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ミニアプリの導入事例を解説!どんな機能やサービスがある?導入の効果やメリットを転職エージェントが紹介

モバイルアプリ市場は成長してきましたが、ここにきてミニアプリという新しいアプリ市場が伸びています。IT業界への転職を考えていたりエンジニアを目指す人なら、ミニアプリ市場の動向は注視しておいた方が良いでしょう。今回は大きな可能性を秘めているミニアプリのメリットや企業の導入事例を解説します。

スマホから浮かび上がる無数のアプリのアイコン

2020年12月25日

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Mini app(ミニアプリ)とは何?

 

数々のカラフルなモバイルアプリのアイコン

 

ミニアプリとは「アプリ上で起動する、アプリと同じ機能を持ったプログラムのこと」です。

私たちが日常的に使っているアプリの中に、さらにアプリが入っているイメージです。

最もよく知られているものはLINE Mini appでしょう。

LINEアプリのホーム画面の「サービス」を見ていくと、「LINEミニアプリ」というたくさんのアプリが入っています。

予約アプリ・料理レシピアプリ・電車の乗り換え案内アプリなど、アプリストアにあるようなアプリが並んでいるのが分かるでしょう。

LINEアプリの中に入っているアプリなのでダウンロードなしで使えるのが特徴です。

ミニアプリを格納しているプラットフォームアプリのことをスーパーアプリと呼びます。

一方、アプリストアでダウンロードして使うアプリはネイティブアプリといいます。

上記の例でいいますと、LINEはネイティブアプリですがスーパーアプリでもあるということです。

スーパーアプリとネイティブアプリという言葉はミニアプリを解説するうえで何度も出てくる言葉なので、ぜひ覚えておいてください。

 

Mini app(ミニアプリ)が注目されるようになった背景

 

白い光のネットワークとこちらを指差すスーツの男性

 

ダウンロードしたものの1度使ったきり全く開いていないネイティブアプリが、スマホのホーム画面に散乱していませんか?

adjust株式会社の調査によると、79%のユーザーがアプリをダウンロードして1週間以内に使用をやめているというデータがあります。

このように、企業は自社のサービスを使って欲しくてネイティブアプリを開発するわけですが、ユーザーの継続利用率が低いのが悩みです。

アプリの継続利用率が低いのは多くのアプリに「離脱ポイント」があるからだといわれています。

インストール・起動・登録・個人情報の入力・クレジットカード情報の入力などの小さな作業がストレスで使用をやめてしまうのです。

そこで、離脱ポイントになり得る手間を全て省いて継続利用率を高められるミニアプリに企業が注目し始めたという背景があります。

 

Mini app(ミニアプリ)のメリット 〜ユーザー側〜

 

ミニアプリにはどのようなメリットがあるのでしょうか?

まずはユーザー側のメリットから見ていきましょう。

 

アプリをダウンロードする手間が省ける

 

スマホのアプリストアを見る人の手

 

ネイティブアプリの場合、使用したいアプリをまずアプリストアからダウンロードしなければなりませんでした。

ミニアプリの場合はスーパーアプリの中で使用したいミニアプリを選ぶだけなので、面倒なダウンロードの手間を省くことができます。

 

ホーム画面がすっきりする

 

ユーザー心理には「スマホのホーム画面には日常的に使うものしか残したくない」というものがあります。

クーポンアプリなど一時的にしか使わないものは一刻も早く削除したいわけですが、消し忘れなどでホーム画面に残りがちです。

気がつけばホーム画面が使わないアプリで一杯になっている人もいることでしょう。

ミニアプリはスーパーアプリの中に全て入っていますので、ホーム画面にスーパーアプリだけあればOKです。

スマホのホーム画面がすっきりすることもミニアプリを使うメリットでしょう。

 

スマホの容量を圧迫しない

 

ダウンロードしたアプリで埋め尽くされたスマホのホーム画面

 

ネイティブアプリはスマホ内にダウンロードするため容量を使いますが、ミニアプリはダウンロードしないので容量を圧迫しません。

中国のHUAWEY(ファーウェイ)のQuick Appというスーパーアプリでは、たった1GBで約2,000個のミニアプリを動作できるそうです。

ちなみにAndroidの場合、1GBのストレージで約20前後のアプリを保存できるといわれています。

この数宇の違いだけでも、スーパーアプリ・ミニアプリの可能性の大きさが分かるのではないでしょうか?

 

Mini app(ミニアプリ)のメリット 〜企業側〜

 

ここまでユーザー側のメリットを見てきましたが、ミニアプリは開発する企業側にも大きなメリットがあるようです。

 

ユーザーが利用しやすい

 

手に持ったスマホから浮かび上がる、たくさんのアプリのアイコン

 

ユーザー側のメリットと同じことを説明するようですが、「ユーザーが利用しやすい」ということは企業側にとっても大きなメリットです。

面倒な作業が少なく利用しやすいということは、ユーザーの継続利用率が高くなるからです。

また、アップデートも自動で行ってくれるため、ネイティブアプリのようにユーザーがアップデートしなくて良い点もメリットでしょう。

 

開発コストを抑えられる

 

デスクトップPCでプログラミングする男性

 

ミニアプリはネイティブアプリに比べて開発コストを抑えることができます。

ネイティブアプリは基本的にiOSとAndroid両方のプラットフォームに対応するように、それぞれアプリ開発を行わなければなりません。

そのため、開発コストがどうしても高くなりがちです。

ミニアプリはスーパーアプリのプラットフォームに対応する1つのアプリ開発だけで済むので、コストは約半分に抑えられます。

たとえば、LINE用ミニアプリの開発であればLIFFというフレームワークを用いて1種類だけアプリ開発をすれば良いのです。

このように、ミニアプリ開発では人的・時間的コストを抑えることができるでしょう。

 

