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ファッションテック市場の動向を解説!市場規模や成長率は?参入企業やサービス例を転職エージェントが紹介

ファッション×テクノロジーという新しい概念でユーザーに新しい体験を提供する「ファッションテック」。バーチャル試着やECサイトの利便性向上など、IT技術によって今までにない価値を生み出しています。今後成長が見込まれるファッションテック市場の動向や参入企業、サービス事例を解説します。IT活用の新たな道として、転職の参考にしてください。

洋服の買い物

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ファッションテックの市場規模と成長率

 

チャート

 

現在のアパレル総小売市場規模は約9兆円で、前年比は横ばいといった状況です。

しかしインターネットを利用した物販系分野に限ると2019年は1兆9100億円。前年の1兆7728億円から7.7%の成長を見せています。

物が売れない時代にあって、EC化の加速がアパレル関連全体の市場規模を維持している状況です。

ファッションテックは単にEC化するだけでなく、EC化の利便性をより多くのユーザーが享受できる仕組みを作っています。

成長著しい分野へのIT転職を希望している方は、ぜひファッションテック市場の動向にご注目ください。

 

ITを活用したサービス事例と代表的な企業

 

並んだ洋服

 

ファッションテックの代表的なサービスとして、以下が挙げられます。

 

・バーチャルフィッティング

・パーソナルオーダー

・月額レンタルサービス

 

こうしたサービスを展開している企業とその内容を紹介します。

 

バーチャルフィッティング

 

ビジネスマン

 

画像認識機能やAR技術を活用して、洋服やアクセサリーを実際につけたように見せるサービスです。

インターネットを通じたアパレル通販の課題としてつきまとうのが「試着」ではないでしょうか。

バーチャルフィッテイングは「ネットショップでは試着できない」というユーザーの不満を解決します。

バーチャルフィッティングサービスを提供している2つの企業をご紹介します。

 

FXGear

 

FXGearが提供している「FXMIRROR」は、AR/VR技術を使って自分のアバターを作成・使用し、手軽に試着ができます。

利用者はモニターの前に立って試着したい洋服を選ぶだけで、実際に洋服を着用した姿が確認できるのです。

店舗での試着では、別の色を試したい場合は元の服に着替えて試着室を出て戻って、というわずらわしさがあります。

しかしバーチャルなら売り場に戻る手間がなく、好きなだけ試着することが可能です。

 

TRYON

 

こちらはARを使ったサービスです。

スマートフォンのカメラを通してジュエリーの仮想装着体験ができます。

店舗に行く時間が取れないユーザーやスタッフに声をかけられるのが苦手なユーザーにフィットしたサービスです。

ジュエリーの中でも「ピアス」は試着ができない商品のため、こうしたサービスに魅力を感じるユーザーは多いでしょう。

商品リンクにすぐアクセスできる利便性もあり、ユーザーフレンドリーなサイトの代表例です。

 

パーソナルオーダー

 

ギフト

 

スマートフォンを使用して採寸し、自分にぴったりの商品が購入できるサービスがパーソナルオーダーです。

ECサイトの購入で試着と並ぶ大きな問題が「サイズ」ではないでしょうか。

パーソナルオーダーで採寸すると、洋服を買ったけど小さかったなどのサイズ違いが起こらないので安心して購入できます。

 

ZOZO

 

ZOZOスーツというウエアを着用してスマートフォンで撮影することで採寸、フィットする服が購入できるというサービスです。

自宅にいながら試着なしでぴったりの服が購入できるのは非常に画期的であり、話題となりました。

顧客の体格データを経年で追うことにより、アパレル企業は今後の需要の読み取りが可能になるでしょう。

顧客が求めるサービスを先読みし、企業側から個別に提示することができるのです。

 

Bodygram

 

こちらもスマートフォンを使った採寸サービスです。

普段着のまま前・横からの写真を撮影し、情報を入力するだけという手軽さが注目されています。

たった2枚の写真からの正確な採寸を可能にしているのは、同社独自のAIアルゴリズムです。

採寸データはアパレルだけでなく、今後フィットネスやヘルスケア分野でも活用されるでしょう。

企業はユーザーに価値を提供しながら、さらなる価値を探しているのです。

 

月額レンタルサービス

 

iPad

 

数あるレンタルサービスの中でも今まで実現しなかったものが、アパレル商品の月額レンタルサービスです。

流行に敏感なユーザーはシーズンごとに服を新調しますが、それを保管する場所を確保するのは難しいでしょう。

一度着ただけで飽きてしまう、実際に着てみるとイメージと違うといったことが続けば洋服は増えていきます。

保管場所や費用面で悩みを抱えている人にとって、洋服のレンタルサービスは救世主といえるかもしれません。

月額レンタルサービスを行っている企業を2つ、紹介します。

 

MECHAKARI

 

MECHAKARIは月額定額で、洋服が借り放題のサービスです。

返却時はクリーニング不要で返却できて、気に入ったらそのまま購入することもできます。

ユーザーボイスの収集とコミュニケーションに一役買っているIT技術がチャットボットです。

またAIも活用し、ユーザー個々へのスタイリング提案機能も備えています。

 

airCloset

 

airClosetも月定額のレンタルサービスです。

ユーザーの好みをヒアリングし、30万着という豊富な商品からスタイリストが選んだ服をレンタルします。

airClosetを展開する株式会社エアークローゼットでは、他企業と同じくAI技術を活用していますが、それに頼り切らないのが特徴です。

AIを使えばスタイリストを雇用する必要はないかもしれません。

しかし同社ではスタイリストによるパーソナルスタイリングを続けています。

AIにはできない「生身のコミュニケーション」に大きな価値があると考えているからです。

 

