
未経験でもPythonエンジニアに転職できるの?どんな求人がある?|転職までの4ステップを紹介!
近年、Pythonの人気上昇や需要の拡大に伴いPythonエンジニアへの注目も高まっています。プログラミング言語として決して難易度は高くないPythonを活かして転職する際には、求められるスキルや活かせる領域への理解が不可欠です。実際の求人例をもとに、転職までのプロセスを解説します。
目次
未経験からPythonエンジニアになれる?
他の言語での開発経験がある場合は転職しやすい
未経験でもPythonエンジニアを目指すことはできます。
そのために求められるスキルを理解しておきましょう。
Pythonはプログラミング言語のなかでもアプリケーション開発や統計解析を得意とするオブジェクト指向言語です。
ソースコードがシンプルで非常に高い汎用性を持っており、機械学習やAIの実装などの開発、データ分析ツールの開発などに用いられます。
Python未経験で転職する際にはWEB開発経験が求められる事も多く、JavaScriptやJava、Ruby、PHPでの実績があると強みになります。
2、3年程度の実務経験があると良いでしょう。
プログラミング未経験者は自己研鑽の必要がある
もしプログラミング言語の経験がまったくないのであれば、先に基礎知識は身につけておく必要があります。
Pythonエンジニアには、Java、Ruby、PHPなどサーバーサイド開発に用いられる言語、オブジェクト指向、フレームワークへの理解が欠かせません。
シンプルな言語なので、基礎の習得がしやすいのもPythonの特徴です。
プログラミングスクールなどで基礎を身に着けたことが証明できると転職の際に役立つことがあります。
Linux環境での開発経験が求められる求人案件もありますので、実際に構築して経験を積むと良いでしょう。
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「Python」で開発できること
AI、機械学習開発
開発効率の良いPythonは、AI開発、機械学習開発の領域で活用されています。
Pythonの特徴のひとつである豊富なライブラリのなかでTensorFlow(テンソルフロー)、Caffe(カフェ)、 Pytorch(パイトーチ)、scikit-learn(サイキットラーン)などが機械学習やディープラーニングと相性が良く有名です。
例えば人型ロボットのPepper、UberのWebサイトおよび配車サービスなどがPython活用事例として挙げられます。
データ処理、解析
この領域では特にデータの前処理が重要視されており、収集したデータを扱いやすくクレンジングしたり統合・変換する際にPythonが適しています。
例えば楽天のビッグデータを用いた物流戦略、ぐるなびのデータ解析などの事例が有名です。
さらに身近な事例として、実はExcelの自動化もPythonが活用されています。
特にビッグデータ活用が普及するにつれて、需要が高まっているデータ基盤システムの開発の求人案件ではPythonを必須とするものが多く、数値計算や解析に適したライブラリへの理解が必要です。
Webサイト制作
Webアプリケーションにおけるサーバーサイド開発にもPythonが活用されています。
なぜならWebアプリケーション開発に便利なフレームワークが充実しているからです。
フルスタックフレームワークと呼ばれる必要な機能をすべて兼ね備えたDjango(ジャンゴ)、軽量かつスピーディーな開発を得意とする小規模開発向けのマイクロフレームワークFlask(フラスコ/フラスク)が代表的です。
Python利用のメリットである高機能・高品質・処理速度のスピーディーさに加え、幅広いプラットフォームで動作できる、他言語や環境との連携が容易、仕様変更に柔軟といった特徴を余すところなく活用できる領域だと言えるでしょう。
YOU TUBE、Instagram、Pinterestでもユーザー認証や管理画面などでPythonが用いられています。
ブロックチェーン開発
Pythonはフィンテック業界におけるブロックチェーン開発にも適しているとして注目を集めています。
例えばLINEの仮想通過・ブロックチェーン事業で使われているのはPythonです。
標準装備されているhashlib(ハッシュ関数)や、外部通信用のRequests(リクエスト)といったライブラリをはじめ、Pythonに豊富に取り揃えられた数値計算ライブラリの組み合わせがブロックチェーン開発を効果的に行えます。
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Pythonエンジニアの年収はどのくらい?他の言語と比較してどうなの?
