
サーバーサイドエンジニアの年収|平均・中央値とアップ方法も
Webシステムの裏側を支えるサーバーサイドエンジニアは、技術力の高さや扱う環境によって収入が大きく変化する職種です。
「もっと年収を引き上げたい」「自分の市場価値に見合った環境で挑戦したい」と考えている方も多いのではないでしょうか。
実際、SI・受託開発と自社製品開発では年収水準に明確な差が見られます。Geekly(ギークリー)の自社データで全体の年収中央値を見ると、SIや受託開発が430万円であるのに対し、自社製品開発では550万円です。
この記事では、最新の年収データをもとに、年代別・地域別・企業規模別・業態別の相場を徹底解説します。
【この記事はこんな人におすすめ】
・現在の年収が業界の相場と比べて適正なのか知りたい人
・自社開発とSI・受託でどれくらい年収が変わるか比較したい人
・転職によって年収500万円以上やキャリアアップを実現したい人
この記事のまとめ
- 年代や扱う言語、自社開発等の業態により年収は300万〜1,000万円以上と大きく異なる
- 年収アップには上流工程やGo・クラウド等の高需要スキル習得とキャリア選択が重要
- まずは自身の市場価値を把握し、適正評価を行ってくれる企業への転職を検討しよう
目次
サーバーサイドエンジニアの平均年収・中央値・最高年収データ
サーバーサイドエンジニアの年収水準は、エンジニア全体の中でも高い傾向です。
まずは全体の平均値や中央値、最高年収のデータを確認してみましょう。
- 【全体】年収水準(平均・中央・最高)
- 【年代別】年収推移
本記事では、サーバーサイドエンジニアの年収データとして以下を使用しています。
【調査対象】弊社をご利用いただいたIT業界にお勤めの転職希望の方
【対象人数】4,548名(有効回答のみ)
【調査期間】2025年6月1日~2026年5月31日
【調査方法】Web上のアンケートフォームへの入力
なお、本データには実質的にサーバーサイドエンジニアの業務を指すことが多いWeb系エンジニアのデータを含みます。
また、SI・受託開発企業と自社製品開発企業では年収水準が異なるケースがあるため、両者を分けて解説します。
【全体】年収水準(平均・中央・最高)
サーバーサイドエンジニアの平均年収は、SI・受託開発では456万円、自社開発では572万円という結果です。
ただし平均年収は、一部の高額所得者が押し上げている側面があります。実態により近い中央値を比較すると、自社製品開発が550万円、SI・受託開発が430万円となっており、120万円もの差が開いていることがわかります。
また、最高年収においては自社製品開発で1,450万円に達する事例も確認できます。
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【年代別】年収推移(20代・30代・40代)
年齢の上昇に伴い、平均年収は堅調な上昇傾向であることがわかります。
中央値の推移を見ても、経験やスキルによって年収アップすることが伺える結果です。
20代や30代の平均年収に注目すると、自社製品開発の方が高い水準を維持しているとわかります。
自社製品開発の30代平均年収は596万円に達しており、500万円台後半へのステップアップが十分現実的といえます。
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Geekly(ギークリー)のデータでは、サーバーサイドエンジニアの年収はスキルや経験業態も大きく影響することがわかりました。
適正年収を得るためには、まずは今の年収と相場を比較して現在地を確認することがおすすめです。
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など、IT・Web・ゲーム業界で勤めている方にとって「年収」に関する悩みは多いですよね。
年収のことで悩んだら、一度ご自身の年収の現在地と年収アップ予想額を調べてみませんか?
IT・Web・ゲーム業界特化の転職エージェントの分析を基にした年収診断によって現在地から目指せる年収を知ることで、この先どうするか納得のいく決断ができるでしょう。
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- ご年齢:30代
- ご経歴:プロジェクトマネージャー⇒アプリエンジニア
- 勤務地:西日本⇒東京へ転職
- 転職期間:2週間以内に転職成功
Aさんは、スピード転職に成功、かつ年収を約120万円アップすることに成功しています。
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STEP1:以下のボタンから年収診断のページへ
STEP2:年収診断のページから氏名と連絡先を入力してスタート
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サーバーサイドエンジニアの将来性と需要【AI時代の価値】
AI技術の発展に伴い、「プログラミング作業自体が自動化されるのではないか」と不安視する声も聞かれます。
しかし、サーバーサイドエンジニアの必要性は今後も高まり続けると考えられます。
生成AIを活用することでコーディングのスピードは上がりますが、以下のような高度な判断や設計業務はAIだけで完結できません。
-
・ビジネスの要件に合わせた最適なデータベース設計とシステムアーキテクチャの構築
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・大規模なアクセス集中に耐えうるマイクロサービス化やインフラ基盤の最適化
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・障害発生時の迅速な要因特定とセキュリティリスクへの対処
単に指示通りのコードを書くだけでなく、システム全体を見通した設計や運用ができる人材の価値は増す一方です。時代に合わせた最新の技術スタックを吸収し続けることが、キャリアアップや年収アップのために重要です。
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サーバーサイドエンジニアが年収を上げる5つの具体策
サーバーサイドエンジニアが年収を上げるための方法は、主に5つです。
