Webマーケティング資格│転職が有利になる資格を紹介
未経験からWebマーケターへの転職はハードルが高いと思われがちですが、実はそうではありません。資格を取得して基礎的な知識・スキルがあることを企業にアピールできれば転職の成功率は上がります。将来性抜群の職種「Webマーケター」への転職に有利な資格を、基礎的なものから即戦力になれるものまで紹介します。
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未経験者におすすめ!Webマーケティング資格
未経験からWebマーケターを目指すなら、まずWebマーケティング業界の基礎的な知識を身につけておかなければなりません。
Webマーケティングの仕事に役立つ資格はさまざまですが、いずれも取得のために勉強することでWebマーケターの仕事に役立つ知識を習得できます。
難易度が低くて比較的やさしい内容の検定から受けてみるのがおすすめです。
マーケティング・ビジネス実務検定
Webマーケティングのことを全く知らないという場合、まずはこの検定から受検するのがおすすめです。
特定の業種にフォーカスしないWebマーケティングの汎用的な知識を習得できる資格であるためです。
検定はC級・B級・A級の3つに分かれており、C級・B級が初心者向けの内容となっています。
C級であれば30時間ほどの勉強時間で合格できるため、未経験者は最初に受けるとよいでしょう。
マーケティング検定
2017年に始まった新しい検定で1級から3級まであります。
3級は「これからWebマーケティングを勉強しよう」という未経験者が受験できるようにハードルが下げてあります。基礎知識を身につけるには最適な検定でしょう。
3級は40時間ほどの勉強で合格可能な内容ですので、会社に勤務しながらの勉強でも1ヶ月あれば合格できます。
ネットマーケティング検定
Webマーケティング全般の基本知識が学べる検定で、未経験者の入門編です。
難易度は低めで基礎知識が主であるため、この資格があればWebマーケターになれるということはありません。
基礎知識を体系的に学びたい方向けで、15時間〜20時間の勉強時間で合格を目指せます。
IMA検定
Facebookなど比較的新しい広告活用法を学べる資格です。
現場で使える実務レベルの内容で、StandardコースとProfessionalコースがあります。
2ヶ月間のカリキュラムを受講後に受検するという流れで、転職後すぐに実務に活かせる知識が身につくためおすすめです。
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Webマーケティングの解析や統計分析に活かせる資格
Webアナリスト検定
Google Analyticsを中心としたデータを正しく解析して業務改善に活かせる実務レベルのスキルが身につきます。
合格率は80%を超えており、1日5時間で講座と検定が受けられるプログラムがありますので未経験者でも取得しやすいでしょう。
統計検定
Webマーケターにはデータを客観的に判断・分析し、問題解決する能力が求められます。
統計検定はWebマーケター専用の資格ではありませんが、ここで身につく知識・スキルは実務で役に立つでしょう。
4級と3級は初心者向けですが、2級以上は大学の統計学レベルの内容になるため実務経験者向けになります。
この検定に合格すれば「データを基に仮説を立てたり将来を予測するスキル」が身につくので、現場でも大いに活かすことができるでしょう。
最近ではWebマーケターとしてすでに活躍中の人でも取得者が増えてきた資格です。
ウェブ解析士
実務に役立つカリキュラム・資格を目指してつくられた資格であり、即戦力として活躍できるレベルの内容を学べるのが特徴です。
オンラインのアクセス解析能力だけでなく、電話問い合わせや営業担当の成約率などオフラインの解析能力も身につくでしょう。
ウェブ解析士には「ウェブ解析士」「上級ウェブ解析士」「ウェブ解析士マスター」の3つの階級があります。
ウェブ解析士に合格すれば、Webマーケターとして大切なクライアントの課題を見つけ出し改善策を提供できる能力の証明になります。
公式テキストだけでも300ページのボリュームなので決して簡単ではありませんが、取得する価値のある資格です。
Google Analytics Individual Qualification(GAIQ)
WebマーケターはマーケティングツールとしてGoogle Analyticsを使う機会が多くなります。合格するとGoogle Analyticsを使いこなせるようになるでしょう。
初級・上級どちらも5時間ほどのオンライントレーニングを受講して、理解度テストに合格すれば取得できます。
短時間で取得できる資格でありながら、実践力が身につきます。
