
SESから転職は難しい?成功事例とおすすめの転職理由・志望動機も
SESから転職できないと感じる理由の多くは、スキル不足ではなく「伝え方を知らないこと」にあるため、戦略的な準備さえあれば十分に可能です。
「SESから転職したいが、スキル不足で難しいと言われる」「今の環境から抜け出せるのか不安」と悩んでいる方は、まずはなぜ「難しい」「できない」と言われるのかを確認しましょう。
そのうえでSES経験を市場価値の高い武器に変える具体的な転職理由・志望動機の作り方を知ることで、SESからの転職活動がスムーズに進められるようになります。
【この記事はこんな人におすすめ】
・SESから自社開発や社内SEなど、キャリアの幅を広げたい人
・現職の給与・評価制度に不満があり、年収アップを目指す人
・転職が初めてで、退職交渉や面接対策の進め方が分からない人
この記事のまとめ
- SESからの転職を成功させるためには「難しい」と言われる理由を知り、戦略的準備をすることが大切。
- 20代なら実務経験1年以上、30代なら3年以上のタイミングがおすすめ。
- まずは自分の市場価値を知ることで、転職の根拠として企業選びやキャリアの選択がスムーズになる。
目次
SESから転職は難しい・できないって本当?理由を解説
「SESからの転職は難しい」「転職できない」言われる理由の多くが、SES特有の労働環境や、働きながら十分な情報収集が難しいことに起因します。
しかし実際には、IT市場の構造や企業側の評価基準を正しく理解すれば、SES経験は武器としてアピールすることが可能です。
まずは、SESからの転職が難しいと言われる理由と現実について解説します。
- プロジェクトが短期的・断片的で「専門性や一貫したスキル」が身につきにくい
- 客先常駐という環境上、自社内での「実績・評価」を言語化しにくい
- キャリアパスや将来像が描けず、転職活動に軸を持てない
- 主体的な学習や情報収集が不足し、市場価値を把握できていない
- ビジネスパーソンとしての基礎スキル(論理的思考・ヒアリング力)への懸念
- 企業研究・選考対策の不足により「なぜこの会社か」を論理的に説明できない
- 採用企業側の「SESに対する先入観」と評価基準の壁
キャリア戦略を明確にするために、懸念点を客観的な視点で解消しましょう。
プロジェクトが短期的・断片的で「専門性や一貫したスキル」が身につきにくい
SESは数ヶ月単位で現場が変わることが多く、ひとつの技術を深く掘り下げたり、システム設計から運用までを一貫して担当したりと、中長期的に成果や成長を実感する機会が限られます。
そのため、採用担当者から見ると「特定の技術に特化した専門家」というよりは「広く浅く触れているエンジニア」と見なされやすいのではないか、スキルの専門性が評価されにくいのではないかと懸念する方が多いようです。
客先常駐という環境上、自社内での「実績・評価」を言語化しにくい
客先常駐の性質上、自社の上司が現場での働きぶりを直接評価するのが困難です。
また、多くのエンジニアは自分の作業を「常駐先のプロジェクトの一部」として捉えがちです。
その結果、職務経歴書に「自分がどのような貢献をしたか」「どのような技術的課題を解決したか」という自分自身の実績を言語化できず、評価を得られないケースが多々あります。
キャリアパスや将来像が描けず、転職活動に軸を持てない
「現場が変わるたびに違うことをしている」という状況が続くと、自分が将来スキルの専門性を高めてスペシャリストになりたいのか、マネジメントをしたいのかというキャリアの軸を見失いがちです。
目標が曖昧なまま転職活動を行うと、応募先企業に対しても「一貫性がない」「とりあえず今の職場から逃げたいだけではないか」という懸念を与えてしまう可能性があります。
【あわせて読みたい】SES(客先常駐)の現場が合わないときの対処法はこちら⇓
主体的な学習や情報収集が不足し、市場価値を把握できていない
「現場で与えられたタスク」のみをこなしていると、市場で求められる最新技術やトレンドから取り残されがちです。
客観的に自分のスキルが市場でどれほどの価値を持つのかを把握していないと、適切な年収交渉ができなかったり、需要の低い技術スキルをアピールしてしまったりと、活動自体が空回りする原因となります。
まずは、自分自身の市場価値を適正年収という形で明確にすることで、必要な情報やキャリアアップ・年収アップに必要なルートを見つけやすくなります。