アプリ内課金で決済手数料がかからない

 

アプリ内課金をした場合、決済手数料がかからないことも企業側のメリットでしょう。

通常、iOSやAndroid用のアプリでアプリ内課金が発生した場合は、企業は売上の30%の決済手数料を持っていかれます。

しかし、LINEのミニアプリなら決済手数料がかかりません。

LINE内のミニアプリなので、LINE Payでもクレジットカードでも企業側が自由に決済方法を設定できます

ただし、クレジットカード決済など決済事業社が設定する通常の決済手数料はかかります。

 

Mini app(ミニアプリ)の今後

 

FUTUREと書かれた木製のサイコロ

 

ミニアプリ市場の成長により、今後「人気アプリのスーパーアプリ化」が起こると予想されます。

LINEのように、すでに一定数のユーザーを獲得しているアプリがスーパーアプリとしてミニアプリのプラットフォームになっていくのです。

プラットフォーマー企業には顧客情報購買情報など多くの情報が集まるため、それらの情報を自社のビジネスに生かすことができます。

たとえば、AmazonはECのプラットフォームとして集めた売れ筋商品の情報を生かして、同じような商品を半額以下で販売しています。

ただ、Amazonのこのやり方は各方面から批判を浴びており、企業倫理を問題視されてはいますが…

今のところ、日本のスーパーアプリはAmazonとは反対に他の企業を支援する方に回っているので安心でしょう。

しかし、今後Amazonのような目的で自社のアプリをスーパーアプリ化させる日本企業が出てこないとも限りません。

 

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企業の「スーパーアプリ化」事例

 

日本で実際にスーパーアプリ化すると共にミニアプリのサービスを提供し始めている企業の事例を紹介します。

各企業はどのようなミニアプリを開発・提供しているのでしょうか?

 

PayPay

 

PayPayも最近になってPayPayアプリ内で使えるミニアプリの提供をスタートしました。

ユーザーはPayPay加盟店の様々なサービスや商品の予約・注文・支払いをミニアプリ内で行えるようになっています。

現在は「DiDiタクシー」「PayPayモール」が主要なミニアプリとなっていますが、今後さらに増えていくとみられています。

 

d払い

 

TAXIと書かれたタクシー車の行灯

 

NTTドコモのd払いアプリもスーパーアプリ化を目指しており、ミニアプリの提供を開始しています。

JapanTaxi株式会社と連携したタクシー配車、コミュニティサイクル(赤い電動自転車)を予約できるミニアプリなどがあります。

他にも、ローソンや吉野家でd払いをしてdポイントをお得に貯められるミニアプリもあるようです。

決済アプリの枠を超えた事前予約クーポンの配布や利用・予約した商品の店舗受け取りなどのミニアプリも展開しています

 

企業のMini app(ミニアプリ)導入事例

 

LINE Mini appでは、事前審査をクリアした企業がLINE用のミニアプリを開発できるようにしています。

それにより、各企業はLINE特有の機能を生かしたLINE用ミニアプリを開発できるようになっています。

このようにスーパーアプリの機能を生かしたミニアプリを開発できるのも、ミニアプリ市場の面白いところでしょう。

LINE用ミニアプリを導入した企業の実例を紹介します。

 

PAL CLOSET 〜ECサイトの売上増加〜

 

ECサイトで服を選ぶ女性

 

パルグループの公式オンラインショップ「PAL CLOSET」では、アパレル業界で初めてLINE用ミニアプリを導入しました。

PAL CLOSETミニアプリの主な機能は以下です。

 

・店頭の買い物でポイントを貯められる

・店頭での買い物で貯めたポイントを使用できる(ポイント利用のためにはPAL CLOSETの会員登録が必要)

・QRコード読み取りでオンライン・オフライン共通で利用できるデジタル会員証を発行する

・通知機能を利用して、購入した商品のおすすめコーディネートや商品情報が記載された電子レシートを発行する

・LINE用ミニアプリでオンラインショッピングが可能

・LINE公式アカウントの自動友だち追加・ID連携

 

以上のようなミニアプリを活用することで、店舗利用からECサイトに誘導してECサイトの売上を大幅にアップしています。

 

スシロー 〜予約の利便性アップ〜

 

人気回転寿司チェーンのスシローもLINE用ミニアプリを導入している企業の1つです。

スシローのLINE用ミニアプリの機能は以下のようなものです。

 

・スシロー公式アプリのダウンロード不要

・LINEで待ち時間の確認が可能

・予約時間になるとLINE通知で呼び出し

・ポイントを貯める用の会員登録をしなくてもポイントを貯めることができる

・予約情報や店の混雑状況をLINEで友だちにシェア

 

スシローはミニアプリを導入することで顧客の予約利便性を大幅に上げることに成功しています。

 

Mini app(ミニアプリ)開発エンジニアの求人も増加傾向

 

無数のアプリのアイコンの中から1つをタッチする指

 

ミニアプリは利用するユーザー側にも開発する企業側にも大きなメリットがあるため、今後さらに増えていくと予想されます。

それに伴い、ミニアプリ開発分野でのエンジニア需要も高まっていくでしょう。

実際にLINEミニアプリ開発におけるフロントエンドエンジニアやサーバーサイドエンジニアの求人をよく見かけるようになってきました。

IT業界への転職を考えるなら、今後の成長も見据えてミニアプリ開発に特化したエンジニアを目指すのも1つの選択肢かもしれません。

 

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Geekly Media
ライター

スマホから浮かび上がる無数のアプリのアイコン

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