Fitness techを解説!IT×Fitnessで何ができる?具体例とともにわかりやすく紹介します!
ダイエットやトレーニングなどのフィットネスにおいて、管理することはとても重要です。そんな管理に最近はITの技術などが用いられています。ITとフィットネスという一見縁遠い両者ですが、実はさまざまなことに活用することができるのです。今回は今注目を集めているFitness techについて、具体例とともに紹介します。
目次
Fitness techって?
Fitness×ITという新たな組み合わせ
クロステックの流れが流行っている現在、金融の世界などのITとはあまり関係のなさそうな業界とITがコラボする流れが広がっています。そしてその流れはフィットネスの世界にも来ています。Fitness techとはその名の通り、フィットネスとITという組み合わせによって生み出された技術なのです。
少し前までは活動量計で歩数や心拍数などを計測し、それをアプリなどで管理するのが流行っていました。しかし最近はそこからさらに奥に進んだサービスが人気です。普段の生活などで活動量を計測し、その上でその人にあったトレーニングプランなどを組み立てる、というサービスやアプリが今多く誕生しています。
ダイエットから本格的なトレーニングまで
フィットネスと聞くと、多くの人はダイエットをイメージするはずです。しかしフィットネスは決してダイエットだけではありません。毎日の健康のためにランニングをしたり、スポーツでよいパフォーマンスをするために日々ハードなトレーニングをすることも、立派なフィットネスです。
Fitness techもそれにあわせたサービスなどを行っています。ダイエットをサポートするアプリはもちろん、アスリートの本格的なトレーニングを支援するためのアイテムやサービスなども多くあります。ダイエットをする人からアスリートまで、フィットネスをするすべての人の支えとして活用されています。
Fitness tech実用例①:AIはダイエットの相棒!?
FINCというアプリ
自分でダイエットの計画を立てるのはかなり大変です。毎日の運動量や食事のカロリーなど、計算しなければいけないことは山ほどあります。かといってダイエットのためにジムに通うとなると、余計な費用がかかってしまいます。ダイエットはしたいけど、自分でいろいろ考えたり余計な費用はかけたくない、という人にはFINCというアプリがおすすめです。
FINCはダイエットアプリとして今最も人気があり、CMなども放映されています。最大の特徴は、なんとAIがトレーニングメニューなどを作ってくれます。体重や睡眠時間、運動量などを基にトレーニングメニューなどを提案してくれるため、自分にあったダイエットができます。
自宅で本気でダイエットしよう
ダイエットにおいて最も大変なこと、それは継続です。始めた頃は意識して続けようとしますが、続けていくと怠けたいという気持ちがどうしても出てきてしまいます。そうして気づいたらダイエットをやめているという人も少なくありません。
FINCの場合、ダイエットに必要なものはすべて詰まっているため、アプリを入れるだけで大丈夫です。トレーニングの内容も、簡単でありながらも専門家監修のメニューとなっているため、効果も抜群です。FINCでもう一度、理想の自分になるために本気でダイエットするのも悪くありません。
Fitness tech実用例②:VRで姿勢矯正
Xenomaってどんな会社?
毎日の生活などで、姿勢というのはどんどん悪くなっているものです。肩こりや腰痛なども、姿勢が悪くなっているのが原因ということもあります。そしてそれはスポーツの世界でも同じです。そうした姿勢矯正に、VRやモーションキャプチャーなどの技術を用いている会社が、Xenomaです。
東大から生まれたスマートアパレルブランドであるXenomaは、モーションキャプチャーなどを用いたアイテムで姿勢などを矯正するという取り組みが、現在行われています。最近ではモーションキャプチャーのほかにも、VRなどを駆使した姿勢矯正やトレーニングなどにも力を入れています。
ゴルフなどの練習にもおすすめ!
