1. HOME
  2. Geekly Media
  3. 【ホンネ調査】求職者が求めている企業/求人の情報とは?

【ホンネ調査】求職者が求めている企業/求人の情報とは?

転職活動を成功させるためには、自分の希望にマッチした企業や求人を見つけることが必須です。企業のHP、転職サイトに掲載されている求人票、ニュースや新聞、書籍など、情報を得る手段は多くありますが、そもそも求職者が一番「知りたい!」「欲しい!」と思っている情報は何なのでしょうか。今回は求職者の方にアンケートを配信し、そのホンネを調査しました!

調査概要

 

 

調査対象:2020/1/5~2020/2/29の間に弊社にてご面談させていただいた求職者の方

人数:1600人(総配信数の内、回答があったもののみを対象としています)

調査内容:上記期間に弊社でご支援させていただいた求職者の方にアンケートを配信し、回答があった1600名の方のアンケート結果をもとに、転職エージェントを利用する方が求めていることを調査しています。

 

 

求職者が企業について知りたいこととは?

 

 

図を見ると、求職者が企業や求人について最も知りたいと思うことは「仕事内容」であると読み取れます。また意外にも、社風や企業理念より「働きやすさ」を重視する人が多い傾向も分かります。

近年働き方改革により、各社福利厚生や残業時間が見直されたり、リモートワークやフリーランスなど働き方自体も多様化しているため、そのような情勢も追い風となって求職者のニーズにも変化しているようです。

 

仕事内容

 

環境や人間関係を理由に転職活動を始める人もいますが、やはり一番は「スキルアップしたい」「自社サービスに携わりたい」「マネジメント職に就きたい」など仕事内容に関する希望からでしょう。

その会社がどのようなサービスを企業または顧客に提供しているのか、どんな技術を使ってどのような工程でそのサービスを生み出しているのか、こういった細かい業務内容を自分のスキルと照らし合わせながら見ていくことが、本当にその会社で自分の能力を伸ばせるのか、活躍できるのか、希望のキャリアを叶えられるのかなどを判断する材料になるのです。

 

求人票には職務内容に加えて、「必須条件」や「歓迎条件」として必要な経験が記載されていることがあります。もちろんそれら全てを網羅していなければ応募できないということはありませんが、そういった情報からも自分のこれまでの経験やスキルが生かせるか否かを見ることができますよ。

 

働きやすさ

 

先に述べましたが、今社会的に求められているのは「働きやすさ」です。同じ正社員採用でも「平均残業時間」「休日日数」はどれくらいかなどはもちろん、特に女性が気にするところでいうと「育休・産休制度」の充実など、職場の環境が整っているか、社員を大事にしてくれるかを企業選びのポイントとして置いている人は多いでしょう。

厚生労働省では「安全衛生優良(ホワイト)企業」という指標を作り、毎年日本全国の働きやすい企業を選出・認定しているため、こういった賞の受賞歴などにも注目して企業ページや求人票を見てみるのも一つの手でしょう。

 

また、契約社員・在宅勤務(リモートワーク)・フリーランス・副業など、正社員以外での形態での就職を希望する人も増えてきており、自由度の高い働き方を求める世情にあります。

企業でもそのような枠での採用に対応しているところは増えており、今後は需要と供給のバランスが取れてくることが予測されます。

 

事業の成長性

 

仕事や収入に「安定」を求める場合、「事業の成長性」は外せないポイントです。今後も変わらず世に必要とされるサービスか、今後より一層ニーズが高まるサービスか。事業の将来性は会社の将来性を決めると言っても過言ではありません。

 

その企業が現在業界の中でどのような立ち位置にあるのか、そもそもその業界は今後成長していくのか、業界の動向に対してどのように事業を展開していくのか。

この辺りのことは、企業のHPや社長/役員幹部のインタビューなどに会社のビジョンとして記載されているケースが多いでしょう。会社概要や求人票に記載されることはほぼないので、転職エージェントなど企業と直接のリレーションを持つ者を頼って情報を得ることも必要です。

 

企業理念・ビジョン/社風

 

今回のアンケート対象者の回答では票数が少なかった「企業理念」「社風」ですが、一番ミスマッチを起こしやすい部分でもあります。

企業理念やビジョンはいわば会社の方向性です。入社してすぐには感じなくても、会社の中でリーダーやマネージャーなどメンバーを管理する立場になっていったとき、自分の考えや仕事の進め方が会社の方向性や目指しているところと違うとなると、組織を崩しかねません。

 

また、各社の雰囲気や文化などの社風が合わないと、場合によっては既存社員と上手くコミュニケーションが取れず良い人間関係を築くことが出来なかったり、結果として居心地が悪く働きづらい思いをすることになってしまいます。

企業のHPから最低限の情報は入手できるかもしれませんが、面接など採用担当とはいえ一社員と対峙するチャンスを最大限活用し、少しでもその会社らしさを知ろうとすることが重要です。

 

 

最後に

 

 

転職は情報戦とも言われます。

人によって最重要項目は異なるとはいえ、今回のアンケート調査で求職者の方がそれぞれ選択して下さった項目一つ一つが、転職活動を進める上ではとても重要です。

できることなら全ての項目で納得できる企業から内定を掴み取り、希望のキャリアをグッと引き寄せられるような転職を叶えたいですよね。

 

転職エージェントに登録すると求人の紹介を含め様々なサポートをしてくれますが、情報収集の手段としても有効的です。ネットや本にはない、企業から直接入手した生の情報を豊富にもっているため、あなたが欲しいと思っている情報をピンポイントで提供してくれるでしょう。

弊社もIT/Web/ゲーム業界の転職エージェントとして、豊富な専門知識を余すことなくお伝えしながら、求職者の方のご支援をさせていただいております。

少しでもご興味をお持ちの方は、是非お気軽にお声がけくださいませ。

 

まずはキャリアの相談をしてみる

この記事の監修者

ギークリーメディア編集部

主にIT・Web・ゲーム業界の転職事情に関する有益な情報を発信するメディアの編集部です。転職者であれば転職市場や選考での対策、企業の採用担当者様であればIT人材の流れ等、「IT業界に携わる転職・採用」の事情を提供していきます。

この記事が気に入った場合は、
SNSでシェアをお願いします

あわせて読みたい関連記事

この記事を読んでいる人におすすめの記事