業.png)
テストエンジニアの平均年収は?将来性や未経験から目指す方法も紹介
この記事では、テストエンジニアの平均年収やテストエンジニアの将来性についてご紹介します。他にもテストエンジニアのキャリアパスや年収アップに役立つスキルや資格も紹介しているので、テストエンジニアで年収を上げたいという人はぜひ参考にしてください。
目次
テストエンジニアの平均年収
テストエンジニアの平均年収は450万円程度とされています。
テスター業務から始めてテストエンジニアへと育てる企業もあるため、年収300万円程度という求人も多いです。
一方、キャリアを積んで管理職になる人や、難関資格を取得している人は年収600万円以上を目指すことも可能です。
テストエンジニアとして高収入を目指したい人は、専門性を深くを追求するか幅広い業務をこなせるようにしましょう。
また、年収を上げるために、まずは自分の現在地を知ることも大切です。
\ 簡単3分で適正年収を診断! /
IT人材1万人のデータで年収UP予想額がわかる「IT人材 年収診断」
かんたん
3分!
無料診断してみる
仕事量が多いのに周りと比べて年収が低い、評価されにくくて給料が上がりにくい、転職したいけど今より年収が落ちないか不安、など、IT・Web・ゲーム業界で勤めているテストエンジニアの方にとって「年収」に関する悩みは多いですよね。
年収のことで悩んだら、一度ご自身の年収の現在地と年収アップ予想額を調べてみませんか?現在地から目指せる年収を知ることで、この先どうするか納得のいく決断ができるでしょう。
\ 簡単3分で適正年収が分かる! /
年収約120万円アップ!年収診断の利用から約2週間以内に転職成功した方の例
- ご年齢:30代
- ご経歴:プロジェクトマネージャー⇒アプリエンジニア
- 勤務地:西日本⇒東京へ転職
- 転職期間:2週間以内に転職成功
Aさんは、スピード転職に成功、かつ年収を約120万円アップすることに成功しています。
もともとアプリエンジニアとしてのご経験もお持ちで、年収診断を行った結果、同職種・同年代のボリュームゾーンより年収が下回っていることから年収を上げたいとお考えになり、転職で年収アップを成功させました。また、開発に携わりたいという希望も転職により叶えることができました。
【あわせて読みたい】転職で年収アップに成功した事例はこちら⇓
「IT人材年収診断」ご利用の流れ
「IT人材年収診断」は4つのステップで完結!
STEP1:以下のボタンから年収診断のページへ
STEP2:年収診断のページから氏名と連絡先を入力してスタート
STEP3:プロフィールと簡単な職務経歴を入力して診断
STEP4:ご自身の年収の現在地を把握
診断後は、年収が上がる求人や、ご希望に沿った求人のご紹介、IT職種を熟知したキャリアアドバイザーに転職の相談をすることもできます。是非一度、ご自身の年収の現在から年収アップ予想額を見てみてください。
\ 簡単3分で適正年収が分かる! /
テストエンジニアとは
テストエンジニアの仕事は言葉の通り製品のテスト(検証・評価)を行うエンジニアのことです。
IT製品をあらゆる角度からテスト検証し、プログラムに不備がないか、データベースの設計ミスがないかなどを確認します。
IT業界において世の中に安心で安全な製品を届けるために重要な役割を担っているテストエンジニアは、新薬を発売する前に治験を担当する医師のような存在です。
テストエンジニアの仕事内容
テストエンジニアの仕事はただシステムのテスト・検証をするのではありません。
テストを行う手順の計画や設計、そしてテスト結果の分析と報告、改善案の提案まで責任をもって行うことが求められます。
テストエンジニアの主な仕事内容は以下の通りです。
- テスト計画
- テスト設計
- テスト実施
- テスト結果の分析・報告
- 品質改善提案
企業や業務内容によっては全てあるいは一部を担当することになりますが、以下項目は押さえておきましょう。
テスト計画
テストの目的を明確にし、正しく実行するためにテスト計画書を作成します。テストすべき項目の洗い出し、人員、方向性を確認するための土台を決める工程です。
テスト設計
実施するテストの種類や流れ、必要なデータ、流れなど具体的に決める工程です。
これらの詳細をテストケースに落とし込んだものがテスト仕様書で、完成イメージを明確にします。
テスト実施
テスト仕様書で決定した項目に則り、操作や期待値などの結果を集計します。
ブラウザなどの環境や操作手順、再現性があるものなのか等、テスト実施時の詳細な記録が必要です。