スポーツの世界で姿勢が最も重要となる競技はゴルフです。スポーツとしてはもちろん、会社の接待などでゴルフをする人も多いです。ゴルフはボールを打つときの姿勢やフォームで、飛距離なども大きく変わってきます。とはいえ、自分がボールを打つときの姿勢やフォームというのは、なかなかわからないものです。
そこでXenomaのアイテムを使うことで、姿勢矯正などが簡単にできます。さらにVRなどを使うことで、自宅での本格的なゴルフの練習もできます。どうしても場所の制約などでゴルフの練習ができないという人でも、これがあればめきめきと上達すること間違いありません。
Fitness tech実用例③:ITで食生活改善
VITA MOJOというサービス
社会人になると、どうしても仕事が忙しくなります。朝早く出なければいけないため朝食を抜いたり、どうしても好きなものばかり食べてしまったりすることが多くなります。その結果食事のバランスが取れなくなり、生活習慣病に繋がってしまいます。
VITA MOJOはそんな乱れ勝ちな食生活を改善するためのサービスです。日本にはまだ上陸していませんが、イギリスやカナダなどでは既に普及しているサービスです。体重やダイエットの目的などを入力すれば、それにあわせた料理を提案してくれ、さらにはその料理をレストランで受け取ることができるという、かなりユニークなサービスです。
外食することが多い人にうってつけ
なぜレストランで受け取れるようになっているのか。それは社会人になると外食をする機会が多くなるためです。一人暮らしの場合、どうしても仕事終わりに夕食を作るのが面倒だと感じてしまいます。そのため外食をする機会が増えるのです。
そうした外食でもダイエットに効果的な食事を取ることで、忙しい社会人でも手軽に食生活を改善したりすることができるのです。最近ではUber eatsなどの宅配サービスが増えているため、いずれは日本にも上陸するかもしれません。
Fitness tech実用例④:モーション解析はアスリートを支える
スポーツを変えるLEOMOとは
スポーツの世界では、常に最高のパフォーマンスを出すことが最も重要です。そのためトレーニングについても、かなり入念に考えなければいけません。同じ競技をするアスリートでも、その人にあわせたトレーニングがあるため、内容も大きく異なります。
LEOMOはそんなアスリートのトレーニングを支援する会社です。他の会社とは違い、アスリートのトレーニングに重点を置いているため、アイテムもかなり品質が良いです。特に自転車向けのアイテムは、現在かなり人気があります。
自転車好きは注目すべき会社
趣味としてだけでなく、最近では通勤手段として自転車に乗る人が増えています。そうした日常使いをきっかけに自転車が好きになるという人もここ最近では増えています。そして最近ではそんな自転車ライフをより楽しくするためのアプリやアイテムも増えています。
LEOMOのモーション解析アイテムは自転車向けの解析に定評があり、プロのライダーでも愛用者がいるほどです。自転車の運転は怪我がつきものです。そうしたアイテムを使うことにより、フィットネスの効果を高めつつ、自転車を安全に楽しむことができるのです。
Fitness techは体作りの新常識
今回は今注目されているFitness techについて、実例を中心に紹介しました。
まずは己を知るべし
Fitness techが今最も盛んであるアメリカは、かなり前から健康に力を入れています。健康というのはどうしても自分で管理するのは難しいものです。ダイエットについても、多くの人が実際に痩せることができた方法でも、自分が実践したらまったく痩せられないということはよくあります。
フィットネスにおいてまず己を知ることが重要である、ということがFitness techから伝わってきます。自分の生活習慣などの細かい部分を計測したり、それを基にメニューを作るには、もはやITが欠かせません。
まとめ
今までのフィットネスというのは、基本的に多くの人がやって成功した、というまさに多数決のようなやり方が主流でした。しかし体質などは当然人によって異なってきます。
そうした一人ひとりの体質などに合ったダイエットメニューを作るとなると、もはや人の力では限界に達してしまいます。そしてそれはフィットネスの世界だけでなく、さまざまな分野で起こっています。そうした一人ひとりのニーズにマッチすることができるのは、もはやITしかないのです。
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