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ビジネスパーソンとしての基礎スキル(論理的思考・ヒアリング力)への懸念
SESでは指示されたタスクを完遂する力が重視されますが、自社開発企業やSIerの上流工程では「なぜこの技術を使うのか」「顧客の真の課題は何か」を論理的に説明し、提案する力が求められます。
これまでの経験の中で「言われたことをやる」ことに終始してしまい、論理的な思考プロセスやヒアリング能力をアピールできないと、評価が伸び悩む傾向があります。
論理的に考えながら業務を工夫していることが面接で伝えられるよう、準備できるとよいでしょう。
企業研究・選考対策の不足により「なぜこの会社か」を論理的に説明できない
転職面接では応募する企業の情報だけでなく、業界研究を通して競合と比較した優位性などを志望動機と結びつけることが重要です。
SES特有の環境への不満が先行してしまい、応募先の企業に対して「自社サービスへの共感」や「なぜ貴社でなければならないのか」を論理的に説明できないと、企業側は「単なる不満解消のための転職ではないか?」と懸念する原因になります。
自分の価値観をしっかりと言語化し、企業の考え方や方向性とマッチしていると伝えましょう。
採用企業側の「SESに対する先入観」と評価基準の壁
採用企業側には「SES=スキルレベルがバラバラ」「定着率が低い」という先入観が存在する場合もあります。
この壁を越えるためには、先入観を覆すだけの「具体的な成果物」や「技術的根拠」を提示する必要があります。
書類選考の段階で苦戦しないよう、企業側の評価基準を理解し、その基準に合わせて自分の経験を翻訳・アピールをしましょう。
近年、企業はIT・デジタル人材の中途採用に対し「即戦力」を求める傾向があることからも、経験者の市場価値は高いことが伺えます。
自社開発や受託企業においても、立ち上がりの早さやチームへの順応力は大きな強みです。「SESだから不利」ではなく、経験の棚卸し次第で十分にキャリアアップ転職は可能です。
(参考:厚生労働省『IT・デジタル人材の労働市場に関する研究調査事業 調査報告書』)
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SESから転職するならベストなタイミング3選
SESから転職する難易度とあわせて、いつが自分にとって最適な転職タイミングなのかも確認しておきましょう。
転職は、自社や常駐先にできるだけ迷惑がかからず、自分のキャリアにとってもマイナスにならないタイミングを見計らうことが大切です。
以下、転職タイミングについてそれぞれ解説します。
①実務経験が20代なら「1年以上」30代なら「3年以上」が有利
SESエンジニアの転職市場では、実務経験が1年以上あれば「ポテンシャル枠」、3年以上あれば「即戦力」として評価されやすい傾向です。
特に1年を超えると、基本的な業務理解や現場経験があると判断され、応募できる求人の幅が一気に広がります。3年以上になると、担当領域や役割を具体的に語れるようになり、年収アップ転職も現実的になります。
経験年数は、転職を考えるうえで一つの目安です。
②プロジェクトの契約更新1〜2ヶ月前が最も円満に退職できる
SESから転職する際、最もトラブルが起きにくいのが案件の契約更新タイミングです。
契約の区切りは、常駐先・自社ともに体制見直しを行う時期でもあり、退場や配置転換が前提として受け入れられやすくなります。
この時期に転職の意思を伝えることで、引き継ぎや後任調整もスムーズに進みやすく、精神的な負担も軽減されます。円満にキャリアチェンジしたい方にとって、最も現実的でおすすめのタイミングです。
③今の環境ではこれ以上のスキルアップ・年収アップが望めない時
同じ現場で長く働いていても、担当業務や技術が固定化され、成長を感じられなくなることがあります。
スキルアップの機会がなく、評価や単価が上がらない状態が続く場合は、環境を変えるサインかもしれません。
転職は「逃げ」ではなく、より成長できる場所を選ぶ前向きな選択です。将来のキャリアを考えたときに違和感を覚えたなら、その気持ちを無視せず行動を検討することが大切です。
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あなたはSESから転職できる?市場価値の確認方法
ここでは、SESから自分が希望する条件で転職しやすい条件の人について解説します。
- ①現職の担当工程・言語・役割など具体的に言語化できる?