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Webマーケティングの広告・SEM領域に活かせる資格
Google広告認定資格
Google広告に関する知識が問われる資格です。
検索広告、広告ディスプレイ、広告動画、広告アプリ、ショッピング広告など複数用意されているため、職務に関連の深い領域から受験するとよいでしょう。
なお資格の有効期限は1年間に設定されており、都度受験しなおす必要があるため、保有する知識が最新のものであることの証明にもなります。
ウェブデザイン技能検定
Webデザインのスキルレベルを認定する検定です。
HTMLやCSSを用いたWebページの制作、デザインの基礎知識などを習得できます。
Webマーケティングの観点でUXも重要視されるため、戦略的なWebサイトのデザインと制作に必要な知識です。
Webライティング能力検定
Webマーケターとしてコピーライティング業務を視野に入れている方や、マーケティング部門のSEO対策に強い人材を目指す人向けです。
1級から3級までありますが、別々の試験ではなく同じ試験の点数次第で階級が決定される方式です。
SEOスキルだけなく法律関係・炎上対策まで学べます。
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Webマーケティングの仕事に資格は必要?
Webマーケティングの仕事内容と求められるスキル
Webマーケティングは、Web上での集客に特化した戦略のことです。
そのため商品やサービスを販売するためにWebで集客し、販売につなげ、リピートしてもらうまでがWebマーケティングの領域です。
広告と販売サイトで上位表示させるためにはSEOの知識も欠かせません。
マーケターとして商品を買ってもらうための施策を立案・実施するスキルとWebに関するスキルを併せ持っている必要があります。
Webマーケティングには高度なスキルを要するものの、必ずしも資格が必要なわけではありません。
しかし未経験からの転職であれば、スキルや知識の客観的な判断材料として資格は有効です。
実際に転職後の実務においては必要な専門用語も多く、知識のないまま転職してしまうと話が理解できないというリスクも考えられます。
転職後のことも考えて、Webマーケティングの基礎を学ぶためにも未経験者は特に資格を取得することをおすすめします。
【あわせて読みたい】Webマーケティングの仕事内容と年収についてはこちら⇓
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希望の職種に転職!診断利用から約1か月で転職成功した方の例
- ご年齢:30代前半
- ご経歴:システムエンジニア⇒システムエンジニア
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【あわせて読みたい】転職でキャリアアップに成功した事例はこちら⇓
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Webマーケターの資格を取得するメリット
転職活動で有利になる可能性がある
転職でWebマーケターを目指す場合、関連資格を取得しておくことで有利になることがあります。
特に未経験者の場合、企業は採用を決断する要素のひとつになりえるでしょう。
たとえ未経験であっても、資格を取得しているということは基礎知識や専門用語を身に付けているということになります。
企業にとっては教育コストがかからない人材と判断できるため、選考で有利になりやすいです。
クライアントの信頼獲得に繋がる
Webマーケティングはクライアントの製品・サービスの分野やWeb領域について深い知識が必要です。
ただしクライアントと信頼関係を構築するためには、分かりやすくスキルレベルを伝えるのがおすすめです。
客観的にスキルを示すことができると安心してもらえるでしょう。
仕事の継続依頼や、提案をスムーズに受け入れてもらうためにも信頼関係の構築は重要です。
知識の幅が広がり業務に活かせる
Webマーケティングが網羅する範囲は多岐に渡るため、資格取得のための勉強においても幅広く知識を身につける必要があります。
また、マーケター以外の職種の人とも関わらなければならないため、幅広く学習しておくことで仕事を円滑に進めることができるようになるでしょう。
キャリアアップしてプロジェクトマネージャーになれば、複数分野の担当者をまとめなければなりません。
その際には必ず各分野の知識を求められるため、将来のキャリアアップを見据えて知識の幅を広げておくことも大切です。
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Webマーケターの需要は?
