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転職するか迷ったときの判断基準と転職しない方がいいケースについて解説

「転職すべきか迷っている…」と悩む方も多いのではないでしょうか?本記事では、転職するかしないか迷ったときの年代別の判断基準や、迷いを拭いきれないときの解決方法を転職エージェントの視点から解説します。

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目次

 

【年代別】転職を迷う原因

 

 

20代の悩みと判断基準

 

20代では、より良い労働環境や収入アップのために転職を考える人が多い傾向にあります。

社会人経験があり、なおかつポテンシャルに期待できるとされる20代ですが、転職したい気持ちの反面「早すぎるのではないか」とタイミングを迷う人も多いようです。

自身のスキル不足や経験不足を懸念し、現職でもう少し頑張った方が良いのではないかと思いとどまってしまうケースです。

 

転職すべきか迷ったときは、まずはキャリアプランを書き出してみましょう。

自分の強みと弱みを客観的に分析したうえで、5年後、10年後にどうなっていたいかという理想像を明確にします。

そこから逆算して現時点で自分に足りないものは何か、それをいつまでにどのように習得するか、そのために必要な環境はといった形で掘り下げると今転職すべきかどうかがはっきりするかもしれません。

 

30代の悩みと判断基準

 

30代はライフステージが変わる人も多く、転職すべきかと悩むタイミングです。

労働環境や職場環境、住宅環境など、周囲とのさまざまな環境差が目に付く時期とも言えます。

しかしその一方で、気軽に転職に踏み切れないだけの理由が積み重なった時期でもあるため、何を重視して転職すべきか迷いがちな年代です。

 

転職すべきか迷ったときは、転職軸を明確にし、譲れない条件と譲れるラインを決めましょう。

例えば、家庭のために日々の残業時間や通勤時間の条件は譲れないかわりに、仕事内容は希望する幅を広げる、現職よりも規模の小さい企業でも構わないといった譲歩の範囲を決めておきます。

そうすることで志望する企業を絞ることができたり、転職後のミスマッチを確実に防げるといったメリットがあります。

 

40代の悩みと判断基準

 

40代の転職は難易度が上がる傾向にあり、「失敗できない」という思いから迷うケースが少なくありません。

企業から求められるスキルレベルも高く、自社以外でも通用するのかと不安を抱える人も多いようです。

 

転職すべきか迷っている状態であったり、反対に辞めることしか考えられない状態での転職はおすすめしません。

事実上最後の転職になる可能性も高いため、転職によるメリット・デメリットを客観的に判断する必要があります。

そして、自身の市場価値を正確に把握することをおすすめします。

これまでに培った人脈を駆使できる点が40代以上の強みでもありますので、転職市場の動向にも目を向けておくと転職すべきタイミングを計りやすくなるでしょう。

 

【あわせて読みたい】年代別の転職活動のポイントを知りたい方はこちらから⇓

 

 

転職を迷った際に確認すべきポイント7選!

 

 

ここからは、転職を迷った際に確認すべきポイントについて解説します。

 

転職のリスクについて把握している?

 

転職のリスクについて把握しているか確認しましょう。

転職には年収ダウンやローンが組みにくくなるといった金銭的なリスクや、仕事内容や人間関係が合わないといったリスクがあります。

転職によるリスクを踏まえた上で、転職にメリットを感じるのかを確認しましょう。

 

転職軸や優先順位は明確になっている?

 

転職軸や転職における優先順位は明確かを確認しましょう。

転職軸や希望条件が明確に定まっていない場合、先述した転職によるリスクを被ってしまう可能性が高いです。

転職してから後悔しないように、自分が転職したい理由や転職先の条件を明確に出来ているかを確認しましょう。

 

 

スキルの棚卸により市場価値を把握できている?

 

スキルの棚卸により、自身の市場価値を把握できているかを確認しましょう。

先述したように、自身のスキルや適正年収を明確に把握することで、希望条件に合った転職成功の確率が高まります。

 

 

抱えている課題や不満が現在の企業で解決できないか判断している?