- ②市場価値の高い言語習得や自己研鑽を続けている?
- ③年齢・経験年数に応じた「求められる技術レベル」を把握している?
自主的な学習や最新情報をキャッチアップする習慣がある人は、さまざまな企業で需要が高いです。
以下それぞれ解説します。
①現職の担当工程・言語・役割など具体的に言語化できる?
スキルの棚卸しは、転職を検討するにあたり重要なステップです。
「何をしたか」だけでなく「どの程度のレベルでどう貢献したか」までを洗い出しましょう。
【言語化のポイント】
・担当工程:「設計(基本・詳細)からテストまで」のように具体化する。
・使用技術:言語・フレームワーク・DB・クラウド環境(AWS/Azure/GCP)を列挙する。
・役割と責任: メンバーだけでなく「リーダー補佐」「教育担当」「進捗管理」などの経験があれば加える。
使用技術や役割については、レベル感が伝わるよう数値を用いましょう。
特にスキルを正確に伝えるためには、どの程度使用できるかについても明確に伝える工夫が必要です。
②市場価値の高い言語習得や自己研鑽を続けている?
SESからの転職を成功させている人の多くは、日々の業務に加えて将来を見据えたスキル習得を意識しています。
需要の高い言語やフレームワークに触れたり、資格取得や技術トレンドのキャッチアップを継続したり、アウトプットをするなど、自主的な取り組みを続けることで市場価値を着実に高めています。
すべてを完璧に身につけている必要はなく、「学び続けている姿勢」そのものが評価につながります。
主体的に成長を目指す姿勢は、転職活動において大きな武器になります。
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③年齢・経験年数に応じた「求められる技術レベル」を把握している?
一般的に、20代はポテンシャルが重視されやすい傾向です。
ただし「がんばります」といった漠然としたアピールではなく、技術への好奇心、論理的思考力、学習の継続性も伝える必要があります。
どういった経験からどのようなスキルを習得したか、それを転職後にどう活かそうと考えているかを論理的にアピールできるよう準備しましょう。
30代以降は即戦力として期待される年代です。
特定の言語・ドメインでの確固たる実績、マネジメント経験など、求人票で求められているスキルや経験プラスアルファでアピールできるような企業にとってのメリットを棚卸ししておくとよいでしょう。
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【あわせて読みたい】事業会社へ転職に成功したKさんの事例はこちら⇓
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SESからの転職成功事例を紹介【ギークリー自社データ】
ここでは、Geekly(ギークリー)の転職成功事例のうち、SESから転職を成功された方の事例をご紹介します。
- 広告運用から転職して300万円以上年収アップした事例
- サーバーエンジニアとして年収アップ転職に成功した事例
- 業務系からWeb系にキャリアチェンジして年収アップに成功した事例
なお以下でご紹介する転職成功事例は、2025年4月1日~2026年3月31日の期間を対象として、Geekly(ギークリー)経由でSESからの転職を成功された方の事例です。
広告運用から転職して300万円以上年収アップした事例
職種:広告運用⇒サーバーエンジニア
年齢:20代
年収:370万円⇒700万円(330万円アップ)
技術系人材サービス業界の大手企業で広告運用業務に従事されていた方の事例です。
サーバーエンジニアへは未経験での転職でしたが、大幅年収アップを実現されています。
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サーバーエンジニアとして年収アップ転職に成功した事例
職種:サーバーエンジニア⇒サーバーエンジニア
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急成長中のベンチャー企業から転職された方の事例です。1か月以内というスピード転職を実現されています。
