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未経験でシステムエンジニアに転職できる?求められるスキルや年収を解説

IT職種の需要が高まり、未経験からシステムエンジニア(SE)に転職を希望する方が増えていますが、未経験からの転職を成功させるにはいくつかのポイントがあります。今回は、システムエンジニアに転職する際に必要なスキルや転職成功のポイントを解説します。

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目次

システムエンジニア(SE)とは

 

 

システムエンジニアの仕事内容

 

クライアントが解決したい課題をヒアリングし、システムの要件定義としてまとめ設計、構築、テストまでを行うのがシステムエンジニアの仕事であり、システムエンジニアは開発において上流工程と呼ばれるフェーズを担います。

実際にプログラミングを行うのではなく、「どのようなシステムを作るのか」をクライアントと決め、仕様書を作成したり納期に合わせて進行管理を行うなど、顧客対応やプロジェクトのマネジメントが業務です。

 

システムエンジニアの平均年収

 

Geekly(ギークリー)の独自データによるとシステムエンジニアの平均年収は約570万円ですが、保有するスキルや経験によって変動します。

高収入を得ているシステムエンジニアの特徴は、高いプログラミングスキルと経営スキルを併せ持っていることであり、専門性の高いスキルが高収入につながるケースもあります。

また年齢に伴い年収がアップする傾向もあるため、キャリア形成も年収アップの要因の1つです。

 

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ITエンジニアの需要は高まっている

 

慢性的な人材不足が続いているIT業界では、エンジニアの需要は引き続き高い傾向です。

IT技術の活用が広まっている現状と今後の発展の可能性からも、ITエンジニアの将来性は高いと推測できます。

人員確保のために異業種からの転職者の積極的な採用を行う企業もあるため、未経験者にとっても転職しやすい状況が続くでしょう。

また未経験者であっても優遇されやすい条件に合致する人もいます。

例えば、クライアント企業が行っている事業の業界知識や業務知識があれば、やり取りもスムーズなうえに信頼も勝ち取りやすくなります。

このように異業種からの転職であっても、保有している知識が開発に活かせることもあるため、未経験が必ずしもマイナスに働くとは限りません。

 

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未経験からシステムエンジニアに転職できる?

 

 

未経験者を採用する企業が増加している

 

システムエンジニアの需要がさまざまな業界で広まる反面、労働人口の減少と深刻な人材不足が続いている背景から、未経験者を採用する企業が増加傾向にあります。

DXを推進する人材の「量」の確保において不足を感じる企業は全体の83.5%、「質」の確保では86.1%の企業が不足を感じていることがわかっています。

業界を問わず、自社にIT人材が十分でないと感じている企業の割合は8割以上にも及ぶ結果です。

このような状況において、入社後の研修やフォロー体制を充実させ、採用ハードルが低い未経験者を採用し現場で育てようと考える企業も増えていることから、未経験でもシステムエンジニアに転職できる可能性は高まっています。

(参考:独立行政法人情報処理推進機構『DX白書2023』)

 

未経験でも経験を積み活躍できる

 

システムエンジニアはスキルや経験が評価される特徴があります。誰でも最初は未経験であり、キャリアをスタートさせれば着実に経験を積むことができます

特に中途採用者は新卒とは違い、異業種での経験で得たビジネススキルや業界知識などのアドバンテージがあります。

一般的に「一人前のSEになるには5年間かかる」ともいわれますが、その間に積んだ開発経験や身に付けたスキルによって、他者とキャリアパスに差をつけることも可能です。

 

業務知識が豊富なら優遇されやすい

 

システムエンジニアには開発に関する知識だけでなく業務知識も求められます。

そのため、開発経験や知識が不足していても業務知識が豊富であれば、クライアントとのコミュニケーションを円滑に進めることが期待され優遇される可能性があるでしょう。

業界や業務を熟知していればユーザーの需要に沿った開発ができるため、強みとしてアピールできます。

ただし業務知識を活用した工程には他のエンジニアやプログラマーとのやり取りが発生するため、一定の開発知識を有していることも必要です。

 

システムエンジニアに向いている人の特徴

 