- ①要件定義・基本設計など「上流工程」の経験を積む
- ②高需要なモダン言語・クラウドインフラ技術を習得する
- ③テックリードや工程管理(EM)へキャリアチェンジする
- ④キャリアにつながる専門資格を取得する
- ⑤適正評価をしてくれる企業(自社開発・一次請け)へ転職する
再現性の高い5つの方法を解説します。
①要件定義・基本設計など「上流工程」の経験を積む
プログラミングやバグ修正といった製造・テスト工程だけでなく、要件定義や基本設計などの上流工程へ携わることが年収アップの鍵となります。
クライアントの要望を整理し、システム全体の仕様へと落とし込むスキルは、エンジニアとしての市場価値を飛躍的に高めるでしょう。
設計業務や要件定義を主導できるようになれば、提示される給与水準も一段階上がります。
まずは現職において、基本設計書の作成サポートやクライアントとの打ち合わせへ積極的に同席することをおすすめします。
上流工程の実績を作る姿勢が重要です。
②高需要なモダン言語・クラウドインフラ技術を習得する
市場価値の高いエンジニアへ成長するには、時代のニーズに合致したスキルセットの習得が近道となります。
近年はGo言語やPythonなど需要の高い言語や、AWS・GCPなどクラウド基盤構築スキルが評価されています。
アプリケーション開発からインフラの運用保守までを一貫して手がけられる能力は、転職市場で非常に強力な武器となるでしょう。
まずは個人開発や業務内で新たな技術に触れ、扱える領域を着実に広げていく方法が有効です。
③テックリードや工程管理(EM)へキャリアチェンジする
プレイヤーとして個人の技術力を磨くだけでなく、組織やチームの成果に貢献する役割へステップアップすることが年収増加につながります。
技術的意思決定を担うテックリードや、開発管理・育成を担うエンジニアリングマネージャーへの昇格があります。
組織運営やチームマネジメント領域へ足を踏み出すことで、年収700万〜1,000万円レベルの高収入が現実味を帯びてくるでしょう。
リーダーシップを発揮できる人材の希少性は極めて高く、市場価値の向上に大きく貢献します。
④キャリアにつながる専門資格を取得する
専門資格の取得は、客観的な技術力を明確に証明する手段として転職時の強力な武器となります。
実務経験と難関資格を掛け合わせることで、選考や年収交渉を優位に進めやすくなる点が大きなメリットです。
-
・AWS認定ソリューションアーキテクト(プロフェッショナル)
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・データベーススペシャリスト試験(IPA)
-
・Java SE 11 Programmer(Oracle)
業界内で知名度の高い上記のような資格の学習過程で得られる体系的な知見は、実務でも存分に活きるでしょう。
客観的なスキル証明を行うことで、自身の市場価値向上に大きく貢献します。
⑤適正評価をしてくれる企業(自社開発・一次請け)へ転職する
同一の企業内では年数の経過に伴う昇給額に限界が存在することも少なくありません。
即効性の高い年収アップを望むのであれば、適切な給料体系を持つ企業への転職が最善の解決策となります。
データが示す通り、自社製品開発企業(年収中央値550万円)や一次請けSIerは給料の還元率が高い傾向にあります。
受託開発の商流構造を一段引き上げるだけでも、提示される年収額は一変するでしょう。
自身の持つ技術力を正当に評価してくれる環境へと移ることで、年収アップの可能性が高まります。
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サーバーサイドエンジニアのおすすめ求人
市場価値に見合った求人を選択することで、年収アップやキャリアアップが期待できます。自身のスキルやキャリアプランに合わせて、まずは気になる求人から詳細をチェックしてみましょう。
求人選びに迷ったら、転職エージェントへのご相談がおすすめです。市場動向を把握した転職のプロフェッショナルの視点で、市場価値を最大化する求人をご提案します。
サーバーサイドエンジニアの年収に関するよくある質問
サーバーサイドエンジニアの年収に関する疑問や不安で多いのは次の2つです。
- 未経験からサーバーサイドエンジニアになった場合の初期年収は?
- フロントエンドエンジニアとサーバーサイドエンジニア、年収が高いのはどっち?
以下それぞれ回答します。
Q.未経験からサーバーサイドエンジニアになった場合の初期年収は?
A.未経験から転職した場合の初年度年収は、300万〜380万円程度が一般的な相場とされています。
実務経験がない段階ではテストや運用保守などのタスクから始めるケースが多いため、控えめな給料設定になりがちです。
しかし、実務で開発実績を1〜3年ほど積めば、平均年収以上の水準を目指すこともできるでしょう。
Q.フロントエンドエンジニアとサーバーサイドエンジニア、年収が高いのはどっち?
A.業界全体の傾向として、サーバーサイドエンジニアの方が平均年収はやや高い水準です。
サーバーサイドはデータベース管理やインフラ構築、厳格なセキュリティ対応など広範な責任を負うためと考えられます。
ただし、近年はどちらの領域も高度化しており、両方の技術を扱えるフルスタックエンジニアが高年収を得やすい傾向です。
【あわせて読みたい】フルスタックエンジニアの仕事内容について詳しい解説はこちら⇓
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市場価値を把握し、戦略的な年収アップを目指そう
サーバーサイドエンジニアは、扱う技術や業態の選択によって年収を大きく伸ばせる将来性の高い職種です。
自社製品開発への転職や上流工程の経験、モダン言語の習得を進めることで、年収500万〜700万円以上のステップアップが十分に狙えます。
自身の市場価値を正しく把握し、戦略的なキャリア選択を行うことが年収アップへの第一歩となるでしょう。
「現職でなかなか年収が上がらない」
「自社開発企業へ転職して年収500万円以上を目指したい」
「自分のスキルでどれくらい年収アップできるか知りたい」
などのキャリアのお悩みは是非、「IT・Web業界の知見が豊富なキャリアアドバイザー」にご相談ください!
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