
IT転職は30代だと厳しい?未経験・経験者別の難易度と成功事例
30代からのIT業界への転職は、経験者と未経験者でポイントが異なります。まずは自分のこれまでの経験を可視化して、希望する職種へのアピールポイントを整理しましょう。ポイントを押さえれば、社会人経験豊富な30代は、自分の市場価値が評価されやすいIT職種への転職が可能です。
目次
【IT転職】30代は厳しい?未経験・経験者別の市場価値と現実
IT業界は、「経験者」か「未経験者」かによって、市場価値の判断基準が異なります。
ここでは、それぞれの立場で直面する現実と、企業側が期待しているポイントを解説します。市場の構造を正しく理解し、適切な戦略を立てましょう。
【経験者】即戦力として評価され年収アップを狙える売り手市場
DXの推進により、30代のIT経験者にとって、現在の転職市場は売り手市場といわれています。
厚生労働省の調査によると、IT人材の不足を感じるIT企業は、「量」については減少傾向にあるものの、「質」についてはほぼ変わりない水準で推移しています。
質が不足していると感じる企業は全体の86.2%にのぼることから、一定の経験を保有する30代のIT人材を求める企業は多いことがわかります。
特に以下の経験を持つ人材は、複数の企業からのオファーが期待できるでしょう。
- ・要件定義や基本設計などの上流工程の経験
- ・5名以上のチームマネジメント経験
- ・クラウドインフラ(AWS/Azure)の構築運用経験
企業は、技術力だけでなく「プロジェクトを完遂させる力」も高く評価しています。30代経験者は、自分の市場価値を客観的に判断したうえで見合った条件を把握しておくことで、転職活動をスムーズに進められるでしょう。
(参考:厚生労働省『IT企業におけるIT人材の過不足の状況』)
【未経験】ポテンシャル採用は減るが「学習意欲」と「社会人基礎力」で勝負可能
未経験者の場合、20代と比較してポテンシャルのみでの採用枠は激減します。企業が一から育てるコストを鑑みても、やる気のみで内定を勝ち取ることは難しいでしょう。
しかし、30代はIT未経験であっても、20代にはない以下のようなビジネススキルやヒューマンスキルがあります。
- ・前職で培った業界知識(ドメイン知識)
- ・顧客とのトラブルシューティング経験
- ・論理的な思考力と課題解決能力
これらを学習意欲や柔軟性と併せてアピールすることで、社会人として即戦力になる点が評価されやすくなるでしょう。
30代前半と30代後半で企業が求めるスキルの明確な違い
同じ30代であっても、前半(30〜34歳)と後半(35〜39歳)では、企業が求める役割に明確な違いがあります。この違いを理解せずに自己PRを行うと、ミスマッチと判断される可能性が高いため注意が必要です。
30代前半には、現場での実務遂行能力に加え、新しい技術への適応力や素直さが重視されます。リーダー候補としての期待値も込みで採用されるケースが多いでしょう。
一方で30代後半では、技術力はあって当然とされ、その上で組織への貢献が強く求められます。
具体的には、若手メンバーの育成やプロジェクトの予算管理、他部署との調整業務などです。プレイヤーとして優秀なだけでは評価されにくくなることをふまえたアピールが重要です。
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IT業界へ30代で転職するメリット3選
30代がIT業界への転身によって得られるメリットは、大きく3つあります。
「30代からの転職は厳しい」「やめとけ」という意見の一方で、どのようなメリットがあるのかも確認しておきましょう。
①成長産業に身を置くことで将来的な年収アップと安定雇用が叶う
斜陽産業でどれほど努力しても、業界全体のパイが縮小していれば年収やポストには限界があります。一方で、IT業界は今後も長期的な拡大が見込まれており、将来的な市場価値アップと安定雇用が期待できるのが特徴です。
IT人材の不足によって需要が拡大しているため、一度スキルを身につければ、企業の業績不振などのリスクに直面しても、他社へ転職できる可能性が期待できます。
また、スキルや経験が年収に直結しやすい業界の特性上、中長期的なキャリアプラン構築に適した業界だといえるでしょう。
②リモートワークやフレックスなど柔軟な働き方でワークライフバランスが整う
30代は、結婚・育児・親の介護など、ライフステージの変化が激しい時期でもあります。従来の「時間と場所に縛られる働き方」では、キャリアと家庭の両立に限界を感じる場面も増えてくるでしょう。
IT業界は成果物ベースで評価される傾向が強く、リモートワークやフレックス制度を標準化している企業が多いため、以下のように自分のライフスタイルに合わせて働き方をカスタマイズできる可能性があります。
- ・通勤時間を自己研鑽や家事の時間に充てる
- ・子供の送迎に合わせて始業時間を調整する
- ・地方に移住してフルリモートで働く
ライフステージが変化しやすい30代にとっては、大きな魅力といえるでしょう。
