、自ら課題を解決する思考を持っている方はIT営業職に向いているでしょう。

 

IT技術に興味・関心が深い

 

IT技術は常に刷新されているため、興味を持って日頃からキャッチアップを行う癖がついている人はIT営業での活躍が期待できます。

未経験であればなおさら、より多くの知識を身につけることに積極的な姿勢は欠かせません。

 

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モラルを重視できる

 

プロジェクトのマネジメント部分も担ったり進捗を管理する場合、正確性や期限を守れるモラルが求められます。

クライアントはもちろん、自社内でも様々な人と関わる仕事であるため、他職種の重要さも理解し感謝を忘れない気持ちも大事です。

 

コミュニケーションが好き

 

仕事を円滑に進めるうえでコミュニケーションスキルは必須です。

顧客の課題解決のために寄り添い、目線を合わせる共感力が備わっている方はIT営業の適性があります。

また、直接感謝してもらえるポジションでもあるため、人の役に立つ実感や感謝の言葉がモチベーションにつながる方は社内外から重宝されるでしょう。

 

IT営業のやりがいを原動力にできる

 

IT営業の大きなやりがいは、ITに関する知識や無形商材の営業スキルを磨けることです。

有形商材と異なり、目に見えず触れることができない商品を扱うことによって、提案力や顧客に寄り添う力を高めることができます。

成果を上げれば報酬に反映されやすい点も大きな魅力です。

発展が続くIT業界ではAIやIoTといった最新技術による革新が続いているため、特に新しい技術は社会貢献度を直接感じる機会も多く、業界の発展への貢献を実感しやすいでしょう。

こういったIT営業ならではのやりがいを原動力としてステップアップを目指せると感じられる人は、活躍が期待できます。

 

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【未経験者向け】IT営業に転職する方法

 

it営業 大手

 

ここからは、未経験からIT営業に転職するための方法について解説します。

 

・IT営業に活かせるスキル
・IT営業に役立つ資格
・未経験でも挑戦しやすい求人

 

これらについて、以下解説します。

 

IT営業に活かせるスキルは?

 

IT業界が対象とする商品やサービスは、日々新しい技術に伴い進化しているため、IT営業に求められるスキルや営業手法も流動的です。

どの営業職種にも共通して求められるスキルや能力の基本は「ヒアリング力」「提案力」「マネジメント能力」です。

潜在的な課題は、顧客にとっても可視化されていないことがめずらしくありません。

ヒアリングだけでなく、相手にとって分かりやすい言葉や表現で伝える能力には資料作成能力なども含まれます。

またIT営業には、説得力をもたせるためにこういった能力を裏打ちするIT関連の知識も必要です。

 

役立つ資格を取得する

 

資格はなくてもIT営業に転職できますが、もしもIT知識量に不安がある場合は以下のような資格の取得を通して勉強する方法もあります。

 

・基本情報技術者
・応用情報技術者

 

また、IT業界の営業は、ITやシステムの専門的な知識だけでなく、コミュニケーション能力やWebマーケティングの重要性も理解しておく必要があります。

なぜなら、消費者の動向を理解し市場で何が注目されているのかトレンドを把握しておかないと、たとえ素晴らしい商品やサービスであっても売り込めないためです。

IT業界の営業に転職を考えているのであれば、最低限でもSNSの活用方法やアクセス解析ツールの活用方法を習得しておくことをおすすめします。

 

未経験から挑戦しやすい求人案件に応募する

 

未経験からでも目指しやすいIT営業の求人案件は、Webサイトやコンテンツ制作、Web広告などに多い傾向です。

未経験からIT営業を目指す場合は、企業によって異なる「求められるスキル」を正確に把握する必要があります。

例えば技術系に強い営業を求めている企業であれば、上述した資格取得の勉強などがプラスに働くこともあるでしょう。

SIer企業の他職種からのキャリアチェンジの場合、同じSIer系の企業を選ぶことで即戦力として活躍できる可能性もあります。

仮にIT業界未経験であったとしても、無形商材の営業経験があれば積極的にアピールしましょう。

 

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転職エージェントに相談して、IT営業に転職しよう

 

 

変化が著しいIT業界がゆえ、営業手法や対象となる商品やサービスも変容しつつあります。

大手企業が独占しているケースが多い傾向もありますが、代理店販売をしている中小企業などもあるので挑戦できる可能性は大いにあります。

経験を積んで大手グローバル企業に転職するなど、将来的なキャリアプランも視野に入れて職種選びをしてみてはいかがでしょうか。

 

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この記事の監修者

【国家資格保有】キャリアアドバイザー 小峰涼平

5年間インフラエンジニアとして新規顧客提案や既存顧客への提案〜運用保守業務を経験。業務を行う中で人材業界へ興味を持ち、22年1月国家資格キャリアコンサルタントを取得。現在、資格を活かしキャリアアドバイザーとしてエンジニアの転職支援を行っております。

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