IT業界の中でもWebマーケターは将来性のある仕事とされており、たとえ未経験であっても目指す価値のある職種です。
未経験でも採用に積極的な業界
Webマーケターは未経験でもポテンシャルがあれば採用されやすい職種です。
専門スキルを要する職種と違って未経験歓迎の求人も多く、大手広告代理店も積極的に中途採用を行っています。
Webマーケティング業界の人材不足も一因ではありますが、将来性がある分野のため人員拡大している企業も多いです。
インターネット広告市場の拡大による需要
インターネットの普及により、誰もが簡単に欲しい情報にアクセスできるようになりました。
テレビをみる機会が減り、代わりにYouTubeやInstagramを視聴する人たちが増えました。
それに伴ってYouTube・Instagram・Facebookなどのプラットフォームを利用した運用型広告が主流になっています。
電通が発表したインターネット広告の市場規模推移をみると、2005年は4,000万円程度だったのが2019年には2兆円にまで成長しました。
そして、ついに2020年にはインターネット広告の市場規模がテレビ広告を上回ったのです。
新聞・雑誌・テレビの広告が減少していくなかで、企業はWebマーケティングを重視せざるをえなくなっています。
こうした時代背景もあり、Webマーケターの仕事はますます重要性が増すでしょう。
キャリアアップの転職がしやすい
Webマーケターはキャリアアップしやすい職業でもあります。
他の職種においては、その企業を出てしまえばせっかく身につけた知識やスキルが役に立たない場合も多いでしょう。
しかし、Webマーケティングの知識やスキルは企業内に限定されたものではないため、身につけてしまえばどこでも通用します。
「A社のWebマーケターが2倍の給料を提示されてB社に転職した」という話も、Webマーケティング業界ではよくあることです。
また、WebマーケターはWebマーケティング企業や代理店だけでなく、企業内の担当者としても需要が高まりつつあります。
広告の運用・制作を社内で行う「インハウス化」を進める企業は、社内での即戦力を求めています。
Webマーケティングのスキルが高ければ良い条件で転職することも可能でしょう。
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Webマーケターとして活躍できる人の共通点
Webマーケターに向いている人の特徴
Webマーケターは数字と向き合う仕事です。マーケティング職のなかでもとりわけ事実をデータとして把握し、明確な情報に基づいて分析や検証を行います。
例えばデータ分析が得意な方はWebマーケターのやりがいも感じ取りやすく、向いているでしょう。
経験による勘や感覚的に物事を判断する直感型よりは、正確さを重視しデータに頼る慎重なタイプの方が適性があります。
一方で売り上げ増加や認知度の向上など、成果が数字として目に見えるシビアな世界でもあるため、着実に数字を追ってモチベーションにつなげる事ができる方は達成感を感じやすいでしょう。
Webに関する高度な知識・スキルを身に着ける事でさらなるキャリアアップを志す方にもおすすめです。
次のようなキャリアパスを考える方は、Webマーケターとして実績を重ね、専門分野を増やすことで選択肢を広げましょう。
目指せるキャリアパス
Webマーケターから目指せるキャリアパス例としては、プロジェクトリーダーやディレクターといった管理職が挙げられます。
企業によって最高マーケティング責任者(CMO)が設置されている場合であれば、キャリアパスとして十分に考える事ができるでしょう。
業務において高度なスキルを身に着けられること、転職市場でもニーズが高い職種であることから、例えばより規模の大きな企業や他のマーケティング領域への挑戦も可能なのがWebマーケターのメリットでもあります。
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WebマーケターになってWeb業界で活躍しよう
資格の取得は未経験からWebマーケターになるための第一歩としては有効な方法です。
基礎知識を体系的に学ぶことができるうえに、様々な分野の知識を持つことでWebマーケターとしての幅が広がるためです。
しかし、資格があるからWebマーケターに転職できるというわけではありません。
希望する転職先に必要な資格・スキルは何なのか、それをどのように転職に活かすかは、企業の内情に詳しい転職エージェントへの相談がおすすめです。
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