「最新・変化」についていける

IT技術は日々進化しているため、最新の情報について積極的に取得して業務に取り入れようという思考を持つ人が向いています。

進化を続けているということは、時間を掛けて取得した技術や知識がいとも簡単に古くなってしまうこともあるということです。

そのため変化を受け入れることに抵抗がなく、情報を刷新するための努力を続けることができる人は適性があるでしょう。

 

好奇心旺盛

新しいものが好きで、興味を持って自ら情報収集できるタイプがシステムエンジニアとして活躍しています。

例えば担当する領域の業務には関係ないと思われるトレンドの情報であっても、業界知識やクライアントの課題解決のきっかけになることもあります。

分からないことや知らないことに対して拒否感がなく、好奇心を原動力に動ける人はシステムエンジニアに向いているでしょう。

システムに不具合が生じた際の原因究明にも、探求心が役立ちます。

 

物事の仕組みを理解するのが得意

クライアントの要望に適したシステムを設計するためには、まず既存システムへの理解が欠かせません。また最適なプログラミング言語を採用するためにも仕組みを理解していることが必要です。

システムエンジニアに論理的思考力が必須とされているのは、こういった物事の仕組みを理解しようという素養が業務に適しているからです

既存システムへの理解には、異業種での経験が役立つこともあります。

 

向いていない人の特徴

経験・未経験に関わらず、保守的なタイプや自分の勘に頼って感覚的に動く人、交流が苦手な人はシステムエンジニアには向いていないかもしれません。

システムエンジニアは次々と起こる変化に対応し、クライアントと密にコミュニケーションを取りながら各方面にロジックを共有して開発業務を進める仕事です。

特に未経験からシステムエンジニアへの転職を考える方は、自分の強みとシステムエンジニアとして求められる適性に親和性があるか確認することをおすすめします。

 

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  • ご年齢:30代前半
  • ご経歴:システムエンジニア⇒システムエンジニア
  • 転職期間:仕事タイプ診断利用から1ヶ月弱でご転職

 

Aさんは元々Salesforceエンジニアとして運用保守に従事されていましたが、案件が変わることが多く、知見を活かして働けない、個人よりも切磋琢磨できる仲間・チームで成長していきたいというご意向があり転職活動を始めておりました。

 

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システムエンジニアを求める業界・企業

 

 

従来システムエンジニアを求める業界はIT業界であり、SIerなどのシステム導入を主力事業とする企業やソフトウェア開発企業、ITコンサルタントなどがメインでした。

しかし近年ではさまざまな業界でデジタル化が進み、システムエンジニアの活躍の場は広がっています。

例えばIoTの普及による製造業での需要、バックオフィスの効率化や医療関連のWebサービス・アプリケーションの開発を担う医療業界での需要、銀行や証券会社、保険会社の業務システムなどを請け負う金融業界での需要をはじめ、流通業や広告業界など多岐にわたります。

また、一般企業でもIT戦略の策定やユーザーサポートなどデジタル領域の強化を目的として情報システム部門を設置し、社内SEを求める動きが進んでいることもシステムエンジニアの需要増加の要因の1つでしょう。

 

このようにシステムエンジニアを求める業界・企業の多様化により、未経験からシステムエンジニアへ転職しやすくなっている状況です。

システムエンジニアへの転職を検討する際は、自分のどの知識や経験が評価されるのか、参考になる情報を得るために一度転職エージェントに相談してみることもおすすめです。

 

まずはキャリアの相談をしてみる

 

 

未経験でシステムエンジニアに転職する際に必要なスキル

 

 

システムエンジニアに必要な基本スキル

 

システムエンジニアに求められるスキルは複数あるため、詳しく解説していきます。

未経験からシステムエンジニアを目指す方はぜひ参考にしてみてください。

 

プログラミングや情報処理の知識

プログラミングや情報処理の知識は必須であり、未経験からの転職であっても同じくあらかじめ一定の知識を身に付けておくことが求められます。

プログラミング言語にもさまざまな種類があり、それぞれ特徴を持っています。

システムやアプリケーションによって適したプログラミング言語は異なるため、最低限の知識は学習しておくとよいでしょう。

WordやExcelなどの情報処理に必要なソフトウェアの操作については、前職での経験などもアピール材料にすることができます。

 

論理的思考力

システムエンジニアは人とコンピューターを相手にするため、ロジカルに考える必要があります。特にコンピューターに対してニュアンスは通じないため、過不足ない的確な指示が必要です。

