
年収ランキング完全ガイド|企業別・職業・年代・地域別でIT職種と比較
日本の年収ランキングにおいて、職業別では航空機操縦士や医師、企業別では総合商社やメーカーが上位を占めており、日本人の平均年収は約460万円、中央値は400万円前後となっています。
一方、年収水準が高いとされるIT業界の代表的な職種であるシステムエンジニアの平均年収は512万円です。
本記事では、さまざまな条件で年収をランキング化します。平均年収や中央値の構造を正しく把握し、自身の年収の位置づけを客観的に把握したうえで、希望する年収を実現するための具体的なアクションを検討しましょう。
【この記事はこんな人におすすめ】
・自身の年収が世間一般の水準と比較して高いか低いか把握したい人
・転職や就職先を選ぶ際に年収水準の高い業界や職種を比較したい人
・年代・性別・地域別の正確な年収相場をデータとして知りたい人
この記事のまとめ
- 年収は平均値だけでなく中央値でも把握することがおすすめ
- 高い年収水準は、専門職や総合商社などの大手企業が上位を占める傾向にある
- 年収アップを目指すなら、市場価値を把握し成長業界への転職を選択肢として検討する
目次
日本の平均年収と中央値【2026年最新データ】
平均年収は一部の高収入層に引き上げられやすく、中央値の方がより実態に近い数値といわれています。
両者の構造的な違いを把握することで、各種データの数字を正確に読み解くことが可能になります。
- 日本人の平均年収と差が生じる主な要因
- 中央値は400万円前後!一部の高収入層が平均を引き上げる構造
ここでは、日本の給与所得者全体の年収水準について前提を解説します。
日本人の平均年収と差が生じる主な要因
国税庁の調査データによると、日本人の平均年収は約460万円です。
1年を通じて勤務した給与所得者の平均的な収入額であり、男女別で見ると男性が約569万円、女性が約316万円という結果が示されています。
平均年収は、同じ職種であっても企業規模や業界、業績といった外部要因に左右されることがあります。また、年代別で見ても同年代の前後半で100万円以上の差が生じることも珍しくありません。
平均年収はあくまで一つの目安として捉え、総合的に判断することが大切です。
(参考:国税庁「民間給与実態統計調査」)
中央値は400万円前後|一部の高収入層が平均を引き上げる構造
年収の中央値とは、全体を順に並べて中央に位置する金額です。
平均年収は、一部の高収入層によって全体の数値が上がってしまう傾向があります。一方の中央値は、高収入層の影響を受けにくいため、年収比較の参考にしやすいです。
日本人の年収の中央値は400万円前後といわれており、平均年収より50万円から60万円程度低い水準です。
さまざまな指標を確認する際は、平均だけでなく中央値も併せて参照することが重要になります。
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条件別の平均年収の違い【職種・都道府県・年代・男女で比較】
平均年収は職種や企業、都道府県によって変動します。
ここからは職種や企業などの条件別の平均年収を紹介します。
- 【職業別】航空機操縦士や医師などの専門職が上位の年収水準
- 【都道府県別】関東圏がトップクラスとなる地域間格差の実態
- 【年代別】20代から50代にかけて経験とともに上昇する年収推移
- 【男女別】男性と女性で年収に約100万円の差がある
【職業別】航空機操縦士や医師などの専門職が上位の年収水準
職業によって年収には大きな差があり、専門性や資格の有無が収入水準を左右する要因となっています。男性・女性ともに、専門職や管理職が上位を占める傾向が顕著に見受けられます。
以下、年収が高い男性の職業一覧です。
| 順位 | 職業 | 平均年収の目安 |
|---|---|---|
| 1 | 航空機操縦士 | 約1,754万円 |
| 2 | 医師 | 約1,347万円 |
| 3 | 法務従事者 | 約1,173万円 |
| 4 | 大学教授 | 約1,100万円 |
| 5 | 経営・金融・保険専門職業従事者 | 約993万円 |
| 6 | 歯科医師 | 約983万円 |
| 7 | 大学准教授 | 約900万円 |
| 8 | 管理的職業従事者 | 約850万円 |
| 9 | 研究者 | 約751万円 |
| 10 | 金融営業職業従事者 | 約648万円 |
次に、年収の高い女性の職業は以下の通りです。
| 順位 | 職業 | 平均年収の目安 |
|---|---|---|
| 1 | 大学教授 | 約1,035万円 |
| 2 | 医師 | 約998万円 |
| 3 | 法務従事者 | 約854万円 |
| 4 | 大学准教授 | 約806万円 |
| 5 | 管理的職業従事者 | 約757万円 |
| 6 | 経営・金融・保険専門職業従事者 | 約693万円 |
| 7 | 歯科医師 | 約659万円 |
| 8 | 助産師 | 約516万円 |
| 9 | 薬剤師 | 約512万円 |
| 10 | 企画事務員 | 約500万円 |
年収水準が高い職業には、専門性の高さと希少性という共通点が存在します。