③専門スキル×経験で市場価値の高い人材になれる
IT業界への転職は、これまでのキャリアを捨てることではありません。むしろ、これまでの異業種の経験にITスキルを掛け合わせることで、希少性の高い人材になれるチャンスでもあるでしょう。
たとえば、以下のようなキャリアの掛け合わせをすることで、市場価値を高めることが可能です。
- ・営業経験×IT:顧客の課題を深く理解できるプリセールスエンジニア
- ・経理経験×IT:会計システムの導入コンサルタント
- ・人事経験×IT:HRテック企業のプロダクトマネージャー
現場の状況がわかるエンジニアは代替が効きません。過去の経験は、IT業界での差別化要因となり、独自のポジションを築く武器になると覚えておきましょう。
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【IT転職】30代で年収アップ・キャリアアップ・ハイクラスを目指す方におすすめ職種
30代の転職の可能性は、コードを書く仕事だけではありません。年収アップやキャリアアップを目指すなら、より上流工程やビジネスサイドに近い職種を視野に入れるとよいでしょう。
ここでは、特に30代の経験や視座の高さが活きる、おすすめの職種を3つ紹介します。自身の適性や将来のビジョンと照らし合わせながら検討してみましょう。
【プロジェクトマネージャー】経験者の年収アップに最適
プロジェクトマネージャー(PM)は、システムの納期・品質・予算や、チームメンバーを管理する責任あるポジションです。技術的な知識は必要ですが、それ以上にコミュニケーション能力や調整力が成否を分けます。
開発の実務経験がある方がPMへキャリアアップすることで、年収が100〜200万円アップすることも珍しくありません。
また、未経験であっても、建設業界やイベント業界などで大規模なプロジェクト管理経験があれば、PM補佐(PMO)として採用される可能性があります。
全体を俯瞰してゴールへ導く力に自信がある人に適した職種です。
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【社内SE】安定した環境で自社システムの課題解決に取り組める
社内SEは、自社の情報システム部門に所属し、社内インフラの整備や業務システムの企画・運用を行う職種です。客先常駐(SES)とは異なり、自社の社員が「顧客」となるため、納期調整がしやすく腰を据えて働ける環境が整っています。
社内SEの主な特徴は以下のとおりです。
- ・経営層に近い位置でIT戦略に関われる
- ・ユーザー(社員)のフィードバックを直接得られる
- ・過度な残業が少なく、ワークライフバランスが取りやすい
これまでの業務経験を活かし、システムを通じて会社の利益に貢献する視点が求められます。安定志向でありながら、事業会社の中でITの主導権を握りたい人に向いているでしょう。
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【ITコンサルタント】業務知識を武器に高年収を目指すハイエンド職
ITコンサルタントは、クライアントの経営課題をIT技術を用いて解決する職種です。システムを導入すること自体が目的ではなく、業務効率化や売上向上などの結果を出すことが求められます。
ITコンサルタントには、プログラミングスキル以上に、論理的思考力や業界特有の業務知識が重要視されます。そのため、金融業界出身者が金融系ITコンサルタントになるなど、前職の知見をダイレクトに活かせるのが特徴です。
プレッシャーは大きいですが、企業の経営に関与できるため仕事にやりがいを感じやすいでしょう。
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【IT転職】30代が企業からチェックされるポイント
採用担当者は30代の応募者に対して、多くの場合20代とは異なる視点で評価を行っています。「技術を学びたい」という受け身の姿勢は、30代では評価されにくいことは注意しておきましょう。
ここでは、企業が30代の人材に求めている3つのポイントを解説します。
面接や書類選考において、これらの要素を的確にアピールできるかどうかが、合否の分かれ目となるでしょう。以下、それぞれ具体的に解説します。
技術力だけでなくチームを牽引・調整できる「マネジメントスキル」
30代が入社する場合、企業は将来的なリーダー候補としての活躍を期待しています。たとえ役職経験がなかったとしても、後輩の指導やチームの課題解決に取り組んだエピソードは期待されているケースが多いでしょう。
- ・チームのモチベーションをどう維持したか
- ・意見の対立をどのように調整したか
- ・プロジェクトの遅延に対してどう対処したか
技術スキルが多少不足していても、人間関係や進捗を管理する力が高ければ、採用される確率は格段に上がります。
組織の一員として、周囲にポジティブな影響を与えられる人物であることを証明しましょう。