またクライアントの課題を見つけるためには、感覚ではなくデータを分析して情報を精査することが求められます。

洗い出した課題を解決するためのアプローチを、クライアントに分かりやすく説明するのもシステムエンジニアの仕事です。

論理的に物事を考え業務に落とし込み、クライアントや連携する他部署のメンバーなど業務知識がない相手にも的確に説明できる能力は、システムエンジニアに欠かせません。

 

課題発見・解決能力

クライアントの課題を解決するシステムを設計するには、ヒアリングから正確に課題を抽出することが非常に重要であるため、課題を見つけるスキルと解決策と結びつけるスキルが求められます。

またシステムエンジニアは、クライアントが抱える潜在的な課題にも目を向けなければなりません

クライアントはシステムの専門家ではないため、どの課題まで任せてよいか分からないからです。

システム開発プロジェクトはさまざまなトラブルも発生しがちであり、クライアントだけでなくチーム内にも課題解決思考を向けることができるシステムエンジニアは重宝されるでしょう。

 

コミュニケーションスキル

システムエンジニアの仕事は多くの人と関わる必要が生じるため、円滑に人間関係を構築するスキルは必須です。

クライアントの要望を実現するためにはヒアリングが必要ですが、そのベースとして良好な関係を構築し信頼を得ることが欠かせません。正確に聞き取り、正確に伝えるためにはそもそも関係構築スキルが大きく左右する部分があるからです。

またエンジニア独特のコミュニケーション方法として、コードレビューや要件のプレゼンテーションのような会話以外のコミュニケーションスキルも求められます。

業務内外で築いた人脈は、その後のキャリア形成に役立つこともあるでしょう。

 

下流工程に携わる場合

 

下流工程に携わるシステムエンジニアには、プログラマーとしてのスキル・経験が役立ちます。

まずはプログラマーとして開発に携わりながら開発全般の知識を身に付けてスキルアップを目指しましょう。

扱うプログラミング言語の幅を広げる、マネジメントスキルを磨く、文書作成技術を学ぶことでキャリアアップに繋がります。

また語学力を向上させることで、IT技術に関する新しい情報の取得や海外のステークホルダーとのコミュニケーションにも役立ちます。

上流工程に携わる場合

 

上流工程に携わるシステムエンジニアには高いシステム開発スキルが求められ、全ての工程を理解したうえで、さらに効率化の検討など一歩踏み込んだ視点も必要です。

また上流工程においては、テクニカルスキルと同等にヒューマンスキルがより重要視される傾向にあります。

例えばコミュニケーションやマネジメントに関する能力です。

いずれのスキルもこれまでの経験で身についている場合は、システムエンジニアへの転職においては評価対象となる可能性があるため、積極的にアピールしましょう。

 

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システムエンジニアに必要なスキルを学習する方法

 

習得したいプログラミング言語などが決まったら、書籍や学習サイトなどが勉強を進める参考になるでしょう。

言語によって日本語での情報が豊富なものや海外の文献が役に立つものなどさまざまで、自分のスキルレベルに応じた学習方法を選択し、習熟度に沿ってレベルアップすることで着実にスキルアップできます。

未経験者は、まず初心者向けの書籍などから体系的な技術の情報を学び、掘り下げるかたちで進めるとよいでしょう。

効率的なスキルの習得には、オンラインスクールの受講なども役立ちます。

コストや無理なく学習を進めることができるかどうか、バランスをみて学習方法を選択することで、時間を有効活用しながらスキルの習得が可能です。

 

基本的な知識を学んだら、実際に手を動かしてプログラムを作成してみることで理解度が深まります。

成果物は転職活動時にポートフォリオとしても活用できるため、例えばフロントエンドエンジニアを目指すのであればWebサイトやWebアプリケーションを、サーバーサイドエンジニアを目指すのであればPythonやJavaを用いたプログラムを制作して、提出できるよう準備しましょう。

 

【あわせて読みたい】ポートフォリオの作成手順はこちら⇓

 

【簡単3分】キャリアパス診断をしてみる

 

 

未経験でシステムエンジニアに転職するポイント

 

 

未経験可の求人を探す

 