テスト結果の分析・報告
テスト実施期間中は管理者に対して定期的に報告を行います。
問題が分析しやすいよう障害発生時の工程、対象機能、障害数などをまとめ、終了後にはテスト結果を集計し、開発側にフィードバックします。
品質改善提案
テスト結果を分析して不具合が見つかった場合は改善案の提案を行うこともテストエンジニアの仕事です。
品質担保とクライアント目線での機能評価が大切で、結果に伴いテスト工程自体も見直しや改善を行うことが求められます。
\ テストエンジニアの仕事は合う? /
テスターとの違い
混同されがちな仕事にテスターがありますが、両者は担当範囲が大きく異なります。
上述の通りテストエンジニアがテストの計画・設計・実施・評価・改善の工程を行うのに対し、テスターは用意された仕様にしたがってテストを実施するのが仕事です。
【あわせて読みたい】テスターとQAエンジニアの仕事内容の違いについてはこちら⇓
QAエンジニアとの違い
不具合やバグをテストするテストエンジニアに対し、完成した製品のユーザー視点でのチェックはQAエンジニアが担います。
テストエンジニアが主に仕様書に則った仕上がりになっているか、バグや機能面での問題などがないかを確認する仕事であるのに対し、ユーザーにとっての使いやすさという観点で品質の確認を行う点がQAエンジニアとの違いです。
【あわせて読みたい】QAエンジニアの年収事情についてはこちら⇓
\ 理想のエンジニア求人が見つかる! /
テストエンジニアの年収アップのためにできること
テストエンジニアとしてもっと年収アップしたいと感じたら、以下の3つを実践してみましょう。
- 年収アップに役立つスキルを身につける
- 年収アップに役立つ資格を取得する
- 転職する
年収アップに役立つスキルを身につける
年収アップのためには新たなスキルを身につけ、様々な業務を経験しキャリアアップしていくことが重要です。
テストエンジニアに必要なハードスキル
・ソフトウェアの基礎知識と開発スキル(プログラミング含む)
・テスト対象の把握とテスト行程の知識(単位テスト、結合テストなど)
・Word、Excel、Powerpointなどのオフィスソフト知識
・テスト自動化ツールの知識
・品質管理の知識
テストエンジニアは開発製品のテストをするだけでなく、問題点を探して改善策のプラン提案まで対応します。テスト工程ではソースコードを入力する場合もあるため、プログラミングなどITスキルを身につける必要があります。
またテストといっても様々な手法があるため、テスト対象の課題に合せたテスト方法を把握し効率の良い作業をすることや、資料にまとめてクライアントへ結果報告するためのオフィスソフトの基礎知識は必要不可欠です。
案件によっては膨大な量のデータを扱うため、テスト自動化ツールの知識も仕事を効率化するために求められます。クライアントの求める高品質な製品を実現させるために、品質管理の知識などもあると活躍の場が広がるでしょう。
テストエンジニアに必要なソフトスキル
・コミュニケーション力
・集中力
・問題解決力・改善力
開発にはテストエンジニア以外にもたくさんの人が関わっているため、コミュニケーション力は非常に大切です。テストの結果や改善策を報告する際は相手の立場に立って分かりやすく伝わりやすいコミュニケーションを意識しましょう。
また、テスト工程にて製品の不具合の原因を探るのは非常に根気と集中力が問われ、どんなに些細な異変にも気づける集中力と問題解決力も求められます。
キャリアパスに役立つスキル
・調整・管理スキル
・分析スキル
・セキュリティスキル
多くの開発現場で用いられているウォーターフォール型の開発手法においては、ひとつの工程の遅れが大きな影響を及ぼしてしまうことからスケジュール管理が重要視されます。
テストエンジニアはテストのみに目を向けるのではなく、プロジェクト全体を俯瞰し、確実にスケジュールを守る意識が求められます。この際に大事なのが、要件レベルの正確な把握と最適な計画立案です。
テストの結果から得られる情報は多く、試験仕様書などに定められた内容を正確に実施し、エビデンスをまとめるのがテストエンジニアの仕事です。
テストエンジニアとして得た知見は、Web上における機密情報保持に役立ちます。
セキュリティを担う人材の需要は近年高まっており、テストの計画・設計に加えてテスターとしての経験を積むことでより市場価値を高めることも可能です。
\ 自分に合う働き方が分かる! /