新しい技術や環境に素早く順応できる「適応力」と「学習習慣」
IT業界の技術革新のスピードは凄まじく、3年前に主流だった技術が陳腐化することも日常茶飯事です。そのため、過去の成功体験に固執せず、新しいやり方を柔軟に取り入れるアンラーニング(学習棄却)の能力が問われます。
面接では「最近、業務外でどのような技術を学習しましたか?」という質問が頻繁になされます。これに対し、具体的な学習内容やアウトプットを提示できなければ、適応力がないと判断されかねません。
変化を恐れず、自ら学び続ける謙虚さと行動力をアピールしましょう。
なぜ今転職するのか?一貫性のある「キャリアプラン」と「志望動機」
「なんとなく今の会社が嫌だから」「ITなら稼げそうだから」といった安易な理由は、30代での転職は厳しいでしょう。採用担当者は、「この人は自社で長く活躍してくれるだろうか?」という定着性を厳しくチェックします。
そのため、以下の要素に一貫性があることが大切です。
- ・過去の経験から何を感じ、なぜIT業界を選んだのか
- ・その中で、なぜ他社ではなく御社なのか
- ・入社後、5年後にどのような価値を提供できるのか
過去のキャリアを否定するのではなく、それらを土台として新しい挑戦をするという、ポジティブかつ論理的なストーリーを構築しましょう。
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【未経験】30代のIT転職を成功させるための4ステップ
30代未経験からのIT転職は、無計画に進めると失敗のリスクが高まります。やみくもに応募するのではなく、戦略的な順序で準備を進めることが大切です。
ここでは、確実性を高めるための具体的な4つのステップを紹介します。
STEP1:キャリアの棚卸しで活かせるスキルと転職軸を言語化する
まずは、これまでの社会人生活で培ったスキルや経験を徹底的に洗い出します。「自分には何もない」と思い込まず、些細な業務プロセスや実績も含めて書き出してみましょう。
その際、ポータブルスキルとテクニカルスキルにわけて書き出すことが大切です。
【ポータブルスキル】
業種が変わっても持ち運べる能力(提案力、管理能力、論理的思考など)
【テクニカルスキル】
特定の業務に必要な知識(経理知識、英語力、Excelスキルなど)
上記を整理したうえで、「なぜ転職するのか」「譲れない条件は何か」という転職軸を定めます。軸がぶれていると短期離職につながる原因となるため、時間をかけて行いましょう。
STEP2:働きながら進められる転職スケジュールを組む
30代の転職活動において、退職してからの活動はリスクが高すぎるため推奨しません。無職期間が長引くと、精神的な焦りから妥協した企業を選んでしまう恐れがあるためです。
現職を続けながら、平日の夜や週末を使って学習や応募書類の作成を進めるスケジュールを組みましょう。
「いつまでに転職する」というゴールを設定し、逆算して日々のタスクに落とし込むことが大切です。
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STEP3:ポートフォリオや資格取得で実務能力を可視化する
未経験者が意欲や熱意を証明するためには、目に見える成果物としてポートフォリオが不可欠です。Webサイトや簡易的なアプリを自作してGitHubなどでコードを公開することで、最低限の実装能力をアピールできます。
また、資格取得も有効な手段の一つです。基本情報技術者試験やAWS認定資格などは、基礎知識の証明になるだけでなく、学習意欲の裏付けとしても評価されます。
「手を動かして努力している」という事実を提示し、採用担当者の信頼を勝ち取りましょう。
STEP4:IT業界に特化した転職エージェントで非公開求人情報を得る
個人の力だけで、自分に合った優良企業を見つけるには限界があります。とくに30代未経験向けの求人は、一般の転職サイトには掲載されない非公開求人として扱われることも少なくありません。
そのため、IT業界に特化した転職エージェントを利用しましょう。IT業界に特化した転職エージェントを利用することで、以下のようなメリットが得られます。
- ・自分のスキルにマッチした企業の紹介
- ・応募書類の添削や模擬面接などの選考対策
- ・年収交渉や入社日の調整代行
業界の動向や企業の内部事情に詳しいプロを味方につけることで、転職活動の効率と成功率を高められるでしょう。
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【あわせて読みたい】第一志望の企業への転職に成功した事例はこちら⇓
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【自社データ公開】30代のIT転職成功事例
ここからは、実際にGeekly(ギークリー)を利用して年収アップの転職に成功された方の事例をご紹介します。
30代IT転職の平均年収アップ額は〇〇万円