未経験者の採用に積極的な企業の特徴は、研修制度やキャリアアップのための仕組みを充実させ、システムエンジニアを育てることを前提としていることです。

ただし未経験可であっても、事前に取得しておいた方がよいスキルや知識もあるため、プログラマーとしての経験など、強みとしてアピールできる材料をまとめておきましょう。

 

企業が未経験者に求める条件を理解する

 

システムエンジニア未経験者を採用するにあたり、企業が求職者に対して期待している条件も把握しておくとよいでしょう。

例えば社会人経験があることです。

基本的なビジネスマナーが身に付いていることは、新卒と比較しても企業にとっては大きな利点です。

また前職でパソコンを扱う業務をしていた経験や、プログラミング等の新しい技術の習得に対する抵抗感がないことから、システムエンジニアの適性があると判断するケースもあります。

システムエンジニア未経験であっても、将来性があり、自社で活躍してくれる人材だと効果的にアピールできれば評価してもらいやすいでしょう。

 

【年代別】未経験からシステムエンジニアへの転職難易度

 

20代・第二新卒なら転職しやすい

20代や第二新卒の未経験者に対し、企業はポテンシャルを重視する傾向にあります。

前職までの社会人経験で得た基本的なビジネスマナーや、業界知識などが評価されることもあるでしょう。そのため開発経験がなくても必要な知識を学習している主体性や人柄、コミュニケーションスキルを効果的にアピールすることができれば転職しやすいのが20代の求職者の特徴です。

 

30代以降はアピール材料が変化する

システムエンジニアは実力が重視される傾向にあるため、未経験者は不利に感じるでしょう。

しかし20代と30代以降では、企業が求める人物像が異なります。未経験者に期待するスキルは、深い業界知識やマネジメント力など、20代では補うことが難しい能力です。

システムエンジニアとして未経験であったとしても、同業界に精通していることが評価されるケースもあります。

また30代以降では、キャリアプランや入社後のどのように貢献できると考えているかなど、応募書類・面接における志望動機や自己PRがより重要であるため、適切にアピールすることで転職を成功させやすくなるでしょう。

 

システムエンジニアに必要な資格を取得

 

システムエンジニアになるために必ず必要な資格はありません。しかし自身の知識やスキルを客観的に証明できる資格が役立つことがあるため、特に未経験からの転職には資格取得がおすすめです。

システムエンジニアの転職や業務に役立つ資格には「国家資格」と「ベンダー資格」があり、本記事では国家資格のうち業務知識の習得に役立つものを中心に解説します。

 

基本情報技術者試験

情報処理技術者試験のうち、最も基本的な知識・技能を測るための国家資格です。IT系の職種ではまず最初に基礎を身に付ける目的で取得されています。

 

主な出題範囲は以下の通りです。

  • ・統計などの数学
  • ・アルゴリズム
  • ・プログラミング
  • ・コンピュータ、OS
  • ・メディア表現
  • ・データベース、
  • ・開発手法、
  • ・経営戦略 など

 

毎月複数回試験が実施されており、合格率も50%ほどで推移していることからも難易度が高い資格ではありません。

そのため転職において強い武器とはならないことも考えられますが、未経験者にとっては最低限必要なシステムエンジニアとしての土台を身に付けるために役立つでしょう。

 

ITパスポート

ITに関する基礎的知識を証明する国家試験であり、IT系の資格のなかで入門レベルに位置付けられています。

業務知識などがない未経験者なら3ヶ月、ITの基礎知識があれば1ヶ月程度の勉強時間を要する資格で、合格率はおよそ50%以上で推移しています。

AI、ビッグデータ、IoT などの新しい技術や手法の概要、経営戦略、マーケティング、財務、法務などの経営知識、プロジェクトマネジメントの知識など幅広い分野が総合的に出題されるため、初心者には最適な内容です。

 

応用情報技術者試験

基本情報技術者試験の上位資格にあたる国家資格であり、技術的な内容に加えて管理など応用力を問われる内容まで出題範囲が広がります。

具体的には情報システム、ネットワーク、データベース、組込みシステムなどの設計・開発・運用・保守において上位者の方針を理解しているだけでなく、自ら技術的問題を解決する能力などが範囲に含まれます。

合格率が20%前後であることからも、入念な準備が必要です。

 

転職エージェントの活用

 

未経験からシステムエンジニアへの転職を考える場合、転職エージェントの利用も効果的です。

転職エージェントでは未経験でも転職可能な求人情報を保有しているだけでなく、求職者のどの経験が強みとしてアピールできるか、どんな企業とマッチするかアドバイスすることが可能です。

IT転職のプロが最適なキャリアプラン構築のお手伝いと、スムーズに転職活動を進めるサポートを行いますので、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

 

まずはキャリアの相談をしてみる

 

 

システムエンジニアに関するよくある質問

 

 

システムエンジニアの志望動機の書き方とは?

