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インフラエンジニアはきつい?楽すぎ?向いている人や転職方法を解説

インフラエンジニアは「きつい」「楽すぎ」といった真逆の評価がされることがあります。インフラエンジニアの需要は高く、転職を希望する方も多いですが実際はきついのか楽すぎるのか気になりますよね。今回はインフラエンジニアがきつい、楽すぎと言われる理由や向いている人の特徴、転職する方法を解説します。

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インフラエンジニアの仕事内容

 

 

設計

 

設計のフェーズではクライアントにヒアリングして要望を聞き、調査し、それに沿ったシステム構築の下地を整えます。

ITインフラ機器などの知識だけではなく、クライアントから有効な情報を聞き出すためにコミュニケーション能力も要求されます。

構築

 

仕様書、説明書および設計書などマニュアルに沿ってIT機器の設定や設置をします。

マニュアルに従って設置しても正常に稼働するとは限らないため、IT機器に関する知識だけでなく、インフラ整備全ての専門的知識が要求されます。近年ではWeb上で設定作業を行うことも多いため、クラウドの知識も必要です。

 

運用・保守

 

  • ・メンテナンス
  • ・ソフトウェアのアップデート
  • ・アラート

 

主に以上のことについて対応するフェーズです。この運用・保守フェーズではマニュアルがしっかり整備されていることが多いですが、ただマニュアルを暗記するだけではなく、不慮のトラブル等に対処するため自身で考え行動できる力が必要です

 

またもしマニュアル通りに作業してもアラートなどが消えないといった場合は、自身で復旧に取り組まなければならず、監視業務よりも負担が多くなるでしょう。

 

監視

 

システムの監視業務となるフェーズです。仕事内容はシステムの稼働状況報告であり、アラートがあればマニュアルに従って対処します。

 

しかし対処してもアラートが消えないといったケースでは管理者への報告も業務の一貫です。

また比較的未経験者でも転職しやすい業務内容ともいわれており、この部分が一見「楽すぎ」と言われる要因の1つに挙げられます。

 

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インフラエンジニアがきつい5つの理由

 

 

急なトラブル対応が必要

 

インフラエンジニアはシステムの根幹となる部分を担当しているため、急なトラブルが生じるとシステム全体がダウン、つまりストップしてしまい、莫大な損害に繋がる可能性があります。

システムが復旧するまで業務が終わることはなく、心身共にきつい状況下に置かれることがあります。

 

休日出勤や残業が多い

 

企業や業務にもよりますが、人員不足やプロジェクトに加わっているスタッフ自体の数が少ないなどが原因で1人あたりの作業量が増え、休日出勤や残業が多くなりがちです。

 

またプロジェクトスタッフのスキルが不足していると、業務効率が悪くなり作業が増え、きつい日程で仕事にあたらなければならなくなります。

 

勉強することが多い

 

インフラエンジニアは「ネットワークエンジニア」「システムエンジニア」に分類され、両方の職種に関する知識がある方が企業としても重宝しますし、需要も高い傾向にあります。

 

しかしどちらのエンジニアも、常に進歩し続けるIT関連知識を学ぶ必要があり、ネットワークエンジニアとシステムエンジニア2つのスキルを充実させるためには、それ相当の学習量が必要になるでしょう。

 

成果が目に見えにくい

 

水道を捻ると水が出てくるように、クライアントから見るとインフラエンジニアの業務は「普通にできて当たり前」と思われがちです。

しかし実際はバージョンアップ接続機器の規格に合わせるなど様々なスキルが必要であり、高いスキル力が求められます。

 

夜勤がある

 

インフラエンジニアは基本的に24時間体制のため夜勤が発生します。

複数人のスタッフでチームを組みシフト制を敷いて監視する必要があり、1度トラブルが発生すると状況によっては休日でも呼び出しがあるでしょう。

 

このようにインフラエンジニアは常日頃から24時間体制で勤務にあたり、トラブルがあればどのような状況下であっても駆けつけなければならない多忙さや、休憩や休日でも業務のことを考えていなければならない傾向が強い所などから、きついと感じてしまうことがある多忙な仕事です。

 

インフラエンジニアは楽すぎと言われることも

 

インフラエンジニアが「きつい」といわれる理由について紹介しましたが、インフラエンジニアの業務は「楽すぎ」といわれることもあります。

「楽すぎ」といわれる理由としていかが挙げられます。

 

  • ・マニュアル作業
  • ・残業が少ない
  • ・身に付けたスキルを活用しやすい

 

マニュアル作業

インフラエンジニアの中でも特に監視業務は基本的に大きな急なトラブルが発生しなければ、ほぼマニュアルに従って作業を行えば対処できるケースが多いです。

そういった部分が強くクローズアップされがちなため、インフラエンジニア業務が「楽すぎ」といわれることがあります。

 