 

抱えている課題や不満が、現在の企業で解決できないかを確認しましょう。

転職には大きなリスクが伴います。そのため、現状の課題や不満を現職で解決できるなら、それに越したことはありません。

まずは、転職によって解決しようとしている課題や不満を、現職で解決できるかどうかを考えてみましょう。

 

転職先で獲得したいスキルや経験を把握している?

 

転職先で獲得したいスキルや経験が、明確になっているかを確認しましょう。

目標のキャリアへ近づくために必要な経験やスキルを把握し、転職によって必要な経験やスキルを得られるかを見極めましょう。

 

入社というゴールから逆算した計画は立てられている?

 

入社から転職活動のスケジュールを逆算できているかを確認しましょう。

転職活動では、書類応募や面接の日程だけでなく、現職の退職手続き、業務引き継ぎを十分に行える時間を確保しなければなりません。

 

 

転職について家族の理解を得ている?

 

転職について家族の理解を得ているかを確認しましょう。

結婚して子供がいる場合、家族の理解を得ないまま転職活動してしまうと、家庭内外でトラブルが生じる恐れがあります。

転職によるリスクを家族に理解、同意してもらった上で、転職活動を行うようにしましょう。

 

まずはキャリアの相談をしてみる

 

 

転職した方がいい人、すべきではない人の違いは?

 

 

転職が向いている人と向いていない人には、どのような違いがあるのでしょうか。

ここからは、転職がおすすめの人・そうでない人の特徴について解説します。

 

転職したほうがいいケース

 

明らかなブラック企業である

労働時間や賃金の観点で明らかにブラック企業であると判断される場合は、転職に踏み切るのがおすすめです。

このまま働いていては心身の健康が害されると感じたら、転職を考えた方が良いでしょう。

 

人間関係や社風への不安・不満がある

職場の対人関係や雰囲気にどうしても不安・不満がある場合は、一度自分なりの方法で解決に向けて動いてみましょう。

それでも改善が感じられない、見込めない場合は転職して職場を変えるのもひとつの方法です。

 

将来のキャリアや転職軸が明確

将来のキャリアや転職軸が明確な人は、転職をおすすめします。

キャリアや転職軸が明確な場合、企業選びに迷う可能性や転職先とのミスマッチをおこす可能性が低いです。

 

自分の市場価値について知っている

自分の市場価値について知っている人は、後悔しない転職ができるでしょう。

自分のスキルや適正年収を把握している場合、転職先でスキルを発揮しながら即戦力として活躍できる可能性が高いです。

なお、適正年収の把握には年収診断の活用をおすすめします。

 

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転職をやめたほうがいいケース

 

キャリアの棚卸が出来ていない人

キャリアの棚卸が出来ていない人には、転職をおすすめしません。

自身のキャリアやスキルの棚卸が出来ていない場合、自身の適正年収や市場価値をうまく測れません。

また、履歴書や職務経歴書で自身をアピールすることも難しいでしょう。

 

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転職理由が「現在の仕事から逃げる」だけになっている

転職理由が「現在の仕事から逃げる」だけになっている人には、転職をおすすめしません。

年収の低さや残業の多さなど、ネガティブな理由から逃げるためだけに転職をしてしまうと、転職先でも同様の理由で転職してしまう可能性があります。

その結果、転職を繰り返してしまい、キャリアをうまく形成できない状況に陥ってしまいます。

 

転職すべきではないタイミング

 

転職すべきではないタイミングも存在します。

例えば繁忙期や携わっているプロジェクトの途中などです。

引継ぎ時間が十分に取れない、人員募集が通常より手間である等、周囲に迷惑を掛けてしまう時期は避けるべきです。

また、入社後すぐは自身にとっても周囲にとっても良いタイミングとは言えません。

短期離職という結果になってしまうと、その後の転職活動にも響くケースがあります。

ある程度勤続していれば昇進や昇給のタイミングがあるかもしれませんので、転職先の選択肢を広げるためにも、一旦そのタイミングを待つのもひとつの方法です。

 

【あわせて読みたい】転職で損をしてしまうタイミングについて確認しておきたいポイントこちらから⇓

 

まずはキャリアの相談をしてみる

 

転職について迷いが生じるのはなぜ?