同じサーバーエンジニアとしての転職でしたが、環境を変えたことで年収アップに成功されました。
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業務系からWeb系にキャリアチェンジして年収アップに成功した事例
職種:業務系SE・PG⇒Web系SE・PG
年齢:20代
年収:240万円⇒400万円(160万円アップ)
大手メーカーを取引先企業にもつSESから転職された方の事例です。
もともと業務系のSE・PGとしてのご経験をお持ちでしたが、Web系にキャリアチェンジし、年収アップに成功されています。
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SESから年収アップ・キャリアアップを叶えるおすすめの転職先5選
SESエンジニアがスキルを活かして転職するには、どのような業界や企業が向いているのでしょうか。
- 【自社開発】サービスへの共感と技術力を活かして働く
- 【社内SE】安定した環境で企業のDX推進・インフラを支える
- 【SIer・受託開発】上流工程に挑戦しプロジェクト全体を管理する
- 【優良SES】高還元率・商流の浅いホワイト企業で年収を上げる
ここでは、SESエンジニアにおすすめな業界や企業をご紹介します。
【自社開発】サービスへの共感と技術力を活かして働く
自社開発企業は、自社サービスの成長を中長期的に支える開発スタイルが特徴です。
SESで培った開発経験や運用知識を活かしながら、仕様策定から改善まで一貫して関われる点が魅力で、特に「特定のサービスに腰を据えて関わりたい」「技術選定や設計にも挑戦したい」という方に向いています。
サービスへの共感や主体性が評価されやすく、SES経験を土台にキャリアアップを目指せる転職先です。
【あわせて読みたい】SESから自社開発企業に転職する方法についてはこちら⇓
【社内SE】安定した環境で企業のDX推進・インフラを支える
社内SEは、自社システムやインフラの運用・改善を担い、企業活動を内側から支えるポジションです。
常駐先が変わらないため働き方が安定しやすく、ワークライフバランスを重視したい方に人気があります。
SESで培った調整力や現場対応力は、社内外の関係者と連携する場面で大きな強みです。技術だけでなく、業務理解や改善提案力を活かしたキャリアを築きたい方に適しています。
【あわせて読みたい】社内SEへの転職難易度についてはこちら⇓
【SIer・受託開発】上流工程に挑戦しプロジェクト全体を管理する
SIerや受託開発企業では、要件定義や設計などの上流工程に関われる機会が多くあります。
SESで現場経験を積んだエンジニアは、開発や運用の実態を理解しているため、プロジェクト全体を見渡せる人材として評価されやすいです。
将来的にPL・PMを目指したい方や、より大規模な案件に携わりたい方にとって、キャリアの幅を広げやすい転職先といえます。
【あわせて読みたい】大手SIer企業の年収・売り上げランキングはこちら⇓
【優良SES】高還元率・商流の浅いホワイト企業で年収を上げる
必ずしもSESから離れることだけが正解ではありません。商流が浅く高還元率を実現している優良SES企業に転職することで、年収アップや働きやすさを改善できるケースもあります。
案件選択の自由度が高く、スキルアップにつながる現場を選べる環境であれば、SESのメリットを最大限活かすことができます。
現職に不満がある場合は、「SESを辞める」だけでなく「SESを選び直す」という視点も有効です。
【あわせて読みたい】SESのキャリアアップ方法についてはこちら⇓
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SESから転職を成功させる5ステップ
SESエンジニアが転職を成功させるポイントは、以下の5つです。
- ステップ1:これまでの経験言語・担当工程などのスキル棚卸しを行う
- ステップ2:年収・働き方・業務内容など「転職の軸」を明確にする
- ステップ3:SES経験をプラスに変える職務経歴書・自己PRを作成する
- ステップ4:IT業界特化の転職エージェントに非公開求人を紹介してもらう
- ステップ5:退職交渉のトラブルを避けるため早めに意思表示をする