Geekly(ギークリー)経由で転職成功された方に独自調査を行ったところ、30代の平均アップ額は70万円を上回るという結果でした。
一般的に転職後の年収アップ額の目安は前職プラス10%とされています。これは30代のおよその平均年収である450万円の場合では45万円となります。
およその平均で比較すると、Geekly(ギークリー)経由での年収アップ額が高い傾向であることがわかるでしょう。
ITコンサルタントに転職し年収100万円アップした事例
・30代 / 女性
・職種:システムエンジニア⇒ITコンサルタント
・年収:500万円⇒600万円
大学ご卒業後IT企業のシステムエンジニアとして予算管理や、顧客折衝~コーディングの上流から下流まで幅広くご経験されています。
これまでのご経験を活かし、スキルアップをしたいという思いから転職活動を始められ、大手広告代理店グループのIT企業でITコンサルタントとして転職に成功されました。
アプリエンジニアに転職し年収120万円アップした事例
・30代 / 男性
・職種:プロジェクトマネージャー⇒アプリエンジニア
・年収:120万円アップ
この方はスピード転職に成功、かつ年収を約120万円アップすることに成功しています。
もともとアプリエンジニアとしてのご経験もお持ちで、年収診断を行った結果、同職種・同年代のボリュームゾーンより年収が下回っていることから年収を上げたいとお考えになり、転職で年収アップを成功させました。
また、開発に携わりたいという希望も転職により叶えることができました。
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30代のIT転職についてよくある質問
新しい世界への挑戦には、疑問や不安がつきものです。ここでは、多くの30代転職者が抱える代表的な疑問に回答します。
Q.ITエンジニアの30代の平均年収は?
Geekly(ギークリー)の独自データでは、30代ITエンジニアの平均年収は約540万円です。
ただし、未経験からスタートする場合は、一時的に年収が下がるケースが大半です。スキルアップに伴い、数年で前職の年収を超えるというキャリアパスを描くのが一般的でしょう。
未経験の場合は、目先の減額よりも将来的な伸び代に注目することが大切です。
【あわせて読みたい】エンジニアの平均年収について、年代や言語別など詳しいデータはこちら⇓
Q.30代女性でも未経験からITエンジニアになれる?
性別に関係なく、未経験からITエンジニアになることは可能です。
むしろ、IT業界は女性エンジニアの採用を積極的に進めており、ライフイベントに合わせた働きやすさが整っている企業も増えています。
女性ならではの感性や、細やかなコミュニケーション能力が、Webデザインやディレクション、品質管理(QA)などの分野で高く評価されることもあるでしょう。
「女性だから」「30代だから」と諦める必要はありません。
Q.転職回数が多いと30代の転職で不利になる?
IT業界では、多様なプロジェクトや技術に触れるために転職を繰り返す人も多く、転職回数が多い人は珍しくありません。
一般的に、転職回数が多い求職者に対して懸念を抱く業界は多いとされます。しかし、IT業界で重要視されるのは、「回数」ではなく「理由」と「一貫性」です。
それぞれの転職がキャリアアップのための前向きな選択であったことを論理的に説明できれば、回数自体が致命的なハンデになることはないでしょう。
【あわせて読みたい】転職回数が多い人が採用されるためのコツはこちら⇓
Q.ITエンジニアの転職を成功させるエージェントの選び方は?
エージェント選びで重要なのは、「IT業界への専門性」と「サポートの手厚さ」です。
総合型の大手エージェントは求人数が多い反面、IT特有の技術用語やキャリアパスへの理解が浅い担当者に当たるリスクがあります。
一方、IT特化型のエージェントであれば、エンジニア出身のアドバイザーが在籍していることも多く、技術的なスキルの棚卸しからアピール方法まで適切なアドバイスを受けられます。
IT業界に絞って転職をしたいと考えているなら、IT特化型のエージェントの方が効率よく転職活動を進められるでしょう。
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30代のIT転職は経験を問わずプロへの相談がおすすめ
30代からのIT転職は、決して不可能な挑戦ではありません。これまでのキャリアで培った「強み」を正しく理解し、IT業界の文脈に合わせてアピールすることで、理想のキャリアに近づけるでしょう。
もし、自分一人でキャリアの方向性を決めることに不安を感じるなら、まずは専門家の力を借りてみることも重要です。
「自分に合った職種がわからない」
「未経験からでも本当に転職できるか不安」
「年収を下げずにキャリアチェンジしたい」
などのキャリアのお悩みは是非、「IT・Web業界の知見が豊富なキャリアアドバイザー」にご相談ください!
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