Pythonエンジニアの平均年収は400万円~850万円
Pythonエンジニアの年収帯は400万円~850万円と大きな幅があります。
これは業務内容やスキル・実績が大きく環境しているためだと考えられます。
AI開発に携われば600万円~1,000万円程度、さらにデータサイエンティストとして活躍すれば、600万円~1,200万円程度を目指すことも可能です。
厚生労働省の調査によると、2022年のエンジニア全体の平均年収は568.9万円(うち賞与112.9万円)でした。
IT業界全体を通してプログラマーよりエンジニアの年収は140万円ほど高いことを鑑みても、Pythonエンジニアは高年収に分類されると言えるでしょう。
Pythonエンジニアが高年収である理由は、大きく分けて次の2つです。
参考:e-stat(政府統計の総合窓口)『賃金構造基本統計調査 』
Pythonエンジニアは人手不足
高年収の背景の1つ目は、Pythonの需要の高さに対し、扱えるエンジニアが少ないことが挙げられます。
海外に比べ、日本ではまだまだPythonエンジニアの数が少ないと言われています。
開発効率の良さから、開発コストを下げつつ成果物のクオリティを上げたい企業を中心に、さまざまな開発にPythonを導入する動きは加速するでしょう。
その一方で知識と経験を併せ持つPythonエンジニアは急には増えないため、エンジニアの売り手市場が続くと考えられるのです。
AI開発やビッグデータ活用の需要が高まっている
高年収の背景2つ目は、AI開発やビッグデータ活用がさらに普及すると考えられる点です。
Pythonエンジニアの求人案件は、数が増えているうえに他言語に比べて種類が豊富とされています。
IoT(モノのインターネット)のような新しく生まれた技術領域でPythonが採用されているからです。
それと同時に、Webのバックエンド開発にも使われるためフリーランス求人も少なくありません。
今後もPythonはそのシンプルな文法と豊富なフレームワークを強みに、注目度の高い開発分野で使われると予想されます。
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Pythonエンジニアになるための4ステップと身につけた方がいいスキル
Pythonエンジニアに必要なスキル
Pythonライブラリの知識
これまでにも触れてきましたが、Pythonはライブラリが充実しています。
例えば数値計算や解析に関するライブラリは、NumPy(ナンパイ) 、Pandas(パンダス)、SciPy(サイパイ)、Matplotlib(マットプロットリブ)、scikit-learn(サイキットラーン)などが人気で、それぞれ配列同士の演算や同れる計算、特殊関数、最適化など用途が分かれます。
PythonからRを呼び出すためのrpy2なども1つです。
Pythonの基礎文法は理解したもののライブラリへの理解が足りない人も少なくありません。Githubを参考にする人が多いようです。
Pythonフレームワークの知識
フレームワークの豊富さもPythonの魅力です。
Django(ジャンゴ)、Bottle(ボトル)、Flask(フラスコ/フラスク)、Tornado(トルネード)などが代表的なWebアプリケーションのためのフレームワークで、開発を容易にしてくれます。
データ分析やデータサイエンス領域でも活用できるフレームワークです。特にDjangoは世界的に人気が集まっています。フレームワークのトレンドにも目を向けましょう。
データ処理のスキル
Pythonエンジニアを目指すのであれば、データを処理するスキルも求められます。Pythonにはデータがつきものだからです。
大量のデータ処理業務の経験、SQLなどのデータベース言語、そしてデータサイエンス系の知見があるとPythonエンジニアとしての市場価値を高めることができます。
Pythonの基礎を習得する
独学で学ぶ
Python自体の難易度は高くないため、独学でも習得可能です。本と学習サイトの併用で、基礎文法の学習たコードを書く練習を重ねましょう。
独学で勉強を進める際のポイントは、明確な目的を決めることです。実現するためのカリキュラムとプログラミングのQ&Aサイトなどの質問できる環境を用意したら、短時間でも毎日欠かさず手を動かすことをおすすめします。
冒頭で他言語の実務経験があると転職しやすいと述べましたが、Pythonは独学で習得する前提でプログラミングの素養やプロジェクト開発における知見を持つ人材の募集を考える企業もあるのです。オリジナルアプリを開発したい、フリーランスで収入を得たいといった目的設定も良いでしょう。
プログラミングスクールで学ぶ
独学では不安、効率よく学びたいと考える人にはプログラミングスクールがおすすめです。
スクール選びのポイントは、実務で使えるスキルを学ぶことができるか、開発した成果物がポートフォリオとして使えるかを見極めることです。活かしたい仕事が決まっているのであれば、自動化・データ分析に対応しているかもチェックしておきましょう。
資格を取得する
Pythonエンジニアとしてのスキルを証明する資格に次のようなものがあります。
- Python 3 エンジニア認定基礎試験…文法の基礎
- Python 3 エンジニア認定実践試験…ライブラリの使い方など実践的な内容
- Python 3 エンジニア認定データ分析試験…データ分析への応用
Pythonの人気・需要の急成長を受け、経済産業省が定めたガイドライン「ITスキル標準(ITSS)」のISVマップに「Python 3 エンジニア認定基礎試験 」「Python 3 エンジニア認定データ分析試験登録」が登録されました。
ITSSは、職種や専門分野ごとに個人のIT関連能力を明確化・体系化し、求められるスキルを示した指標です。登録されたことでより多くの企業がエンジニア育成の指標にPython試験を加えることになり、受験者も増加することが考えられます。
また資格取得の勉強は自身のスキルの確認にもなるので、Pythonエンジニアとして活躍したいのであれば取得を目指すと良いでしょう。
ポートフォリオを作成する
未経験者が転職の際にアピールできるポートフォリオを用意するためには、ソースコードや作成したオリジナルアプリをWebページなどで公開する方法があります。
Pythonエンジニアとして転職するためには、HTMLやCSSだけを使って作成するのではなく、Pythonを使ってポートフォリオ自体をプログラミングします。
フレームワークについて理解を深めることも必要です。
実際にポートフォリオを作成することで経験が得られるだけでなく、企業に技術やスキルをアピールできます。
業界研究や企業分析をする
Pythonエンジニアを目指すのであれば、業界研究や企業分析も必須です。
なぜなら業界や業種によってPythonで求められるスキルの傾向が異なるからです。
Pythonでできることは幅広く、AI、機械学習やディープラーニングといった最新技術の領域で活躍したいのか、アプリケーションを開発したいのか、ビッグデータを活用した解析がしたいのか、フィンテック業界で開発したいのか、目的によって強化すべきスキルが大きく変わります。
まずはそれぞれの業界や企業を研究し、志望動機や転職軸と照らし合わせて身につけるべきスキルを見極めてください。
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(44歳男性/2025年5月の口コミ)
<プロジェクトマネージャー⇒業務系SE・PG(SI・受託)へ転職>
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(46歳男性/2025年12月の口コミより)
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(26歳男性/2024年10月の口コミより)
<社内SE(開発)⇒社内SE(開発)へ転職>
<年収:550万円⇒696万円(146万円アップ)>
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