 

 

まずは、転職について迷いが生じる原因について解説します。

 

転職がうまくいかないのではという不安がある

 

転職がうまくいかないのではという不安から、転職に迷いが生じる場合があります。

今の仕事をやめて転職することに漠然とした不安を感じている場合、転職に対する意欲がありながら行動に移せないことが多いです。

 

明確なキャリアをまだ描けていない

 

やりたいことが定まらず、明確なキャリアが描けていないため、転職に迷いが生じることもあります。

将来のキャリアや目標が明確でないと転職先の企業を見つけられず、転職活動に踏み切れないでしょう。

 

即戦力として活躍できるかが不安

 

即戦力として活躍できる自信のなさから、転職に迷いが生じることもあります。

自身の経験やスキルが転職先で通用するのかがわからない場合、転職活動に後ろ向きになってしまう可能性があります。

 

自分の市場価値がわからない

 

自分の市場価値を見極められないため、転職に迷いが生じることもあります。

自分の適性年収がわからず、転職して年収が下がってしまう不安から、転職活動に踏み切れないことも多いです。

 

現職よりも良い環境に行けるかがわからない

 

現職よりも良い環境に行けるかがわからないため、転職に迷いが生じることもあります。

現職よりも悪い環境に転職してしまう不安から、転職に興味があっても現職を続けてしまう場合があります。

 

 

まずはキャリアの相談をしてみる

 

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それでも転職の迷いが解決できないときはどうすればよい?

 

 

転職活動に必要なチェックポイントを確認した上で、それでも転職に迷いがある場合はどうすればよいのでしょうか。

ここからは、転職の迷いを払拭しきれない場合の解決策について解説します。

 

転職したい理由や転職軸を整理する

 

転職したい理由や転職軸を改めて整理しましょう。

チェックポイントを確認しても転職への迷いが残っている場合、転職理由や転職軸を突き詰めきれていない可能性があります。

自身の経験やスキル、転職の目的などを改めて洗い出し、転職理由や転職軸を整理しましょう。

 

家族や同僚に相談する

 

自分一人で考えるのではなく、家族や同僚に相談するのもおすすめです。

自分のことをよく理解している人に相談することで、有益なアドバイスをもらえる可能性があります。

また、先述した「家族の理解を得られているか」の確認にもつながります。

 

転職エージェントに相談する

 

転職エージェントに、転職の悩みを相談するのもおすすめです。

転職エージェントに相談することで、転職のプロかつ第三者の目線から冷静なアドバイスをもらえます。

また、自分の市場価値やキャリアについてのアドバイスももらえます。

 

転職活動を始めてみる

 

転職活動を始めてみるの良いでしょう。

転職活動を始めたからといって、必ず転職しなければならないわけではありません。

転職エージェントに登録し、実際に応募したりスカウトを受けたりすることで、今の自分の評価を確かめられます。

自分の評価を確かめた上で、転職理由や転職軸を整理しなおすのも良いでしょう。

 

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本記事では、転職に迷いが生じる原因や確認すべきポイント、転職の迷いを拭いきれない際の解決方法について解説しました。

転職には大きなリスクが伴います。そのため、転職の目的を明確にした上で、転職を行いましょう。

また、転職そのものについて決め切れない際は、第三者である転職エージェントに一度相談してみることもおすすめです。

プロのコンサルタントから的確なアドバイスをもらい、理想のキャリアに近づきましょう。

 

転職エージェントである株式会社ギークリーでは、転職するかどうか迷っているという相談も承っております。

転職自体にお悩みをお持ちの方や、キャリアについてご相談されたい方は、お気軽にご相談ください。

 

まずはキャリアの相談をしてみる

 

この記事の監修者

松村達哉

新卒で総合人材紹介会社に入社し、6年半の間、プレイングマネージャーとして、キャリアカウンセラーと法人企業へのコンサルタントを兼務。2011年12月にIT・インターネット業界に特化した株式会社ギークリーの立ち上げに参画し現在に至ります。カウンセリング人数は述べ4000名にのぼり、某転職サイトのキャリアカウンセラーランキングで、3位(2500名中)を獲得した実績もございます。

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