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ファッションテックに関わる仕事内容

 

アパレルショップ

 

ファッションテックに関わる代表的な職種として、以下が挙げられます。

 

・ECサイト運営

・デザイナー

・編集

・エンジニア

・マーケター

 

それぞれどういった人材が求められるのか紹介します。

 

ECサイト運営

 

ネットショップの運営と販売を行います。

商品の撮影と登録、販売、在庫の管理が主な業務です。

運営企業の規模によってはそれぞれ別セクションが担当するケースもありますが、少人数で運営する場合もあります。

少人数運営の場合は商品撮影や紹介文の作成スキルがあると活躍できるでしょう。

ユーザーの購買心理を読む心理学の素養を持っている場合はコピーライティングで役に立てるかもしれません。

 

デザイナー

 

計画

 

ECサイトが魅力的に見えるようにグラフィックなどを駆使してデザインします。

今求められているのは、見た目の良さだけでなく利便性が高いECサイトです。

商品検索から購入に至るまで何度もページ遷移を挟み、何度もクリックする必要があるサイトはユーザーが離れてしまいます。

ユーザーの視点に立って、使いやすく見た目も魅力的なサイトデザインができる人は、必要とされる人材です。

 

編集

 

多くの企業がブランディング戦略に活用しているのがWEBメディアです。

これまで主流だった雑誌に代わり、昨今はWEBメディアを使って優良顧客の獲得を目指します。

ブランドの「広報」ともいえるWEBメディアを取り仕切るのが編集業務です。

ブランド価値を高めるために必要なコンテンツ作りが必要とされます。

そのため自社ブランドについて深く理解し、ユーザーを巻き込む力がある人材が求められるでしょう。

 

エンジニア

 

ファッション企業やアパレルショップの業務効率化や新規サービスのシステム構築・運用を行います。

最近は独自のスマートフォンアプリを開発して情報収集を行う企業が増えました。

そのためアプリケーションの開発スキルは今後必須になるでしょう。

 

マーケター

 

顧客が求めるサービスが何なのか分析し、自社サービスに反映する業務です。

マーケティングにAIを活用する企業が増えており、それに伴って膨大なデータを扱います。

ITの基本的スキルのみならずデータ管理や活用、プレゼンテーション能力など様々なスキルが高いレベルで求められる職種です。

 

ファッションテック企業に求められる人物像

 

ITネットワーク

 

ファッションテック企業が求めるのは、ファッションが好きなだけでなくITの知識や技術を持っている人材です。

成長を続ける業界であり、多くの企業が注目しています。そのため新しい技術も次々と生まれることでしょう。

比較的早い流れに乗り遅れないよう、情報を自ら吸収しようとする能力も必要です。

 

ファッションテックで海外進出する企業が増える

 

グローバル

 

ECサイトは実店舗を運営するための物件を探したり、販売スタッフを雇用する必要がありません。

サイトの表示言語や決済方法の変更も簡単に行えるため、日本のECサイトを海外に向けて展開するケースも増えています。

しかし海外と日本で需要が同一とは限りません。

海外向けの展開を開始するのであればマーケティングが重要になるでしょう。

現地で通じる英会話スキルとマーケティングスキルを持っている人材は、ファッションテック業界で活躍が期待されます。

 

メーカーはD2Cで直接販売へ

 

ファッションテックが進化したことで、メーカーが自社のECサイトを介して直接販売を行うD2Cが増えました。

D2Cのメリットは、高品質な商品を安く提供できることやブランドイメージを損なわずに販売できることです。

他の商品と並べて販売されるECモールでは埋もれてしまう商品でも、自社サイトなら商品の魅力を存分にアピールすることができます。

一方でモールよりも集客が難しいといわれるのがD2Cです。

こうした「課題」をいち早く見つけてIT技術で解決できる人材は、ファッションテックに限らず幅広い業界で活躍できるでしょう。

 

今後も進化していくファッション業界

 

改善,ビジネス

 

成長著しいファッションテック業界で活躍するためには、マーケティングやITの知識・技術は必要不可欠です。

しかしそれだけを持っていれば安泰ということではありません。

ファッション業界は商品を作るメーカーだけでは成り立たず、必ず「購入するユーザー」が必要です。

ユーザーが求めているものを知り、求めている形で提供できる人こそ、ファッションテック業界で輝く人材だといえるでしょう。

ファッションテック業界への転職を考えている方はぜひ転職エージェントにご相談ください。

それぞれの経験やスキルに合った企業をご提案いたします。

 

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この記事の監修者

松村達哉

松村達哉

新卒で総合人材紹介会社に入社し、6年半の間、プレイングマネージャーとして、キャリアカウンセラーと法人企業へのコンサルタントを兼務。2011年12月にIT・インターネット業界に特化した株式会社ギークリーの立ち上げに参画し現在に至ります。カウンセリング人数は述べ4000名にのぼり、某転職サイトのキャリアカウンセラーランキングで、3位(2500名中)を獲得した実績もございます。

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