医師やパイロットなどの職業は、いずれも国家資格や長期間の訓練を必要とし、代替できる職種が限られる傾向があります。
そのため、専門性を高めるという方向性自体は、どの業界や職種においても年収アップを目指すうえで重要です。
(参考:政府統計の総合窓口e-Stat「賃金構造基本統計調査 職種別」)
【都道府県別】関東圏がトップクラスとなる地域間格差の実態
都道府県別では関東や関西圏が最も高く、一部の地域との間には100万円以上におよぶ差があります。
| 順位 | 都道府県 | 平均年収の目安 |
|---|---|---|
| 1 | 東京都 | 約483万円 |
| 2 | 神奈川県 | 約420万円 |
| 3 | 大阪府 | 約417万円 |
| 4 | 愛知県 | 約398万円 |
| 5 | 京都府 | 約387万円 |
| 6 | 埼玉県 | 約386万円 |
| 7 | 千葉県 | 約384万円 |
| 8 | 兵庫県 | 約382万円 |
| 9 | 栃木県 | 約377万円 |
| 10 | 滋賀県 | 約375万円 |
年収差が生まれる背景には、大企業本社の集中による高収入求人の多さや、地域ごとの産業構造の違いが挙げられます。
年収だけでなく生活環境や働き方も含め、キャリアプランを慎重に検討することが重要です。
(参考:厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査 都道府県別」)
【年代別】20代から50代にかけて経験とともに上昇する年収推移
年代が上がるにつれて年収も上昇し、50代でピークを迎える傾向です。
| 年齢階級 | 平均年収の目安 |
|---|---|
| 20~24歳 | 約290万円 |
| 25~29歳 | 約340万円 |
| 30~34歳 | 約380万円 |
| 35~39歳 | 約420万円 |
| 40~44歳 | 約460万円 |
| 45~49歳 | 約490万円 |
| 50~54歳 | 約520万円 |
| 55~59歳 | 約530万円 |
また、厚生労働省のデータによれば、年齢階層別のほかにも学歴や企業規模に応じた年収水準の違いもあります。
20代は経験の浅さから年収が抑えられやすく、30代以降にスキルや役職が積み重なることで年収も上昇していくのが一般的な推移です。
(参考:政府統計の総合窓口(e-Stat)賃金構造基本統計調査 職種別)
(参考:厚生労働省「学歴別賃金」)
(参考:厚生労働省「企業規模別賃金」)
【男女別】男性と女性で年収に約100万円の差がある
男性の平均年収は約447万円、女性は約342万円であり、全体で100万円近い差があります。
この差が生じる背景には、非正規雇用として働く女性の比率が男性より高いことや、出産・育児によるキャリアの中断が影響していると考えられます。
また、管理職比率における男女差も、平均年収の差につながる要因の一つとなっています。
近年は女性管理職の登用や育児休業制度の拡充が進んでおり、今後は差が縮小していくことが期待されます。
(参考:厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査の概況」)
【あわせて読みたい】プログラマーの未経験転職について詳しい解説はこちら⇓
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IT業界は年収が高い?IT職種の平均年収の実態【Geekly独自データ】
2025年6月1日~2026年5月31日にGeekly(ギークリー)のサービスをご利用いただいた方を対象に行った調査では、IT業界の職種の多くが日本の平均年収を上回っています。
ここでは、以下実際の年収データをもとにIT職種全体の年収ランキングを解説します。
【調査対象】弊社をご利用いただいたIT業界にお勤めの転職希望の方
【対象人数】4,548名(有効回答のみ)
【調査期間】2025年6月1日~2026年5月31日
【調査方法】Web上のアンケートフォームへの入力
IT職種年収ランキング|2026年最新
Geekly(ギークリー)のデータに基づくIT職種別の平均年収ランキングは次の通りです。
| 順位 | 職種 | 平均年収 |
|---|---|---|
| 1 | 業務プロセスコンサルタント | 2,000万円 |
| 2 | CIO | 1,200万円 |
| 3 | システムコンサルタント | 770万円 |
| 4 | 社内SE(IT戦略/企画) | 760万円 |
| 5 | プロジェクトマネージャー(業務系) | 740万円 |
| 6 | マーケティング・商品企画 | 722万円 |
| 7 | プロジェクトマネージャー(Web系) | 721万円 |
| 8 | プロダクトマネージャー・PdM | 682万円 |
| 9 | モバイル/ソーシャル/スマートフォンデザイナー | 680万円 |
| 10 | AI・機械学習エンジニア | 641万円 |
| 11 | Webマーケティング企画 | 640万円 |
| 12 | サーバーエンジニア(自社) | 638万円 |