年収アップに役立つ資格を取得する
年収アップのために資格を取得することもよいでしょう。資格を取得することで会社から手当が出たり、給与アップする場合もあります。
IT検証技術者認定試験
一般財団法人IT検証産業協会が認定するテストエンジニアの資格試験です。
テストエンジニアとしての実務力を問う記述式試験となっており、レベル1~レベル5まで存在します。
日本企業からの信頼度が高い資格なので、日本でテストエンジニアとして働く人には取得することをお勧めします。
JSTQB認定テスト技術者資格
主にソフトウェアの技術力を証明するテストエンジニアとして世界的に通用する資格です。
現在は「Foundation Level」と「Advanced Level」のレベル別に分かれております。
アドバンスレベルではテストマネージャー、テストアナリスト、テクニカルテストアナリストと項目別に資格が分かれています。
ソフトウェア品質技術者資格認定
主にソフトウェアの品質に関する知識と技術を問われる資格です。
初級~上級までの三段階に分かれており、品質の基本概念からマネージメント知識まで問われます。
テストエンジニアを職業として活躍したい人は中級以上を目安に取得すると良いでしょう。
また将来エンジニア業界でリーダーやマネージャーを目指す方にもお勧めの資格です。
転職する
年収アップのために転職するということも手段のひとつです。
Geeklyで転職された方は、転職後平均年収78万円アップしています。(※2024年2月時点)
今の会社でキャリアアップが望めなかったり、長期的に働く未来が見えない場合は転職をして年収をアップさせましょう。
まだ転職に悩んでいる人も、以下のボタンから無料相談が可能です。
テストエンジニアに向いている人
ではどんな人がテストエンジニアに向いているのでしょうか。テストエンジニアに向いている人は以下の通りです。
- 単純作業が好きな人
- 探究心がある人
- 真面目で几帳面な人
- 要領の良い人
テストエンジニアは未経験からも目指せる仕事ではありますが、誰にでもできる仕事ではありません。
まずは自分に適性があるかどうかを判断してから目指すようにしましょう。
単純作業が好きな人
テストエンジニアの仕事は地味で単調な仕事です。ときにはテスト行程において長時間拘束されることもあります。
細かい作業を集中力を切らさずに続けられる人には向いています。
探究心がある人
テストエンジニアは常に原因の究明をしなければなりません。
間違い探しやパズルなどが好きな人はテストエンジニアの仕事も楽しめるでしょう。
真面目で几帳面な人
テスト業務はマニュアルに沿って決められた作業をすることが求められます。
真面目にルールを守れる人にも向いている仕事です。
要領の良い人
テストエンジニアの仕事は膨大なデータを前に残業ということも多い仕事です。
急なスケジュール変更で納期が早まったりすることもあります。
常に効率を考え要領良く仕事ができる人が求められます。
【あわせて読みたい】テストエンジニアに向いている人の特徴はこちら⇓
\ エンジニア転職もプロがサポート! /
テストエンジニアのキャリアパス
仕事選びをするにあたりどんなキャリアパスが描けるのかは重要なポイントです。テストエンジニアが考えられるキャリアパスは以下の通りです。
- 管理職を目指す
- テストエンジニアとしての専門性を高める
- 品質コンサルタントになる
テストエンジニアを経て、より専門スキルを身につけるためプログラマーやシステムエンジニアを目指す人もいます。
ここではテストエンジニアとしての経験を活かしてステップアップできるキャリアパスをいくつか紹介します。
管理職を目指す
テストエンジニアの仕事も管理職を目指すことが可能です。
例えばテストリーダー、プロジェクトリーダーを経てプロジェクトマネージャーを目指すのも一つのキャリアパスです。
管理職ではシステム開発の知識や経験、加えてチームをまとめるコミュニケーション力が必要です。
テストエンジニアとしての専門性を高める
テストエンジニアとしての専門性を高めると、セキュリティー対策などの仕事も目指せるようになります。
セキュリティインシデントは多様化しており、近年の傾向ではテレワーク等のニューノーマルな働き方を狙った攻撃が急増するといった特徴が挙げられます。
テレワーク以外でもオンライン教育におけるセキュリティ被害事例が日本国内でも挙げられるなど、セキュリティ人材の需要は高まる一方です。(参考:総務省『令和3年版 情報通信白書』)