 

システムエンジニアへ転職する際の志望動機においては、経験者と未経験者でアピールポイントが異なります。

経験者が即戦力としての評価に注力するのに対し、未経験者がアピールするのは人柄や熱意です。

「なぜシステムエンジニアなのか」という点を掘り下げて将来性を効果的に伝える工夫をしましょう。

志望動機の作成には、入念な業界・企業研究をしておく、関連スキルやポータブルスキルが効果的に伝わるよう言語化するなどいくつかコツがあります。

 

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プログラマーからシステムエンジニアになるには?

 

システムエンジニアはプログラマーと異なり、実際にコードを書く機会は多くありません。

しかしプログラミング言語への理解がなければシステムエンジニアとしての業務に差し支えるため、プログラマー経験者は積極的にスキル・経験をアピールするとよいでしょう。

その際に、出来る限り詳細に自身の能力を伝える必要があります。

どのような規模のシステム開発でどの領域を担っていたのか、どのプログラミング言語を扱い、関連するライブラリやツールなどに関してはバージョンなども明示しましょう。

プログラマーからシステムエンジニアになるには、実績と熱意を的確に伝えるのがポイントです。

 

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未経験からシステムエンジニアに転職するメリットは?

 

未経験からシステムエンジニアに転職することで、その後のキャリアアップやキャリアチェンジがしやすいというメリットがあります。

IT業界は日々新しい技術が誕生しているため、最先端のテクノロジーに携わりながらスキルを磨くことができる環境です。

しっかりと経験を積み、最新技術に関する知識のアップデートを続けることで、自身の市場価値を高めキャリアの可能性を広げることができます。

近年ITエンジニアの需要はさまざまな業界で高まっており、前職までの経験を活かすことができる分野に挑戦することで、より良い環境や条件でキャリア形成することが可能な点がメリットです。

 

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問題解決力はどうやって身に付ける?

 

システム開発工程においてトラブルは付き物であり、特にシステムの不具合、設計変更、納期の前倒しなどはシステムエンジニアにとって避けられないものです。

こういった問題には冷静さを保つことやリーダーとして決断する力を高めることが重要ですが、未然に防ぐための効果的な対策もあります。

その対策とは日頃からのコミュニケーションであり、チームメンバーの異変にいち早く気づくことができれば、納期の遅れなどに対処することができます。

 

クライアントが些細な要望も逐一伝えることができるような関係性が構築できていれば、変更の提案なども先回りして行い、納期に向けて調整することもできるでしょう。

問題解決には、安定したコミュニケーションとリーダーシップが何より大切です。

 

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<簡単1分>年収診断をしてみる

 

 

未経験からシステムエンジニアを目指すならプロに相談しよう

 

 

システムエンジニアは未経験からでも転職が可能な仕事です。

将来性も高く、経験を積むことで着実に年収アップが期待できる仕事でもあります。

よりスムーズに転職活動を進めるためには、システムエンジニアに求められるスキルを習得し、効果的にアピールするとよいでしょう。

例え異業種からの転職であっても活かせる業務知識もあるため、ご自身のどのスキルや経験が評価されるのか一度確認してみることをおすすめします。

 

IT・Web・ゲーム業界の転職に強い転職エージェントのGeekly(ギークリー)では、システムエンジニアの求人情報や企業の情報を多数保有しています。

システムエンジニアの仕事に興味がある方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

 

まずはキャリアの相談をしてみる

この記事の監修者

【国家資格保有】キャリアアドバイザー 小峰涼平

5年間インフラエンジニアとして新規顧客提案や既存顧客への提案〜運用保守業務を経験。業務を行う中で人材業界へ興味を持ち、22年1月国家資格キャリアコンサルタントを取得。現在、資格を活かしキャリアアドバイザーとしてエンジニアの転職支援を行っております。

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