それぞれのポイントについて解説します。
ステップ1:これまでの経験言語・担当工程などのスキル棚卸しを行う
まず最初に行うべきなのは、これまでの経験を整理することです。
使用してきた言語やフレームワーク、設計・実装・テスト・運用など担当した工程、関わった業界や規模感を洗い出してみましょう。
SESでは経験が分散しやすいため、自分では気づいていない強みが埋もれていることも少なくありません。スキル棚卸しを行うことで、自身の市場価値を客観的に把握でき、転職活動の土台が整います。
【あわせて読みたい】スキル・キャリアの棚卸ができるキャリプランシートはこちら⇓
ステップ2:年収・働き方・業務内容など「転職の軸」を明確にする
次に大切なのが、転職で何を実現したいのかを明確にすることです。
年収アップを最優先するのか、リモートや残業の少なさを重視するのか、それとも技術的な成長なのかを整理します。すべてを叶えようとすると判断がぶれてしまうため、優先順位をつけることが重要です。
転職の軸が明確になることで、求人選びや面接での受け答えにも一貫性が生まれ、成功率が高まります。
【あわせて読みたい】転職軸の作り方や面接での回答例はこちら⇓
ステップ3:SES経験をプラスに変える職務経歴書・自己PRを作成する
SES経験は、書き方次第で大きな強みに変わります。
単に「常駐していました」と書くのではなく、どんな課題にどう向き合い、どのような成果を出したのかを具体的に伝えることが重要です。
複数現場での経験や適応力、関係者との調整力などは、多くの企業が評価するポイントです。
SESならではの経験を言語化することで、他の応募者との差別化につながります。
【あわせて読みたい】SESの職務経歴書・履歴書の書き方はこちら⇓
ステップ4:IT業界特化の転職エージェントに非公開求人を紹介してもらう
SESからの転職を効率よく進めるには、IT業界に特化した転職エージェントの活用がおすすめです。
個人では探せない非公開求人や、SES出身者を積極的に採用している企業を紹介してもらえる可能性があります。
また、職務経歴書の添削や面接対策など、専門的なサポートを受けられる点も大きなメリットです。忙しい中でも、無駄のない転職活動が実現できます。
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ステップ5:退職交渉のトラブルを避けるため早めに意思表示をする
内定が決まった後は、円満退職を意識した行動が重要です。
SESの場合、案件の契約や引き継ぎが関わるため、できるだけ早めに退職の意思を伝えることでトラブルを避けやすくなります。
感情的にならず、キャリアアップを理由に冷静に伝えることがポイントです。最後まで誠実に対応することで、気持ちよく次のステージへ進むことができます。
転職全般のサポートについては、プロの転職エージェントにご相談ください。
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【例文あり】SESからの転職理由・志望動機の作り方
ここでは、実際にSESからの転職面接で伝える転職理由や志望動機のポイントを、そのまま使える例文を交えて解説します。
- 「業務の幅を広げてスキルアップしたい」をポジティブに伝える例文
- 「自社サービスを育てたい」という熱意を具体的に伝える例文
- 「給与アップ・正当な評価」を角が立たないように伝える例文
転職理由や志望動機は、本音が前職に対する不満や不安であったとしても、ポジティブに言い換えることが大切です。
「業務の幅を広げてスキルアップしたい」をポジティブに伝える例文
【例文①】
これまでSESとして複数の現場で開発・運用に携わってきましたが、今後は設計や技術選定など、より上流の工程にも継続的に関わりたいと考えるようになりました。特定のサービスやプロダクトに腰を据えて向き合い、エンジニアとしての専門性を高めたいと考え、志望しております。
【例文②】
SESでの経験を通じて、多様な環境に適応する力は身につきました。一方で、より一貫した業務に関わりながら、自身のスキルを深く磨ける環境で成長したいと考え、今回の転職を決意しました。