サイバーセキュリティーの経験は多くの人の役に立つ仕事で需要も高いので、一つの専門分野にてスキルを極めるのも良いでしょう。
品質コンサルタント
良い製品を世に排出するためには品質の維持管理が非常に大切です。
テストエンジニアの作業工程も商品の品質を保障するために行う重要な業務でもあります。
品質コンサルタントになると品質確保や改善を主に担当し、プロジェクトの設計から修正に至るまで品質に関する管理を任されます。
品質コンサルタントを経験するとマネージメントスキルも身につき、後にプロジェクトマネージャーも目指しやすいと言われています。
\ エンジニアのキャリアのお悩みを解決! /
未経験からテストエンジニアを目指すには
テストエンジニアのポジションは、企業によっては未経験でも就職することが可能です。
未経験採用の場合はまず簡単なテスター業務から始め、徐々にテストエンジニアとして必要な知識を身につけるパターンが多いです。
テストエンジニアはシステムエンジニアほど上流工程の作業を行わないため、IT系求職者にとって入りやすい職業でもあります。
未経験者がIT系企業への就職を目指すのであれば、テストエンジニアを一つのキャリアパスとして検討することをお勧めします。
【あわせて読みたい】テストエンジニアがきついと言われる理由はこちら⇓
\ 理想のエンジニア求人が見つかる! /
テストエンジニアの将来性
AI化が進んでいる現代、テストエンジニアとしての将来性はあるのかと不安になる方もいらっしゃるかと思います。
自動化によるテストエンジニアの需要の変化や、将来性のあるおすすめのキャリアパスについてご紹介します。
テスト自動化による求人情報の変化
テストエンジニアの仕事の一部は、将来的にはAIの発達により自動化し人が必要なくなると言われています。
しかしAI化が進んだとしてもテストエンジニアの仕事が全くなくなることはありません。
AIのテスト作業の自動化はテストエンジニアの仕事を効率化でき、より人の力が必要な作業に尽力できるようになるということです。
将来的に需要のあるテストエンジニアを目指すのであれば、AIに頼れる仕事以外の部分で専門性スキルを高めることをお勧めします。
またAI化が進む中で、今後はテスト自動化ツールのバグや不具合を確認するテスト自動化エンジニアの需要が高まることが予測されます。
常に新しいシステムが開発されている中で、いかに柔軟に専門性を高めていくかで今後のテストエンジニアとしての需要が左右されるでしょう。
プロジェクトマネージャーを目指す
テストエンジニアからのキャリアパスでもご紹介したように、テストリーダーやプロジェクトリーダーを経てプロジェクトマネージャーを目指すことも可能です。
プロジェクトマネージャーは企画立案から人員編成、完了後の報告までマネジメントの他にも幅広く担当します。テストエンジニアとしての知識やスキルを活用することで、スケジュール管理や分析・報告などをする際に役立つでしょう。
また、現場を知っているという強みがあるため、エンジニアやクライアントとのコミュニケーション力をアピールすることも可能になります。
ITスキルの高いプロジェクトマネージャーの転職市場での需要は高く、キャリアアップを目指している方には将来性のあるおすすめのキャリアパスです。
【あわせて読みたい】プロジェクトマネージャー(PM)についてはこちら⇓
\ キャリアのお悩みを解決! /
テストエンジニアに興味を持ったらIT転職のプロに相談
エンジニアといっても様々な職種があります。
これからテストエンジニアを目指したいという人はまずは未経験からできるテスターの仕事などから初めてみましょう。
IT業界で需要の高い知識やスキルを積極的に身に付けることで、テストエンジニアからのキャリアアップを実現することも可能です。
「エンジニアとして上流工程に携わりたい」
「IT業界で転職して年収を上げたい!」
「もっと自分に合った環境で働きたい!」
などのキャリアのお悩みは是非、「IT・Web業界の知見が豊富なキャリアアドバイザー」にご相談ください!
IT特化の転職エージェントのGeekly(ギークリー)なら、専門職種ならではのお悩みも解決できる専任のキャリアアドバイザーがカウンセリングから入社後まで完全無料で全面サポートいたします!
転職しようか少しでも悩んでいる方は、お気軽に以下のボタンからご相談ください。
\ エンジニア転職もプロがサポート! /
あわせて読みたい関連記事
新着記事はこちら
