例えばインフラエンジニアの監視業務では、マニュアル通り業務を進め、仮にアラートがあったとしても管理者に問題を報告するといったことが主な業務内容です。

こういった背景から、IT系の仕事へ転職を試みる際にインフラエンジニアの監視業務としてキャリアをスタートさせる方も少なくありません。

 

残業が少ない

残業に関していえばインフラエンジニアの業務体制は残業が少なくなるような勤務形態となっています。

特に監視業務や運用、保守業務はシフト制や交代制になっているため、退勤時になれば後任のスタッフに引き継ぎ自身の業務はそこで完了します。

 

つまりインフラエンジニアの業務は、常に後継のスタッフへ業務をリレーして回していく働き方なため、長時間労働に縛られることが少ないでしょう。そういった意味では他職のITエンジニアから見て「楽すぎ」という印象を受けることもあります。

 

身に付けたスキルを活用しやすい

インフラエンジニアが取り扱うサーバーエンジニアやネットワークエンジニアのIT関連インフラに関するスキルや知識の特徴は、長期で変わらずに活用できるメリットがあります。

設計もしくは構築などのフェーズで習得したスキルはそのまま活かせるのが特徴です。

 

自分に向いている仕事は「IT人材 仕事タイプ診断」で見つけてみよう

 

 

次のキャリアでどの職種を目指すか、マネージャーを目指すか、スペシャリストになるか悩んだり、転職したいけど自分の価値観に合う企業がわからない、次の職場選びで重視した方がいいことがわからないなど、職場選びで悩むことは多々ありますよね。

 

ギークリーの「IT人材 仕事タイプ診断」では、自分の適性だけではなく、自分に合う働き方、企業のタイプを知ることができるので、転職軸を決めるときや求人選びに役立ちます。

 

キャリアや仕事選びで悩んだら、一度ご自身の価値観に合う仕事のタイプや企業のタイプを調べてみませんか?自身の適性を知ることで、納得のいくキャリア選択や求人選びができるでしょう。

 

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希望の職種に転職!診断利用から約1か月で転職成功した方の例

 

希望の職種に転職成功したAさんの例
  • ご年齢:30代前半
  • ご経歴:システムエンジニア⇒システムエンジニア
  • 転職期間:仕事タイプ診断利用から1ヶ月弱でご転職

 

Aさんは元々Salesforceエンジニアとして運用保守に従事されていましたが、案件が変わることが多く、知見を活かして働けない、個人よりも切磋琢磨できる仲間・チームで成長していきたいというご意向があり転職活動を始めておりました。

 

前職のご状況と、ご自身の価値観・志向にギャップを感じられていたAさんですが、「IT人材 仕事タイプ診断」によってご自身に合う価値観の企業タイプを見つけ、診断から1ヶ月弱で転職成功されました。

 

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「IT人材 仕事タイプ診断」ご利用の流れ

 

STEP1:以下のボタンから仕事タイプ診断のページへ

 

STEP2:仕事タイプ診断のページから職種を選択

 

STEP3:プロフィール(お名前とご連絡先)を入力

 

STEP4:必要な質問に答える

 

診断後、自分の志向にあう企業の求人を見たい場合は、IT専門のキャリアアドバイザーがご希望の条件をお伺いし、志向性に合わせた求人を紹介させていただきます。

たった3分、無料で診断できるので、ぜひ一度「IT人材 仕事タイプ診断」で企業選びの軸を見てみてください。

 

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インフラエンジニアの魅力とは

 

 

汎用性のある知識やスキルが身に付く

 

インフラエンジニアはどのIT関連業務にも役立つような極めて汎用的なスキルが必要であり、インフラエンジニアとして従事することで様々なスキルを身につけることが可能です。

 

基本的にサーバはOSの違いはあってもサーバーという基準から大きく逸脱することはなく、ネットワークについても同じです。

身につけたインフラエンジニアのスキルはどのようなIT関連の業務でも活かせるものが多く、常に転職などにおいても一定の需要が確保されることになります。

 

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スキルアップしやすい

 

システムエンジニアやプログラマーなど他職種と比較した場合、インフラエンジニアは資格取得などスキルアップに繋がる学習の時間が作りやすい職業です。

 

サーバーエンジニアやネットワークエンジニアは、スキルアップに繋がるような資格の種類が豊富なこともインフラエンジニアとしてスキルアップしやすい要素の1つになります。

 

需要があり安定している

 

近年では多くの企業でサーバーやネットワークを利用しており、インフラエンジニアの需要は高い傾向にあります。

また企業側が企業のコアを制御・管理しているインフラエンジニアを解雇対象にすることは少ないでしょう。もしインフラエンジニアが社内にいない場合、企業活動の停止に繋がる恐れがあります。

 

常に企業が動くための原動力を担っているインフラエンジニアという職は、かなり安定性がある職業であり、ITの発展が続くほど必要とされる仕事ですから将来性も期待できます。

 

学歴に左右されにくい

 

基本的にIT業界は他の業界ほど学歴に左右されず、エンジニアとしての実力がものをいう実力主義の世界です。

高学歴ではなくとも仕事の実績があり、インフラエンジニアとしての見識が深く早急にトラブル時において復旧に貢献できる人が重宝されます。

 