| 13 | データサイエンティスト | 624万円 |
| 14 | セキュリティエンジニア | 610万円 |
| 15 | プリセールス・セールスエンジニア | 607万円 |
| 16 | プロデューサー | 600万円 |
| 17 | インストラクター・技術教育 | 585万円 |
| 18 | Web系SE・PG(自社製品) | 572万円 |
| 19 | 営業(受託システム開発/ITコンサルティング) | 571万円 |
| 20 | データアナリスト/Web解析 | 566万円 |
| 21 | 社内SE(ネットワーク) | 564万円 |
| 22 | 営業(ソフトウェアパッケージ/Saas) | 555万円 |
| 23 | Webプロデューサー・ディレクター(自社サービス) | 555万円 |
| 24 | 営業(広告代理店/Web制作) | 552万円 |
| 25 | ディレクター | 550万円 |
| 26 | ゲームUI・UXデザイナー(コンシューマー) | 530万円 |
| 27 | 画像、通信系ソフト開発 | 520万円 |
| 28 | 社内SE(開発) | 520万円 |
| 29 | 業務系SE・PG(自社製品) | 518万円 |
| 30 | アートディレクター | 518万円 |
| 31 | ゲームプランナー/ディレクター(コンシューマー) | 513万円 |
| 32 | ネットワークエンジニア | 512万円 |
| 33 | 制御系・組み込み・ファームウェア開発 | 510万円 |
| 34 | ゲームプランナー/ディレクター(ソーシャル・オンライン) | 502万円 |
| 35 | スマホ系SE・PG | 460万円 |
| 36 | サーバーエンジニア(受託) | 594万円 |
| 37 | 営業(メディア/EC/その他IT・Webサービス) | 494万円 |
| 38 | Webプロデューサ/ディレクター(受託) | 493万円 |
| 39 | データベースエンジニア | 491万円 |
| 40 | サウンドクリエーター | 480万円 |
| 41 | ゲームプログラマ(コンシューマー) | 477万円 |
| 42 | ゲームプログラマ(ソーシャル・オンライン) | 475万円 |
| 43 | Webデザイナー(自社サービス) | 471万円 |
| 44 | 汎用系システム開発 | 462万円 |
| 45 | Web系SE・PG(SI・受託) | 456万円 |
| 46 | ERP・CRM・SCM設計・開発 | 452万円 |
| 47 | セールスエンジニア | 450万円 |
| 48 | その他コンサルタント | 450万円 |
| 49 | ゲームUI・UXデザイナー(ソーシャル・オンライン) | 448万円 |
| 50 | 業務系SE・PG(SI・受託) | 445万円 |
| 51 | コーダー/マークアップエンジニア | 436万円 |
| 52 | 広告運用/SEO/SEM | 435万円 |
| 53 | CG・グラフィックデザイナー | 432万円 |
| 54 | Webデザイナー(受託) | 426万円 |
| 55 | テクニカルサポート、ヘルプデスク | 422万円 |
| 56 | クリエイティブ その他 | 420万円 |
| 57 | Web編集、コンテンツ企画 | 407万円 |
| 58 | テスティング、ローカライズ、品質管理エンジニア | 396万円 |
| 59 | コールセンター | 385万円 |
| 60 | ネットワーク保守運用・監視 | 373万円 |
| 61 | CAD/CAM/CAE/CIM | 370万円 |
| 62 | その他広告・放送・ゲーム関連職 | 370万円 |
| 63 | テクニカルライター、技術翻訳 | 360万円 |
| 64 | デバッカー | 321万円 |
| 65 | デザイナー | 283万円 |
| 66 | イラストレーター | 250万円 |
| 67 | 3Dデザイナー・ゲームデザイナー | 218万円 |
参照:Geekly(ギークリー)独自データ
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【あわせて読みたい】転職で年収アップに成功した事例はこちら⇓
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<年収:800万円⇒1100万円(300万円アップ)>
『年収アップ、職位アップもでき、キャリアアップという点で満足しています。ありがとうございました。』
(46歳男性/2025年12月の口コミより)
<Web系エンジニア⇒Web系エンジニアへ転職>
<年収:450万円⇒532万円(82万円アップ)>
『今回の転職で100万以上の収入アップの達成ができました、大変感謝しております。』
(26歳男性/2024年10月の口コミより)
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