「今の環境が嫌だから」ではなく、「次に何を実現したいか」を軸に伝えるのがポイントです。SESで得た経験を否定せず、成長意欲につなげることで好印象になります。
「自社サービスを育てたい」という熱意を具体的に伝える例文
【例文①】
SESとしてクライアント先の開発に携わる中で、長期的にサービスの改善や成長に関われない点に課題を感じていました。今後は一つのプロダクトに継続して関わり、ユーザー視点で価値を高めていける環境で貢献したいと考えています。
【例文②】
これまでさまざまな現場を経験してきたことで、「このサービスをより良くしたい」と思えるプロダクトに出会いました。御社のサービスに共感し、自分の技術で事業成長に関わりたいと考え、志望いたしました。
「自社開発がいい」という抽象表現ではなく、なぜそう思ったのかを経験ベースで語ることが重要です。サービスへの共感と自身の役割を結びつけると説得力が増します。
「給与アップ・正当な評価」を角が立たないように伝える例文
【例文①】
これまでの業務を通じてスキルや対応領域が広がってきた一方で、評価や報酬に反映されにくい環境だと感じるようになりました。今後は、成果や成長を正当に評価していただける環境で、より高いパフォーマンスを発揮したいと考えています。
【例文②】
年収アップそのものが目的ではなく、自身のスキルや成果に見合った評価を受けながら、長期的にキャリアを築いていきたいと考え、転職を検討しました。
「給与を上げてほしい」と直接言わず、「成果・成長・貢献」とセットで伝えるのがコツです。評価制度への関心として表現すると、前向きな転職理由になります。
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SESからの転職についてよくある質問
SESからの転職を検討するにあたり、疑問や不安に感じる方が多いのは次のようなポイントです。
- Q.20代後半や30代未経験でも異業種へ転職できますか?
- Q.SESを半年や1年などの短期で辞めても大丈夫ですか?
- Q.SESから転職する場合は何年目がいいですか?
以下、それぞれ回答します。
Q.20代後半や30代未経験でも異業種へ転職できますか?
A. 条件次第で可能です。特にIT業界内やIT×業務知識の分野であれば、年齢がハードな壁になることは多くありません。
20代後半〜30代の場合、完全な未経験職種よりも、これまでのIT経験を活かせる職種が現実的です。SESで培ったITリテラシーや業務理解、コミュニケーション力は異業種でも評価されます。職種選びと戦略次第で、十分に選択肢はあります。
Q.SESを半年や1年などの短期で辞めても大丈夫ですか?
A. 転職自体は可能ですが、理由の伝え方が非常に重要になります。
短期離職があっても、「何を学び、なぜ次に進むのか」を論理的に説明できれば大きな問題にはなりません。逆に、理由が曖昧だとマイナス評価につながる可能性があります。エージェントと一緒に説明の仕方を整理することで、印象を大きく改善できます。
Q.SESから転職する場合は何年目がいい?
SESから転職するタイミングに正解はありませんが、一般的には「2年〜3年」を目安に動き出す人が多い傾向にあります。
ただし、年数だけで判断するのではなく、今の職場で「市場価値が高まるスキルを習得できているか」を見極めることが重要です。
将来のキャリアを見据え、自分のスキルが他社でも通用するタイミングを逃さず行動しましょう。
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SESからの転職戦略はIT転職エージェントに相談しよう
今回は、SESエンジニアからの転職ができないと言われている理由や、転職を成功させる方法について解説しました。
SESエンジニアは、クライアント企業が依頼する仕事次第では、スキルが蓄積しない下流工程を任されるケースがあります。
また、残業や休日出勤が多くなることも珍しくないため、転職活動に時間を取れない人も多いでしょう。
「エンジニア経験を活かして上流工程に携わりたい」
「IT業界で転職して年収を上げたい!」
「もっと将来性の高い環境で働きたい!」
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