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インフラエンジニアに向いている人

 

 

責任感が強い人

 

時折「銀行のATMが止まってしまった」というニュースが問題になりますが、このようにサービスがストップすると多くの人に迷惑がかかり、起こした金融機関などは大きく信頼を失ってしまいます。

インフラエンジニアには、上記のようなことが起こった際に、強い責任感を持って粘り強く安定して業務にあたれる人物が求められます。

 

慎重で確実な仕事ができる人

 

1つのミスが大きなトラブルに繋がる可能性が高いのもインフラエンジニアの仕事の特徴です。そのためインフラエンジニアには堅実で慎重な行動が取れる人が向いています。

 

ミスなく冷静に物事に対処できる人、事前にトラブルへ備えた行動が取れる人、トラブルに対するマニュアル化ができる人などはインフラエンジニアとして重宝されます。

 

サーバーやネットワークの知識がある人

 

一般的にインフラエンジニアの業務はITを成り立たせるための土台を構築することであるため、サーバーやネットワークについての知識を持ち、IT基盤を設計・構築するための検討や設計ができるスキルがある方が求められます。

 

具体的には、例えばPCやサーバーなどの機器をラックに収め、ケーブル接続したり、OSのインストールなど関連機器を問題なく使用できるように設定する必要があります。

 

説明書や仕様書で知識をアップデートできる人

 

インフラエンジニアが扱う機器は年々進化しており、常に情報をアップデートしていく必要があります。

ITインフラに関する基本的な知識のみならず、機器の説明書や仕様書を読み理解できるスキルが要求されます。

 

  • ・機器のOS
  • ・ミドルウェアについての最新機能の把握・理解やバグフィックス(プログラム上でバグが発生した場合にそれを修正すること)
  • ・最新のセキュリティパッチについて
  • ・語学力(説明書や仕様書が英語や中国語など外国語で関われている可能性があるため)

 

インフラエンジニアに向いていない人

 

インフラエンジニアに向いていない人の特徴として以下が挙げられます。

 

  • ・臨機応変な対応が苦手
  • ・派手で華やかな仕事が好き
  • ・情報収集力や読解力がない

 

臨機応変な対応が苦手

不規則な勤務や、事前に準備をしていないと仕事やトラブルなどに対応ができないといった人はインフラエンジニアにはあまり向いていないことがあります。

 

インフラエンジニアは正確に「この日は完全にオフ」といった日が作りにくいといった職業なため、決まった休みや「◯◯日の◯曜日は絶対に遊びたい、△△へ行きたい」と逆算して予定を立てて行動したい人には向いていません。

 

派手で華やかな仕事が好き

インフラエンジニアは身近なところではパソコンやプリンター、サーバーなどの接続や設定確認を繰り返す地味な業務等が多く、開発エンジニアやクリエイターのように自身が創造したものを動かしたり、発表したりして称賛を浴びる業務ではありません。

 

インフラエンジニアは華やかな仕事というよりは、企業の背中を支え繁栄に携わる「影の立役者」であるため、人前に出て活躍したいというような人には向いていない職業かもしれません。

 

情報収集力や読解力がない

インフラエンジニアが扱うITインフラ機器などはITテクノロジーの進化に伴い日進月歩で進化しているため、インフラエンジニアも最新のテクノロジーや扱い方など情報を積極的に収集しなければ手詰まりを起こしてしまう職業です。

 

また、インフラエンジニアはマニュアルに沿って業務を進めていくのが基本ですので、説明書や仕様書を読み理解する読解力がない方には不向きです。

 

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エンジニアの転職はギークリーにお任せ

 

 

インフラエンジニアが「きつい」「楽すぎ」といわれる理由について解説しました。

企業に求める働き方の軸や価値観によっても、未経験からIT系に転職するキャリアパスとしてはインフラエンジニアは魅力的な職業の1つと見える人もいる反面、決まった日や曜日に休みを決めて取りにくい面を知ってつらそうな仕事だと感じる人もいるでしょう。

 

インフラエンジニアについてもっと知りたい、自分がどういったIT職種に向いているか知りたいという方は、ぜひIT・Web系およびゲーム業界に特化した転職エージェントのGeekly(ギークリー)に相談から気軽にはじめてみませんか?

 

記事に書かれた内容以上に詳しくインフラエンジニアのことを知ることが可能であり、新しいキャリアパスのきっかけにもなります。

以下のボタンからお気軽にお問い合わせください。

 

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この記事の監修者

【国家資格保有】キャリアアドバイザー 小峰涼平

5年間インフラエンジニアとして新規顧客提案や既存顧客への提案〜運用保守業務を経験。業務を行う中で人材業界へ興味を持ち、22年1月国家資格キャリアコンサルタントを取得。現在、資格を活かしキャリアアドバイザーとしてエンジニアの転職支援を行っております。

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